【放送もプラス発送で】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)



5月6日の日報にも書いたが、奈良県川上村の空家利活用で、
Iターン者への賃貸が始まった。その企画は「住まいるネット」
というもので、空き家を貸したい人は役場に登録して物件情報
を公開していただける。また、空き家に暮らしたいという村外
の人は、役場に住まいるネットに登録して、物件の詳細情報や
地域サークル活動の情報などを入手するしくみ。その後は、役
場の方が案内し、物件を紹介(仲介ではない)して、気に入れ
ば居住が始まる。家賃は基本交渉できまるが、固定資産税程度
に設定しており、いなか好きにはお得である。


移住世帯 2世帯
空家登録軒数 12軒
住まいるネット登録者数 9名



で先進自治体には小さな動きであるが、奈良県内では特徴的で
やや先進的であることもあり着目されるようになった。そして
5月19日(土)の奈良テレビで特集もされ、役場職員のNさ
んが取材され、入居を新たに始めた世帯へのインタビューも放
送された。


「やろう、やろう、と思っていたが
 なかなか一歩を踏み出せなかったが やってよかった。
         こんなに着目されるとは思わなかった。」


企画財政課のMさんと握手。これは感慨深いし、役場のサービ
スで新たな、ヒトモノ情報が動くのは、地域の実際にかかわる
ことで、日本の各地域が変わるいったんに出会えて私も嬉しい。


しかし。テレビはテレビである。編集者の意図がたぶんにある。
確かに、移住に当たって負の側面は多いにある。病院が遠い、
村には独特の習慣がある、買い物も不便。最後のアナウンサー
も「大変ですのでいろいろ問題もあり難しいでしょう」で閉め
て次の話題へと移行された。



「え?この終わり方?」


テレビに出るぞ!雑誌に出るぞ!と喜んでも最終的なメッセー
ジがずれていたら寂しい。受け手(視聴者)の判断であるとは
いうものの情報提示に「マイナス発送」であれば、未来はちょ
っと暗くなる。確かに負の側面は大切で、いきなり賃貸から売
買にあっても「やっぱりイヤだったから出たい」という可能性
もあるため、受け入れにも慎重になっているのは受けても入り
手も事実である。負の部分の情報提示は必須だが、

テレビに出さえすればよい、雑誌に乗ればいいというのではな
く、我らが意図を伝えられる情報発信(たとえばブログ、たと
え、その本人)が強い真実を伝えていきながら、楽しい未来を
語って生きたい。終わり方が悪かったとしても。せっかくテレ
ビに出たのである。上昇気流をどんどん作っていきたい。


とにかく「10年探してたけどようやく出会えました!」とい
った若い世帯の居住者のあの笑顔に、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いしますとご挨拶したいです。


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編集 / 2007.05.21 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

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株式会社 古川ちいきの総合研究所 
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