【新年のご挨拶と仕事始め】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅



2007年、仕事が始まった。

今日は、清光林業の岡橋社長と3時間ものお時間をとって頂き、
未来に向けて今後どうしていくかという話しをした。

難波から千日線で人駅の桜川駅にある清光ビル。かつて大阪の
難波周辺には材木問屋がおおくあり、道頓堀には丸太が貯木場
として浮いていた時代が昭和40年代にはあったと教わった。

ヒアリング内容や夢ある未来への挑戦についての細かい話は割
愛するが、ひとつどうしても伝えたいことがある。「林業」「
製材」「材木店」と名のつく会社で現在存続しているところは
土地をもっていたための不動産所得による利益が経営の命綱で
あるところは多い。

言い換えれば、材木や丸太を置いていた場所を不動産賃貸など
を通して利益にかえる。奈良県の某地域では巨大ショッピングセ
ンターに貸すことで本業の利益の何十倍も収入があるところもある。

平塚のいくつかの材木店もそうだった。

それで本業に力が入らなくなるというのは去年の日報にもかいたが、
利益さえあればよいのかという熱きNさんにも平塚で出会えた。

そう、業界が栄えていた頃の4分の1も5分の1も林材業から
の収入は減り、不動産に頼る。本業は儲からない。そして撤退。
そんな会社や製品市場が多いのにである。なのにである。清光
林業のビルも、一階はぴたっとハウス、その他の階も有名会社
が入って要るビル。自社は9階部だけ。

しかし吉野杉を産出する川上村の土地所有者である清光林業は
8割が林業部門に人員を配置し、新しい近代林業のありかたを
模索し、チャレンジし続け、林業という基幹勧業の吉野ならで
は「山守制度(所有者と管理者が別れて経営する)」の文化を
大切にしながら、コスト削減、施業の安全性、若手労働者への
担い手育成、しいていは観光も含めた地域活性化へ夢をもって
いる。新潟のお付き合い先の理事長が実践されているが、バイ
オマス利用への動きは真剣にやらねば山村活性化はない。


「僕らはね川上村に住んでいない不在地主、だけどね、
愛着あるんだ。
好きなんだ。
そして管理をしていただいた山守に感謝している。
しかし、
文化として残すべきところは残し、変えなければならないことは変える。
できるとかできないではなく、
やるんです。」


だからこそ人員の8割が林業に2割が不動産。しかし収入の
関係性は逆。それでも使命をもって出在庫ストを大幅に落とせ
る新たな林業施業に挑戦されている。


「不動産は不労所得ですよ、
そんなものに頼っていたらダメです。未来はない。」


根底の理念が力強い経営者のチャンレジする姿に僕自身も熱く
なり、まだまだ僕の知らないことを多く教えていただき、非常
に勉強になった。

その後、京都へ。


途中マクドナルドで2時間仕事をし、持続可能経済研究所へ。
お付き合い先の天竜の林業研究会の人を紹介し、今日は、
FSC認証(森林の持続可能な経営を認証する)の勉強会に
途中から参加。偶然にも日本で一番最初にFSC認証を取得した
速水林業の社長もおられ、昨年尋ねた以来だが、久しぶりに
出会えた。
国内の林業や環境問題の委員会に多く所属し、テレビや雑誌
などによくでており有名だ。


「美しい山とは利益のある山であり、生物の多様性がある山である」


これも速水林業ならではの成功の特殊解も堂々と伝え、私にも、
様々なことを教えていただいた。勉強会の後の座談会でも日本
書紀と万葉集から日本の林業についての雑学(うんちく)を教
えて頂いて、非常に勉強になった。本日出会った清光林業の岡
橋社長を尊敬&評価されていた。人脈は繋がる。


余談となるが、たまたまに、持続研所長の牧さんがとある用件で
「ある人を探している」とあったとき、その場でスグに携帯で電
話をしてくださっていた。やはり凄い経営者は行動力が違う。


船井幸雄の話で社内で有名だが、


「ねぇ、きみ、なぜ、いま、そこで、電話しないの?」

仕事が出来る人の即時処理行動力をまた見せ付けられたが、
成功されている方は「できるかできないか」など絶対に考えて
いない。その後、大学時代から尊敬してやまない牧さんと初め
てお酒を共に2人で話すことも出来た。

思う以上に、山の世界は日本国内で動いている。牧さんから
頂いた嬉しき素晴らしき言葉は私の心の中にしまっておきたい。


今年も、経営者や出来る人生の大先輩の「姿」「言葉」を中心
にふるかわ日報を伝え、皆様と「理念×利益=∞」の経営につ
いて共有したいと思います。


理念なき利益は犯罪である
利益なき理念は寝言である


ケニアの大自然で出会ったキリン、チーター、ライオン、象、シマ
ウマ、マサイ族などを前に、自分の小ささと地球の偉大さを知った。
自分の小ささ、そして、日本の美しき森林も地域も、比較できた。


それでは今年もご指導ご鞭撻たまわりますようよろしくお願い
申し上げます。いつも古川を成長させていただき感謝していま
す。宜しくお願い申し上げます。
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編集 / 2007.01.10 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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プロフィール

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Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

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