【国産材(素材)のヒント、紳士服業界にあり。】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
【国産材(素材)のヒント、紳士服業界にあり。】



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27日(金)午後、経営実践研究会。

本日は、13名の顧客メンバー様が集まるにぎわい。

2012年、新年一発目。

各社(林業、製材業産地)、そして、
今回は、とあるプロジェクトメンバーでもある某工務店様も参加。


住宅着工棟数が減少していく中で、どのようにいきてゆくか。

商品、販路、それぞれの新規と既存との役割とアプローチの仕方。

脱、業界発想をしていくのですが、
その前にとはいえ、既存のビジネス力のアップから始めましょう。

そんな話から始まりました。


1.森林・林業の政策動向
   2011年→2012年
  ・森林法改正による新たな国土管理
  ・森林・林業再生プラン
  ・素材生産額の市場動向
  ・新築着工棟数、リフォーム、中古流通
  ・世帯別年収
  ・森林相続税納税者猶予制度 
  ・カーボンオフセット市場の動向 
  ・木質バイオマス 


2.森林内の放射性物質の分布状況と製材、加工への影響
  →林野庁の報告を、加工してメンバーからの説明。


3.各社の事業報告



4.ゲスト講師
   オーダーメードスーツ「紳士服業界コンサルティング」の現場から
    http://www.linkandgrow.jp/

という流れでした。


本日のメインは、
ゲスト講師による、
業界改革のヒントの話題提供でした。


私が前職時代にお世話になっていた先輩で、紳士服業界大手から
船井総研、船井総研からコンサルタントとして独立をされた方で、
かつて、先輩と話をした時、この業界(林業・製材業界)が、
とても、紳士服業界と似ていたため、ぜひ、一度、ゲスト講師を
して頂きたいと思っていて、ようやく実現しました。




青山、アオキ、ハルヤマなどの大手で、約50%を占め、
価格主導権を持っているスーツ市場に、どうやっていわゆる
ホンモノの技術を持った高技術、高品質なスーツが市場を獲得
すべきか。

(大手ハウスメーカーは15~20%と言われていますが、
 流通構造にヒントは十分にありますよね。) 


紳士スーツの市場規模が、縮小の一途をたどっている中で、
川上側から川下側までの業界状況をわかりやすくご説明頂き、
素材、縫製、販売の今後の方向性を示唆。

なぜ、ゼニア(素材ブランドとしての戦略)が成功したのか。

国内流通と海外流通の理想と現実ががどこにあるか。

無名の素材をどのように差別化し、
売り手(販売店)のソリューションを提案するのか。


そのための、同業他社や、川上から川下までの連携の事例とは
どんなものか。


などなど、林業、木材業界にぴったりの内容で、
とても好評で、自社の動き方のヒントを、各社がそれぞれに、
翻訳して持ち帰られました。


石本さん、
このたびは、本当に、ありがとうございます。

まさに、異業界からのヒントを
常にアンテナ張ってみていく必要性に触れ、
また、この研究会から、新しいのベーティブナ動き、
経営力を高め、脱業界発想たる動きをしてゆき、

自社→周辺企業→業界→顧客層→社会へのインパクトへ
と、広げてゆきたいと思います。


顧客の感想A

~~~
紳士服業界と木材業界。

全然違う業界なのに共通点がいっぱい。

多様化するニーズの中で、
選択と集中によって圧倒的なブランド力を手に入れて、
素材メーカーにもかかわらずゼニアの戦略とは何かがよく見えた。

イメージ戦略とコミュニケーション力が決め手。

さらに情報発信によってニーズを作り出していく。
商品が違っても手法は同じ。

今度、紳士服店へ行って勉強してきます。
~~~~


感想B
~~~

昨日の研究会へは、スペシャルゲストとして、
オーダーメイドスーツのブランディング・マーケティングを
手掛けておられる方が講演してくださった。

紳士服業界も、市場規模は縮小の一途。

ニーズが多様化する中で、
一方で「素材」のことなど、わかっている消費者は少なく、
販売員が選択肢を提示してあげ、
しっかりとコミュニケーションを取っていくことが大事。

そして販売員に負担をかけ過ぎず、作り手も臨機応変に動き、
川下~川中~川下の協力をしていくこと。

これって
まさしく、林業~住宅業界と同じ構図で驚いた。

林業界ばかり見ていると、
その世界だけでどうしたらよいかもがき、
考えがちで、本当にそれが正しいのか、
時には見えなくなることもあるだろう。

そこを、他の業界を見てみると、
自分の業界を客観的に見ることができ、
また類似点や違う点を洗い出し、今の方向性に納得したり、

改善点が見つかる。

そういった意味で、今日のゲストはとてもよかった。

スーツ生地の工場=山・製材
販売員=工務店

そうやって置き換えてみることも、頭の整理になった。
~~~~~~~~~~~~~~


来月は、2月24日(金)は、
特別企画。

新しいビジネスモデルを
つねに模索しながら日本国、世界中を飛び回る
奈良県、某会社の 現地研修を実施。

今回は、新規メンバーの募集しません。

新規会員(メンバー)は、
4月からの募集といたします。



 

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編集 / 2012.01.27 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
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