【ジャパンホームショーを終えて clubプレミアム国産材 】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
3日間のジャパンホームショーを終え、一週間いた東京を離れ、吉野・川上村へ向かっています。いまは京都近鉄から橿原神宮へ向かっています。長文失礼します。

今回の来客数は、予想をはるか上回る盛況さで、アンケートや名刺を交換頂き興味を持っていただいた方は、3日間で500名をゆうに超え、大変嬉しくもあり驚いてもおります。たくさんの業種のお客様と出逢い、海外商社(外国人)の方とも出逢い、各種業界新聞の取材を受け、BSジャパンのテレビ取材も受けました。

産地のメンバーみなさまの熱意と実践、林業女子たちの浴衣の接客と女子視点のアドバイス、そしてブース設営や準備に掛る関係者のご協力の賜物です。改めて、林業再生、地域活性化、国産材利用という「言葉」ではない、新しい価値のある「言葉(世界観・価値観)」もたくさんいただきました。

今回のコンセプトは、「産地の名前を呈した国産材は、まるで欧州のワインのようである」というところにあり、山林(素材)品質から、製材(加工)品質、営業(人間)品質も含めてのブランドであること、そこには、情熱を持った地域の職人やリーダー的存在である経営者たちの「想い」が詰まっていることが伝わればと、研究会メンバーみんなで企画しました。ブースでは、メンバー各位が、自社の製品だけではなく、他社の製品を伝えるという他己紹介もすることが多くのニーズを拾うことにつながりました。

学びとしては、

1 商材
  →実需ニーズから開発ニーズまで幅広いヒントあり想像以上に多様であること。
   【加工力と内外共同開発】

2 商流
  →現況の流通の複雑さが関係業界の固定概念にあり、遠い存在に思われていた。
   【直需体制と受注効率の整備】

3 商圏
  →全国各地に異なる「立地」「規模」「ブランド」があることが伝わってない。
   【情報発信の強化】

等。

とにかくこの多種多様な声をまとめ、また私たちの経営実践研究会(国産材ビジネススクール)でシェアし、それぞれの自社課題と自社展開にお役立てできるように、準備したいと思います。

また、話が変りますが、今回嬉しかったのは、林業経営者たちの参画です。
いま研究会メンバーで林業者が増えています。
林業経営者側から製材加工をまとめていく動きがあるのです。

取材でも言われましたが、「何がプレミアム」ですか?
ということの1つに、「林業(山づくり)」をプレミアムにするという視点です。

現在の林野行政をはじめとするバイオマス至上主義、県産材(地域材)原理主義が過度に進むと「いい森を作ろう」「いい木を送り出そう」というモチベーションが生まれえない仕組みになっています。それをどう変えていくか、それがメンバー共通の命題でもあります。

プレミアムな森、木、人。

そこから始まって過去と現在、未来へと繋がる地域資産の共有化を基に、林業・製材加工業・販売流通業が三位一体であることが伝えていくことが肝要であり、おそらく「今までの業界の線引き」というものがどんどん再構築(リ・デザイン)されていく渦中に私達はいます。

club プレミアム国産材

不確実で明るい未来へ、また今日から新しいスタートです。

<フェイスブックより>

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編集 / 2013.10.26 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【ジャパンホームショー ! clubプレミアム国産材 のチャレンジ 】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
【ジャパンホームショー始まる。 】


まず月曜、火曜、2日間と丸々準備にかかった。
急な対応ばかりで、ようやくにブース完成も
アンケートや資料やらと・・・・ギリギリでセーフ。

事前準備での打合せでは、
女性陣(林業女子)の集客への熱意が非常に目を見張るものがあり、
そしてまた、各林業地、製材メーカーの経営陣の自信もまた垣間見られました。

役割分担もギリギリまで考え、考え抜いて。

みなさんありがとうございました!

clubプレミアム国産材、3日間で大反響でした。


林業をプレミアムにするという視点が一番伝わるにはどうしたらいいか。
一見ぶっとんだ考えかもしれない、そのためのバー風のしつらえ。

詳細は会社ブログに書いておりますが、
経営実践研究会(国産材ビジネススクール)のメンバーが
まさに何かのビジネス合宿に参加したかのように、
より強い「芯」が見えて、より深い「絆」ができたことに思います。

森林生態学として、
地域経済学としてのこのプレミアム国産材とは何かということ
また改めて、丁寧に、伝えていきたいと思います。


http://club-premium-wood.jp/
clubプレミアム国産材 公式サイト


今後は、設計建築との連携、商流の確立など、
事業としてもっと広げていきたいと思います。
よろしくお願い申し上げます。

編集 / 2013.10.25 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【現役最年少市長29歳。】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)
【現役最年少市長29歳】


29歳、現役最年少市長、初めてお逢いさせて頂いた。

市民協働部の次長Wさんらと共に、美濃加茂市の里山、
山間地域のまちづくりについて熱くトーク。
冗談も交えて色々と。

文字通り、文字通り以上の、好青年。

新しいチャレンジをしていきたい。
ぜひ外部の力を取り入れていきたい。
諸々と盛上った。


・藻谷氏の里山資本主義
・山崎氏のコミュニティデザイン


等こちらを熟読され勉強されている担当市職員たちは
みな「まちづくり」に熱心である。

そこに私のオリジナリティとは何か。
せいいっぱい、自分なりの表現でお伝えした講演を行った。

また
来月にとある地区で「お願いしたい」という地区講演があるが、
表題をメモベースで送ったら、恥ずかしいくらい素晴らしい
チラシが出来上がっていた。

こちらも若手市職員の製作物でかっこよかった。131030minokamoshi.jpg


ということで次回のテーマは

「ドラマあまちゃん」「となりのトトロ」「平成狸」からみる、
    まちづくりの理想と現実。

  ~しあわせの青い鳥はどこでしょう?~


という、お話をします!
宜しくお願い致します。


編集 / 2013.10.15 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【信州唐松のプレミアムな森づくり。 】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅



日本の在来種で、唯一、落葉する針葉樹「唐松」
秋は黄色の色づきが美しく、信州の風景を作っている。

落葉松とかいて「からまつ」と読む。

北原白秋の落葉松(からまつ)という詩がある。
http://hakusyu.net/Entry/8/

  からまつの林を過ぎて、
  からまつをしみじみと見き。
  からまつはさびしかりけり。
  たびゆくはさびしかりけり。

(続く・・・)


松本市に統合された「上高地」は、多くの観光客を呼んでいる。
アルプスの美しい姿に色づく落葉松。

さすが10月10日、
旧東京オリンピック開会式の日、体育の日。
確率で晴れの日を選んだという。
やはり、いまだ、この日は、いい天気だ。


今日、

このあたりの鬱浮くしい風景をつくる林業会社3社が任意で集
まり、唐松を中心とした素材提供を強化しようと、一次製材、
二次加工流通会社とを呼びかけ共に集まった。


平均密度は、
杉が0.35g/cm3程に対して、唐松は0.50g/cm3程 と 重い。
特に、冬目(晩材)が太く、濃く、重厚感がある。

某二次加工会社は、唐松の間伐材をオリジナル「外壁材」を
そして、高齢樹の唐松で柾目取りをした「階段材」を開発。
既に様々な丸太の仕入れ先があったが、改めてしっかりと顔
を合わせる機会は少なかった。


ゆるやかな連携が始まった。

最終ビジョンは、
プレミアムな唐松の森、唐松の木を作り出したい。
そして、美しい信州の風景を残したい。


林業者側が間伐を繰り返し、
製造者側がその材を塗装・加工し、
地場のブランド工務店が利用する。

そこまではいま完成している。

地域経済の担い手となるよう、
また地域風景の担い手となるよう、
共通のビジョンと実業実務の役割分担を鑑みて、
唐松の新しい「詩」を生み出そうとしている。

clubプレミアム国産材に急きょ参戦する。

林業事業者のKさんに久しぶりに出会えてよかった。


「他地域の視察に行けばいくほど、
    自分達の森林が一番いいと思える!」

と言っていたのが印象的。

東京の富裕層の避暑地、
なにさ、
九州の寝台列車ななつ星、3泊4日で50万円近いものがもう
半年先まで予約一杯という時代。


丁寧に、日本の地域のよさを、伝えていこう。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本日の学び
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・北原白秋 落葉松(からまつ)
 http://www.youtube.com/watch?v=l9ksY1pHokc

・落葉松
 http://www.youtube.com/watch?v=eBw6_Hzblco
 合唱 (作詞:野上彰、作曲:小林秀雄)
編集 / 2013.10.10 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【林業における水平連携、垂直連携 まとめ研修&ワークショップ】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
【「連携」をワークショップ。 】


岐阜県林業・製材業・木材販売業に係る経営強化研修。


本日は3回目。


大きなテーマは「1分スピーチ」と「各種連係事例」という2つ。

1分スピーチに関しては、任意の議題からどれだけ顧客との
距離を縮められるかという営業テクニックと、社会的なニュー
スといった具体的事象から、如何に話題性を富ませながら、そ
こからの抽象化(ルール化)し、その仮説を、業界や自社や自
分に置き換えてみるという瞬時の瞬発力を鍛える練習。

・あまちゃん
・半沢直樹
・まーくん
・バレンティン
・消費税増税

さぁ、ここから話題を1つ選んで、1分スピーチしてください。

と始める。そのあとのレクチャー方法は割愛。ビジネススキル
の向上とアンテナの高さやアウトプット力を高めるこの「1分
スピーチ」自体のやり方のルール化は、またいずれまとめたい。


2つめのテーマ。

各種連携の事例の紹介から、岐阜県の林業の連携ビジョンにか
かるワークショップを行った。

各種連携とは水平連携、垂直連携、異業種連携という3つの
テーマに分けたときに、どのような連携があるかという具体的
な「林業・木材業界」の他地域の事例、古川がコンサルティン
グで係わった具体的事例などは特に具体的に紹介。

兄弟連携
独り連携
女子連携
産直住宅連携
外部資本連携
設計士連携
デザイン連携
一気通貫連携
FSC森林認証連携
山守連携
大学連携
若手経営者連携
林業主導型連携
母船方式連携
研究会方式連携
営業権買収連携
農商工連携

等。

<いずれ書籍化してまとめたいが・・・。>


「地域材の水平連携加工システム推進事業」の具体的な方向
性も示しながら、結局の課題は、

1)共通ビジョン(哲学)の策定
2)仮想敵の設定
3)強烈なリーダーシップか第三者の利用


この3つであると話したのち、ワークショップ。初めての方もい
れば、慣れてらっしゃる方もいましたが、各種連携のイメージ
も、

1)実需連携(現況事業内における必要性)
2)開発連携(将来の商品サービスの確立)
2)交流連携(見込み顧客の確保)

という3つにまとまってくる。

131005gifukenshuworksshop.jpg



とりあえず、大いにディスカッションし、日本の林業界でも、
ここまで熱心な時間が交わされるのは珍しいと思う。

岐阜県によるこの機会に少し明るい未来が見えてきた。
編集 / 2013.10.05 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【納期逆算型で追い込む習慣を。 】
カテゴリ: マネジメント/自己成長
【納期逆算型で追い込む習慣。 】


あなたはどちらでしょうか?


・期限逆算型 
・商品絶対型 


ビジネスで成功している人、いやビジネスに限らず、
成長し、成功している人の多くは、
期限逆算型のひとです。

いま、自分の実力が10としたら、先に「いつまでに」を
宣言し、その時点で、12の結果を出すと約束をし、やりきる
という方法です。


わかりやすくいえば、中味ができていなくても、あるセミナー
を企画し、セミナー日程日を決めて、DMを送り集客する。


「え?中味がまだできてないのに、集客するの?」

これが社会人最初に知った「ありえない」ことでした。

研究者時代は、しっかりと作りこみ、確実にいける!という
確証があり、それができるまで、学会に発表するということ
はしなかった。論文に書くということも自信ができるまで、
期限重視というより中身重視ゆえ、別に「いつ」ということ
は優先順位に低かったのです。

そして
社会人になり、その先輩たちは、中身がなく、まだ完成して
いないのにもかかわらず、顧客を呼び、集客し、セミナーを
していたこと。


しかし、結局は、
その日までに間に合わせ、テキストも作成するし、中身も完成
させて、顧客満足を得ているのです。

いまできていること、いまわかること、
それを土台に広げていくべきではないか?

現存の商品サービスがいまこうあるから、できる範囲で、動く。
しかしそれでは、持続的な成長は得られないし、顧客満足の
向上はないのですね。

行き過ぎた期待値を煽り、結局中身がないという
ことは断固としてやってはならぬことであるが、やはり、どう
も、この納期逆算型(自ら追い込む)ということは、後天的な
学習が必要で、それがあるかないかが、企業体質に関わるのです。


自分に厳しく、顧客に満足を!

この納期逆算型という癖付をもとに、持続的な内発的発展を!

(自分にも言い聞かしています)
編集 / 2013.10.01 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
twitter 古川大輔
プロフィール

古川大輔

Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

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こちらEメールにてよろしくお願い申し上げます。

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