【アップル社代表取締役(前刀禎明)との出会い】
カテゴリ: マーケティング/営業


黒いTシャツにカジュアルパンツ、そして黒い皮靴。阿部寛風
(やや石田純一風)なファッションセンスに、真田広幸に似た
甘いフェイス。見た目30代後半。その男は、前刀さん。アップ
ル代表取締役。その彼のサクセスストーリーを聞くと、どう考
えても別世界の人と思えてならない。

転職暦も「ソニー」→「ベイン&カンパニー」→「ディズニー」→
「AOL」→「元ライブドア」→「経営コンサル(経営者)」→「アップ
ル代表」という輝かしい経歴である。プレゼン内容は主に、iPod
の広告、宣伝、戦略についてであったが、ウインドウズではなく
アップルのコンピューターから繰り出される動画の連続、抜群の
ビジュアルセンスを見せられ見入ってしまった。前刀さんが紹介
なされた「サクセス話」をここで3つ紹介してみたい。


①カセット→CD→MD→iPodへ
②Walkman9% iPOD73% otheres18%
③BMWが「iPod」の付属品


①は、本来MD→デジタルミュージック→と媒体の名前へと発
展するところ、消費者の認知は、媒体名からiPodという商品名
になったいうことを表現された。②についていえば、ミュージ
ックプレーヤーといえば?という調査の回答である。ウォーク
マンをはるかに凌いでいるという。さらに③。アルファロメ
BMW、日産など大手自動車メーカーとの提携により、デジタ
ルミュージックが車内で聞けるようになった。iPodにとって、
最大最高の付属品がBMWであるという「自信話(自慢話)」
までされた。

さて、そうはいっても彼は技術者ではない。デザイナーでもな
い。一体彼は何をやったのだろう。実は、今回話したいことは、
この社長が何ができるのか、何がすごいのかということである。
そこで聞いてみた。


「前刀さんは、
いま、ソニーの再建をやれといわれたら今アップルやめてやります
か?」

「愛社精神って次々転職されているから、あるようでないと思
いますが、前刀さんの○○愛ってのは一体なんですか?」

と質問した。前者の質問はうまくかわされた。しかし、後者の
質問については即答だった。「一般の人に伝わらない「技術」を
より消費者に近づいて訴求することの楽しさ。それだけを追求
してずっと仕事をしています。」と。

「技術」と「消費者」を結ぶ架け橋。

抽象的ではあるが、それが彼の仕事なのだろう。ソニーは技術あ
りきで消費者から遠い存在になっているという。実態つかみきれず
やや不完全燃焼であったが、お偉い人に出会えたのは事実。

色々と感謝したい。私はその後名刺交換をした。日本の地域再生
も、この人と対等に話せる日はくるのだろうか。自分のフィールドで
最高の結果を出せるようと誓った日でもある。
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編集 / 2005.08.10 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

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株式会社 古川ちいきの総合研究所 
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