【住育なんてどうかな】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅

情緒的ストーリーをもっとデザインに、もっと文言に、もっと体で。

それを伝えたい。

今日は時間を創り、新潟県某市へ。住宅見学会と一級建築士
を独占できる相談会だった。ちょっと見学。私の第一印象は、
自分で体感したそのものであり、それを情報として発信したく
なる。その感じたことと売る側が感じさせようというところが
一致していると嬉しくなる。


見える化(情緒的ストーリー)という話しで、住宅で大切なの
は、価格を除いては、安全・安心(構造)とデザインと素材と
そこにシステムキッチンやバスなどの利便性がかぎとなる。

よくある話としては、システムキッチンやシステムバスにかな
り高額で、100万×2=200万強もある。そんなところにかけ
るのであれば、材木はもっと安いんだ(1割)、だから木の家
に暮らそうよという営業トーク(仮想無垢材利用をしていない
ところを競合と考えた場合)。

しかし、これだけでは難しい。


住宅の購入を決めるのはたいていは奥様。奥様の決定権が重要。
すると、どんなに素材がよい住宅を提供していても、最終的に
は奥様が「うわ!いいわ!」と思わせるためにそのシステムバ
スやキッチンやトイレのパワーが非常に重要となっている。だ
ったらそこにお金をかけるのは理にかなう。その構造はわかり
やすい。ニーズもウォンツも訴求している。

奥様が決定権→奥様がよく使うところが住宅では重要→システ
ムキッチンやシステムバスがいいところがいい→そこに必然的
に原価をかけざるを得ない 


でも・・・。


そこでそれ以外に住宅販売のPRはないのか?そこで私は「住
育」というキーワードをと考えたい、その背景は何かを考えさ
せられるような住宅販売を。ただし、それが奥様の心を動かさ
ずでは意味がない。それが情緒的ストーリー。

森林、癒し、香り、空間、そしてそこにある「生活イメージ」
素材をいつまでも素材として提供するのではなく、システムキ
ッチンやバスがライフスタイルを利便性と欲求性にくすぐるス
トーリーで説明するがごとく、素材も、「住育」を裏に秘めて
言葉やデザインに落とす。


しかし、価格主導の住宅が元気だ。坪単価が安いところが元気。
それは価格が家を買わせているのではなく、価格主導の住宅が
営業力と販促力が強いだけである。価格によって見えなくなる
部分を見せていくのは本物を作っている人たちの使命でもあろう。
そう思った一日だった。

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編集 / 2006.12.22 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
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