【善通寺第一高校の高野山研修を経て 】 
カテゴリ: 地域ビジネス(地域資源、観光、農業)
【善通寺第一高校の高野山研修を経て 】 



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この6月6日7日の二日間。

善通寺第一高等学校(デザイン科)の学生向けに、
高野山研修をコーディネートし、高野山内の各地をご案内をさせて頂きました。



善通寺市よりバスで6時間強。


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空海(お大師さま)の生まれ故郷、善通寺
伽藍を開きご入定(にゅうじょう)された高野山

総本山善通寺と総本山金剛峯寺とのつながり・・・。

ちなみに、善通寺とは、空海の父の名前が、善通(よしみち)
からきていると言われています。


今回は、
様々なご縁を紡ぎ、繋ぎ、私のような若輩者がご案内をすることと
なりましたが、このたびは、善通寺第一高等学校のデザイン学
科の学生が、課題研究において、空海の一生をテーマに描く
ということが目的でした。


大門、伽藍、中門(建設現場)、金剛峯寺、奥の院、
霊宝館、高野霊木之家、中門作業館、弁天岳(ハイキング)
宿坊(龍泉院)、お勤め・・・


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町石道、五輪塔、六大無碍などの説明中・・・。

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金剛峯寺のお庭にある「共利群生(きょうりぐんじょう)の樹」
この桜に、桧、高野槇、シャクナゲ、ウルシ等が共生している。

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金剛峯寺の成り立ちや歴史を説明・・・。


1泊2日のフルコース。


空海の生まれ故郷、遠く善通寺から中型バスで6時間強かけ
この高野山へやってこられた学生、教員、校長先生、そして
市職員様。


私たちのつたないご案内でありましたが、
私が、高野山の一つの入り口案内人として、
高野山の魅力、空海の一生、環境問題について、等お話しし、
そして、私がいつもお世話になっている僧侶様や、町民の方へ、バトンタッチする。

それが私の仕事でもあります。

【ちなみに一般様、企業様向けにも、
 約80日前からご連絡頂ければご案内いたします。 
 なお、9月は林業関係の方から2件、予約を頂いております。】


さて、
それは、二日目の朝でした。


約1時間にわたる宿坊での朝のお勤めを終えて、
いつも近しくして頂いている僧侶様のご説法を頂きました。


これは、本当に、
高校生の心にスッと入る、わかりやすさ、ユニークさ、
必要必然のご縁の重み、生物多様性の仏教的解釈、を講釈され、
学生たちの記憶に残ったことでしょう。



ご縁とは何かというお話の中で、


「昨日は何の日ですか?」

その問いかけから、AKB総選挙という世間の話題も取り入れ、
その6月6日と太陽と金星との重なり合い。
その日に高野山へ上ってきた意味合い、私も初めて知りました。

そして、お大師さま(弘法大師空海)の一生に触れ、ご縁の話を頂く。


また今回、
偶然にも高野山教報の一面の写真が、善通寺にある
楠の大木でした。それは、樹齢は千年を超えるといいます。


そちらも何かのご縁ですね。

6月15日が空海の誕生日ということで、特集もこの時期、
生まれ故郷の善通寺に関するものだったのでしょうが、これも
またいいタイミング。


実は、この善通寺の楠、大きな「しめ縄」が飾られています。

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案内をしている時、
いつも私のそばを離れなかった、
ある学生が、帰り際に、こういいました。



「古川さん、

 実はこの楠の、写真のしめ縄僕が付けたんです!」



「え??そうなん?」


「僕は、
 
 ボランティアで、

 この善通寺の境内の
 大きな楠の木にしめ縄をつけてるんです。

 正直、やってる意味とかわかんなくって。

 めんどくせ~なぁって思ってたんです。


 でも、

 こうやって高野山に来てみて
 空海の歴史をしったり、
 奥の院の巨木と共に歩いたりして

 意味がわかりました。

 なんか、自分って、すげぇことやってたんだなって。」
 
 
昨日、私の最大の喜びでした。

この学生、ご飯を7杯もおかわりする、おかわりくん。
全体の学生を取りまとめるスピーチもさすがだった。


民衆と同じ目線で暮らしてきた一人間としての空海というとこ
ろをもって、できるだけ「宗教色」を無くすことがテーマ。

親御さんへのご了承を得るにはこういった配慮が必要です。

今回は、私のクライアントがたまたま善通寺市民だったこと、
そこで市職員を紹介頂き、市職員幹部が総本山善通寺との繋が
りがあり、実現しました。感謝申し上げます。


実は、高野町と善通寺市、
また、つながりの広がり、そのひとつのきっかけになれば幸いです。

このご縁に感謝して。
ありがとうございました。
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大門 (高野山の入り口)

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金剛峯寺 高野杉(900年生)

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奥の院 ~胴回り11m 高野山内最大の木を前にして~

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奥の院 ~高野山の森づくりの話を聞き、杉の巨木を見上げて歩く~


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高野霊木之家

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宿坊にて 


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四国が見えたかな!?

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学生たちからの翌日の感想文 






「私は善通寺市民ではないが
 空海の生まれた善通寺市の学校に通って嬉しく思う」


「高野山の山の上から眺める四国、新鮮でした」



「最初は興味なく、
 こんな難しい研修っていったいなんなんだー!
 と思っていましたが、
 実際に行ってみて、どんな資料よりも興味を持つことができました」



「研修を通して空海がどれだけの偉人だったか
  今は深く、実感をしています。
 高野山の木々、宿坊の中庭、思わず写真を撮りました」



「正直、高野山に行く前、
 サランラップをまく程度にしか空海に対する想いはなかったが
 この研修で、歴史、建物、地元の方の想いに触れ、
 少しずつではありますが、いま、燃え上っています」


「この度の研修、多くの縁を感じましたが、
 縁という文字は緑と似ていますよね。
 高野山の緑、木々も、素晴らしく、
 大きく太い木にに抱きついてみたら、
 本当にここで暮らそうかと思ってしまうほどでした」


「青い空に対抗するかのような華やかな朱を放つもの、
 どれも美しく、存在感があり、
 霊宝館では、貴重な秘仏をたくさん見ることができ、
 空気もきれいで、心が落ち着き、とても澄んだ気持ちとなりました」



「たくさんの人たちとの縁、
 不思議な縁をたびたび垣間見ましたが、
 この空海の一生を描くというプロジェクトに
 色々な方々の助言をいただき、
 非常に恵まれていると想い、
 かつこのめぐりあわせに感動しました」


「お坊さんのお話にもあった縁の話、
 とにかくこの縁にものすごく感謝しています」


「本やインターネットでは知りえなかった話を体験できたのは、
 見るだけ何かが変わる、自分の意識が変わるんです。」


「真言宗のテーマ「生かせいのち」これは
       精進料理にも表れていました」


「奥の院はほんとうにすごいとしか言えないくらい凄い」


「霊宝館、不動明王の憤怒想についての説明が印象的でした」


「曼荼羅が包む、
 その近づいてはならないというオーラを感じましたが、
 しかし、私の足は勝手にそちらに向いていたのです」

 
「これでもか!というスケジュール内容に驚きました」


「金剛峯寺の石庭(枯山水)は、
 高野山の自然の風景を計算して配置されていること
 石がまさに計算されたようで、造形的で、神秘的な印象を持ちました」


「奥の院の3本の杉の木、はさまれたい、って思いました」


「次は3泊4日したい!」


「本当に、二日間の研修はすばらしかった。
 善通寺から高野山へ、
 この空海によって結ばれたご縁を大切に、
 卒業制作は、作品にかかわる人に、裏切ることなく
 つくりたいと思います」


「歴史の教科書で見返る数々の名士たちの
 お墓は興奮すらしましたが、
 奥の院のピンと張ったあの緊張感は、
 いった人にしか分からない。
  個人的にゆっくりまた訪問したいです」


「お勤め、お坊さんの肺活量は凄い」


「おもしろいプチ情報から、
 すごく大切な人生のためになる話から
 聞き逃さず多くの知識を身に付けられました。」


「翌日の山登り、
 狭い道の中、古川さんのそばにできるだけいて
 話を聞くようにして本当によかった。
 あの景色、絶対に忘れることができません」


「おおくのかたに支えてもらい、僕たちは高野山に来た。
 その感謝の気持ちを作品に現し、
 そうすれば支えてくれた全ての人への恩返しとなり
 全員で協力し、納得いく作品にします」


「正直、いまいち研修の意図がわかってませんでした。
 それが、今回、研修し、私の認識は変わりました。
 空海の一生をたどりながら、、
 それが現実とリンクされ、あまりに感動しました」


「飽きることない話、わかりやすい説明に魅了されました」


「金剛峯寺の襖絵に感激し、
 そのシャープな線で描かれたものもあれば、
 色づけされたものもあり、どれも心象に残りました。


「奥の院は驚くばかりでした。
 江姫のお墓と、信長のお墓の違い、
 時代時代のその規模の違いを知りました。


「山からの景色、自然に心洗われました」


「この研修を終えて、
 私は空海に対しての気持ちが変わりました。
 今後、自ら進んで知っていき、空海はこのような人だったと
 周囲の人にも知ってほしいです。」


「たくさんの写真が撮れましたし、
 1枚1枚のところまでこだわって
 作品を描いていきたいです」


「私は歴女ではないのですが、
 去年の大河ドラマ(向井理くん)が大好きなので
 お江さんのお墓を見たときは、実は地味に興奮しました笑」


「朝のお勤め、朝早くも全く眠くなく、
 それが、まさにユニゾンになっており
 不協和音にならない御経を聞いて、音楽のようで、すごく感動」


「平清盛の血曼荼羅が見れなかったのは残念、
 7月下旬から公開か・・・」


「祖母が死ぬまでに1回は高野山にいきたいと
 いって、なんだか申し訳ないような気持ちになりました。

 やはり高野山の空気は綺麗ですね」


「6時間かけて行ったかいがありました」


「奥の院、お話をうけて、
 橋をわたるごとに空間が変わるということが実感でき、
 空気のピリっとした感じが忘れられず、無心になりました」


「すごい太い木の幹に、
 みんなが輪になりましたが、
 樹齢が私たちより何倍もある、その木が
 まだまだ成長していることは凄いと思いました。」


「奥の院、そして空海がご入定した場所、
 パワースポットといわれている由縁を感じた」


「今回の研修は、空海のことだけでなく、
 世の中の不思議な縁とは何か、
 また、仏教的な視点からの自然の捉え方、
 近代的、科学的ではない 
 自然を自然のままうけいれる、その感謝する心を学びました」


「高野山の1200年の森のサイクルの話を聞いたが、
 もしかしたら人間もそうなのではないかと」


「みなさまをお大師様と思い、受け入れ、
 また私たちがお大師様の代わりとなって、ご接待する
 という御坊様の言葉が印象的でした」


「同行二人という言葉の意味を感じられ、
 知らない人たちとの繋がりを持ち、
 話に耳を傾け、
 そしてまたこちらの話を聞いてもらう
 たったそれだけで、視野が広がることを知りました」


「いままでは
 物事や出来事の意味ばかりを調べていました。
 しかし『意味』以上に大切なのは、
 もしかしたらその時に生きていた人々の「想い」を
 考えることではないかと、

 『どうそれをするのか』『どうしてそれをするのか』
 ではなく
 『どういった想いでそれをやっているのか』
  と過去形ではなく、それを感じながら
  現在、今、行われているという
  仮定をもって考えて行くべきでしょう」



「まずはじめに、今回の高野山の研修は大成功だったと思います。
 正直まったく興味がなかったのですが、これからは
 積極的にたくさん空海について調べてみようと思います。」



「宿坊も奥の院も金剛峯寺も感激でしたが、
 御給仕をして頂いた同年代のお坊さんと出会ったり、
 初めてづくしの中、お坊様のお話が一番印象的で、
 素直に心に入ってきました。」


「金剛界と胎蔵会の意味、
 その曼荼羅を近くで見られたこと、よい経験でした」


「空海や高野山
 仏像や絵画が多数展示されていた霊峰館。
 何百年も前のことなのに、つながっているんだなぁと
 驚きました」


「空海ってすごいんや。おもしろい。もっと知りたい。
 がんばろう」って、本当に、初めて思いました。


「私が感動したのは副住職のお話です。
 私たちが高野山へいったこと全てが、ご縁、という 
 一期一会の出逢いの大切さを、ほんの少しの時間でしたが
 それを感じ、心から感謝しています。
 薄っぺらい文章ですが、本当にそう思っています」


「私たちの作品も
 後世に、世界遺産になるような作品になればと
 思っています」



「にゅうつ姫と豊臣家の家紋とのつながり
 きめ細やかなご説明やご対応を頂いて、
 私たちにもよくわかりました。」


「鳥肌がたちました」


「今もなお生きている空海の人生を知り、
 一層のやる気と、ありがたさが、こみ上げてきました。」


「私たちと同年代、年下の方が、
 修業をしたり、お経を唱えていることに、
 それが私には別次元に感じ、感動しましました。」


「密教美術にも触れられて
 感謝の気持ちでいっぱいです」



~~~~~
ありがとうございました。

「写真をゆっくり撮りたかった」
「もっとじっくり見たかった」

など反省点も頂きました、申し訳ございません。

今後は、また来て頂きまして、
ご家族など連れ
じっくりとゆっくりと廻られていただければ幸いです。

今後ともよろしくお願いします。














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編集 / 2012.06.08 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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古川大輔

Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

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