【調整して程よく勝つ、なんてない。】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)
【調整して程よく勝つ、なんてない。】


協力か競争か。

「地域(山村)では、
大したことない、小さな人間の意見まで左右されてしまう。
大局が見えて、リスクが負える人間が少ない。
対極の意見ばかりいい、みにくい喧嘩(争い)をする。
人数が多くいる都市部ならば、そういうことがない。
これが、過疎だよ。」

業界のあるリーダーがそう話されておりました。

だからといって仲良くやりましょうという話なのか!?


いや、違うのです。


「みなさん、麻雀はやったことありますか?」

ソトモノの僕らに聞きました。

「はい」と。

地域リーダーは続けました。

「程よく勝つっていうのがどれだけ技術がいるか、
わかるかい?

誰も大負けしない、大勝ちしないようにするために、
場をコントロールして、よく勝つっていうのは
相当な技術がいるものだ。」


「(地域では)
 『みんな仲良く、調整しながらやりましょう』
っていうやつが多いが、
そんな超強い技術をもったやつ、なんていないのだ。

勝つか、負けるか、そういう世界なんだ。
やってみなきゃわからんのだよ。」

確かに、地域に入りすぎると、視野が狭くなる。
確かに、そともの視点でいると、視野が広くなりすぎる。

ただ大事なのは、
どっちにしろ、リスクを背負って、動けるか。
そこに尽きるのでしょう。

他人にリスクを強要しない。
自分でやる。
動いて、動いて、既成事実を作り上げること。

そこで「勝ち」が見えてくれば、
また新たな価値が広がり、雇用も増えるのです。


もちろん、あえて喧嘩をする必要はない。
ただし、高いレベルの技術がないならば、
なにをすべきかみえてきます。

某地域リーダーに
改めて教わった大切なことをご紹介させて頂きました。

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編集 / 2014.09.22 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【日本一単価の高い原木市場。】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
【日本一単価の高い原木市場。】

9月13日(土)、
吉野木材協同組合連合会(川上村・吉野林業の原木市場)の
特別市でした。

久しぶりに参加しましたが、吉野町、桜井市の製材所の若手経
営者や、川上村の同級生組の1人で林業マンのT君、山守のY
さんら他、多数の方々と出会いました。


「普段、会わないメンバーなのに
 会議の場だけ顔を合わせるというなどういうもんかねぇ。」

という声を
全く別のところで、間接的に受けたこともあり、
関係性の再構築という自己課題もあり、
最近できたタブロイド情報誌を配布するためにも、連合会へ。

タブロイド情報誌(紙媒体)そのものがどうこうより、
これがあることで、会話がひろがるわけですよね。
そういう目的でもあります。

所感をいろいろ頂きましたし
30部一気になくなってしまいましたが・・

楽しいのは、
セリの前に、丸太の単価を個人的に予測して
当たるかどうか、ということ毎回やってますが、
まぁ、2勝8敗でしょうか。

プロの目利きと駆け引きをみるのは
いつでも、なんどきでも、楽しいとともに、
いつまでもこの販売方法は「明らかに」おかしいと思うことも
含め、新たな流通改革のヒントを嗅ぎ取ってきました。

当日、
市況はややよかったという感想が多く
総額の当初見積の金額よりも高くセリが終了。

とはいえ、だだっ広い1万平米くらいあるこの原木市場におい
て、丸太がゴロゴロと転がっていても、総額の売上は、住宅1
~2棟分くらいしかないのですよね。

林業が最も儲かっていて、日本国内で1兆円の市場規模があった
昭和55年当時、この原木市場は今と経営主体が組織的に異なるものの、
当時、に比べると市場規模は10分の1にもなっています。

オジイが植えて
オヤジが育てて
オレが伐った木。

と3世代が繋いできて、T君(37歳)が出材した木なんて、若くて、
1本1万円もしない。

しかし、ここでは、今でも
1本150万円ほどのものが数本出てきます。
これは3世代以上をまたぎ、4~5世代くらい経っています。

100年以上、
家業として、事業をずっと継承してきた林家と山守。

ただ、そもそも日本の企業で
100年以上続く企業は、1.6%ほど。

ある時、日本の国家予算ほどの山林資産を持っていたという
吉野一の林業家は、ある地域の山守との関係を25代も続けてきました。

世界観と時間軸が
一般とは全く異なるのです。

そのここにしかない価値。

そんな中で、ソトモノが気軽に、林業に関わるなんておこがましいことなのです。

それでも、一部だけでも、かかわらせて頂いていること
に感謝し、どれだけ「(ともに)動く」ことができるか。

あと1か月少々で、
ひとつの作業仮説を出さねばなりません。

皆様のご指導ご鞭撻
よろしくお願い申し上げます。

編集 / 2014.09.13 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

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株式会社 古川ちいきの総合研究所 
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