【無尽という信頼 今治市にて】
カテゴリ: 地域ビジネス(地域資源、観光、農業)
【無尽という信頼 】


無尽ってご存知ですか?
ラララ無人君じゃないです。
無人じゃなくて、無尽です。

この日(12日)、今治には、
「無尽(無尽講)」という相互扶助の地域活動を支える仕組み
があると初めて聞きました。

自治会のような規模でやる共済のようなものですね。
でも自治会とは違って、有志グループが融資するというか。

みんなでお金を集めて、弱いものを助けたり、事業者に貸し借
りをしたり、またそのお金で旅行や飲み会にいったりとするも
ので、情報共有をするグループそのもののことも無尽といい、
その仲間で行う飲み会(情報交換の場)のことも無尽といいます。

信用金庫、相互銀行、地方銀行の基となった金融形態でもあり、
愛媛銀行の前身は愛媛無尽(株)というとのことです。

日本では、
今治以外に、会津若松市と甲府市に残っているとのことですが、
今治では、割賦取引が初めて始まった場所とも言われ、つねに、
小さい事業者が真剣に生きてきた証があるといい、また瀬戸内
海の外へ向いていたこと、造船など世界に目を向けていたこ
となども地域特有の文化としてこの無尽が残っているとのこと。
など教えて頂きました。

ゆえに、今治市には、小さな居酒屋が町の至る所にあり、
チェーン店や大手が入りにくい場所とも。

この日(12日)は、地域づくりでお世話になっている法政大学
の准教授と、FC今治の取締役とで、情報交換&諸々の談義。

点が線に、線が面にと
地域スポーツの在り方、自治とは何か、農協の在り方まで
教育とは何かと、非常に楽しい時間を頂きました。

林業事業者はPL(損益計算書)で考え、
山林所有者はBS(貸借対照表)で考える。
しかし、山林所有者がCF(現金勘定)で考えすぎたから
林業はダメになったのでは!?という話題など・・・・。

サッカーでいえば、
地域クラブは、スポンサー集めと収益事業と、
その理念の共有は!?

あっという間に時間が過ぎましたが、
改めて、地方創生とかの一番が大切なことは、
自治とは何かという事。

①地域での活動とは 
②相互扶助の精神とは
③独自の共済(金融)とは

というところがあっての話しであること。もちろん暮らしの
中での、ビジネス話はもちろん大事だが、それだけでなく、
信頼とは何かを再確認しました。二宮尊徳の思想にもありますね。

まさに、
顔の見えない都市銀行にお金を預けることでもなく、
共感だけで共通の汗が見えないファンドの世界でもなく、
もっと身近な信頼とは何かということ。

今治の無尽から教えて頂きました。

そうそう、寄付金で集めて作った
ガンバ大阪、吹田市の新スタジアムも昨日(14日)、
こけら落としでしたが、
FC今治にいた、元日本代表の山田卓也選手は、今度は、
奈良クラブへ移籍ということで、近くになりますし、
面白くなりそうですね。

それでは、今週もよろしくお願いします。
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編集 / 2016.02.12 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

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株式会社 古川ちいきの総合研究所 
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