【高野町職員/町民とともに、川上村を視察をして 】
カテゴリ: 地域ビジネス(地域資源、観光、農業)
【高野町職員/町民とともに、川上村を視察をして 】


私が地域づくりインターン(国土庁)で、吉野郡川上村に行っ
たのが2000年の夏、いま2010年。もうあれから10年。

吉野地域を、他の自治体職員&住民を連れて、視察案内を
しているとは予想だにしませんでした。

「過疎集落における安心・安定の暮らし維持構想策定事業」
において、今回大きなチャレンジは、

・各課を横断したメンバーで本プロジェクトを行っているという点。
・視察も含め、役場職員と住民と共に参画型で進めていくという
この2点。

そして共通理念としては、
・過疎という言葉は使わない。
・物見遊山の観光は追随しない。。
・日常の「暮らし」と「交流」


そのなかで、
以下、まず、視察の概要を、写真を含めてご紹介します。

美吉野木工所
 三宝製造、国内シェア8割の秘密!
 吉野檜の製材の「側」を使った、神棚にお供えする三宝
 下市町の歴史(箸、三宝(三方)、手形)
 蓮如上人

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その後、
下市町のタクシー協会からのお話を聞き、

福祉タクシーという選択
 地域公共交通
 行政支援と民間発案


そして、川上村へ移動。


重要無形文化財 樽丸技術 
 理想と実際 
 吉野林業、川上村の吉野杉の特徴
 酒樽、味噌樽
 工具(セン)

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達っちゃんクラブ
 林業から山の学校へ
 吉野川源流の自然や生活を紹介  
 山の学校とは何か、川上村の自然や生活
 財団の運営や告知
 来年、13年目、のべ4000人参加
森と水の源流館
 吉野川源流地域の村づくり
 
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ホテル杉の湯
 茶粥の産業提供と家庭提供
 日常の体験と体感、メニュー作りとファンづくり
 感動、サービスの原点とは

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体験を伴う村民の方によるご案内
 ・蜻蛉の滝
 ・朝、犬と散歩の方と語り合う(日々の暮らしと偶然の出会い)
 ・後南朝の歴史

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川上村役場 副村長 総務課 
 ・水源地の村づくり
 ・公共交通と福祉
 ・集落支援の理想と現実 
 ・高野町と相互ディスカッション

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匠の聚 アート芸術
 ・木工製品
 ・体験と学習と地域外との交流
 ・持続可能なモデルに向けて

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吉野杉工房
 ・一枚板の魅力
 ・工房の歴史
 ・製造工場の見学

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最後に、
もくもく館
 ・林業資料館としての歴史
 ・吉野林業、吉野材の特徴
 ・道具や工具の歴史

そして、高野町へ!!
お疲れさまでした!!


[所感]


今回は「集落支援」「村づくり」という名の下、多岐にわたる
が、「本日は目からウロコが3枚4枚と落ちた」という視察団
の感想に、大いなる成果がありました。


・自分の集落にも宝があるんだ!
・集落は宝モノがたくさんあるだ!
・普段自分たちだけでは気づかない
・外からの人に、自分たち価値を気づかされる。

というのは、よくいいます。

しかし、今回の視察で、私自身がなるほどそうかと思ったのは、
さらにもう一段階の気づきでした。

参加者がこういった。

「そう、いままでは自分たちの集落なんて「こんなもの」だと、
思っていたが、使い方によって宝物になるということも、本
当に気づかされましたね。高野町の集落においても、里山も、原生林
も、高野槇の山も、物語はいくらでも創れるし、伝えられる
と思いましたね。」

「私もね、朝早く仕事にいって、槇をとりにいって
昼に休むんだけどね、朝日を槇山に狙う瞬間に、4~5
人のカメラマンが来ているんです。

反射するのは、槇なんですよね。
杉ヒノキは反射しない。

そこにちょっとキリがかかっている。
それが神々しい風景なんだな。

なんであの人たちが我が集落に朝早く来てるのかと、
ようやく、逆に川上に視察に来て、
頭だけじゃなくて体で実感としてわかった。」


「当り前」だと思っていたことが「宝」だと気付かなかった
わけで、もっと細かい目で見ていかなければない。そこに
「宝」があるから、カメラマンは来ている。

それを、集落の資源として、気づいていかなければならない、
言い方は別として、集落に人を呼ぶ道具になるんですね。

そう、68歳の元気な区長さんがおっしゃった。


1)閉じた集落は気づかない 

2)開いて、ソトモノを受け入れた集落は「宝がある」ことに気づく

3)しかし、、自らがソトにゆき、体験し、比較を通して、
   体で納得してこそ、 宝の伝え方、そして「見方」が変わる。

という流れです。

集落に来るソトものからイイナっていつもよく言われていたけ
れど、なんとなくウスウス、自分の集落には自信になる宝があ
ると気付いてはいたが、今回、視察に逆に、川上村にいって、
見る「目」をもつということの大切さ、ソトを見て、ウチを知
るという、ことの気づき。

このプロジェクトを通して、ようやく

1自分の集落に宝があるという気づきが実感へと昇華される

2宝も伝え方により、より美しい宝になるという学び

3外を見て、より実感がわき、モノの見方が変わった

4コミュニケーション、サービス力、人間性が大事という原点


このたび、「集落支援」という切り口に対して、地域再生マネージャーとともに
集落視点での、一般化(仮説化)を報告書にまとめ、、
新たにもっともっと、
社会基盤、経済基盤、生活基盤 の相互リンク性を高めた、
一様化しない(できない)、世界を伝えたいと、思いました。








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編集 / 2010.03.01 / コメント: 1 / トラックバック: - / PageTop↑
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Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

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