【だから新しい組織が生まれ、だから新しい人材が来た。  】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)
【だから新しい組織が生まれ、だから新しい人材が来た。  】


高知県長岡郡本山町。


「ばうむ合同会社」
「吉野川リビング協同組合」
「有限会社藤川工務店」3組織、このすべての代表を務める藤川氏。


大工業から工務店業へと会社を組織化してきた先代の稼業、
藤川工務店。

若いころ、東京へ出て、横浜郊外の開発事業などに関わられ、建
設の現場に多く携わった。

修行して実家の藤川工務店にはすぐ帰るという約束はしたものの、
延期、延期、また延期。結局のところ地域へ戻ったのも10年以上
経ったときだった。


「帰った当初、そのころも、まだ地元が好きじゃなかった」


いわゆる「田舎」のしがらみというものに関しては、人一倍
その「無駄さ」「難しさ」「無意味さ」を感じてきたと
いいながらも、地元に戻ってきて、稼業を継がれていった。


「地元が好きだ、地域資源を活かしていこう
 そう思ったのは、ここ10年くらいのことだ」

という。

となり町で全国の設計士とネットワークを作っていく
製材所の社長に刺激を受けたこと。

また人数が少なくなった
地元の商工会の青年部の集まりで鼓舞しあってきたこと。

その若手の中で、
新たな寄婚連携がひつようだということで、
木部会が始まり、新しい組織の立上がった。


それが「ばうむ合同会社」

いままでの事業会社だけでは新しいことが出きない。


モクレースといったデザイン性の高い木製品が好調だ。

そこに新しいワカモノが入ってきた。

今期は、地元高知県の杉材でつくった木製品の開発と販売だけ
ではなく、コンテストで日本一になった「天空の郷」という米
から焼酎を作る。

事業として
その可能性を広げるには、
木製品だけを売るのではなく、
焼酎だけを売るのではなく、

またコンセプト&ストーリー(物語性)で売る。
地域全体を商品化していく。

ストーリーだけでは大きな需要創造にならないため、
まずは欲求性、必要性を拾い上げ、
ちいきのサービスをつなげ、加工する。

「既存の藤川工務店だけだったらできなかった」


1)地域資源に着目

2)活動的な仲間を集め

3)新組織の立上げ

4)事業が動き、ソトモノ(ワカモノ)も来る



様々な補助事業を活用しながらの発展でもあるが、
いまその焼酎事業に、元京都でソムリエをしていた
ワカモノHくんがIターンしてきた。

奥さんがこの場所を気に入ったというのが最初の動機
といい、子供と共に家族で移住してきた。


H君、彼と二人、ある事業プロジェクトのために、
色々と打ち合わせを行った。

彼の悩みがとても悩ましくもあり、羨ましくもあった。


・地域に溶け込み信頼を得て、
・自分の強み(長所)を活かし
・でも、地域に溶け込み過ぎず
・自社の利益を生み出す活動を!

ということのバランスに悩まれていた。


「(好きなように)やっちゃえよ!」


何かモヤモヤが取れたようだった。
それには大切な根拠と安心がある。


「(見守ってくれる)藤川さんがいるから」


地域の実情を知り、地元の大先輩であり、外との
パイプもある、そんなアニキ的存在がいるから
暖かく見守ってくれているから、
だいぶに失敗してもいい。


いまの環境に甘えず、
でも
いまの環境に感謝し、

やれるだけやってしまえる。

その背景、いい若者がどんどん育っていくことで、
また新しい循環が生まれてくる。

素晴らしい地域リーダーです藤川さん!

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編集 / 2013.05.21 / コメント: 1 / トラックバック: - / PageTop↑
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Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

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株式会社 古川ちいきの総合研究所 
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