【お遍路 八十八か所廻り を 通して、ビジネス(人生)を考える。】
カテゴリ: マネジメント/自己成長
平成24年1月4日

本日、ようやく、弘法大師空海(お大師さま)のお膝元、四国
お遍路88か所の最後「八十八番」に辿り着き、「結願成就」さ
せて頂きました。



DSCN2806.jpg
大窪寺(88番目)
 高野山の大門を模倣したといわれる「門」



今回は自動車での移動であり、仕事の合間合間に、色々と巡っ
てきた中で、年末年始に集中的に、順番は、足の都合がいいよ
うにと入れ替えしつつ廻ったのですが、やはり、いずれは、順
番通り、実際に歩いてみたいというところです。

・76番目のお寺を廻っている時
 「私は76週目だ」という西宮のおじさんに出会ったり、

・ある納経所の方には、
 「やはり歩いて回った人は、ほんっとに笑顔が違うよ。」


 って言われたりと、実は、色々な出会いがありました。

 (そのあたりは、また別に、アップするとして・・・)


今回は
自動車で回ったといえど、四国一周はかなり、時間がかかります。

最後の最後では、少し涙腺が緩みましたが、
父や先祖への報告も含め、心持が一掃されました。


同行二人(どうぎょうににん)
即身成仏(そくしんじょうぶつ)

まだまだ遠い世界ですが、
まさに、ある意味、「生かせいのち」の スタートなのでしょう。



で、お遍路。
88か所の
1番というのは、
徳島県にあり、お遍路は、
徳島から始まり、高知を廻り、愛媛を廻り、最後は香川県でという順番であり、
時計廻りというのが原則です。

なお、4年に一度うるう年は、反対回りを
するのが習慣だそうで、「逆打ち」というのだそうですが、
基本的には、徳島からの右回りです。


実は、これに意味があります。


発心の旅(徳島) 

修業の旅(高知)

菩薩の旅(愛媛)

涅槃の旅(香川)


なんだか、いきなり、宗教くさい?!って思いましたか?

実は、これ、凄い深いなって思ったのです。

余談ですが、

高野山の奥の院を歩くのも、

一の橋

中の橋

御廟(むみょう)の橋

と3つの橋を経て、
、灯篭堂、弘法大師空海(お大師さま)の御廟(ごびょう)へと
歩いてゆくのですが、

一の橋が、発心の橋ともいい、心を清めて、歩まんとし、
中の橋が、三途の川を渡るともいい、いよいよ仏の世界へ。
御廟の橋が、最後、まさに即身成仏をしてゆく。

と表現されるよう、
現在は、自動車で横からすっと歩いて入っていける奥の院も
実は、一の橋からのストーリーがあるわけですね。



111210koyasan03.jpg
写真は、11月の高野山ツアーの際、奥の院を案内する筆者


で、
話を戻しますと、

お遍路の

発心の旅(徳島) 

修業の旅(高知)

菩薩の旅(愛媛)

涅槃の旅(香川)

という流れですが、


これを
ビジネス(現世の自己成長)に結び付けるのもまた陳腐なも
のかもしれませんが、少し加工して書いてみます。


まず、最初に、発心(ほっしん)というのは、
心を律して起こすということです。まずは、意識レベルの向
上、奮い立ちです。


その徳島のお寺をすべて回ると、そのあとに高知に入ります
が、そこはまさに実践です。異質を受け入れ、量をこなし、
一段上のレベルに到達する。それは修業ということですね。

その修業を終えると、一つ違うステージに立ち、能力が一段
上がるため、能力が高まるのを実感します。それが、愛媛で
す。そこは、悟りを求めるフェーズであり、いわゆるプロフ
ェッショナルとして、無意識にできてしまう領域です。仏の
世界では、悟りを求める=菩薩ということで、愛媛が菩薩の
旅となります。

そして、最後に、悟りを得る涅槃の旅ということで、香川が
その役割となるわけですね。


ビジネスや芸能の世界では、学習の4段階というのがあります。


1 無意識×無能
2 意識的×無能
3 意識的×有能
4 無意識×有能


というフェーズです。


1の 無意識的無能状態というのは、意識をしていないから、
知らないからできないというフェーズ。英語でいえば、単語
を知らない、文法も知らない、当然、英語で会話などできな
い。

だからまず「発心」する。

2の 意識的無能 というのは、知っていてもまだできない。
という状況であり、修行の段階ですね。英語というのは特に、
ある時期に急に、できるようになるものであり、できない、
状態でも、繰り返しの訓練が必要です。


3の 意識的有能 というのは、まさに、日本語で考えて、
翻訳すると、英語が使えるという意識するとできるという
レベルであり、この状況に入ると、まさに、無意識にできる
ようになることを求め、菩薩になります。

4の 無意識的有能 というのは、意識をせずにしても、
勝手に英語が廻る状況であり、これぞ悟りの状況です。
営業でも、技術でも、なんでできちゃうか、わからない、
神や仏の領域といいますか、これぞ涅槃となるでしょう。


ここに、暗黙知と形式知という世界の、組織的知識創造の理論
などを加えれば、よりまた、す~っとまた見えてくるのでしょ
うが、ここまでにしておきましょう。

サッカー(スポーツ)
でも、ピアノ(音楽)でも、大工(技術)でも、
おそらく一緒ですね。



昨年2011年の11月に法政大学での講義を行いましたが、
こんな感想を頂いています。




~~~
私は、今年、地域づくりインターンに参加しました。

「何かしたい」

「1歩踏み出したい」といった気持からでした。

中高時代、ある先生に、スランプに陥った時、
お前は視野が狭い、と言われていましたが、
その時は、全く意味がわからなかったし、
もっと励ましてくれればよいのにと憤りを感じましたが、
地域づくりインターンにいき、
まさにその通りと実感し、自分の甘さに気付くことができました。

今までの自分とは違った1歩先へ、
経験を積んでいきたいです。

今日は、また挑戦してみようと思う気持ちになりました。
貴重なお話をありがとうございます。

今日の飲み会、都合により欠席で
残念ですが、また機会があればぜひよろしくお願いします。
~~~


~~~
よく「学生は色々なことにチャレンジしよう」など言われますが、
やるからには、面白いこと、楽しいことだけやりたくなるものです。

好きなことだけやるというより、楽なことだけやる感覚でしょうか。

ただ、今日のお話を聞いて、楽なことだけやるとか、
そういった意識は変えたほうがいいと思いました。

物事には常に相反するものがあって、
難しければ、難しいほど、楽しいっていう世界があるし、
自らでていって、動いて、
今日いっていた自分をデザインする7つのことくらいから、
チャレンジしてみようと思います。
~~~~

~~~
私は食べ物が大好きですが、
好きと憤りの経験は、
不二家のチョコに虫が入っていた事件がショックでしたが
原体験としては、お寿司屋さんのお吸い物にゴキブリが入っていたこと。

大きなテーマが、食への安全性について、
というのが私の中で芽生えたのでしょう。

今の自分はエゴしかなくて、理念がないですが、
知らないことが多いから、感じることも少ないんだってはっとしました。

やはり、イキイキとした眼を手に入れるためには
修業が必要なんですね。

ひきこもらないで、
運とか可能性をみつけるために
積極的に行動しなければと思いました。

まず、電車に乗ったら、座らず歩いてみようと思います~。
~~~

と。


で、実は、自分(古川)が一番、変わってない。

学生にいう、
顧客にいう、
本日の講演でも、全社研修でいう。

いうから、自分に返ってくる。自分も

発心→修業→菩薩→涅槃となっていけるようにと猛省です。


今回は、「絶対達成する部下の育て方  (横山信弘)」
と勧めれた著書を読み、また、お遍路を経験し、自らの
法政大学の講演の感想文から、少しまとめてみました。


今年も、是非に、自らを変える。

成功しない人のルール


1 「異」を受け入れない
2 「量」をやらない。


この二点。


2012年は、辰年。年男。のぼり龍。36歳。
もう、人生後半、振り返る時間はありません。

本年もよろしくお願い申し上げます。

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編集 / 2012.01.04 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

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