【林業の見える化にむけて】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
「見える化」だとか、「形式知」だとかビジネス世界ではよくいい
ますが、職人気質の世界なのか単なる田舎モノの逃げ世界な
のか、「俺たちは、文字書きたくないから、山の世界にきたんだ」
といわれた経験があります。そんな、林業界。

今日は、紙に書かなくてもいいから、とにかく「一年感」を
話て「来期に向けて」を宣言して欲しいと支援し、山林、製材、
販売、幹部経営者みなが発表しました。

紙に残す、文字に残す、
責任感が変わります。

さて、林業に携わるひとは日本で5万人。
そして、実は年間約50人の方が、山林施業で亡くなっています。

先日は紀伊半島のとある民間施業班から30代の方が。
昨年は 某村の森林組合の施業50代の方。おととしは、
クライアントだった岐阜県の施業の方。この仕事をして、
私が係わったところで、直接のお知り合いではないのですが、
3年で3名です。

5万で50人ということは、
そう1000人に1人がなくなる。

これは異常な産業だという著書もあります。

森林の崩壊—国土をめぐる負の連鎖 (新潮新書)
著者:白井 裕子
販売元:新潮社
発売日:2009-01

白井裕子氏は、天竜の杉檜と生きる 
フジイチ さん を 通して親しくさせていただいた。

たとえば、
損保の大手T社は社員5000人ほどいる。
保険を扱うこの会社の人たちが、年間に5人は亡くなってはいないでしょう。

むろん、
施業すらできぬ我々トビムシ(AMITA)が、それでもどれだけ
経営改革をせねばならぬか。真剣さが伝わるか。

極めて現実が過酷な労働であるとしつつも、逃げてはならぬし、
1歩1歩素敵な杉檜を世に送り出し、森いや杜を守るというミッションは
伝えていかなければならないと思っています。


最近、クライアントでの小さな変化。

一昨年は14件の労災があったが、
今年は3件に減った。
静岡県全体でも山林の労災は15%ほど減ったそうです。
リーマンショック以降の不景気による業務量の減少も
原因かと社労士の方がおっしゃっておりましたが、

もっとも事故が起こるのはやいあr「慣れ」と「おごり」だそうです。

ゆえに、今年は事故ゼロ運動をということが
精一杯なリアル。そして収益も当然あげていく。

美しき理念に包まれた森林・林業のリアルを、マイナスの面
もしっかり受け止めつつ、世の中に認められていくための、
術を討議した。

目標設計のSMARTの法則というものがある。

Specific → 具体的、わかりやすい
Measurable → 計測可能、数字になっている
Agreed upon → 同意して、達成可能な
Realistic → 現実的で結果志向
Timely → 期限が明確、今日やるなど

まぁわかりにくいから、MとAとTだけで十分だけど。
私が伝えるなら、MATの法則でいいだろう。

数字にして、達成可能で、期限を決める。

これだけだ。

5キロやせる、自分の120%の力で、来年までに。

二酸化炭素削減25%は?

心理学でいう「無期限の暫定的状況」についても、「浪人生
の負け言葉」についても、かつて書いたことがありますが、
やはり「がんばります」「気をつけます」「スピードあげます」
からのいい加減な目標設計からの脱却がまず第一スタートでしょう。

「だったら、いま日程決めようよ」

そうきた!よっし!
あれ~もう20時30分だよ!!

休日も営業日とし、
これだけ仕事する「林業製材業」は頼もしい!
在庫が足りない!
動きも足りない!

気を引き締めてよき未来を描きたい。

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編集 / 2009.11.03 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

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株式会社 古川ちいきの総合研究所 
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