【  環境問題から始まる林業概論。 】~東京から、修学旅行に、川上村。~
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
【  環境問題から始まる林業概論。 】
~東京から、修学旅行に、川上村。~

この日、
東京の某有名私学の中学生が、
修学旅行として、川上村に参りました。

学年全員が共通のスケジュールと
チームに分かれて自由行動になるスケジュールとがあるそうで、
今回は、
その自由行動のほうで、1グルーブが、
「吉野の林業を見たい」ということで、
約10人(先生含む)が川上村にこられました。

・樹齢400年の人工林
・森と水の源流館 
・製材所見学

を廻られましたが、
担当の教員が、
M教授の研究室の卒業生で、
事前視察の際、意気投合したこともあり、
非常にご縁を感じております。

私は、その何かで、
製材所だけ同伴させていただきましたが、
そのとき、

「君たちはなんで林業に興味を持ったの?」

と、製材所の社長が質問されたこの
話題をひとつ。


そう、確かに、
「木造建築」に興味があるというところから林業へ興味を持つ中学生はなく、
やはり、「環境問題で、林業に興味がある」というのが殆どでした。

で、建築の現場や林業の現場よりも、製材の現場が
実は、一番に、環境問題がわかりやすいものです。

製材して、仕分けした、木材を一つ一つ説明し、
これは高級な板、これは普通の板、これは柱、
で、これは割り箸になり、これはチップへと、
極めてわかりやすい、目に見える、具体的な説明をいただきました

中学生で、製材所に行くということの大事さを改めて、
私も感じた次第です。

また、製材所の社長さんは、
それでもプラスチックの割り箸の長所と短所、
そして、割り箸の建築の端材利用ということを含め、長所と短所を
話され、

「どっちが環境にいいってのは、本当はわからない」

というような、問いかけをしたことは、
中学生にとって難しすぎたか、あるいは、本質を捉えたか、
答えは自分で考えなさいということは、
今までの学校教育では少なくとも私は受けたことのないことで、
彼らにも記憶に残ったことでしょう。


さらに、
環境問題に興味があるんかぁ
というところから、


「169号の、役場前のがけ崩れを見たかい?」

と話題を展開され、5年前の台風で深層崩壊した山のことから、
人工林と天然林の違いを話され、
その中でも植林の大切さ、
単一林のメリットとデメリットなども話されました。

私は、鉄と木の違い、から環境問題を話すので、
なるほど、そこからいくのか!?と、人によって案内が違うことも含めて、
私自身も学びとなりました。

もちろん、
杉と桧の違い、木取りや、木の性質についてもお話もいただき、
木造建築に興味を持ってほしいと願いつつ、
学生たちと、お別れとなりました。

彼粗はきっと、
http://www.genryuu.or.jp/
また森と水の源流館でのご案内もあったわけで、
源流地域の村づくりの話もあったでしょうから、
学生も非常に充実していたことでしょう。

別れ際に、

「ところで、みなさんは、マンション?一戸建て?」

ときくと、

ほぼ皆、全員マンション・・・。

それを聞いた製材所の社長。

学生が帰った後、

「いかに内装材にシフトすべきか」と言う話と、
「板しかないのはいたしかたない」とまたオヤジギャグをいいつつ、

私に製材レクチャーをまたして頂き・・・・
今後の内装材の新商品についても有る企画が生まれましたのは余談です。

なお、私は、
この日、東京からのビジネスパートナーを午前中に
川上村のチゴロブチと樽丸づくりの現場を案内し、
橿原神宮駅に送り、全国過疎シンポジウムの全体会に顔を出し、
宮口先生の講評をきき、
法政大学のZ先生に挨拶し、かしはら万葉ホールでの写真を、川上村に戻って、
修学旅行の中学校の担当教諭に師匠(御大)を、
お見せして・・・という一日でもありました。

だからこその
ビジネス基盤づくりをしっかりせねばと
今の役割を再認識した次第です。
この流れを切ってはなりませんね。

(まとめ)

・環境問題から木造建築への興味の導線はいかに。
  ①わりばし
  ②台風と山崩れ
  ③鉄と木(持続可能な地上資源)
  ④広葉樹と人工林
  ⑤杉と桧
  ⑥吉野の木の性質
 
そこに、(歩く)(体験)(汗流す)(人と出会う)
  

・それぞれ環境問題は比較論。
  ①何と何を比較するのか
  ②メリットデメリットそれぞれ
  ③さぁ、あなたはどっち。

というところですね。
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編集 / 2016.10.13 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

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株式会社 古川ちいきの総合研究所 
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