【NHKプロフェッショナル日吉森林組合と東大国語入試第二問】
カテゴリ: マネジメント/自己成長
何か新しいことがテレビや雑誌に出たとき、こう反応する人がいます。


「俺のほうが先に知ってたし!」
「俺のほうが先にやってたし!」


そう言ってしまったことはないでしょうか?

これらをココロに思い、特に口にて発言することこそ、低俗か
つ極まりなく恥ずかしく、本当に悔まれることかもしれません。

っと思っててもまぁみんな人間ですから(笑)ついつい口にして
しまう。この林材業界でいえば、先日のことです。


先日、NHKプロフェッショナルで森林再生の現場から日吉森林
組合の湯浅氏(一般の方へ、業界ではかなり有名な方です)が取
り合げられました。

森林という世界が程遠い国民に対して、森林再生(林業)とは何
かということと、想いを持って都会から山村へ戻り、仕事をするこ
との志は、多くの視聴者の心に響いたないようでした。


しかし、私は仕事上のこと、林業関係の知り合いが多いのですが、
そこで・・・こういう方が何人かいらっしゃいました。


「(別にたいしたことじゃないじゃん)
               僕らの地域のほうが先にやってたし。」


うむむ。

実は、人数は少ないのですが、そういう声を全国のとある山林関
係の方々から耳にしました。施業管理、組織運営という経営力に
ついての自信がある方に限って。


まず、弁明をします。


私は、自信ある、現場の専門家たちがそう言いたくなるお気持ち
もよくわかるのですが、今こそ、森林木材業界が着目されるきっ
かけになっていることをプラスに思い、私もモットがんばろう!
と思えばいいのにと、なかなか難しいのでしょうか。

嫉妬の話ではありません。


しかし、湯浅さんカッコイイのです。その詳細はプロフェッシ
ョナルに譲りますが、テレビが放送してくれているという事実は、
たとえ同じことをやっている地域や人物がいたとしても、その行
動力や情報の発信力に違いが日吉にあるのです。


「森」から「志」を「世」に問うたのである。


テレビがいいか悪いかは別として、だから放映されたのです。

なお日吉森林組合は他の職員さんや組合長さんもすごく勉強熱
心な方が多く、かつて、私が主催した4年前のセミナーにも、
恥ずかしながら、DMを送付し、自ら参加していただきました。
その後も、真摯なご対応を色々してくださって感謝しています。
紳士的で素敵な組合です。


そこで話を戻します。


「(別にたいしたことじゃないじゃん)
             僕らのほうが先にやってたし」

という嫉妬?
そういうときに、プラス発想で考えてまとめてみました。


「俺のほうが先に知ってたし」というのは、「知る」と「や
る」の次元の違いを理解せねばなりません。「知る、から
やる(know⇒do)」へ。アクションしてこそ何ぼであるし、


また、
「俺のほうが先にやってたし」というのも「やる」と「
やる+PR」の大いなる時限の違いを理解し、意図的かそ
うでないかは関係なく、「ただやるだけ、ではなく、やる
+営業(知ってもらう活動)」のアクションをしてこそ何
ぼのものなのですね。


湯浅さんが素敵なのは、想いのみでなく、その行動であり、
またその行動のみでなく、それを伝えようとするための著
書や講演などの結果です。またお人柄の良さが伝わります
から、伝播的に知名度が広がっていかれたのでしょう。本
人の意思かどうかは別として、結果いまがあるのですね。


本日のことです。
かつての上司に


「そういえば、
 東大入試 至高の国語「第二問」  って本が出てたぞ!

 あれ、古川がまさに5年前に言ってた内容だったよ。
 自由作文の問題で、受験生に、文章読ませて
 この下線部から読み取れることを、
 自分の表現で200字で書くというやつ。
 あの問題は、
 個人の表現力を試す素晴らしい場の提供であり、
 あの伝統ある第二問がなくなったことが
 教養の崩壊が起こったり、知の低迷を表す端緒な例であり、
 文学の接し方を考え直す逸問であったのにって、
 お前言ってたよな~。」

 「古川の言ってたまさにその通りの本だったよ」

 「でもさ・・・
  思ってた、ちまたでしゃべってた、ってより、
  それを伝えようと本にした人のほうが人が影響力あるし、
  人に役に立ったっていえるんよなぁ。
  古川って惜しいなぁ(笑)」

 「・・・」

 「そうそう、世に出るとか、影響力がどうこうとかじゃなくて、
  思っていただけ、やってない、とか
  やってたけど、伝えていない、とか
  しみじみその深みを感じるね~。」


もちろん私は著者様ほど国語の知識がないゆえに結局のところ、
その内容ほどの本は書けないにしろ、その上司との会話と、
湯浅氏のプロフェッショナルにご嫉妬する素晴らしき森林職人
技術者の話を聞いて、さて、まとめる。



 ぼ~っとするなら、まず考えなさい
 考えたんなら、動いてみなさい
 動いたんなら、伝えてみなさい


もしもっと色々な人に「ありがとう」「感謝」「共感」「役立ちの
精神」をと思うのであればと、動く重要性と、伝えていく重要性を
切に感じたのです。
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編集 / 2009.02.08 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

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