【森林木材認証シンポジウム@諸塚村】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
宮崎県諸塚村へ。シンポジウムに出る。

森林木材認証。「持続可能」と「トレサビリティ」を認定する林業
基準。世界基準がFSC認証、国内基準がSGEC認証であるが、
その現場の声を聞いた。

FSC認証
SGEC認証 


確かに、現場で広まってきた。ここ諸塚村は、近年の林業とし
ては先進的にFSC認証を取り入れた。最近では、かが森林組合
が取得。静岡県の林業家がSGEC認証を取得。吉野林業の川上村
もSGES認証を昨年取得した。

ただ、まだまだ消費者認知、マーケットシェアは非常にレアである。
シンポジウムも業界内でということで、始まったシンポ。今後は消費
者へと狙っている。

大学の先生、材木連の方、森林組合、行政とある種たくさんの
方が来ていた。ある専門の方からこう教わった。「ヨーロッパ、
特にドイツでは環境問題、環境教育が幼いころから徹底されて
おり、森林認証の商品が売れるんです。」「漁業では世界で12
箇所ありますが、MSC認証というのもあり、ノルウェー沖のサー
モンなど持続可能や環境問題として消費者への認知もあります」


そういった背景がある。日本とは違うという。よって、日本の
人たちにはもっともっと啓蒙(洗脳)して、勉強してもらわな
いと困る!そうでなければマーケットは広がらない。もっと国
産材を!認証制度を!もっと環境教育を!


ん?

それが、エコロジストの叫びである。それが、エコロジストの
エゴ。エゴロジストである。教育は確かに必要だ。しかし、明
日の飯も食えぬ林業地域もある。教育には時間がかかる。


継続的な利益の獲得これからだとおっしゃっていた。

やはり、認証制度があるから買うのではない。○○産だから
買うのではない。魚沼産だからコシヒカリを買うのではなく、
圧倒的に美味しいからである。

「○○産 美味しい!」という順序ではないはずだ。「美味し
い!○○産」という順番であるはずだ。森林認証がISO認証の
ような一過性ブームのようになることは絶対に避けたい。もっ
とニーズへもっとウォンツへ。

「持続可能と健康は美しい。」

ロハスという言葉も一過性かもしれないが、その概念やライフス
タイルはしばらくは続いていくだろう。その中で先進的に業界を
リードしている諸塚村、応援していきたい。

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編集 / 2006.01.27 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
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