【林業界の昔の巨匠がいま。】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
【林業界の昔の巨匠がいま。】


世の中には、巨匠とか権威とか色々な表現があったりしますが、
いわゆる多くの人たちの目には触れず、ちょっと時代に対して
早過ぎた先生たちがいます。

いわゆる先を生きるとかいて、先生。

そういう意味であれば、そもそも著名になるならないではなく、
その人自身が、真のフロンティアであり、開拓者であるという
こと。

最近、林業界の巨匠たるべく先生に出会う機会がありました。
どちらも71歳、81歳である。

江戸時代の古文書から広げて川上村の林業の成り立ちを追って
きた、泉英二先生。(最近は、吉野かわかみ社中にもたまに
足を運んでくださって色々なアドバイスをしてくださいます。)


ドイツ林業を実際に学び、昭和40年に林業白書を初めて
林野庁で書いたときからの林学の巨匠、村尾行一先生。
この週末、谷林業にてオープン勉強会が開かれました。



「あいつらはゴルフと株の話しかしなかった」

と、50-60代の林業世代を批判しつつ、一度は日本の林業という
ものから離れたというものの、今の若い世代の動きを応援して
くださっている。


改めて「年齢」じゃないと思うのが人生。

そんな村尾先生の講義で私の記憶に残ったこと3つ。


1)
 林業は、フリースタイル林業でやっていこうということを述べたわけですが、
 例えばそれは、林野庁が決めるわけではなく、都道府県がやるわけでなく、
 基本的に林業とは、現地でやっている林業人の仕事である。


2)
林業というのは息の長い産業だといいながらも、
 実は場合によっては(加工側から攻めれば)一か月でかわるんです。
 産地としては、1年かかりますが、やはり
 合意形成に一番時間がかかるんです。
 日本人は文句をいうのがすきなもので、
 それでも合意形成でせいぜいで2年、実働であわせて3年、
 それ以上はプロジェクトをやっても意味がなく、
 モチベーションが下がり、アイディアが腐ってしまうんです。


3)
経済活動でみても、林業は総合産業であったということなんです。
ある大学が間違った判断をしたんですが、先ほど「木材栽培業」
ばかりで木を植えて育てることしか知らない人は、
次の林業の担い手になれないんです。


凄くビビッドに脳に入りましたし、記憶に残りました。

→もっと詳しい話が聞きたいかたは、
 間違いだらけの日本林業(村尾行一)を購入するか、
 どんどん自ら足を運んで、学びに行きましょう。


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編集 / 2015.09.05 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

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株式会社 古川ちいきの総合研究所 
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