【USJ、TKL、地域観光マーケティング】
カテゴリ: マーケティング/営業
【初めてのUSJとマーケティング】

大阪に住んでもうすぐで丸三年になる。会社と自宅の往復、そ
して会社と出張先との往復。そればかりで全然大阪の地理感ま
ったくなし。相変わらず。

一度もいったことがなかったユニバーサルスタジオジャパンに行
ってみた。行ってみたら新大阪から意外と近くて、驚いた。

3月9日から新しいアトラクションができるという看板が新大阪駅
にあったからその前は空いているだろうと思ったが甘かった笑。


「100万人/年」

これは観光でまちづくりを!と謡うところが目指す大成功の目
安の数である。新築注文住宅も年間10⇒20⇒50⇒そして、
100棟。というのが成功者の仲間入りという部分の見方もあ
り、ひとつの基準となっているが余談だった。


観光、例えば年間100万人越えといえば、黒川温泉(136万
人、平成13年)。平成13年には吉野山も100万人とちょっと
飛び出ている。いくつか出してみると。


100万人強  黒川温泉、志賀高原、足助町
200万人強  神戸市への観光客数
500万人強  沖縄県への観光客数
700万人強  人口4千人の町ブランソン(ミズーリ州)
1000万人  沖縄が目指している観光客数。
3000万人  新宿の伊勢丹
7000万人  世界一の観光大国フランスの観光客数。


ではディズニーランドとUSJはどうだろうか。


2000万人  ディズニーランド
800万人   USJ



大阪市資料より

       平成12年度  13年度   14年度   15年度   16年度
主要観光4施設 4,413,133  4,620,413  4,700,028  4,650,734  4,516,371
USJ        11,029,000  7,637,000  9,889,000  8,101,000

*USJは平成13年3月31日オープン
*主要観光4施設は「大阪城天守閣」「通天閣」「海遊館」「空中庭園展望台」

今はインターネットで簡単に調べられるからホントウに便利だ。
ちなみに信憑性なき数字もあるかもしれないのであしからず。

さて思う以上に混んでいて、60分、80分、100分とよく
待つこと待つこと、日本人のこの忍耐力を教育の世界に持って
いきたいものだが。なんと、EXPRESSというTMつきの制度が
ある。


金払えば並ばなくていいUSJ。

7つの主要なアトラクションが4200円払えばすぐに入れる。
7で割って600円。1時間待ちだと1時間を600円で、2時間
待ちだとなんて計算していると、安い!と思い買った。
5800円のフリーパスに上乗せだから高いか笑。


とりあえず待てない性分なので、一度並ぼうとしたがチケット
販売所にいき買ってきて正解。悠々自適にスルーパス。一度
も待たずにスパイダーマン、ジョーズ、ET、ジェラシックパーク、
ターミネーター2、シュレク、スパイダーマンと楽しんで、後は、
並んでウォーターワールド、ピーターパンのショーを見て、
11時~19時と一日中楽しんだ。

また、ホンモノの「人」がそれぞれに芸人的な技をもってしてア
トラクションを進行するため、親近感と特別感(機械的ではな
いオリジナル感覚)が得られる。楽しい。間の取り方、突っ込
みを関西の芸風だった。


「は~い、みなさん!遠方よりようこそ」

「で、みなさん、どこから来ましたか?」

「いかにもしゃべりたいって手を上げたあなた・・・、
当てませんよ。は~い、では、そこの白いあなた?
そう、白いセーターを着た真ん中のあなたよ。」

「和歌山です」

「あ~ら、中途半端ねぇ」笑

「そちらの黒い帽子の、そう、あなたよ。
 オレは違うって顔した、そのあなた!」

「・・・京都」

「ふん、みんなその辺ばっかりね」笑

「だれか、いないの?遠くからの」

「ん、そこの三人娘の真ん中のオレンジの、あなた!」

「さいたま」

「これも中途半端だわね、まったく」

「そこの前のお兄さん、そこ、あなたよ、あなたは?」


「浦安」


「あのネズミの出てくるテーマパークのとこね」笑

「もっと遠くから来ている人いないの?手を上げて?」

「じゃぁそこのめがねの方、はい」

「ブラジル」

「へ、バカいってんじゃないの!」


とテンポよく、アドリブでの返しもよくこの青木さやかバリのお
姉さんのトークは腹を抱えずには笑えなかった。絶妙なトーク、
間のとりかたボケと突っ込み。

ブランソンを思い出す。

日本にもこの風土あったかと、それが大阪なんだなと思ったの
である。これが単なるマーケティング調査だったらさすがと思う、
ちなみに私が見るに、そのアトラクション参加者では挙手の状況
をみると7割が関西圏、3割が遠くの地域からだったと)。

さてさて
アトラクションは殆どかなりのレベルで満足。その理由は細かく
書くともったいないので是非体験を。映画を詳しく見てなくても
非常にわかりやすい。



1)映画の続きの世界が独創的で新鮮さがある
2)物理的な動きの激しさ
3)参加、体験(ストーリーに自分達が溶け込まされる)



このアタリがディズニーランドとの大いなる違いであり、私と
してはオママゴトに近いディズニーランドよりも十二分に楽し
めた。

もっと早く行っていればと思えたが、しかし、TDLに比較して、
リピーター化される要素が少ないのが少々残念。

さらにいえば、高速道路や外の景色が見えてしまうのは内容
がいいだけに惜しい。微妙に、建物と建物の間に「三菱のマー
ク」が見えたのはこれってスポンサー?と思いきや、パーク外
の倉庫の看板だったのは笑えた。

それで思い出したが、さらにスポンサー(大手企業)の名前の
露出度がテーマパーク内で結構に高い。ディズニーランドがど
うだったか記憶はないが、ピーターパンも最後に「KIRIN」と
デカデカでるし、ジョーズは終わると「ANA」の宣伝が入る。

企業のCSRとして森林を守るということに「ドコモ」「ニッセイ」
とこちらにも顔出しされているが、こちらが美しくて、そちらが
醜いということもないかと自己弁護に入る自分。

だったら、どっちにも出ている企業さんはもっと価格サービス
を顧客に安くと願うというのは詭弁か嫉妬か、負け組みのたわ
ごとか笑。

成功のポイント。


・空間テーマ化(外との遮断化)
  これだけの情報化時代、グチャぐちゃ時代。
  住宅も然り、ホテルも、食も、ここにしかない空間を演出する。
  

・参加・体験型
  みずからがそこに溶け込んでしまうストーリー作成
  そのストーリーに加わる参観者であるという設定。
  ストーリー(文化的ならなおさら)も顧客と共有する。

・機械から人間へ(関西人的ノリ)  
  やはり笑いが原点。そしてテーマパークも
  人間が大切、最新技術と関西のボケ突っ込みの融合。


リピーターを増やすには、こちらのさらなる強化は当然のこと、
これに何があればもっとリピーターが増えるだろうか。そこを
もうひとつ深く考えてみたい。どなたか行った経験があるかた、
アイディアあれば待ってます。

観光を考えるに、
TDLとUFJは素晴らしい学びの場&遊びの場です。


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編集 / 2007.03.04 / コメント: 1 / トラックバック: - / PageTop↑
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地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
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