【語れるロゴ】
カテゴリ: マーケティング/営業


~なぜ、
ロゴマークと
コーポレートステートメント(メッセージ)が必要なのか、
      そして、なぜ、ブランディング戦略が必要なの~



売り物、売り方
ニーズ、ウォンツ、ストーリー
7つの感
市場規模&推移とライフサイクル
地と図の関係
3C
4P
5フォース
SWOT    
STP              などなどいろいろと、

ブランド戦略にはさまざまなマーケティング要素がはいってこそ
成り立つわけであるが、もっと前提の前提の話からしたい。


まず、
あなたはどんなときにお金を払いますか?
そんな原点である。


極論二つしか、ない。



1どうしても必要なモノ(必要性、ニーズ)
2欲しくてたまらないモノ(欲求性、ウォンツ)


世の中もうこれ以上欲しいモノ、必要なモノなどない。ありふ
れている。商品サービス、その差別化がなかなか難しい中で、
顧客との接点においていかなる「夢、妄想(イメージ)」を描け
るか、そんなところに、人は消費や投資を行う。だからいまは
物語性(情緒的ストーリー)が、必要性(ニーズ)、欲求性(
ウォンツ)にまして必要になってくる。ご自身のビジネスも、
どうでしょうか?本当に必要?本当に欲しがられてる?

これはだらだら一般論を言っても、具体的にこうだと説明した
いのだが時間がないので割愛。

そしていつも言っているが、「売り物」と「売り方」すべての
ビジネスがその二つの勝負であり、売り物がホンモノかニセモ
ノかにかかわらず、売り方のしくみやしかけが上手いと、市場
を席巻してしまう。いや、それが勝負かもしれないという現実。

私はこれを悲観的に見てしまうが、これを知ってこそ、消費者
を巻き込むプラス発想をしなければマーケティングを「善」と
はいえない。


よく例にするが、私は講演でペットボトルのパッケージをビリ
ビリに破る。「これ飲みたいですか?」とたずねます。どう考
えても、昭和時代にオシッコのパックのような白いボトルに入
ったあのJR(国鉄)のお茶のほうが美味しかったはずである。


だからこそ
商品そのもの以上にイメージ「売り方」が大切になる。
つい先日、伊右衛門が米国で販売されたのも、動向を
見ていきたいが、商品力の高さがなければかなわないはずだ。


さて、その売り方において、
大事なのがブランディング戦略であり、
それは「前提」として「商品力が高い」ということがあって
しかるべきの世界だが、そんなことを無視した世界(ようす
るに売り物がショボクても売り方さえよければよい)という
のが多いことも、知っていなければならない。


そこで
一番、抽象的なようでしかし重要なのが
ブランディングにおけるデザインなのである。
以前の日報にもかいたブランド商標の7つの要素があるが、
そのうちの2つについて。

まず、

自社のロゴマーク、
そして
自社のコーポレートステートメント(メッセージ)


それについて語れるだろうか。
そんなことをまず投げかけたい。


ロゴマークとは、いわゆる図式化したマークで、会社の理念、
哲学などを凝縮し可視化したマーク。そしてコーポレートステ
ートメント(メッセージ)とは会社の理念(ミッション)を一
本化した統一的メッセージ。(お口の恋人ロッテ、マチのほっ
とステーションローソン、Drive your dreamsトヨタ、水と生
きるサントリー、うまいやすいはやい吉野家、Inspire the
NEXT 日立製作所、ココロも満タンにコスモ石油)


さて、
語れるかどうか。
顧客が、また、社員がそれをどれだけ認知しているかどうか。


ここに「統一性」と「露出度」というのがポイントとなってきて
某大手広告代理店は、顧客接点のことをブランドコンタクトポイ
ント、タッチポイントなどといい、そのイメージを浸透させなけ
ればならない、と戦略を立て実行していく。このあたりのフレー
ムワークやノウハウは他社も大概が統一化されてきた。


そこでまず、
ロゴマーク。


例えば、ヤマハのロゴマークは、音叉(おんさ)のマークがあ
るが、周りの円が音叉とふれてないのは、くっついてしまうと
音が消えてしまうからである。ヤマハのYを音叉にたとえ、常
に美しき基準となる音を響かせている企業というイメージだと、
社員が語り、それをきいた友から私は聞いた。


企業理念が一人歩きするには
ビジュアル化(可視化)されたもののに

 ・審美性
 ・物語性
 ・理念性

等の要素が必要であり、それを社内外に浸透し続けていくこと
が肝要である。一般的に、CI戦略(コーポレートアイデンテ
ィティ)とは、企業独自の価値や個性を可視化し発信し、企業
価値を向上し、「憧れ」を得られるようにしていくこという意
味だったが、いまやそれだけではなく、理念の浸透、行動、態
度への浸潤、なども含めてCI戦略そしてブランド戦略という
ようになった。

そして、CIがVI(ビジュアル)のみならず、
それを構成する要素は以下のように、

 VI(可視:ヴィジュアルアイデンティティ)
 MI(精神:マインドアイデンティティ)
 BI(行動:ビヘイビアアイデンティティ)
 
など、いろいろある。デザインを統一するだけ、キャッチコピー
を統一するだけ、そんな時代は終わった。それは、もちろん導入
していない会社や業界にとってはまだまだ必須であるが、少なく
とも、結局、どのコンサル会社も手法や技術はバラバラながらも
今後の課題においては、導入するしないは論外として、CIとは、
ブランドとは、何かという時代の変遷を追いながら、現在に応用
していくべき「知的資産」として経営陣が持たなければならない
「教養」であるということは間違いない。

福武書店からベネッセになったのもネーミングやロゴの変更のみ
ならず、きちんと理念策定から凝縮された思想を教育事業を通し
てメッセージ化してきた。「国際化」「情報化」「文化化」とい
う3のミッションは、策定20年余の後、それがベルリッツ、直
島などに現れた。ここには福武さんと中西先生のドラマがまた面
白いのだが割愛。


企業、持続可能な企業
100年企業、200年企業、
200年住宅だって200年企業が続くかというところ

利益のみならず理念
理念のみならず利益


凝縮された理念がある
伝えたいビジョンがある

ないのならば会社としてナンセンスである。
今、企業理念をゼロから作ってます、
なんて会社があったら、
何のために会社を立ち上げたんだよって
突っ込みたくなる。
ただ最初は利益のみ考えて突っ走って、
そして、理念を考え直し、
そして、また、成長していき、また成長がが止まると
理念を再構築して、という繰り返しなんですが・・・
あんまりぶれない企業が一番安定的に持続可能な経営をしている
ように思います。ここはじっくり研究したいところですが)


さて、その上で、

1)会社のロゴマークがない。
2)会社ロゴマーク(理念と物語)を語れない。
3)会社コーポレートメッセージ(ステートメント)がない
4)会社コーポレートメッセージを語れない。

会社のみならず、組合も団体も行政もNPOも然りである。

少なくともこの4つが出来ていないければ、うちの会社は一流だと
かブランドだとか言えない。もちろんこの先に、ブランドブックの
作成等によるデザイン教育、理念浸透などあるが、結局、美しいロ
ゴや美しきコーポレートステートメントは、語られて告げられて、
伝えられて、商品や顧客に宿っていくわけである。

もちろん商品や顧客からも発信する相互コミュニケーションなのだ。

なにもそれってさぁ大企業だけのことじゃないの!っと思うかもし
れぬが、それは問題である。大企業こそミッションがバラバラで動
きがトロくて資産だけあって、社会理念をなんとかCSRという名
で、木を植えればいいと、ごまかしているだけという会社も多い。

ただ、本業を直球で行うことこそそもそもに社会貢献であるという
そんな会社、地方、行政、地域、農林漁業を私は応援している。

以下、みな売り上げ10億以下の会社である。

メジャーマイナー。
規模は小さいが知名度は大きい。そんなことを目指して・・・。


「奥吉野の空間と静寂をあなたに・・・」
http://www.goshikiyu.com/

「天竜の杉檜と生きる」
http://www.fujiichi.co.jp/

「吉野杉の杜に包まれた優美なホテル」
http://www.suginoyu.com/

「守ります。伝えます。贈ります。吉野500年の伝統を」
http://www.yoshinosugi.net/

「日本の杜と檜の文化に献上する」
http://www.maruei-seizai.com/



TOKYOに迎合しない日本の誇りがそこにある。

多々まだまだご紹介したい会社はあるが、それは、これからと
いうことにしましょう。もう一度企業の利益を生み出す源泉と
して、社員が生き生きし、顧客が喜び、社会がハッピイになる
ためにも、語れるブランディング戦略を考え直しませんか?

もうすぐ、全国みなブランド化になり、
脱ブランド戦略の時代が来ます。


ちなみに私達はブランディング戦略の中に含まれる、販売戦略、
営業戦略が強いのが特徴ですが、理念共有がないところとは、
仕事は出来ないかな思っています。まぁ気楽に僕にメールでも、
電話でもください。

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編集 / 2008.05.21 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

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