【ハワイのエネルギー&不動産事情】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)
【ハワイのエネルギー&不動産事情 海外視察研修】


太平洋の楽園ハワイでエネルギーを巡る社会改革が静かに起き
ています。島国ゆえに化石燃料のすべてを輸入に頼らざるを得
ないハワイは全米で最も燃料代の高い州。

「このままでは燃料代でハワイ経済が破綻する!」

危機感を抱いた議員達はエネルギーを軸にした社会変革のため
の新法を制定。2008年「ハワイクリーンエネルギーイニシアテ
ィブ」法律の条文はもちろん、2期10年の行政計画、6年分の実
績があります。

・法律が変われば社会が変わる!
・変わるライフスタイルは新法の賜物!
・1.2兆円の新たな市場づくり!
・新たな商機も生まれている
・新たな人材を育てる、教育改革に挑むハワイの今。

本日から
現地研修として
まちづくり関係、エネルギー関係、政治関係の方々と
もまれてきます。

海で一度も泳げないハワイとなりそうですが、
必ず、クライアント、ビジネスパートナーのみなさんに
還元したいと思います。

古川大輔@ハワイの某ビジネスホテル

そして、
私が日本を発った13日、奇しくも日本では、再生エネルギーの
固定買取制度の抜本的な見直し、新規の太陽光買取が凍結とい
うニュースがありましたね。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF12H02_S4A011C1NN1000/
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2014101502000246.html


そんな中で、
本日は、ハワイにて、4名のかたのスピーチを聞きました。

一人は、日本の大手電気メーカー、自動車メーカーに対して、
数々のコンサルティング実績を持つ、太陽光発電システムデザ
イナー(ハワイ在住の日本人経営者)からの話題提供。ハワイ
のエネルギー事情から日本におけるスマートハウス、スマート
コミュニティの今後についてレクチャー。

二人目は、日本からハワイに定住された、不動産仲介ビジネス
を行う日本人女性&主婦で、元フルート奏者、元東大教授秘書
といった履歴を持つ方のレクチャー。現在、アメリカ本土にい
る二人の子供(18才、20歳)をハワイで育てた母の視点におけ
るハワイの教育についてという話題から、現在、大型開発をし
ているワイキキの不動産の現状についてレクチャー。

三人目は、ハワイ大学工学部の准教授。教育とEngineeringに
ついて情報交換とディスカション。明日また詳しく話を聞くが、
改めて、教育とは何か、エンジニアリングとは何か、新たな定
義を考えさせられた。

四人目は、ハワイ州の産業経済開発観光局の現地の方からの
お話。2008年に制定されたハワイクリーンエネルギーイニシア
ティブという法律に基づき、現在のハワイへの
電気自動車の普及をされている行政職員のお話。



人口130万人のハワイに、年間日本人だけで180万人の観光客が
くるという場所は、観光と軍需によって支えられています。



本土に比べてガソリン代も1.5倍~2倍は高く(日本よりはやや
安い)、電気代は本土に比べて2倍ほど高く、石油資源に頼り
きっているハワイ。

ここに2008年のハワイクリーンエネルギーイニシアティブという
議員立法による法律改正以降、2030年で、ハワイのエネルギーの
70%をクリーンエネルギーにするという目標にしています。
内訳は、再生エネルギーで30%、省エネで40%のダウンを目指すとのことですが、
成果は着々と出ており、電気自動車もようやく3000台以上普及(100万台のうち)というとこ
ろ、具体的なアクションプランが次々と進んでいます。

また、オアフ島における不動産投資も日本人が一番多く、最新
データで年間、215件、カナダは43件。投資額を見てもダントツ
の差です。ホノルルが日本の方は多く、北部の美しい場所である
ノースショアは外国からの個人の投資が入っていないとのことです。
他島を含むと、1位カナダ、2位日本、3位シンガポール、4位
が中国でありますが、3位以降は圧倒的に引き離されています。

ちなみに、
Bさん:中国は4位だったけれど、中国人は観光客の中でいま一番
ハワイでお金を使っている。270ドル(中国)、210ドル(日本)、
160ドル(カナダ)という平均数値も教えて頂きました。

中国人投資は信頼が弱いため、カナダ経由などで増えていると
いうことですが、今後はますますハワイの土地も中国人へという
ことが加速化されるとのこと。

また、この不動産投資ですが、このご時世に、さらなる開発が進
んでいます。アメリカ本土の大手不動産会社であるハワードヒュー
ズ社が開発を進めていますが、アラモアナから工場地帯だった
場所です。都市型のラグジュアリーのライフスタイルを提案で
きるのではということで開発。たくさんの高層ビルができ、
モノレールも走るそうです。いま急ピッチで工事がされています。

この近くの低層コンドミニアムを、1日で売り切ったという全米
のニュースがあったそうですが、このあたりの高層コンドミニ
アムの価格は、2.8ミリオンから18ミリオンとのことです。

2016年までに、リッツカールトンなどがまとまって完成します
が、ややバブルを感じますね。

また高級住宅地のカハラ地区では、2.5ミリオンで購入し、内装
を手がけが、8か月で、こちらで5.4ミリオンで売却されたという
事例を紹介して頂き、不動産投資も、購入⇒リノベーション⇒
売却という動きもよくみられるとのことです。


そこで、持続可能って何?みたいなところで、エネルギーの課
題を都市計画の中から紡いでいきながら、再生エネルギーを広
げていくのが、これからのハワイです。

実際に、本日、アラモアナショッピングセンターで、電気自動
車の充電スタンドが7つ設定されており、駐車場100台に1台は
義務付けられているということで、無料の充電スタンドもいく
つかありました。


まだまだ部分、部分の切り取り情報でしかないですが、
民需を動かすに、法律、州政府から動いていく事例について、
俯瞰して、取りまとめていきたいと思います。

それでは本日はここまで。
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編集 / 2014.10.15 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

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