【2010年最後の 国産材(林材業)ビジネススクール経営実践研究会。】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
【 国産材(林材業)ビジネススクール経営実践研究会。 】

12月22日(水)

本年度最後の、大阪:国産材(林材業)ビジネススクール経営
実践研究会でした。

http://www.tobimushilaw.com/article/13864449.html
東京のビジネスセミナー(12月17日(金))はこちら。



R0013120.jpg


さて本日は、リフォーム会社の方もいらっしゃっていたこと、そし
て業界新聞、業界雑誌で、国産材へのアンケート情報をもとに、
話題(講座&討議)を提供しました。


・木造予定者の6割弱が「国産材使いたい」
・工務店予定者で強い地域材志向

などなどが掲載されています。


私は近いうちに産地間競争(いい意味での、賑わい)がくると
思っています。国産材だけでは差別化できなくなる前に何をす
べきか。

新建ハウジングさんの「変えよう!ニッポンの家づくり」では、
国産材を選ぶ理由が、国産だからという理由が書いてあります。


~品質や安全面などさまざまな複合要素が絡み合っているが、
なんとなくも含め国産=日本製に対する信頼性の高さが選択の
理由になっているようだが、裏返せば、外材に対する不信は小
さくない・また、国内林業の復興・日本経済の発展や日本人だ
からという理由も多く、国内を活性化したいという意識も働い
ているようだ。(引用)~

ということですが、このアンケートは、これから家を建てたい
という施主の「声」です。ご存知の通り、B2BとB2Cでは、違う
反応でありますが、実際は、B2Bである中間ユーザー(ハウス
メーカー、ビルダー、工務店、大工)が、産地にこだわらない
理由もあり、極めて戦略的に峻別した営業方法が必要と考えて
います。

さて、その中で、県産材補助という、鎖国ならぬ鎖県を行い
始めている行政に対して、しっかりそれに便乗せずに、よい
商品、よい顧客を創造するために、必要なことはなにか。


1分プレゼン!

4寸角の杉 KDモルダー 3m 材を
  施主に向けて アピールしてください。


高野杉 Aさん
粟倉杉 Bさん
天竜杉 Cさん
吉野杉  Dさん
兵庫県産材 Eさん
山陰材   Fさん 
東濃杉   Gさん 
 

(と いたとしましょう)   


たまたま本日、リフォーム会社様がいらっしゃいましたので、
その方に、(施主であるとして)プレゼンすると言う立てつけで、
評論・評価を頂きました。

一同に同じ「条件」とし、プレゼンテーションをしようという
場合、みなさま(ブログ読者)は、どのようにプレゼンします
でしょうか。



「だから、私たちの材を使ってください!」と。



1分でズバリという条件が難しかったかもしれませんが、今回
研究会のメンバーの皆さまはそれぞれに工夫をされ、なるほど
ぉと思う、次なり国産材産地間競争(屋台風賑わい)の時代の
前準備として、色々な課題が出て来ました。



さて、実際ちょっとやってみてください!!!!
(県産材補助がありでもかまいませんが)





「1分スピーチ」






ブログでは、それぞれの産地からいらっしゃった参加者様が、
どのようなプレゼンをしたかというのは割愛いたしますが、
そのあと、リフォーム会社のメンバーからのフィードバック
を踏まえ、私から、異業界の事例を踏まえ、マーケティング
&プレゼンテーション、品質強化、価格の明朗性&納得性に
ついての話題を提供しました。



■プレゼンテーションのポイント
 ・定量と定性
 ・リフレイン効果
 ・地と図の関係 
■消費3大要素(必要性、欲求性、物語性)
■製品の商品力の因数分解(素材力+加工力+サービス力)
■選ばれる木材の5大要素
■売上方程式
■1点突破全面展開
■使用時訴求(ライフスタイル提案)
■素材→消費財、部材→空間へ



一番最初にプレゼンしたい人、最後にプレゼンしたい人、
ついつい、産地の物語に寄ってしまうひと。ついつい、素材力
(原木の話題)に寄ってしまうひと。しっかりとヤング率や含
水率の数字データを提供したひと。床柱に1本だけ使って欲し
い!という一点突破型、見た目にこだわるひと。


営業力の強化といえば下世話な話で終わってしまいますが、
本当に、本当に、これだけのクイズですが、もし時間無制限な
らば、どれだけの知識・どんな話し方を準備できますか、という
ことが多いに気づけるはずです。


オール電化が流行り、ガスが後塵を拝しているとき、
代替品の脅威に文句を言うのではなく、
ガスの魅力を100以上伝えてますかということ。

そう、自分の木を
100以上のネタ(話題)を提供できますか?

いや~できない?とは、言えない時代がきています。
自分の世代で産地の「名」を終わらせてしまうのですか?


私の講座は以上でしたが、前座では、1年のメンバーの振り
返りと、iPADによる動画PRのメンバーの視聴を行い、その後
「高野山 千年の森づくり研修 振り返り」をトビムシ高野山
スタッフから。

あらためて森林ツアーの産業化、産直住宅のツアーの受注に
繋がる動きとはどういうものか、理念から利益への誘導につい
てディスカッション。


第二講座、トビムシ小林からは、中国の某(暴)遊園地のガ
ンダムの話題から、立体商標(ヤクルト)、地域商標(喜多
方ラーメン)の事例、また、森林法の改正、相続税変更案に
ついて、「奪われる日本の森」という著書の話とともに、情
報提供。また、公共建築物木材利用促進法の動きからJAS規格
の今後動きについて、話がありました。

QCDもしかり、法政策においてもこの林材業界は自分に甘く設
定してしまうようです。


ある林業会社・製材会社のメンバーはこういいました。


「いわゆる東京の方々は皆さんホントに山の事を心配してくれ
る。ありがたいことなんだけど、この業界は他業界に比べ圧倒
的に自助努力が足りないと僕は思います。包括的にあまり甘や
かさないよう、言っておきました。」

さて、後座では、都下の人材活用のポイントということで、
アミタのスタッフに、学生利用、インターン利用、最近の就職
活動最前線からみる傾向と対策についてお話しいただきました。

インターン

・素通りするヒト
・関わってくれるヒト
・Iターンまでして生業としてくれるヒト

すべてが、Iターンを産もうとやっきになるのではなくて、
素通りするヒトがいてもいい、まずは「体験」させて「受け入
れる土壌やその見える化(わかりやすい説明)」が大切という
ことで、大手企業に勤めても夢がないと言われる世界のなかで、
農林漁業+その周辺産業へチャレンジする若者をどう取り入れ
るかということをディスカッション致しました。



もちろん、その後は、懇親会!深夜に及ぶ激論トークと、
2011年に向けての課題「がんばろう!」「がんばるぞぉ!」を
繰り返したメンバー。

よく飲みました!

私もクリスマスプレゼントを頂きました。


「ようやく古川さんのいっていたことが、
           ス~っとわかった!!」

嬉しかったです。
これも行動の結果だと思います。

私もメンバーと共に、実践をさせて頂いておりますが、
林業、製材、そういう会社が、地域のリーダー、ひいては、
日本のリーダーになる夢を見て、一歩一歩、進んでゆきたいです。

大阪の国産材(林材業)ビジネススクール経営実践研究会を終え、
改めて「(場所が)遠くの、近しい異業種(林業・製材・加工・
流通・住宅・設計・研究者等)で熱意ある経営者が集まる場」の
意義を改めて認識いたしました。



■次回は、
東京 セミナー 2011年 1月14日(金)
大阪 研究会  2011年 1月28日(金)

まずは、東京セミナーへ。
http://www.tobimushi.co.jp/event/451


ぜひとも、お気軽に、新規、お待ち申し上げます。


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編集 / 2010.12.22 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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プロフィール

古川大輔

Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

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