【台風10号 被害、防災マップ、暮らしの知恵の見える化   】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)
【台風被害、防災マップ、暮らしの知恵の見える化   】

当日私が行く予定だった岩泉町。
8月30日の夜、台風10号が東北に上陸、
岩手県岩泉町で高齢者グループホームで9人の遺体が発見されました。
街の真ん中を流れる小本川が氾濫し、道路は土砂崩れがあり、
水道と電気といったライフラインが断絶されていまと、
仕事で関わっている役場職員のIさんから電話がありました。

「被害の概要、状況が全くつかめていない。」

落ち着いたら様々な支援にいくつもりですが、
いまは遠くから応援し、まずは生活の安心と原状回復を祈念するのみであります。

ちょうど、この日、
奈良テレビで、川上村の防災への取り組みが紹介されました。

昭和34年の伊勢湾台風、
そして、山の深層崩壊のがあり
村の国道169が断絶された、5年前の紀伊半島大水害

それらの経験より、いま、
集落ごとのハザードマップ作成に村は力を入れています。

*伊勢湾台風は昭和34年9月26日 
 川上村特に、高原地区は、当時の人口488人
 (うち46名死亡、行方不明12名)

「教訓を語り継ぐために、
その人たちが生きてきた知恵を吸収する必要があって
マップを作っています」と栗山村長。

ちょうどこの日のよる、
共存の森というNPOが、
高原地区の暮らし、祭りについて、
見える化する、ワークショップがあり、
住民×NPO×協力隊×役場とともに、
その知恵を振り返る見える化(文章化)するというところに
同席させて頂きました。

最近は、
林業ビジネスについての仕事が多かったため、
収益性を第一優先にというところでしたが、
忘れていた「安全な暮らし」「文化的な暮らし」
のことを、改めて、思い出すきっかけとなりました。

そういえば、
8年前、九州の大きな台風で、
山がたくさん崩れた耳川流域の現場に行きましたが。
新しい集落が流され死者がでましたが、
旧集落は流されていなかった。


戦争の事もそうです、
いずれ、伊勢湾台風も体験した人がいなくなる。
いずれ・・・・

確かに人口減少であります。
しかし、またいつか、
賑わいのあるときが、50年後、100年後にきたときに、
どこにも、かしこにも家を建ててはならない。

過去の教訓を、
暮らしの文化を、
見える化して残していく大切さ。

ビジネス軸とは関係なく、極めて重要なことと。

山の林道づくりも、
地元の方々水の流れを知っているからこそ、
失敗を少なく、つくれるのです。

岩泉の復旧を願うとともに、
生活、暮らし、土地の知恵が失われることが、
如何に怖いことかと、それを最小限にしていく、
日々の作業の大切さを知った一日でした。
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編集 / 2016.08.31 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【 栄光なき天才たちは今何をしているのか(中田英寿と財前宣之) 】
カテゴリ: 本・映画・ニュース・メディア
【 栄光なき天才たちは今何をしているのか(中田ヒデと財前) 】

栄光なき天才たち
名も無きヒーローに学ぶ幸せの見つけ方

というテレビ番組が先日ありました。
ご覧になられた方はいらっしゃるでしょうか。

中田英寿(同世代)があいつは別格、天才といっていた
その同級生、財前宣之の話がテレビに出ていました。

番組は、そのほか、
スティーブ・ジョブズの裏にいたあるもう一人の天才や、
最強の天才棋士・羽生善治に対してのもう一人の天才がいた
と比較されて紹介されました。

その財前。
U17時代、
圧倒的技術の高さで、世界にも認められていました。

しかしながら、その名を知る人はサッカー界の一部の人だけで、なぜ消えたのか。
代表でも補欠で決して上手いと言われなかった中田英寿が、なぜ成功したのか。

という問いかけから番組は始まります。

彼は、私と一緒の1976年組です。
突然の心筋梗塞で亡くなった元日本代表・松田直樹も同い年です。

Jリーグが始まる前、
まだまだキャプテン翼の世界がマンガの中だけと言われていた時代、
財前のボールタッチは群を抜き、プロのテストもトラップを一つ下だけで合格した
彼、日本サッカーのエリートとされ、誰よりも早くに海外にいったのです。

しかし、その後、
不運もあり、いわゆる成功の王道から消えた。
それを、不運と捉えるかどうか。

若くして天才として言わしめられた人が何故成功しなかったのか、

結論からすると、
へたくそだった中田英寿が何故、成功したのか。
いわゆる成功者は、計画性、段取り、考え抜くこと、
そして、基本的な努力を惜しまなかったということ。
そうでなかった財前は・・・というストーリー。

ただし、私が、
この番組がいいなと思ったのは、別のところです。

「天才より努力が大事」というつまらん結論だけではなかった。
財前さんが、昔取った杵柄がどうとか、そういう話はない。

もうひとつ伝えたかった事は、
それは、人生の成功の定義を考えたとき、
もしかしたら財前こそいま成功ではないか。
という(間接的な)問いかけがあり、
そこに未来を見据えてくれているということから、
人生はいつでもリ・チャレンジできるということ。

結局、財前は、3度の大けがを乗り越え、
ベガルタ仙台に愛され、最後は選手にこだわり、
タイでプレーをして、35歳で引退。

いまは指導者としての大きな夢がある。
昔、取った杵柄について語らず、
中田ヒデと語り合いながら、人生で大事なことは何かをかたらっていた。

これは、何もサッカーだけでないでしょう。
オリンピックの活躍の裏に、色々な人の夢があって今がある。

私も、振り返れば、サッカー仲間も含め、
いろいろと合わなくなって(会わなくなって)しまった同級生がいます。
しかし、もう一度、経営者となり、40歳で出会ったとき、違う距離感になった同級生と出会いました。

また、私が届かぬ世界に行った同級生の成功者たちと、
別のところで一緒に出会うことがあります。アイツ元気かな。

夢を置いてしまったのでなく、
もういちど、チャレンジすることの大切さ、
努力することの大切さはもちろんのことですが、
過去の成功や失敗にこだわる意味はない。

若い時に、何が、一番大切か、ならびに、
いま、なにが、一番に大事なことが何かを気付かされました。
ありがとうございます。


<参考>

https://www.youtube.com/watch?v=SHpp2aoYTwM
その番組(動画)→たぶんすぐ切れるでしょう。
編集 / 2016.08.30 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【 中立性マーケティング(とと姉ちゃん)   
カテゴリ: マーケティング/営業
【 中立性マーケティング(とと姉ちゃん)    】


今日は、朝ドラ、久しぶりの「とと姉ちゃん」ネタでもと。

撮影終了で、クランクインされたみたいですね。

私は、
ここ最近で、面白かった
経営マーケティング上で2つのポイントがありました。

(若干ネタばれあり)


1)広告を入れると、記事に広告主の思惑がどんどん浸潤してきたこと。

2)商品試験による分析ではメーカー名を出すな!と試験所からの要請されたこと。


この2つです。

すなわち、雑誌「あなたの暮らし」の
中立性が担保されなくなっていくシーンがなんどかあったわけです。

1)については、
お金がなくなってきて、雑誌に広告(収入)を入れたんですね。

編集長の花山さんは絶対に反対だったんですが、
資金繰りのために、とと姉ちゃんは、広告を黙って入れて、
あとでばれて大げんか。
花山さんは会社を辞めて、出て行った。
(まぁまた戻ってくるんですが)

でも、それがなければ会社がつぶれていた。
だから「とと姉ちゃん」が正しい。うまくいった。

しかし、そうは問屋が卸さない。
やはり、広告主から、こんなこと書いて、あれ書いてくれと要請される。
それを書かないなら、広告を辞める!って言われてきた。
花山さんが言っていたことが後から分かる。
そこで、広告主と決別するか、お金がなくても自分のやりたい経営を選ぶか。
なかなか面白かった。

2)商品試験による分析についてだが、
  戦後の粗悪商品が多い中で、まず、石鹸の成分分析を行い、
どの石鹸がよいかを雑誌に出そうとした。
ある研究所に依頼したが、すると一番に売れていた大手の石鹸が
分析結果(品質)が悪かった。
  しかし、試験所から、メーカー名は出さないでくれと懇願される。
  なぜなら、その試験所はそのメーカーと過去からのお付き合いがあるから。
  
って、
それらを、うまくクリアしていくやり取りが面白いわけですが、

やはり、経営の本質とは何か。

自分がやりたいというのは、
絶対にそれで喜ぶ人が誰かという顔を具体的に浮かばせていけるか。

雑誌「あなたの暮らし」

戦後の暮らしを豊かにするという理念をやり続けるのか?
経営の存続のために(目の前の安定した)利益を取らねばならないか?

理念を通すのは、バクチでもあります。
そして、多くの投資をして、自社が分析できる施設として研究室を作った。
そのときの、とと姉ちゃんのセリフは確かにかっこよかった。
設立の理念に立ち返り、失敗して、会社が潰れてもよいから、
世のため、人の為にと動く。

さて、今は平成28年であります。

世の中は裕福過ぎて、
当時と比較にはならないとは思います。

いえ、いつの時代でも、必要性と欲求性はあります。

顧客のニーズや欲しいもの(こと)を
実直に聞き取り、それを理念として体現化し、
小難しい、偏差値の高そうな理念を掲げた仕事をするのではなく、
具体的な誰彼のために、こうしたい!ということに、
資金を投資していく姿は、
私自身の「弱さ」に頭をガチンと叩かれたようにも思いました。

とと姉ちゃん、ありがとう。
編集 / 2016.08.25 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【 高知県と川上村の 過去、現在、未来。   】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
【 高知県と川上村の 過去、現在、未来。   】


<高知県嶺北・本山町>
森を守る男たちは語る。
100年後の山のために今できることは?
 ──ばうむ・藤川豊文×山番LLP・川端俊雄【師弟対談】

http://motokurashi.com/kochi-reihoku-motoyamacho-baum/20160822

Facebookで拡散されていた記事です。

奈良県吉野郡川上村の樽丸林業をお手本に現代版「樽丸林業」を目指しますよ(^^)d
という藤川氏のシェアから知ったわけですが、

2年前、彼らが
川上村に視察に来てくださったときのことを踏まえ、
本山町の林業の6次産業化の未来像を語ってくれています。

ぜひ、お時間あるとき、URLクリックの上、ご覧くださいませ。
川上村の人は全員読んでくださいね♪

(一部紹介)
>>>
川端 ……藤川さんの前でやりたいことをボソっというと、叶えてくれます。
藤川 ハハハハハァ(笑)。
川端 林業を本格的に始めた頃に奈良県の吉野にも視察に行ってみたいと言ったら、その2ヶ月後くらいに吉野に連れて行ってもらいました。
藤川 単純に僕が行きたかっただけだよ(笑)。
── 奈良県の吉野……?
藤川 吉野郡川上村というところですね。
川端 林業地として、群を抜いて有名なところです。
>>>>>>


で、そんなばうむ・藤川氏と弊社は、長いお付き合いなのですが、
そこの本山町の藤川氏(川端君)からの依頼で、
高知県本山町の協力隊が、川上村にきたいと連絡があり、
視察コーディネートと協力隊同士の交流サポートをしました。

なお、
大阪の土地に
阿波座など、四国に由来する名前が多いのですが、
例えば、「土佐堀」という名は、
高知県から木材が出て集まった場所ゆえです。

また、本山町には、白髪山という山があり、
かつてはここは天然の桧が有名で、
大阪城の築城にもここの桧が使われ、
大阪の「白髪橋」というのもここが由来です。

で、また、多くの高知県の林業架線技術者が、
昭和40年代、50年代と、
川上村にやってきて、定住され、
川上村の林業を支えてくれたものです。

確かに、そう、
私が大学院時代、
川上村の旧東小学校の子供達とよく遊び、
子供の遊戯環境を調べるために
アンケートをさせて頂きましたが、
高知県の方が多くてびっくりしました。

昭和60年代、平成の初めごろ、
全国の方が、川上村の架線林業を学びにやってきました。
私の、全国のクライアントの林業会社の人たちが
「吉野に学びによく行ったんだ」と、色々と聞きかされました。

その、高知県本山町の、ばうむ合同会社の藤川氏、
山づくりで、川上村に追い付くのは400年と
Facebookでは、ご謙遜されていましたが、
6次産業化(まちづくり)では、川上村が本山町に追い付くのは何年後だろうか
と思うほど、画期的で元気な町です。

ちなみに、
私が、まだ社会人になる前、
12~3年前、全国をうろうろ旅をしていたころ、
他地域の林業地で言われたのは、

「川上村(吉野)は、
やまづくりは凄いが、
むらづくりは学ぶことはない。
新しい技術の取入れや、人材育成、加工営業に関しては、吉野から学ぶことはない」

と、よく、言われました。

そして、
(まだまだ吉野しか知らなかった私に)
この2つの捨て台詞をはかれました。

「吉野は、確かにすごい。
 だけど、私たちのほうが勝っていると思った」

「だからこそ、
 そのまま吉野(川上村)は眠っててくれ」


っていわれ、驚きました。

この驚きというか、悔しさというかが、
全国で、良い林業とは何かを
追求しようと思った私の原体験です。

で、まぁ、そんな産地、産地で、
買った負けたとかではなく、
これからは、林業に夢をもっていこう。
林業の定義や領域をやや変えて、トータルで戦おう。
そして、もっとやる気のある人、地域が、
お互いが、交流し合って、成長していっていければ、
ビジネスをしていく当たり前の世界にしたいと
思ったわけなんです。

川端さんと藤川さんには
強い夢がありますよね。

吉野にあこがれて、一つの夢を創られ、一歩一歩実現されている。

最後に、余談ですが、
本山町も川上村も、吉野川が流れています。
(西粟倉も吉野川が流れています。)

ばうむ合同会社の地元の米を使った焼酎は、
旧吉野中学校という名前の跡地の体育館にて、製造されています

似ているところ、そうだ、まだあった。

白髪山(本山町)
白髭岳(川上村)

うん、どっちも登ったことないw。
是非どちらも登ってみたいと思います。


山に

登る=制覇、達成ではなく、
登る=新しい風景が見える。


ということです。

川上村の協力隊のT君のネパール行きを応援しつつ、
まだまだ見えない世界を見ていくために汗をかきたいと思います。
ご指導ご鞭撻よろしくお願いします。
編集 / 2016.08.24 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【リオ オリンピックから学ぶライバルの位置づけ。  】
カテゴリ: マネジメント/自己成長
【 オリンピックから学ぶライバルの位置づけ。  】


連日連夜、オリンピックの話題がありますが、
サッカーはブラジル優勝でほんとよかった。

そして、400mリレーの銀メダルは、驚きました。

土曜の昼、
妻からメールで、「リレー銀メダル見た?」と言われ、
知らなかった私は、「えー!?競合国が、バトン落としたの?」
と応えた自分が恥ずかしいです。

銀メダル、その理由は、

・4人個々のスピード力
・バトンパスの技術
・目標設計の高さ

とあったようですが、全てがライバルの存在の意識化が
大事だと気付かされました。

・個々のスピード力は、個人ではあの4人はライバル同士であるということ。
・バトンパスの技術は、競合ライバル国に勝つための組織力を高めた効果であること。
・目標設計の高さは、中国がアジア新で喜んでいたが、日本はメダルを目指していたため、
そのあたりで喜ぶ姿はなかったこと、などアジアでのライバル意識もこれ然り。

積み重ね、努力の大切さはもちろんですが、
いいライバルとの巡り合わせ、そして、そこから組み立てる
自分の立ち位置。


そういえば、地域でのビジネスの話題ですが、
ずっと寝たきり状態の製材所に、
急にライバル製材所が来た!ってなって、
そのまま潰れるかと思ったら、ライバルの存在を、
どう位置付け、どう位置付けるかにつけて、努力した結果、
新しい組織力が生まれ、活性化したケースがありました。

補助金で助けるのもいいですが、
戦わせるフィールドを敢えて作ることの大切さを知る。
つぶし合うかもしれないが、
やはり、ライバルがいてナンボ。

たまに味方、たまに敵って、それでいい。
そう思う次第。

ビジネスでよい汗をかきたいです。
編集 / 2016.08.21 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【最近の若いもんは・・・ 】
カテゴリ: 地域ビジネス(地域資源、観光、農業)
【最近の若いもんは・・・ 問題意識が高い!素晴らしい。 】


3年移住の4年目以降の定住が目的の地域おこし協力隊。

また、2~3週間あるいは数か月の体験が目的で、将来、
Iターンのきっかけを提供する地域づくりインターン。

いま(2016年)、
川上村の地域づくりインターン生が、7名来ています。

その約2週間のプログラムですが、
今年のプログラムは凄く充実していて、

地域おこし協力隊のX君が
「すごくいいプログラムですね、僕も参加したいw」
というほど、体験と座学が充実しています。

で、今日は、
彼らにミニセミナーをし、質問会をしました。

私が、
2000年の夏に私がいってからもう17年。

だいぶ時代は変わりました。

とにかく、
彼らの問題意識の高さに本当に驚きました。


■大学院 Aくん
・動機:森と水の源流館に既に接点あり、環境社会学、生態系に関心
・テーマ:ダムとその後の地域づくり 生態系の負の側面とプラの効果は別に何があるか、
     華山譲(補償の理論と現実)を基に、所有権と公共の福祉の調整に興味。

■経済学部 1回生 Bくん
・動機:田舎に将来暮らしたい。地域づくりに興味がある。
・テーマ:その中で林業にテーマを絞っている。

■法学部 2回生 Cさん
・動機:川上村のWEBページに昨年の参加者のレポートを見て。
・テーマ:日本政治を専攻、現状選挙制度と国民意識に関心。農村部と都市部の政治の違い。

■生活環境学部  2回生 Dさん
・動機:農業の6次産業化に興味、林業について無知、吉野かわかみ社中に興味。
・テーマ:農業の6次産業化

■政策科学部 Eくん 
・動機:実家は海と山。自然豊か。いま地球環境が汚染されている。実際に紙媒体やWEB媒体でしか入らない情報。友人からインターンを奨められた。
・テーマ:イベントのゴミ

■観光学部 3年生 Fさん
・動機:HISの体験型旅行、丹沢大山で植林と伐倒の経験。今年の春、四万十市に自伐型林業(村おこしボランティア)という新しい林業に出会いたい。IターンUターンが多いときき四万十にいった。林業を産業としてインターンシップとして川上村があったので参加。
・テーマ:観光心理学と観光行動学。今年は五感に注目。

■家政学部 3回生 Gさん
・動機:釣り好きの友人が川上村に行きたい!ということで知った。林業と場づくりが川上村のプログラムがぴったりと思って参加。
・テーマ:都市計画、建築コース、インテリア



そんな彼らは、

「自分には自分の田舎がない」

という人が殆どです。

「私は、いち西粟倉ファンです」

という学生もいました。


都市郊外で育った彼らが、
なぜ川上村に興味上がるのか、社会学的背景も含め、
その興味関心には、時代の変化を感じる次第です。

「今日は、
 林業を頭で知ったことから体で知った、もっと知りたい。」

この日は、現役山守と地域おこし協力隊OBのWレクチャー。
こういうメニューを提供できるようになったも、
大きな変化ですよね。

で、彼ら学生たちは、
ほんっと、まじめで熱心です。

1。 インターネットの検索で川上村(の取り組み)を知った。
2。 友人知人から川上村を紹介された。

という子が殆どで、
この2週間という非日常に、すごく楽しんでいるようでした。

で、川上村自体も
こういう学生が来るということ
交流人口が増えているということ、自体に満足してはならずと思ったのです。

以前、1%の学生というテーマで
ブログを書きましたが、そういう、小難しくなく、そこそこ利益を生み出す
基本的な仕組みを、作らなければならない。

彼らから学ぶことが多かった。

私から彼らにアドバイスしたのは

1もっと人と出会う
2もっと旅をすべし
3もっと本をよもう。

ということだけでした。

そしてもっと好きになり、もっとチャレンジしたければ
地域おこし協力隊もある、色々な多様なチャレンジをしている先輩もいるし、
吉野かわかみ社中のようなところもある、
ぜひまたきてね、という導線だけは、伝えました。

(補足)
地方創生、林業再生で、1%の学生が見ている世界。
http://daisukefurukawa.blog18.fc2.com/blog-entry-1147.html
編集 / 2016.08.17 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【オリンピックと努力、その解釈と未来化(自分事化)  】
カテゴリ: マネジメント/自己成長
【オリンピックと努力、その解釈と未来化(自分事化)  】


連日連夜オリンピックか高校野球か
柳沢慎吾の世界一長い始球式の話題か
というところですが、努力した人たちへの感想に、
口出すほどテレビコメンテーターは偉いのかと思うのですが、

太田忍選手の言葉が印象的でした。


「一番練習した人が一番になると思っている。
(今回、銀メダルということは、)
二番目の練習しかできてなかったということ。
一番になるために、もっと一番に練習したい。」

と言う言葉でした。
テレビ番組によっては、

「一番練習した人が一番になると思っている。
  一番になるために、一番に練習したい。」

と、間のところを抜いて放送されているところもありましたが、
それでは伝わらないですね。

いまの認識として、
二番目の練習だったという単語を出したところに、
私は感動し、それが、逆に、解釈の未来化があるように思えたのです。

たしかに、
勘違いもあるのですが、
禅のことばで「因果一如」というのがあり、
それを持ち出す人もいます。
因果応報とは違いまして、
因果一如とは、
~原因と結果は一緒のモノ。
頑張った、努力したからいい結果が出るとは限らない。
結果に期待を頂いてはならない。
目の前の現在できることに集中し、ベストを尽くす生き方
そして結果にとらわれない生き方が最善の生き方~

これは「悟る」というかたちになるときの
解釈の未来化であって、
何も努力するなということではありません。
だから実際にはほぼ同じ意味合いだと思いますが、

これは、
現在解釈の未来化ではなく、
将来解釈のより高い未来化ですよね。

で、戻りまして、
正直、オリンピックといっても
見たことがない、会ったことがない人を
「日本国」という同じ国民というだけの同類にまとめ上げて、
応援するオリンピックに意味をなさないかもしれません。

それでも愛国心的なものがあるとしたら、
竹島の件もふくめ、トランプ氏の暴言も含め、
8月15日を終えたいま、もういちど、考え直してみる機会になりました。

その個人を尊敬し、尊重し、
一緒に小さい時に、競争してきた仲間のどこかのひとが、
間接的に、上に立っている。

人の夢の一部にでもなれることが幸せで
それが共同体の幸せ。
それも自分の努力あってこその周りへの影響。

スポーツ自体の魅力が伝わり、
自分の生き方の指標となればと私はみるときに、
はて、自分なりの努力と因果一如の意味合いを
感じるまで生きているかどうかと、猛省しました。

夏も後半、秋を感じてきましたが、頑張りましょう!
編集 / 2016.08.15 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【地域でのビジネスこそ「義」を通す。  】
カテゴリ: マネジメント/自己成長
【義を通す。  】


たとえ話です。

今まで接点のなかったB社から
急に、見積り依頼がきました。

しかし、既に取引のある親しいA社も、
その物件(案件)に営業にいっているかもしれない。
すると、A社からも、うちに見積りがくるかもしれない。

そう思うとき、
A社もB社もどっちであっても、
うちの部材が使われれば、一緒の事だから
だから遠慮なく、見積りをだして、おつきあいすればいい?

いや、しかし、商売道徳してどうだろうか。

A社に、義を通すべきではないか。

こういうシーンは多くあります。

多くのビジネスでは、ガチガチの契約書を結んでいることはなく、
性格的な相思相愛で情緒的に始まるお付き合いから、
きっちり利益率も約束されたいいお付き合いから、
色々とありますが、
やはり、義を通す必要があると思います。


であれば、

1)A社には、こんな案件の見積がありませんか?
もしライバルにならなければ、
B社(名前は言えませんが)の見積もりを受けますが、
もし案件として営業に言っているのであれば、
A社を応援し、見積りをだします。

というでしょう。

あるいは、裏切るにしても、いや裏切るんじゃなくて、
今回は、B社という別ルートを重視するとしても、
しれっと知らぬふりをしてやるのではなく、
きちんと事前に説明することが肝要でしょう。

あるとき、
弊社がコンサルティングしていたお客様X社の
パンフレットを、
ある印刷会社に依頼していました。
無事に完成し、納品しましたが、その1年後、

その印刷会社さんから電話がきました。

「古川さん、
 X社さんなんだけど、
 修正と増刷のことでって
 うちに直接連絡があったけどさ、
 どうなん?」

(本来、古川さんところを通すのが筋じゃない?)」


ってわざわざ連絡をくださいました。

「どうぞ、直接やってください」

っと私からはいいましたが、
ただ、この1本の電話があったかないかで、
今後のお付き合いが変わったのです。

彼が好きになり、彼を尊敬することになりました。
ビジネスの基本をしらぬとき、
そういう商売道徳を教えてもらったのは、
いまでも重要なことだったんだと
教えて頂いたものです。

依頼するとき、
値段をさげるとき、
今後の付き合いをどうするか、
あえて断っていくか、

先義後利
(大丸の社是)にもありますが、
先に義あり、後に利益あり。

そういうところが一番大事だということ。

正直者が馬鹿を見るということはない。

全面的個別対応で、丁寧にとは、こういうことですね。
編集 / 2016.08.09 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【夏の汗、泥臭く、マーケティングを始める前に大事な2つのこと。】   
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
【夏の汗、泥臭く、マーケティングを始める前に大事な2つのこと。】   

最近、
私のお客様(林業・製材業の経営者)が講演するシーンが増えています。

なんだか
林業・木材業関係の色々な勉強会が増えているようで、
成功事例として、講演をしてほしいと、
私を通して、お客様への依頼が増えているのです。

嬉しいことですね。

私自身も、
お客様のほうに、お金をお支払し、
ゲスト講演をしていただくというシーンも増えました。

こうやって
コンサルティング先のお客様が
どんどん色々と注目されていくことは、
仕事冥利に尽きるのです。


で、先日、
弊社の研究会のOB顧客が、
長時間、講演するというシーンがあり、
「どうしゃべったらいいんだろ?」って相談がありましたが、
無事に終了した模様です。

で、結果、

「本業が『講演』で、副業が『林業/製材業』だな。」

なんていうよう、自信がありふれていました。

しかし、
続けてこうありました。

>講義の中で、受講者が興味を持っていたのが、
>弊社の木材マーケティングや広報の手法みたいなのが知りたいというのが、多かったようです。
>しかし、マーケティングを全然やっていないのはもちろん問題ですが、
>大事なのは、泥臭いセールスや、モノヅクリの部分であって、
>特に、モノヅクリの部分で、やはり、動いて動いて、
>そこでどでかい壁にぶつかって、
>もがき苦しんでどうにかしていかないといけないわけで
>そこが大切な部分じゃないですか。
>手法ばかりに目が行くというのもどうなのかなと思いました。

という、紹介した講演での
ゲスト講師(お客様)の感想をもらいました。

正にその通りと思います。

・経営者や上に立つもので、現場製造をしらないマネージャーが多い。

・支援する行政側に泥臭いセールスを経験したことがない。
 (もちろんマーケティングの目的はセールスを不要とすることだが)

・安易な外部マーケッター(プロデューサー)があまりに多い。


それでは、何をもって成功事例かというと恥ずかしい。

最近、私自身がモノづくりの現場により近づくのは
ここまでやってこの技術、このコストかと言うことを知り、
そのうえで、戦略支援やマーケティング支援を行うこと。

基本はそこにあるとより強く思っています。

しっかり調査分析をしたうえで、
顧客が喜ぶ商品サービスを製造し、つくり出すこと、
客がまだ全くいない中で、セールスを敢行していくこと、

夏の汗をかくこと。
甲子園も始まります。

私自身もやっぱり講演は副業なんです。

クライアントと事業結果を出し、持続可能な経営を支援する。

1) 汗をかいて物をつくり、
2) 泥臭く営業セールスをしていくこと

この2つ、
その壁を乗り越える経験は、
座学で学ぶものではない、
商売の基本を忘れずにいきたいものです。
編集 / 2016.08.02 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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古川大輔

Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

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