【地域ビジネスで、経営戦略策定と事業推進のために必要な4つのこと】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)
【地域ビジネスで、経営戦略策定と事業推進のために必要な4つのこと】


持続可能な社会を生み出す
地域再生ビジネスで大切なこと。

え?逆じゃない?

地域再生ビジネスをきっちりすれば、
持続可能な社会が生まれるんじゃないの?

こういうのを、
それぞれに関係性があるのに、
因果関係の逆転をいってしまってるシーン。

山が動いたら木が動く?
木が動いたら山が動く

みたいな議論ですね。

それから、
そもそも持続可能って何?

地域再生ビジネスを生み出すには何が必要?

何故?と、
どうやって?を、繰り返し議論すればするほど、
ふと「本来の目的」を見失ったりすることがある。

しかし、その本来の目的も、
人や立場によって違ったりする。

行政は、公益を
団体は、共益を
企業は、私益を

ある時間がたてば、何かが達成されたら、
それは急に目的でなく、手段となったりする。

だから、
地域で経営を戦略的に考えるとき、
今日の会議で感じた
以下5つのポイントを整理してみました。



1)手段と目的とは、人の立場によって変わる、
または、時間の経過によって変わるものである。
現在、どのステージか、
現在、どの枠組みか、議論とビジネス領域を明確にすべき。


それには、
明確な因果関係を見い出して、
結果と原因の関係性を可視化し、
具体的事業を更新していくこと。

その中で、陥りやすいのが
 A)因果関係の逆転(鶏か卵か)
 B)第3要因が共通原因(AであればBである、は、AであればCである、CであるからBである)

そこを抑えること。

林業再生が目的?
雇用創出が目的?
新組織設立が目的?いや手段?
売上が目的?いや手段?
利益が目的?いや手段?


何が目的変数で、
何がそれを説明する説明変数か?

林業再生のためには、
利益を生み出す具体的実行を行うことが必要で、
そのためには、新組織という動き方という手段が必要だ。
いやいや、新組織が必要ではなく、
まず、できるところから動ける体制にしていくことが重要だ。
などなど。

ホテルの集客を目的としたときに、

その手段として、

接客がよければよいのか、
料理がよければよいのか
施設がよければよいのか、
企画がよければいいのか、
立地がよければいいのか、

うちは競合他社に比べて、料理が評判がいいから、
長所伸展で、料理力を圧倒的に高めることを目指そう。

それには、いま仕入れが課題で、
仕入力を高めることを目指して、活動しよう。

一生懸命仕入れをやる、

それが、料理力のためだし、集客力のためだということ
忘れて、仕入れだけに専念したら、あれ?
何のためにやってるんだっけってなる。

でも、そもそも集客力が上がればいいのか?

ある時期、ある担当者が、
その目的を達することができれば、
それは目的から手段へとすぐ変わる。


だから、
理念があって
戦略があって
各種プロジェクトがあって
時流に合った戦術を取り、
日々のオペレーションが重要ということ。

それから、

2)そこが整理できたとしても、
枠組みの設定が必要で、
いまは「ここをやる!」っていうところを明確にしなければならい。

論文でいえば、
ア)AをいうにはBを説明する
イ)BをいうにはCを説明する
ウ)CをいうにはDを説明する

アとイは既往の研究で明白だから、
今回の研究はウをテーマとする。
「ウ」以外は枠組みの外であると。

議論を拡散させないためにも、その可視化は必要で、
そこに経営戦略としては、資源の最適配分と役割分担を明確にするのである。


次に、
論文では「背景」ばっかりご立派でっていうパターンですが、
なんとなくビジョンとかが多くなるが、


3)抽象的言語は理念策定までとし、
  実施計画にかかるときは立ち返る言語としてあればよく、
  具体的に、具体的に、詰めていく。

抽象的な言語は、
そのミッションや理念は、空を切って泳いでいるだけで、
実質的な価値を生み出さない。

実効性の高い「理念」とは何か、を考えるのではなく、
どういう「理念」がどうあれば、具体的なプランが生まれか。
どういった具体的なプランができれば、うまくいくのか。
SMARTの法則に当てはまるとうまいくのか。

「だから、もう、源流が大事とか、
持続可能な林業とかいう理念は十分わかってます!」

っていうこと。
で、それなに?具体的にどういうこと?
ってこと。徹底的に詰める。


最後に、

4)
明確な for you と for me との共存が必要だということ。


私は、
自分のためしか考えない人は嫌いです。
しかし、自分のためをすべて隠し、
人のため、人のため、とだけ言っている人はもっと嫌いです。

さらにいえば、
人のためにも、自分のためにも、
何ができるかを、関係者各位に明確にし、
実行できていない自分がもっと嫌いです。


今日、

「それは、あんたの仕事やろ!?」

といわれたこと、任せられる嬉しさと未来が見えたぞ!
って思える反面、結局、何も出来ていないという反省とありながら

「鶏か卵かどっちでもいいからまず好きなとこから動く」



<まとめ>

1手段と目的(因果関係)
2枠組みの設定
3言葉の定義(具体化)
4で、誰のため?


あとは楽しいかどうかでしょ!
どんどんとやっていきましょう!
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編集 / 2014.10.28 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

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