【地域ビジネスや定住に関する ノウハウ(ナレッジ)を移転(定着)させる とは何か】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)
【地域ビジネスや定住に関する
ノウハウ(ナレッジ)を移転(定着)させる とは何か】


「うまくやってください」

それが、総務省からの答えでした。
この日は、
「地域力創造のための起業者定住促進モデル事業」の報告会。

補助事業(制度)の曖昧性があるなかで、その事業の解釈力により、
「やりたいことがやれる」。ということ。

一人が起業した場合、村民と起業した場合、経営者になる場合、
従業員になる場合、個人企業か組織企業か。
なんでもありってこと。

茨城県常陸太田市(派遣外部専門家 中島淳氏)
群馬県上野村(派遣外部専門家 高橋明子氏)
奈良県川上村(派遣外部専門家 古川大輔)
長崎県波佐見町(派遣外部専門家 井出修身氏)
大分県竹田市(派遣外部専門家 須川一幸氏)
鹿児島県薩摩川内市(派遣外部専門家 養父信夫氏)

それぞれの地域が20分ずつプレゼン。それぞれの市町村が、そ
れぞれのやり方で、協力隊アドバイザーをやっており、その具
体的な指導内容や、協力隊員の諸活動については、ここで
は、割愛しますが、ひとつ「ノウハウの移転」についてのテー
マが話題になりました。

「アドバイザーは、ずっと地域に住み続けるわけではない」という場合は、
ノウハウというより、ナレッジをどう伝えるか。教えるなど、
2つのポイントがありました。

地域での起業者定住に向けた
ナレッジ(ノウハウ) とは そもそも何?
  
それは、2つあります。

一つは、
①地域ならではのインテリジェンス
  ・理念(ミッション)のつくりかた
  ・地域への入りかた
  ・社会基盤、経済基盤、生活基盤の組み立て方
  ・キーパーソンの探し方
  ・自治のありかた
  ・地域資源の生産方法 等

二つは、
②いわゆる経営力に関することで、
地域ビジネス、ソーシャル、等に関係なく
  ・ビジネス構築力
  ・ファイナンス
  ・マーケティング営業力
  ・目標設計、業務管理力
 

特に今回、あるアドバイザーは、だいぶ②が厳しいチェック体
制の元に、3年で「卒業」というゴールに向けてどうするかと
いうことを綿密にされており、ビジネス特化されておりました
し、ある地域では「1年目は地域に溶け込みましょう」じゃ、
遅すぎるということで、ビジネスプランづくりやビジネスプレ
ゼンを徹底する等ありました。地域の「対応力」や「経験」に
よって、進め方が異なります。


そして、ナレッジ(ノウハウ)の移転というが、移転するのは
誰に対してなのか。それは4つあります。

1)協力隊本人
2)役場職員
3)地域の住民

とありましたが、
私自身は、
4)地域企業の経営者
ということを挙げさせていただきました。

薩摩川内市の離島、「Y商店」さんの事例を聞きましたが、
Uターン者が、地域資源を活かした面白い地域ビジネスを展開し、
経営されており、協力隊の卒業生はここに就職する(したい)
という構造になっているといいます。

確かに、

あらためて何が「ノウハウ(ナレッジ)」なのか
あらためて誰に「伝えていく(教えていく)」のか

そもそもゴールは定住なのか、起業なのかによるが、
それも自治体次第。地域次第。

志向のミスマッチ、
能力のミスマッチ、
賃金のミスマッチ、
地域のミスマッチ、
年齢のミスマッチなど様々なミスマッチが
ある中で、重要なのは、私なりにまとめると6点でした。

1)受け入れ側のビジョン提示(夢)
2)募集条件の明示化とゴール(キャリアイメージ)
3)ノウハウ(ナレッジ)の移転とその対象となる人の明確化
4)人脈の構築と広がりを是とし、紹介(村に呼ぶ)を惜しみなく
5)チームワークの結成
6)厳しいビジネス支援

仏教用語で、断種の罪という話をしたと思いますが、
教わったことは、下に(次の世代に)教えねばならない。

というところからも、そもそもノウハウって言っている時点で
おかしい!とか、人に、教えたり、伝えられるもんではないと
かそもそも論もありましたが、私は、またリクルートの地活卒の
先輩たち等、出会いが増え、
川上村に関してのヒントもたくさんあった一日に感謝。

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編集 / 2015.01.27 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

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株式会社 古川ちいきの総合研究所 
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