【中国人投資家と日本の森林地域の未来。】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
NHK クローズアップ現代 
  9月7日 今夜19:30~「日本の森林が買われていく」

こんなところから・・・



【中国人投資家と日本の森林地域の未来。】

~やみくもに信じないこと
~やみくもに引かないこと



本日、中国ビジネスに詳しいコンサルタントと会い、色々と事
情を聞いた。現在、我々の地域の国産材が中国での販路拡大は
可能かどうか、その辺りから情報交換を始めさせて頂いた。

いま、中国は建設ラッシュである。新築着工における床面積は
現在日本の14倍の市場規模。いま伸びている市場は、北京、
上海ではなく、東北地域や華南地域の都市郊外である。狙うは
その辺りになってくるが、ほとんどのマンションがスケルトン
(内装が整備されていない)状態で販売される。


その写真を見せて頂いた。話には聞いていたが、初めてみたそ
のスケルトンのマンションは確かにトイレや洗面所含め、空っ
ぽ。玄関には10枚くらいのチラシが置かれていて、それは「う
ちで最終施工しませんかという、内装屋さんのチラシ」。
施主はそこで内装屋と共の、建材市場にいったりデザインを考
えて最終的に施工(内装)をして、住まうという。

そこには日本の新建材メーカーのモノが使われるようになって
きている。ただし、基本はあくまでも、「安くて」「安定供給
ができて」「そこそこいい製品」そう、いま中国では日本の技
術指導があって、建材の製品力が高まっている。中国の木材製
品(無垢含む)を、逆に、日本の某木材流通会社が輸入してい
る。中国の林業(山林)の製品力の高さについて教えて頂いた。


中国では先ほどに理由のように構造材は全く売れない。造作材
フローリングであるが、その中国製品の製品力の高さがあり、
いわゆる日本の木材は、流通経費を含め2倍ほどにもなり、
相当な富裕層(数%)にターゲットを絞らないと難しいだろう。


また悲しいかな
「木材(建材)とは一瞬で価値がわかるものではない]
という現実。


「だけど、古川さん、
 その建材市場を肌で感じれば分かる。
 体験した方がいい」


そこから、中国富裕層ビジネスの話になり、中国では土地を購
入できない中国人投資家が日本の不動産を買っていること、そ
して、日本の森林を買うという噂話などについて話をしていた
が、正々堂々としっかりと森林・林業のアセットマネジメント
をするのであれば、その資本力をもとに、経営力を高められる。


ある中国人の方が
日本ゴルフ場のオーナーに話をしてきて
「買いたい」という、てっきり会員権だと思っていたら
すごい金額で云われたのが「ゴルフ場の土地」だったという話。


実は
AERAで3週間前、「中国企業に買われてハッピー」という
日本企業の話があった。何も「潤沢」なる「資本」を否定す
るのでなく、どのような「志」で、日本の森林をよりよくして
いくのか。その話をしていたところ、商業施設コンサルの方も
たまたまオープンスペースの打合せ場所に来たため、話が膨ら
んだ。

森林・林業の地上権の設定や売買条件を改めて考えなし、
温泉・観光・動植物・含めて包含的なソリューションを
地域に提供し、アセットをマネジメントすること。

「いや、投機目的で買う中国人なんて辞めたほうがいい!?」


すると、今月の日経トップリーダー。本日群馬県での某コンサ
ルタントにこれ読んだ?とすすめられた

「中国への挑戦 新ビジネスに動く 星野リゾート」。


今後、日本を出る時に新たに学んでおきたい事ということで、
星野社長の中国訪問のまとめがあったが、これは、極めて、
森林・林業においても、ヒントになる事が満載。

70年代に日本で初めて海外旅行に行く人が増え、ハワイの
不動産を買うなど、ハワイへ資本の触手を伸ばした。いま、
そのハワイが日本になり、日本が中国だとすれば、中国人
が日本に海外旅行にきて、不動産を買う。


「中国人はマナーが悪い」

そういう話題が最近ニュースに出るが、この事に対して、
星野さんはこう言っていた。

<日本でも70年代には初めて海外旅行に行く人がいた。その
とき、日本人も海外でマナーが悪いといわれていた。それでも
ハワイなどの観光地のホテルは日本のマーケットを大事にし
続けてくれた。その結果として、こうした観光地は今でもしっ
かり生き続けている。観光大国になるには、長期的な視点で臨
むべきだ。>

<日本の旅館では、これまで地元の経営者が自らの試算を用い
るか、土地を担保にして銀行の厳しい審査基準をクリアし、
資金を借りる形で、施設を維持してきた。しかし、
外部資金を導入する事で、より施設の魅力を高めめ、競争力
をつけることができる。>

<星野リゾートはこれまで中国のトス以下の所有する施設を
運営したことはなにが、今後はその可能性ががあると思う。>

と。


この話は、不動産、マンション管理、観光、すべてふくめて、
森林・地域アセットということ、事業の未来を見て、そして
足元を大切にしながら、視野を広げ常に邁進していきたい。


基本は、こどもに「クワガタムシ」と「秘密基地づくり」
元気な大人に「お仕事」と「自然作業」を、これが地域です。


~在る方から~

買われてハッピーということもあります。
ただただ引いて見るのではなく
事業として、アセットとして高められるか、考えましょう。

ちなみに中国は飲料水はもとめず
工業用水などですからちょっとズレはありますね。

自然資本も人間資本も、使いよう、関係のしようで生かされも殺されもするのですね。

やみくもに怖がるのではなくて、
事業として持続的に、地域や人や社会の幸せを高めていける方法を
考えないといけないですね。

そして大切なのは現場であり、一次情報と対峙して
事業をすることであり、真実は、リアルと戦うことです。
~~~~~~

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編集 / 2010.08.31 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

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