【天竜美林】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅

今日は天竜美林へ。山にも登った。山、それは、人工林が植わ
る世界である。いい山もわるい山もどちらも見せていただいた。
今回の案内人は、「地域材セミナー」のお客様で、山主から林
業家、製材、加工屋さんまでいる、この一連の流れを括して行
っている日本でも稀有な元気な「株式会社」である。

また、天竜市のころの議員さんで、いまや合併して浜松市にな
り、その地域からの議員数が10分の1になり、議員を引退して、
また本業の林業に従事しているOさんも一緒に山へ足を運んだ。

車を走らせながらこんな声を聞いた。

「おぉ、ここの山は誰のだ?」

「Mさんのです」

「いい山だなぁ、いい木になってる」

「ここは誰のボサ山(手入れの入っていない悪い山)だ?」

「Aさんかな」

「そっかぁ」

「うわ!ここもスゴイなぁ、嫉妬しちゃうな、いい山だ」

「素晴らしいですね、下草も綺麗で、スギもまっすぐだ」

「これだれの山かね」

「Mさんですよ」

「うわぁ、Mさんすごいなぁ、オレの山を後で見せたら
 がっかりさせちゃうな、古川さんに笑」

「私このボサ山買ってねぇ、間伐したんだ」

「すごいなぁ」

こんな会話で盛り上がる。林業、作業道の整備もいきわたってい
て、私設で創った道もある。気が搬出しやすいように自らが工夫
して、自らが投資して作った作業道は、1日に80m~100m
ほどで2万円くらいで作れたという。いま1m8000円という
コストが標準的にあるとすれば二十年前にしろそれは非常に安い。


「我々、林業家ができることは、コストを押さえ搬出すること。
            そこまでなんだよ。あとは託したぜぃ」

そういったニュアンスのことをおっしゃった。
哲学を持っている。


「いい山ってのは、美しい山だ。
 美しい山ってのは、持ち主のコンセプトがある山だ」


コンセプト。もうすぐ70になるだろうおっちゃんが、熱く語る。
道中色々話したが

「楽しい!楽しい!山は楽しい!面白くするんだ」

といろいろと頼もしい静岡弁で話してくれると、こちらも、
この斜陽産業が楽しいものだという認識がさらに自信を
持ってくる。いるのである。

事務所に帰ったら、会社のトップ層が待っていた。「こないだ
はセミナーありがとうございました」と。そこで、弊社の活動
の紹介をして、プレコンサルをして帰ろうと思っていたが、

「古川さん、我々に営業をしてください!」

と、先の話はここまで。今後ともよろしくお願い申し上げます。


スポンサーサイト
編集 / 2005.12.01 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
コメント
 
Title
 
 
 
 
 
 
Secret 


Pagetop↑
twitter 古川大輔
プロフィール

古川大輔

Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

ご感想ご意見などは、ブログ内の返信ではなく、
こちらEメールにてよろしくお願い申し上げます。

ブログ内検索
最近のトラックバック
ブロとも申請フォーム
月別アーカイブ