【北海道伊達市の魅力】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)
◆伊達市の解説

伊達といえば、伊達政宗。北海道に伊達の名あり。ということ
で、もちろん仙台伊達と無縁ではない。明治維新の際に戊辰戦
争で幕府側に付いた仙台藩は領地を半分以下に減らされる。そ
の中で伊達家も困窮を極め、そこで蝦夷地(今の北海道)を開
拓し移住した。その当地を開拓したのが伊達邦成(くにしげ)。
邦成は仙台藩一門の亘理伊達家15代目で、その始祖は独眼流
政宗で知られる伊達政宗(まさむね)の祖父晴宗(はるむね)
の弟である実元(さねもと)になる。


・人口・高齢者率 (住民基本台帳より)
 平成15年度末 35,969人 25.1%
 平成14年度末 35,864人 24.4%
 平成13年度末 35,745人 23.7%
 平成12年度末 35,525人 22.9%
 平成11年度末 35,434人 22.1% 



◆ヒアリング視察 理由

5月16日付けの日経新聞で、人口減少時代に増加市町村という
ことで特集。その秘策を聞きに、早速、足を運んだ。


◆伊達市特長(資料・ヒアリングより)

 ○地価
  ・地価公示 道内で昇率1位
  ・北の湘南 地価上昇 年300人 転入 
   (2005年3月24日朝日新聞)

 ○気候、風土
  ・雪がやや少ない、夏は涼しい
  ・雪掻きがいらない
  ・風がここちよい
  
  
 ○政策 
  ・伊達ウェルシーランド構想プロジェクト
   目的:1高齢者が住んでみたい町 
      2女性・若者の働きがいのある町
      3働く人が住みたい町
 
   各種政策:
    安心ハウス(市の宅地分譲)、
     優良田園住宅、住宅流通、
      ライフモビリティサービス、観光・健康サービス
  
     →伊達市への移住・定住の促進


 ○特徴的な政策(私感)


  1.ライフモビリティーサービス
     タクシーとバスの中間的な存在
     →試験的導入→本格導入へ
   効果:お年寄りが自発的に外へ出るようになった
      タクシー会社  
 
  2.コンシェルジェ(生活支援センター)
     各種政策のサービスコーディネーター(TMOで設立)
      定住化促進の 各種サービス を束ねる
       データベース、情報共有



     この組織が機能的に動けば、今後、また
     定住化移住が促進していくだろう。

     現在進行中の政策、事業であり、これからの動向が
     楽しみである。
 
~所感~
 その政策の成功要因とは・・・。
 1民主導にさせる姿勢
 2PR認定という戦術
 3共有データ、サービスセンターの設立
 4規制緩和、法改正への意志
どこにいってもやる気がある市町村の特徴は、「熱い」
ところである。ただ、よくあるのが、熱いあまりに、行
政主導になりすぎて、住民が付いてこない場合もある。
しかし、伊達市のヒアリングをすると、役所が主導という
感が強いが、「主導権」は「民」という認識が強い。こ
れが成功要因のひとつだろう。補助金は出せない、その
代わりに、市は認定制度をつくり、住宅区画や賃貸マン
ションのPRを行う。それこそが、民への本来の援助で
あるという考えである。よって、行政主導で、補助金を
送ろうという姿勢がまったくない。さらに、各種国
の規制を取っ払う勇気。タクシーの乗降規定も、このモ
ビリティーサービスを試験的に導入するために、こちら
ら規制緩和を要求。結果、国の営業区域内規定車数が
変わることになった。木材利用を押し出し、国の建築基
準法をかえることになった某市町村。結局、大きな自慢
になるのは、国や県の条例、規制を変えた!という現場
からの突き上げによる「法改正、規制緩和」という武勇伝。
これはどこも、自治体の自慢になっている。

まだまだ成功要因は、多々ある。私のノートはそんな秘
訣がいっぱいであり、ワクワクもする。政策推進室のI様
には多大な感謝がある。

   
                など
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編集 / 2005.06.06 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

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