【工務店の業者会のあるカタチ】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
【工務店の業者会のあるカタチ】


工務店に、業者会というものがあるところとないところとあり
ますが、業者会とは、いわゆる下請け業者(大工、左官、電気、
配線、基礎土台、屋根、省エネ設備、建材屋などなど)が集ま
っている会です。


1 仲良しクラブ
2 現場の改善勉強会
3 情報共有

といった機能があるんですが、多くはその元請の工務店の理念
や営業状況を共有し、「わが工務店とのお付き合いをより強固
にして頂きたい」とチーム力を高めるためというものです。

私がお世話になった愛知県のある工務店では、業者会の会長に
私のクライアント(製材メーカー)が指名され、若い業者を中
心に集めて、お互いを鼓舞しあう飲み会をよくされていました。


滋賀県のある工務店では、ほぼ毎月、営業状況を共有し、数か
月に1回飲み会をしていました。

いわゆる業者会に対して、

「下請け業者は、決められた金額を納期通りやれば仕事がくる
モノだと思っている。経済市況や営業(マーケティング)の実
際を知ってもらわなければならない」

→だから業者会で勉強会をするんだ!

「彼らも色々な工務店と付き合いがあるし、彼ら自身も脱下請
けがテーマであるから、伸びていくところと付き合いたい訳で
もっと距離を縮めて、我々もしっかり囲い込まなければならない」

→だから業者会で飲み会をするんだ!

など。

業者ということばや下請という言葉を使いたくない工務店は
パートナー会というようにしています。

この日は、夜、ご支援している工務店様の新体制の発表、ビジョ
ンの共有、今後の協力体制、市況の説明などを業者会で行ったの
ですが、それのみならず、その地域工務店が、

「①新しいコミュニティの創造」
「②古くてでも新しいライフスタイルの提案」
「③ストック(中古、リノベーション)ビジネス
 への展開」

とカタカナばかりですが、をプレゼンし、一体感を生むという
試みをされ、私もゲストで話をさせて頂きました。

いま、「評判」が大事な時代です。

トヨタの下請け業者からの悪いうわさ、iPhoneは素敵だけど、
下請け業者からの悲鳴など、消費者心理につながる評判は、
よくニュースでも出てきています。

倫理的消費を大切にする中で
下請けとの関係性がよいかどうか、そこが評判になります

「あの工務店は森のために還元するといいながら、 
 下請けを痛めつけるのみだ!」

という評判は、すぐネットで「○○ホーム」とうったら
「評判」と横に検索キーワードが出てきます。


今日は、業者の皆様に対いして、

「お互いの悪口を言わない」
「批判があるなら改善し、直接言う」

等のことも。改めて、元請、下請けでなく、チームの大切さ
を言う話もありました。

「確かに営業が大事です。
しかし、情報発信やイベントをするだけで
中身と違うじゃんか!といわれるのは、マイナスです。
現場の技術、確かな商品があってこそです!
現場が最大の営業マンなのです。」

最後の社長の締め、かっこよかったです。

さぁ、色々な地域で、

その現場と評判。

ひとつひとつつくらねばなりません。
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編集 / 2015.05.20 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

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