【 鹿島アントラーズから学ぶ「林道整備」の手段と目的】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)
【 鹿島アントラーズから学ぶ「林道整備」の手段と目的】

弊社主催で、
2か月に1回程度ですが、
30代が中心の林業経営者の研究会をしています。

そこで、
林道
林業専用道(欧州式)
森林作業道(大橋式、四万十式・・・)
等の基本整理と、その目的と将来性について
川上から川下までのその付加価値とは何か、
林業バリューチェーンのディスカションをしました。

改めて、
林道とは何かという視点で、

1)そもそも何のために必要か

   ・搬出コスト削減(だけでなく)付加価値アップ。

   ・人命救助/救急対応
    「ドクターヘリだけじゃない、すぐ救急車が入れるのか!?」

   ・通勤林業/見廻林業
    「2時間も歩くのか?道があればすぐ見廻りもできる」

 といった基本姿勢と、


2)「公共の福祉」と「個人の所有権」
   コモンズの理論が重要か。
   For you for me と所有権の議論
 
とありましたが、

3つめの


3) 夢のため


という話題提供に、
皆様が驚く以上に、大事な視点を忘れていたとありました。

夢=公共の福祉×個人の幸せというところでしょうが、


山林所有者であろうが、なかろうが、
林道、作業道にはリスクも伴い、
それだけがすべてだとは言いませんが、
それでも、絶対重要だというディスカションにならないのは、
夢がないからだと。夢が足りないからだ。

ということの確認が出来ました

夢にはいろいろあります

それは収益面ももちろんあるでしょう。
しかし、それだけではない将来性、
賑わい、うるおいもありましょう。


私は先週末にやっていた「やべっちFC」の
鹿島アントラーズのclubヒストリーを参考に出しました。


 脱工業の街づくり
 行政職員の熱意
 先祖代々の土地を受け渡したくない200名以上の所有者
 交渉
 急ピッチでのスタジアム建設
 ジーコの存在/勝利への魂
 公民館でユニフォーム着替え(雑草魂)
 いまや、 3世代にわたるファンの存在


これらを林業に例えて説明しました。

それできづくのです。

僕らの描く林業に
まちづくり視点がたりない。
そして、夢が足りない。

そこから、もう一度
路網整備の理論と実践における深堀りが出来たわけです。

改めて、
行政職員が重要なのは基盤整備とその夢(新しい市場)
へのチャレンジ土台を作ること、

サッカーを強くしたり、ファンを作ったりするのは、民間がやる。
線引きも重要であります。

公的なフォレスターとは何か、
林道整備とは誰がするのか、

林野庁が提示したメニューに合わせて、
補助金の卸売業である都道府県に帳尻を合わせて、
そんなのは林業ではない。

私の周りには、
熱き行政職員がたくさんいますが、
ある方が、ある企画提案をしたところ、

上部に、「県政に背くのか!」

といわれて、どうやら始末書を書かされてまで、
信念貫く、補助金の卸売業だけでない、
県職員もいるなかで、もう一度、大事な原点に気づかされたのです。

森林のビジョンとかだけじゃなく、
目標林型とかだけじゃなく
施業の効率性だけじゃなく
補助金がどうこうじゃなく、

大事な「夢」はなんですか。

レスター優勝おめでとう。
クラブ創設133年で初。
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編集 / 2016.05.07 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

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株式会社 古川ちいきの総合研究所 
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