【コトラー、ドラッカー、とコンサル そして国産材】
カテゴリ: マネジメント/自己成長
【コトラー、ドラッカー、国産材の現場を応援するモノとして  】



ポケベル、PHS、携帯、スマートフォン
ドンドンと異業界では、サービス(技術)が変革している中、

コンサルティング業というものにおいて、
ずっと「調査資料作成」「知識提供」「経営管理代行」という
仕事スタイルがずっと長続きすることはないと思っています。


外資系コンサルティング会社が日本に持ってきた
経営のフレームワークは、かなり全国的にも広がり、
そういったコンサルティングファームから独立する人が増え、
多くの場で、ナレッジシェアがなされ、コンサル単価が下がってきていること。

また、もちろん、市場(顧客)が国内になく、
中国(アジア)等へ目が向いているために、
某外資系コンサルティング会社は日本撤退というのも、
これは、ひとつの「流れ」であるのです。


技術も変化すれば、
顧客も流動化していくからです。


特に、コンサル業というのは、
自分(個人)が商品という割合が高いため、
その自分自身への変革も「必須」となるでしょう。


だからトビムシという会社のチャレンジがあるわけです。

(常々申し上げておりますが、
 これ(ブログ)は自分への戒めでもあり、渇でもあり、
 同志への呼びかけとご理解ください。)


そんなところからまとめてみました。


「常に新しい風を吹き込んで欲しい」


そうクライアントから言われることが、あります。


特に、中小企業をご支援させて頂いていると、
やはり新人が毎年毎年入ってくる大手と違い、
組織が停滞しがちです。

そこに確かに「触媒」としてのコンサル業の役割は
確かに、時代に関わらず、必ず求められる役割であるとは思っています。

しかし、所詮外モノですので、
コンサル「仕様書」をしっかり理解しないと、
基本的に、日本では、その理解が少なく、嫌われるものです。


1 嫌われるフェーズ
 (所詮コンサルなんて!いらん!)

  ~そうはいっても仕事を共にし、結果が出てくると~


2 好かれるフェーズ
 (ぜひ、うちに来てくれ!!)
 (うちの娘と結婚してくれまいか)

 ~あまりに同化しすぎると、その先は・・・~


3 本質的な良関係フェーズ
  やはり常に新しさを
  (といういい距離感での支援が欲しい)

そして、その先は

  1)完全独立か
  2)定期的アドバイザーか

 というように帰着されていくようです。 
 
恋愛と似てますか笑。
ゲシュタルトの祈りというか・・・。

それは、
結局は、私たちのような、人たちがいなくても廻ること。

(所詮、事務屋(トビムシ)など、要らないのです。) 
 →http://daisukefurukawa.blog18.fc2.com/blog-entry-826.html


それが、コンサル業(プロデュース業)ですし、
私の父が船長だった時に話をしてましたが、
マネジメントの最大の喜びとして

「自分が作った仕組みの船が、何年か経っても
しっかりそれが廻っていること、そして改善されていること
これが仕事(船長)冥利につきる、と。」


林業で云えば、最低でも
10年から20年は必要だと思います。

まさに、持続可能な循環といえば、林業においては、
100年以上の歴史がある中で、私が取るべくスタンスというのは
まさに、上記の流れと立ち位置があると思っています。


だからこそ、最近

「コンサル(トビムシ)を入れて
 ゴールに向かっていくことは
 恥ずべく事でなく、むしろ自分ではカッコイイ事であるし、
 経営上において、最速となると判断し、
 自己成長も含め、それが顧客のためになると考えているのです」

そういわれたことは凄く嬉しいのです。


さて、

以下の3つ言葉に触れたいと思います。


現状、欲求、価値


この3単語がドラッカーの本にはよく出てきますが、
(もしドラ NHKでアニメ3月14日から始まるそうですね!)

「現状」の前に「過去」と言うのがあるとすれば、
その過去は、過去オール善として、現在があり、
未来へ向かうための欲求との「差(ギャップ)」をどう、
パートナーとして提供できるか、授受できるかに、
コンサル的(外モノ)の「価値」が出てくるのでしょう。


確かに、コンサルであれば「無責任客体」ですが、
しかし、私自身は、顧客と共に、共通のゴールに向かうための
パートナーと考えています。

短い人生で「本気」になれるパートナー。
そんな「元気な産地」「小さなメーカー」の経営者と
最近は沢山、出逢うようになりました。


ただし、
いままでの「経営管理や販促支援のコンサルタント」から、
「協業」への変革に至る間に、
このドラッカーの3語が頭から離れなかったのです。


地域においては、色々な情理と合理とが絡まる中で、ひとつの役割
(価値)は終わったという表現をすることで、新たに、次へ向かわ
っていきたいものです。


ある林業産地、 大きなハード導入が決まりました。
これにより品質強化のラインが見えて来ました。


しかし、いまだに、販売戦略、品質基準、連携化、などソフトが
曖昧すぎるのです。そこで、上記の会議、次のフェーズへの打診。


コトラーはいいます。


「われわれは現在、
顧客が主導権を握る顧客経済の時代に生きている。

これは生産能力の過剰からもたされた結果である。
不足しているのは製品ではなく、顧客なのだ。」
 


「顧客とは何か」


ドラッカーいわく


「そもそも、
企業の目的と使命を定義するとき、出発点は1つしかない。
顧客である。顧客によって事業は定義される。」


そして続く。

「これに対し新のマーケティングは、
 顧客からスタートする。すなわち
現実、欲求、価値からスタートする。

「われわれは何を売りたいか」ではなく
「顧客は何を買いたいか」を問う。

「われわれの製品やサービスにできることはこれである」
ではなく、
「顧客が価値ありとし、必要とし、求めている満足がこれである」
とドラッカーは言う。


そこで、トビムシとしても、
「通訳(触媒)」である単なるコンサル から
「協業」(同志)への変革というのは、
マネジメントを提供する側として大切な顧客としての
仕事の一つの変革だと考えています。

もちろん
コンサルというスタンスだけでなく、
この木材業界にとって顧客とは誰かと言う事です。


そもそも、私たちも含め、
外部(とくに市場)からドヤコヤ言われると言う状況というのは
どういうことなのでしょうか。


いま、
環境の時代!国産材の時代!森林の時代!といえども、

現場の「国産材」の製品がす~っとでてこない。
QCDのあくなき徹底が出来ていない事も然りですが、

まさに、これぞ、消費者運動です。


こんな「運動」がなぜあるのでしょうか。


それは、林業製材の側に、
マーケティング、マネジメントが機能していないことの証であり
もっとも企業(地域)として恥じるべくことですと。

ドラッカー
「マネジメント」にはこうある。

・消費者運動が企業に要求
しているものこそ、まさにマーケティングである。
それは企業
に対し、顧客の欲求、現実、価値からスタートせよと要求する。

企業の目的は欲求の満足であると定義せよと要求する。
収入の基礎を顧客への貢献に置けと要求する。

マーケティングが長い間説かれてきたにもかかわらず、
消費者運動が強力な大衆運動として出てきたということは、
結局のところ、マーケティングが実践されてこなかったということである。

消費者運動とはマーケティングにとって恥である。 
(引用:16~17頁) 


再度、伝えたいと思います。
(自分への渇でもあります)


顧客は、何も「木」を買う人だけではないのです。

もしドラの「野球部」の顧客は誰なのか?

 野球部の活動にかかわっている『先生』や『学校』
 その学校にお金を出している『東京都』も顧客か。
 じゃぁ、『高校野球連盟』も『高校野球ファンも』


夜の懇親会、
山林部メンバーとお酒を飲みました。
ベテランから若手まで。20歳から58歳まで。
この15名ほどが、年間、1万㎥以上搬出し、そして、
育林しています。

話題は、下ネタから、林業の施業の話、また、カモシカの話
と多種多様です。みなが1万円クラスの杉ワッパの弁当箱を使い、
地域の木材、自社の木材 で 家を建てる。

それだけ山と木が大好きなんです。

イケメンも多いし、クレバーな人も多いし、
コスプレ好きもいるし、
副業のお茶のプロもいる。

話題だけでなく人も多種多様。

こんなところから「現状」「価値」「欲求」を改めて、再定義し、
そして、次の新しい「役割」をになっていきたい。
そう思ったのです。


確かに、
マーケティングは、「顧客」から始まる。



勘違いはいけない。


尻振って顧客になびくのではなく、
尻振らせて顧客をなびかせるのです。



そうはいっても、
自分の仕事(役割)は、最後は「自分」が決める。
日本の老舗林業地という「歴史」から始まるのですから。



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編集 / 2011.02.05 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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古川大輔

Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

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