【 中立性マーケティング(とと姉ちゃん)   
カテゴリ: マーケティング/営業
【 中立性マーケティング(とと姉ちゃん)    】


今日は、朝ドラ、久しぶりの「とと姉ちゃん」ネタでもと。

撮影終了で、クランクインされたみたいですね。

私は、
ここ最近で、面白かった
経営マーケティング上で2つのポイントがありました。

(若干ネタばれあり)


1)広告を入れると、記事に広告主の思惑がどんどん浸潤してきたこと。

2)商品試験による分析ではメーカー名を出すな!と試験所からの要請されたこと。


この2つです。

すなわち、雑誌「あなたの暮らし」の
中立性が担保されなくなっていくシーンがなんどかあったわけです。

1)については、
お金がなくなってきて、雑誌に広告(収入)を入れたんですね。

編集長の花山さんは絶対に反対だったんですが、
資金繰りのために、とと姉ちゃんは、広告を黙って入れて、
あとでばれて大げんか。
花山さんは会社を辞めて、出て行った。
(まぁまた戻ってくるんですが)

でも、それがなければ会社がつぶれていた。
だから「とと姉ちゃん」が正しい。うまくいった。

しかし、そうは問屋が卸さない。
やはり、広告主から、こんなこと書いて、あれ書いてくれと要請される。
それを書かないなら、広告を辞める!って言われてきた。
花山さんが言っていたことが後から分かる。
そこで、広告主と決別するか、お金がなくても自分のやりたい経営を選ぶか。
なかなか面白かった。

2)商品試験による分析についてだが、
  戦後の粗悪商品が多い中で、まず、石鹸の成分分析を行い、
どの石鹸がよいかを雑誌に出そうとした。
ある研究所に依頼したが、すると一番に売れていた大手の石鹸が
分析結果(品質)が悪かった。
  しかし、試験所から、メーカー名は出さないでくれと懇願される。
  なぜなら、その試験所はそのメーカーと過去からのお付き合いがあるから。
  
って、
それらを、うまくクリアしていくやり取りが面白いわけですが、

やはり、経営の本質とは何か。

自分がやりたいというのは、
絶対にそれで喜ぶ人が誰かという顔を具体的に浮かばせていけるか。

雑誌「あなたの暮らし」

戦後の暮らしを豊かにするという理念をやり続けるのか?
経営の存続のために(目の前の安定した)利益を取らねばならないか?

理念を通すのは、バクチでもあります。
そして、多くの投資をして、自社が分析できる施設として研究室を作った。
そのときの、とと姉ちゃんのセリフは確かにかっこよかった。
設立の理念に立ち返り、失敗して、会社が潰れてもよいから、
世のため、人の為にと動く。

さて、今は平成28年であります。

世の中は裕福過ぎて、
当時と比較にはならないとは思います。

いえ、いつの時代でも、必要性と欲求性はあります。

顧客のニーズや欲しいもの(こと)を
実直に聞き取り、それを理念として体現化し、
小難しい、偏差値の高そうな理念を掲げた仕事をするのではなく、
具体的な誰彼のために、こうしたい!ということに、
資金を投資していく姿は、
私自身の「弱さ」に頭をガチンと叩かれたようにも思いました。

とと姉ちゃん、ありがとう。
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編集 / 2016.08.25 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

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