【教養の低俗化】
カテゴリ: マネジメント/自己成長

お付き合い先の前身にあたる会社の「弐十周年記念誌」なるも
のが発見された。昭和戦前の著作であり、理念から社歌に渡る
までかなり立派な文章があり、その荘厳さと高尚さには、皆が
辟易するほど素晴らしい。いま、私が支援していることの主な
やり方は1)理念策定2)強みの強調3)暗黙知の形式知化で
あるが、社員がこういった。

「なんでぃ、昔のほうがスゴイな」
「既に船井さんがしてくれること、やってたんだね・・・」


ある種、絶句するほど昔の資料の輝きに社員をもが唖然として
しまうほどの出来。「いま船井さんがやってくれること(理
念策定から歴史の形式知化)を、自社でやってたんだね」と。

会社がある意味、退化していることに気づいた。そうはいうが、
日本全国が会社という組織体の存在が利益重視に走りすぎて、
あるいは暮らしの手段としてのみ陳腐化し、大切なものを残そ
うという意識が少ない現状だろう。何も過去から全て学べとは
いかないが、歴史を美化して伝えるべくものは経営に非常に役
に立つ。二十年以上の歴史があり、社史すらまともにない会社
も多いだろう。


歴史を知る
 ・プロセスを知る
 ・強みを知る
 ・弱みを知る(同じ轍を踏まない)
  

やはり、日本は昭和の戦前、非常に教養のレベルが高かったの
だろう。そうまとまった。やや文語体の文章に飾られた会社の
団結力を示す詩は特にココロが刺さる。

コレだけの文章をかけるだけの教養力は今どこへいったか。
日本人。(いずれまた公開できたらしたい)

そこで、軍服姿の初代社長の写真を掘り起こし、今一度、会社
の持つ歴史的な重みをビジュアル化し、今日はその修正作業を
した。お客様へ商品の必要性欲求性のみ伝えるのではなく、共
感のひとつとしてこれらを伝えていきたい。


「学力」や「利益」はあってもバカにされるが
「教養」はあったら絶対にバカにされない。
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編集 / 2006.05.15 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

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株式会社 古川ちいきの総合研究所 
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