【 事例ください病。 】

【 事例ください病。 】

確かに、前例から倣う(習う)というのは必要だ。
模倣の度合とは、自分達の基礎体力(知識)による。

しかし、
本日の会議。

色々と妄想や構想を練りながら、こういうスキーム(ビジネス
モデル)はどうだろうか?等と作業仮説が富む。

それでも、
「お!おもしろいですね!それ!」
って思われた時に、こう聞かれた。

「古川さん、で、(そういう)事例ありますか?」

と、私に聞くのである。
なぬっと。

実は、ちょっと残念でもあった。

事例があればやるんか?と。
あるいは
事例がないとやらないのかと。

いや、かなり先進事例をだいぶしっている
彼だからこそ、思っただけである。

確かに人は前例があると安心する。1つでも成功事例があると
「やれるんじゃないか」と思う。いや、錯覚する。

しかし、1つってのは、
あくまでも特殊解であり、そこから抽出される一般解はなかな
か拾い上げることはできない。個別事象の臨機応変の対応力や
忍耐強い、そこのキーパーソンたちの泥臭い努力だったりする。


というか、

「前例があるからやる」のですか?
「前例がないからやる」のですか。

となるわけで、
それは、
単なるあまのじゃくになれと言うのではなく、安定した一般解
なんてない世の中だし、それを見るべく俯瞰した知識や何かを超
越した哲学を持つほど、僕らは賢くない。

もちろん、
今回のアイディアは、色々なものから考えた融合としての
イノベーションかもしれない。
いやイノベーションなんていうのはおこがましい。

だから、
事例を収集することは重要だ。
事例の中からちょっとでも一般化できるところをみつけ
成功要因を探る。
その考察は必要だ。

しかし、その中のどこかの成功事例があるからと
同じことをやろうっていうのは違う。

ここだから。
いまだから。

それを間違えてはいけない。

<注>
まずは、前例に学ぶ。
素直にやってみる、それが大前提である。
ただ、事例病になっちゃぁいかんということ。
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