【靖国合祀と夕張破綻と企業経営】
カテゴリ: マネジメント/自己成長
          

富田氏のメモが何故この時期に発表されたのか。小泉マジック
のうちのひとつと思われるが、A級戦犯は完全なる責任者で加
害者でありBC級は責任がない、ゆえに、悪魔と正義(被害者)
は分けて神社に祭るべしという。

昭和天皇は「合祀に不快感」と88年に言ったとされる信憑性の
高いメモが出たわけだ。


方や、財政破綻をした夕張市。地域ブランドとしては夕張メロ
ンがあまりに有名だが、しかしながら、行政の財務状況は違法
すれすれの財政政策であった。地方自治体の財政状況を判断す
るひとつの基準である「経常収支比率」も異常値だった。いま
大阪市や神戸市も100を越える。都市部であれば理想は70~
80。一般財源よりも経常的に必要な経費のほうが多いというこ
とであり、危険だ。

この場合のA級戦犯は明らかに「首長」であるべきだという論
と「国」だという論がある。国が監査し、支援の手引きを教え
なかったというもの。あるいは、国が権限を持ちすぎるゆえに、
自立心なき自治体ができ財政崩壊したという説もある。

なにが正しいかわかるないが、もし自分の自治体が適正経営
をしているかどうかをチェックしなかった「住民」までがA級戦犯
だとされたら住民は怒るだろう。では、助役、収入役、課長、どこ
までがA級なのか。

線引きがなさすぎた。
住民も、情報の何があるのかすら知らなすぎた。

チェック機能はいずれにしろ必要だが外部環境という宗教的潮
流、もう脱することが出来ないぬるま湯、戦争中も戦争が人類
に無益と気づいても「地球的宗教」から脱するのは、チェック
機能があったとしても、脱却はほぼ不可能。それを上手に壊し
てきたヒトラーのような人材が出ればまた不安となる。

いま小さなレストランでは、お店の店員、接客さんまでが、商
品の粗利益を知り、数字の責任を負い、給与に反映するような
仕組みをとるところもある。店長のみが数字の意識を持つので
はなく店員も持つ。すなわち知識としても知る必要がある。


1)靖国問題・・・・・・A級  BC級  国民
2)夕張破綻・・・・・・首長 課長 職員 住民
3)企業(店舗)経営・・社長 部長 社員  お客様


①A級の責務の明確化があるかどうか
②BC級がA級に対してのチェック機能があるかどうか
③徹底的な数字の情報公開と知識共有があるかどうか


組織が常に「性善」的に成長する仕組みはこの3つくらいは少
なくともありそうだ。自分の会社も、企業も、自治体も、責任
の所在を明確にし、流動的に修正でき、本音の話し合いができ
る風土に、知識の共有化があるかどうか。夕張市になっていな
いか、あいまいな靖国になっていないか、考えてみたい。
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編集 / 2006.07.22 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

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株式会社 古川ちいきの総合研究所 
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