【西粟倉村 美作森林組合(西粟倉事業所)の改革。】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
【久しぶりの西粟倉村 】



西粟倉村の各々メンバーに出逢い、久しぶりに会う方もいて、
とても楽しい時間が過ごしました。

西粟倉村と高野山(あるいは天竜や相模原など)との共通点と
相違点を見つけながら、自分が、自分たちが、やるべくこと
というのを再度確認しましたが、高野山スタッフを連れて、
トビムシ同士の交流を深めるためにも足を運んだ。


「お久しぶりですね!古川さん」

それだけで嬉しいです。

それにしても西粟倉村、森の学校の頑張り。10年後に絶対に、
もっともっと規模も知名度も上がり、元気な地域企業となって
いるだろうと、期待も膨らみました。

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ソーシャルメディアなどメディア利用をうまく使っているため、
高野山事務所スタッフも彼らに不思議と親近感が沸く。やはり
「地域(イナカ)」に暮らしながら、「先端(技術・情報)」
を持っているのがいちばん、かっこいいのです。

いま木の家モデルハウスにいます。

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この木の家モデルハウス1号は都会向け建物(田舎にちょっ
と飽きた人が好む)2号は田舎向け(都会にちょっと飽きた
人が好む)ツータイプだが、とても、森と木と人の温もりを
感じ、また、快適な空間となっています。

それが、高野霊木之家と何が同じで何が違うのか・・・。
ライフスタイルをコーディネートする、これはどこも
一緒であります。木だけを売る、送る、伝えるのではあり
ません。

西粟倉と高野と・・・地域でしっかりと事業を創造していき、
そしてトビムシとしてもそういったメンバーが横のつながり
ができるように「経営体」を作らねばならないとまさにそう、
強く感じました。


夜、
車で10分の隣町のコンビニで偶然、美作森林組合のNさん


「お!古川さんじゃないっすか!
      あれから森林と×倫のは、どうなりました?!」


ふふ、これからです笑よ!!!
Nさんとはいつも楽しく笑いあえる大切な方。


久しぶりの西粟倉村。初日は加工所新スタッフの2名と共に、
二日目は見込み顧客と共に、案内を受けたが、当初トビムシ
として、私も支援に行っていた森の学校の設立前と、その後
で、大きく変わっていた西粟倉村、その中で、もっともな動
きがあったのは何よりも美作森林組合でした。

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「施業して、原木を市場に出したら終り。」


これが殆どの森林組合の実態。
よくても、

「補助金業務はしっかりと窓口に徹し
 育林事業の仕事はするものの、
 やはり、自分たちからは足を運ばずに、
 山主からの声があったときだけ施業して、
 原木を市場に出したらそれで終わり」



それが、百年の森林構想によるビジョンの
明確化と、徹底的な集約化。道づくり。搬出、製品加工か
ら、森林ツアーに至るまで、あらゆる「村」の「関係者」
が関わり、積極的に動かれておりました。

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更に驚いたのは、相生からIターンされたあの「居酒屋のおっ
ちゃん」が、加工所の安全管理人をされていたのです。
わがトビムシ取締役・森の学校代表の仲良しのおっちゃん。


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もともと工場務めの経験もあり、飲んで話をしていたところ
「それなら、おれがやってやろう」となったといいます。

昼は加工所の安全管理人で現場に向かい、夜は夜で、居酒
屋の大将なんだから、これって極めて素敵なことですね。


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乾燥庫
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グレーディング・モルダー


森林組合。


と事業担当課長のN氏に紹介されたが、何よりも、
事業の説明、明らかに今までにはまったくなかった「動き」
の「結果」と、間伐された森林のみならず、事業というもの
そのものみも、明るく小さな光が差し込んでいました。


2m四方の大きな地図に、団地化された現場が描かれ、
詳しく、現況の施業状態を載せている。「集約化」「団地化」
いうのは簡単であるが、それが大変というリアリティ。



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いま6000筆、400地権者がいて、おおおそ1団地、平均
50~100haにほどまとめている。3.5m幅の林道も入り、
トビムシの共有の森事業でリースしている高性能林業機械も
入って、もともと1人平均2立米ほどの出材が、いま5~6立
米まで上がったという。「数字」も出ている。5~6名しか
いなかった施業班が今は20名、関係する施業班のメンバー
、関係業者、の顔写真が百年の森林構想を説明するシートに
貼ってある。



間伐された森は多数増え、林道もしっかりと入っているが、
何よりも、林業の問題点はここだ!ということの明確化に


「地権者のとりまとめがすべてそれだけなんです。」

というが、役場は最初だけしっかりと説明し、旗を
立て、実際は森林組合職員と回ることができるかどうか。


「準備に3年。
200回以上説明掛けましたからね・・・・。」



「しゃくし定規に、契約とか云うからダメだし、
    役所的な合理的に説明してしまうとダメなんです」


「森林組合担当者が「私に任せてください」という
 のが重要なんですよ。信頼を得るというか。」


調査の職員は山林所有者の森林を調査し、そして団地化(施
業委託)契約をとる。


「木をちゃんとみてもらって
 使ってもらえて、森がよみがえっていくんだなとわかる」

「経費も減るし、リスクも山林所有者は背負わない」


N氏は最後にこうおっしゃった。

「市場まで木を持って行っておわり、でした。
いつのセリで値段が決まってしまう。
そうではなく、加工をして、市場を見て
直接取引しようと、提供していく、というように、
私自身も変わってきましたね。」



トビムシとしての事業の横展開のみならず、美作森林組合
のN氏そのもの事業の横展開としてこんな話が・・・・。

「古川さん、今度ね、組合に事業課 できたんですよ。
              また飲み話しましょうよ。」

「うちにも若い子が入りましてね、
       古川さんに紹介したかったんですよ。」


作業着の女性がやってきた。これもまた変化と驚き。

さて、トビムシ(私が関わる)第二フィールドとしての結果
を出さねば、N氏とは次に飲めないなと思っている。自分が
もっともっと動かねばなりませんね。

さらに、最後にもちろん森の学校の皆さま
には大変お世話になったこと感謝。

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我々は


■ビジョン(コンセプト)の1本化
■各関係者の役割の明確化(数値化)
■情熱(好き×憤り)

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編集 / 2010.08.03 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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古川大輔

Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

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