カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)
【白川村長、美山町長、和束町長、飯館村助役】

 田舎のよさをアピールする。
           で、その次の説明責任は・・・!?


夕立だ。強い雨に打たれながら銀座の町を駆けてソニービル
へと突入した。杤尾さんとふたりでびしょぬれになった。JI
フォーラム。町づくり、村づくりのトップの話が聞ける。岐
阜県白川村長、京都府美山町、福島県飯館村、京都府和束町。
小さな村町に素晴らしい日本の文化がある。素晴らしい町村。
農山村地域のよさ。地域づくり先駆的な地域の歩み。知らな
い日本がまだたくさんある。ただ、期待してた反面に不思議
な影がかかった。そう、


どうも冷めた自分がチラリといる。今ここで話している方々
は自分と同じ方向を持って走っているトップランナーである
のに。なぜ私はこう冷ややかなのか。今まで感じたいことの
ない「冷静」な自分がいるのである。それはなにか。


1)カネじゃない!と言い切ることへの疑問
2)東京vs田舎の過剰強調への疑問


どうも引っかかるのが、この2つである。昨年12月、全社
研修で名もなき市町村のブランド化戦略をプレゼンをしたと
きに、「いや~古川君、偏ってるね」と助川さんにいわれた
その訳がわかったよな気がする。徹底的に東京を批判すると
いう姿勢、人生カネじゃないと全部言い切ることへの疑問で
ある。このフォーラム全体がそのような空気があったかとい
うとそうではないが、言葉の端々に垣間見られる打倒東京と
打倒拝金主義というのが、なぜか、やや不穏な感じで、また
根拠薄弱に聞こえるのだ。私自身がビジネスの世界で汚れた
のだろうか。ただ聴衆は「こういったフォーラムに興味があ
る東京の人」であるだけに、ある程度お金ではない農村のよ
さを聞きにきてはいるが、そこまでいうと嘲笑されてしまう
のではと危惧してしまう。



東京・・・(カネあり 自然なし)その反対
田舎・・・(カネなし 自然あり)その反対


ようするにこのすべての事象をしっかりと考えて、事象すべ
てに嘘つかずにしっかりと説明しえているかどうかである。
一方的な批判は、一部のみの強みの強調は宗教臭が漂うと思
えるのだ。


その点、私は正直にを話してくれたある町長になぜか親近感
が沸いた。Iターンしてくれてもいいが「職」がないと苦しい
ですよと伝えてくれる。土地は提供できますが、ローン可能な
のか現金があるのか。そういうのが大事です。農林業だけでは
残念ながら今は食べられません。なんとか専業でも食えるよう
支援できるように、ちらもがんばっています。という。


そして、もっとも親近感が沸いた理由は、都市的要素を町づく
りに取り入れているという姿勢である。フランス料理と「和束
町の茶」の融合レストランである。京都駅近くのホテルにある
から是非足を運んでほしいと営業する。さらには、「若い女性
にうけない町村は、廃れますから!」といって、女子大学との
交流(農村体験)や、都会的センスを導入しているの。農村の
自然的よさの訴求のみで「住みたい!」「行ってみたい!」と
いうのでなく「イヤなところもあり」そして「夢があるか」
「センスがあるか」も農村で暮らそうと思うための大事な要素
だろう。

あまりに過疎で何をしたらいいかわからない市町村から、白川、
美山は、次元が確かに違う。もう、田舎の景観や文化のよさを
伝えるだけのフェーズから、新たな戦略、展望を見せる時にな
っている。


■本日の「地域づくり成功のルール化」

(1)市町村活性化のキーはトップ
 
よき町、村は何が違うか。トップが違う。
これは私が見てきた市町村でしか判断できないが
あきらかである。白川、美山、和束、飯館
みな、情熱的で、わが町村の宣伝営業をし、
実際に現場の声をたくさん聞き入れている。

 ・情熱
 ・わが村町の営業姿勢
 ・現場への接触回数
 

(2)外の意見とセンスを取り入れる

  ・都市農村交流
  ・学生インターン
  ・フランス料理
           など


やはり東京に出てくるトップが情報をうまく加工して
地域を活性化している。


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編集 / 2005.05.24 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
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