【父の三回忌を経て・・・・】
カテゴリ: ポエム(詩)
【父の三回忌を経て・・・・】



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父の三回忌へと新潟の長岡の了明寺へとゆく。もうあれから
丸2年。2008年7月27日の日曜日。丸の内のオフィスにいた
自分に、突然知らされました。

父は自分の死を通して、最後に最大の教育を施してくれた。
それが必要必然。それに自分は応えてきたのかこの2年間
思います。

今日は、住職の息子さんに法要をして頂きました。婿養子
であり、全くもともとお寺とご縁がなかったらしいのです
が、名古屋からの長岡の了明寺へこられました。

実は、400年になるこのお寺は、かつては真言宗でした
が、いつのときかに、親鸞聖人と出逢い、浄土真宗になら
れたという話を初めて聞きました。

よって、本堂には、真言密教特有の尊厳である明王の一尊で
ある不動明王像が、一番右側に飾られていました。そして、
そのまま、本堂の奥の左からすべての画像、仏像の説明をし
て下さったのです。

七高僧
蓮如聖人
阿弥陀如来(仏像)→真ん中
親鸞聖人
聖徳太子
不動明王(真言宗)


七高僧とは、お釈迦様から法然上人までの中で親鸞上人が出逢
われた7人の高祖のこと。高野山でいえば、根本大塔の立体曼
陀羅を囲んだ内壁に、空海、恵果、一行、不空、金剛智、龍智、
龍猛の、真言八祖(伝持の八祖)が描かれています。

そして今日、
父のために、
お経を共に読みました。

解説もまた詳しく頂きました。


たまに、
こう言われます。

「高齢多死社会」「坊主まるもうけ」「お寺は、人が死ん
だら、突然現れて、お金だけ持っていく」「いやいや、葬儀
屋の下請け化している」など・・・。

何故、そもそもそう言われるようになったのか。日本人が
悪いのか?廃仏毀釈が悪いのか?お寺が悪いのか?近代化
が悪いのか?

これに対して、こんなお答えを聞いたように思います。

これからのお寺さんは、「地域」の人たちに「身近」で「
生きる」意味をもっと「伝えて」いかねばならないんです。

そうおっしゃっていました。

こんなお寺さんが日本にたくさんあれば、細木数子や嶋田秀
平(手相芸能人)は要らないのかもしれない。そもそも、お
寺とはそういうこところを目指すものですということを、高
野山のとあるお坊様からも教わりました。

そして、
この、新潟のお寺の御堂の縁側に大きな穴があり、
それを見て、お年を召された住職の奥様がこういいました。

「伸一さん(私の父)はよくね、
 この境内の穴に入れる、ビー玉遊びをされてましたってぇ~」


そういう話が嬉しいのです。

 地域のお寺は生涯学習の学校なのである。
 と書くと陳腐でしょうか。

いま、高野山で仕事をしながら、真言宗と出逢い、金剛峯寺
の方から真言密教の教えを頂き、古川家が浄土真宗でありな
がらも、その了明寺は、もともとが真言宗だったということ
の偶然。必要必然ですね。

新潟には、子供と仲良く戯れながら教えを伝えた笑顔のお坊
様の象徴である「良寛(りょうかん)」さんがいました。

長岡駅を降りれば銅像に出逢えますが、父の父である私の祖
父の名も「古川良寛(よしひろ)」でした。

父の姉も先月亡くなった。しかし、その旦那様(私の叔父
さん)は京都の三条川原近くの瑞泉寺の現住職の弟様でした。
瑞泉寺には、豊臣秀次公の首、光臺院(高野山)には胴体が
納められています。この繋がりも不思議でした。

        浄土真宗は「ご縁」を大切にするんです。

そうおっしゃっていました。

私は全く素人で
真言宗だとか浄土真宗だとか
仏教がどうだとかよくわからないのですが、
何か忘れているものを伝えてくれる、遠いけど近しい存在だと。
そう思えてなりませんでした。


ありがとうございます。


<追伸>
前代未聞の衝撃的なお寺のCM

  http://www.youtube.com/watch?v=J6wp2Gr0XKI

  「お寺って何?」
  「お寺と神社の違いって何?」
  「そんなこと気にしなくていいよ」
  「だって、ウィキペディアに書いてあるから!」

  「自分の中のありがとうとごめんなさいが見つかり
   楽しくなっちゃった!」
  「心を洗う場所!!!」
  「お寺は公園みたいになればいい。」
  「お寺は笑顔になれる場所」

→まさに伝え方というより伝えたい中心にあるも。
檀家が減っているという中で、
葬儀業とお寺の関係性についてかつて書いたが、
寺にマーケティングが必要とか
ソーシャルメディアに進出すべきとかいう話ではなく、
存在としての「お寺」というところに、
あらためて大切なことを気づかされました。
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編集 / 2010.07.25 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

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株式会社 古川ちいきの総合研究所 
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