【国内林業に明るい兆し!?】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅

 
  市場規模推移のグラフに変化がっ
          その渦中にいる気持ち~



「大輔は、ほんと運がいいよなぁ。ホントいい時期にこの仕
事を始めてるよ」と。K村役場の職員に言われた。理由は、
どん底どん底の国内林業界に、自分の想いだけもって入って
はみたが、実は、やや明るい方向に向かっているからだ。
今日の新聞記事がそれを示している。コンサルタント、シン
クタンクがよく使うSWOT分析的にいうと、Oに当たる、
市場業界動向の「機会」として、成長市場になりつつあると
いうことだ。


しかし、


なぜか、うれしくはないのだ。いま、実は、外部環境(国内
林業界)が明るい方向に働いているというのは、であるなら、
すぐに競争化時代のライフサイクルに入ってしまう可能性
もあり、のんびりしていられないと思うのである。確かに、
本当に成長がこの先も見込めるのかというとも怪しい。ただ
し、事実回復はしている。これはいろんな要因の結果である。

どこかの誰かがやったという世界ではない。


市場が縮小し続けている業界に対して「ある革新」を加えて、
市場の成長に寄与するなんて仕事は、ひとりでできる世界で
はない。これが「時流」が寄与するというものである。

ただ、いま自分自身がその渦中にいるという認識だけはある。
林業の現場で働く。話を聞く。地域工務店で、地元の木材を
使ったところへ取材をしていると、この一般には、つまらぬ
この新聞記事の内容が自分の体感として理解はできる。そし
て、ここが勝負である。回復の時流にきちんと遅れることな
く、知識と現場経験を増やさなければならないのだ。この復
調の兆しは、業界的に明るいが、自分をいい意味で焦らせて
くれる。



で、復調の原因


○中国需要で国際市場激変
○山林の見学ツアーが増えている
○技術改革(乾燥技術、仕上げ技術、皮むき技術)
○国産地元材への愛着の増加
○地元国産木材を打ち出した住宅が好調


と色々あるが、実感として、私が、色々と現場で見てきた感
覚では、大手企業ではできない家作り、すなわち、「地元材」
を使うという工務店の売上げが堅調なところである。それが
可能となったのは、高度乾燥機などの技術革新、見学ツアー
の充実などだろう。しかし、新聞記事は違う。

私が見ていない部分である「中国需要で国際市場激変」とい
うのが記事のメインタイトルになっている。強調されている。

だが、それが一番の要因であるという数的根拠は記事にない。
国産材の中国への輸出量と、国内の地元材を利用した工務店
の利用量と、どちらが多いかデータを出し、その結果で、新
聞記事のタイトルの面積(おおきさ)を決めてほしい、とは
思うが、どちらの方向でも、いい方向であることは間違いな
い。

しかし、しかしのしかしである。
あいかわらず国内林業のほとんどはどん底なのである。
一歩一歩がんばる。
そして、将来は、総合商社的な視点。
そんな気持ちが自分の中で芽生えている。
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編集 / 2005.05.15 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

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株式会社 古川ちいきの総合研究所 
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