【産地食品の必要性、欲求性、物語性】
カテゴリ: マーケティング/営業
いもの香


「いもの香」という商品を、岐阜県の某スーパーにて発見した。


今日は、商品力強化についてちょっとしたマーケティングのお
話を。上の写真の商品で解説。まず、以下のポイントを抑えた
い。

キャッチ(文言)
 ・国内産さつまいも使用
 ・いもの香
 ・食べ切りサイズ
 ・焼いてないのに焼きいもみたい
 ・裏面、商品概要と栄養成分表

デザイン
 ・パッケージの色
 ・両面の切り口
 ・ブランドロゴ


これをどういう切り口で見るのか。マーケティングともいえぬ
がとっても基本的なはなしですべてに通じるとは思う。そこで
いくつかのキリクチをご紹介する。


①モノからコトへ

②欲求性 ウォンツ
③必要性 ニーズ
④物語性 ストーリー

⑤食べやすさ
⑥こだわり


いや~、小学生でもわかる簡単な話です。それでも知っている
とかなりモノの見方が変わるはず。

まず、ここ日本においてマドンナのマテリアルガールのよう、
世界がどんどんと減っているいま、モノがありふれてしまい、
モノそのものを欲する消費者が減ってきている。ゆえに、よく
言われているが、モノからコトへ、という観点から商品開発を
し、セーリングメッセージ(キャッチフレーズ)を作っていく。

分譲住宅であっても、食品であっても、パソコンであっても、
機能性や本来価値ありきだが、いまはモノからコトへの伝え方
がマーケティングでの大原則とすら言われてきている。

さらに
ニーズ、ウォンツ、ストーリー。人はどんなときにお金を払う
のか。それは基本2つしかない。まずは、ニーズ(必要性)の
あるものコトしか人はお金を払わない、またウォンツ(欲求性)
のあるものコトしか人はお金を払わない。例えば、きょうの電
車運賃はニーズ(必要性消費)、いまさっき買った缶ビール
はウォンツ(欲求性)、お昼のランチは(必要性×欲求性)か。

いずれにしろ、例えば、ウォンツ(欲求性)だけでは売れない
ので、例えばベンツのように高級車という憧れに安全性という
価値を必要性消費へと向かわせる軸として商品に付加している。
例えば、ニーズ(必要性)消費の象徴である日用雑貨のような
洗剤などは、例えば、ジョイなど手に優しいなどのウォンツ(
欲求性)を加えた商品開発&メッセージを伝えている。

そこに今の時代、とくに地域ブランド創造をする中で必要なの
はニーズのみならず、ウォンツのみならず、ストーリー(物語
性)を伝えていくことが肝要である。例えば、モスバーガーで
は、今朝のレタス畑ストーリーなどがチラシに書いてあったり
する。ただしモスバーガーのチラシが全部ストーリー訴求だっ
たり、健康訴求のような必要性(ニーズ)PRばかりであれば
売れない。なぜか、やはりシズル感たっぷりでジューシーで、
美味しいドアップのハンバーガーの写真があるから、食べたい
入りたい、と思うのである。


さらに食品においては、最後にふたつの軸を提示し、これは、
もちろんニーズやウォンツにまとめられるものだが、結局どう
食べて、どう他が違うのかという2点を忘れてはならない。

   特異的(こだわり)・一般的(ふつう)
 
  調理困難(めんどう)・調理用意(たべやすい)


もちろん大前提の大前提として食品では、欲求性(ウォンツ)
の重要ポイントである「美味しい」ということは無視できない
が、こういった順序で商品開発を考えていくべきである。


コンビニやスーパーにいって面白い商品を見つけては買ってみ
て分析してみるといい。例えば、私が今日、目にした「いもの
香」


・国内産さつまいも使用
・いもの香
・食べ切りサイズ
・焼いてないのに焼きいもみたい

これはいずれのフレームになるだろうか、もっとマーケティン
グ的に売上げを増やすには何が足りないだろうか、そんなこと
が毎日の学び、となるのである。


ちなみに
     これなんと、「80円」なんてやすいんだ!
         そして意外と一口サイズで美味しかった。 
                 いいエネルギーにもなった。

(ただ80円安すぎて恐いという人も笑)
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編集 / 2008.02.20 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
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