【丹波篠山 集落丸山】
カテゴリ: 地域ビジネス(地域資源、観光、農業)
丹波篠山へ。

伝統的な古民をリノベーション。丹波のまちづくりに取り組む一
般社団法人ノウト(まちづくり研究所)が、市民ファンドによる
資金造成と地域ボランティアによる再生システムづくりを進め
ている。

大阪のリビングデザインの出展で出逢った、その丹波篠山の
「集落丸山」へ足を運んだ。副市長が財団の理事長だ。

「トビムシさんですか?共有の森ファンド参考にしています。」

大阪でそういわれた。

クライアントと京都で待ち合わせをし、走ること2時間少々。

築城400年の丹波篠山城。

そこよりも奥に車で10分くらい。

田んぼと里山の美しき景観に包まれたところを走ると、ふと、茅葺
屋根風の家々が景色に溶け込んだ場所に出会う。

そこが「集落丸山」、築150年ほどの家々が立ち並ぶ。

総戸数12軒。

そのうち3軒がリノベーションをし、宿泊施設になっている。
そして、2軒は現在でも住まわれている方がおり、その方の
地元の方が管理運営のNPO集落丸山を運営、宿泊や視察の
応対をしている。

「はい、集落丸山です」

という電話対応もなんだか心が癒される。


残りの7軒は空家状態。現在、空家の4軒が古民家再生のお
願いをしており宿泊施設として賃貸をしてもらえるかどうか。


広々とした空間、大きな地松の桁、しゃれたインテリア、も
ちろん伝統工法で土壁、素的な書斎、杉材のベッド、アイラ
ンドキッチン、バスルームは檜に包まれている。

素敵だ。

1棟まるごとの宿泊になり1泊6万円(4名まで、1名1万
5千円、5名以上は+1人5000円で8名まで宿泊可能)

朝食付き。

夕食は別途で、その集落内にあり、神戸で有名な
レストランのオーナーだった方が、オープンされた地元食材
で創るフランス料理の「ひわの蔵」で食べるか、高野山で修
行されたご経験があるという地域再生に想いあるIターン者
がいる蕎麦屋で頂くか。

あるいは、このリノベーションされた宿泊古民家で自炊するか。
の3通りだそう。



1地域再生(まちづくり)の視点
2リノベーション(木材利用)の視点


そこでこれからは、
美しい古民家再生も、
ハードだけといわれたら、ほかの公共事業と一緒といわれても
元も子もない。

しかし、以前も書いたが、
市民ファンド、篠山副市長、NPO、Iターン者、地元の方々
ここには想いがある。

そして、ここにはおいしい料理がある。

工務店も製材所も暮らしへの想いを
リノベーション、デザインの先にどう伝えていくか。

集落の中には、太陽光発電のライトが道端に等間隔で置いてあ
る。その終着点の集落の端で、100円で地元の農家が作った「
丹波の黒茶豆」が売っていた。

箱に100円入れて2つほど買ったら、となりのおばあちゃんが
出てこられた。

「これおばあちゃんが作ったんですか?」
「はい、そこの畑で」
「そうですか」
「どこから?」
「東京から着ました」
「静かでいいところでしょ・・・」
「はい。」
「また来てや・・・。」

夕日を背にして、90度に曲がった腰を後姿に、家に返るその
シーンがずっと残った。


RIMG0481.jpg
集落丸山 全景

RIMG0378.<br />jpg
フランス料理屋の外構

RIMG0394.jpg
リノベーションされた内装

RIMG0453.jpg
ベッドも暖かい。このベッド、杉で・・・つくりが素敵

RIMG0514.jpg
丹波篠山といえば「丹波の黒豆」

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丹波篠山の焼き栗
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編集 / 2009.10.27 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

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