【大規模商店は規制されるべきか】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)


~福島県伊達町 大型SC出店へ用地変更を県に再度申請~


この日経新聞の記事を受けて稚拙な所感を書きたい。これは要
するに、でっかいジャスコができるかできないかの話。これだ
けジャスコなどの大型店舗(カインズ、コストコ、などなど)が
でてきてワンさんか人が集まり幸せ!となるが、一方、中心市
街地が廃れるとの声もある。そこで、政府与党は町づくり三法
の改正案をだし、田舎にでっかいショッピングセンターを創る
ことを抑制する動きになっている。

床面積1万平方メートルを超えるスーパーやショッピングセンタ
ーなどの出店について、原則自由から原則禁止へと大転換する。
これは非常に大きな変化である。


これに対して

1)大規模商店ができず、地方都市がより衰退するから反対!
2)中心市街地(商店街)の衰退に歯止めが掛かって万歳!


あなたはどっちの論者というところか?

自分の地元、自分の住んでいるところ、お客として足を運んでい
る自分自身のことを照らし合わせて考えてみたい。国民全体の関
心はないが、買い物する人全員に必然的に関心すべき話題と思う。

ただ単に、駅前の中心市街地が廃れるのを嘆くことを発端とする
のならば、大規模立地の規制の動きもむなしい。なぜか。

①大規模商店の時流ももうすぐ終わるから。
 (このあたりの根拠は割愛)

②商店街側が綺麗なトイレ、リラックススペース、落ち着いて買い物
ができる環境への変化、接客と商品の一番化への努力不足も
指摘されるからだ。

努力をしないのに、ジャスコのせいにして嘆く商店街の店主もい
る。私の知るとある某商店街では、確かに殆どのお店は閑古鳥で
はあるが、「暖かい人」「美味しい商品」「お客様との対面接客
の重要さ」が長所の御寿司屋さんがあり、ここだけはいつも明る
さがある。

単純にジャスコが商店街を廃れさせたわけではなかろう。魅力が
ないから行かなくなった。魅了があれば人は足を運ぶのだ。しか
しそうはいっても時流というものは恐ろしいのだが・・・。さて

新聞記事に出てきた伊達町(冨田健一町長)はイオンモールの川
戸社長とともに商業施設誘致のため2000年に市街化調整区域を市
街化区域に編入する要請をすでにしていたが、ダメになっていた。

「県」が土地の用途変更を決定する。福島県は「県人口の減少傾向
や高齢化といった社会現象を踏まえると市街化区域を増やすことは
できない」と難色を示している。

そこに、また再び申請するというのがこの記事である。

町長は、2000人におよぶ地元雇用促進につながると主張し、市街
地の既存商店街とも共存共栄可能と強調しているらしい。うちにも
イオン、ジャスコを!木を植えています!といいたい訳だ。

私は土地利用が一度都市化したら、自然系として元に戻らないという
大前提を語る事なきにしての大規模商店は反対であるが、地域住民
が本当に望んでいるのなら、規制されるべきではないと考えている。

ただし、

民意を問う

どこにいってもその視点が掛けているのだけが残念である。

イオンという強者の論理に漬け込む経済覇者と商店街という弱者の
論理に漬け込む政治覇者との間でのやり取りだけである。

大規模立地は、総論賛成、各論反対の世界であるが、地元住民と
のやりとりの場を創りたい。そして、もっとくだらないのが、日経新聞
という地域と関係ないものが論調し、さらにもっともっとくだらないのが
古川大輔というまったく無関係のものが文章を書いていることである。

勉強はいいけど、自分の関係する地域でモノこと変えるていかなければ
と強く思う。

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編集 / 2005.12.23 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

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株式会社 古川ちいきの総合研究所 
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