【被災者の子どもたち@高野山 】

【被災者の子どもたち@高野山(コラム)】


いま、最終の南海電車で高野山から大阪へ向かっています。


昨日(8月19日)は、高野山にて、
被災地福島県の子どもたちとその親御さま向けの、
森林セラピー、ネーチャーゲーム、間伐体験等で、
高野山(総本山金剛峯寺)の社会貢献(CSR)というべき活動がありました。

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メディアさんもいらっしゃいましたが、金剛峯寺山林部さん、高野山寺領森林組合さん、
セラピーガイドさん達と共に、ご案内とサポートに加わりました。

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その中で、400年クラスの杉の巨木が並び、著名な戦国大名の供養塔が立ち並ぶ、
「奥の院」にて、「身代わり地蔵さん」や「汗かき地蔵さん」がいるのですが、

その説明をしていたときです。


「このお地蔵さんはね、

 君たちの代わりに、

 不幸や災難を背負ってくれているお地蔵さんなんですよ。、

 だから頬に傷がある(かわりに汗をかいている)んですよ。」



というと、そのときです。



「じゃぁ、あの地震はどうだったの?」



と、5年生くらいの男の子が すぐ言いました。

大人達は、ヒヤっとしてました。

説明する側も、される側も。

言葉は詰まるもので、空気は冷えるものです。



ここで、

「震災はね、 起こったことはしょうがない、
必要必然であり、過去オール善なんです。
今後、君たちが大人になるにあたって、
生きて行く苦難を、すこしでも、軽減してくれるんだよ」


って、

そんな簡単に、いえますでしょうか?
みなさんならなんてお応えしますか?

こういうときこそ、
CSRとか、社会貢献とか、教育とかいう言葉でなく、
仏教(真言密教)ってものが、何かを教えてくれるのかなぁ。
自分の勉強(経験)不足を悔いました。


「生かせ、いのち」

その主体的なメッセージに、
即身成仏の意味合いを、森林セラピーの中に溶け込ませていく
その意味を知り、その後の僧侶さんのご説明に私も納得いたしました。

さて、そんな小学生の彼は、
僕のところによく寄ってきてくれました、


「ねぇ、ナナフシいるよ~。」


屈託ない笑顔と素直さに、自分の小ささに気づく。

昼は、無垢なる子供たちと出会い
夜は、愛くるしい、ムササビを間近でみました。

ビジネス世界に入り、
同じくらいの年齢しか付き合わない生き方の危険性。

私こそがセラピーを受けたのでしょう。

僕にとって、福島の子どもたちそのものが弘法大師(お大師さん)でした。



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