【~ワカモノが、森で生きる道を知る。~ 】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
【~ワカモノが、森で生きる道を知る。~ 】


6月29日(土)

水源の森フォーラム2013
林業は、生き方だ!
~ワカモノが、森で生きる道を知る。~

主催:NPO法人森林(もり)の風
後援:三重県、四日市市
協力:㈱古川ちいきの総合研究所

P6290178.jpg


三重県を中心に他府県からも集まった80名。
対象をワカモノ!と絞ったにもかかわらず、
男女問わず組織問わず広い年齢の人が集まりました。

復刻GTRが若者をターゲットに絞ったら、実は、60代に売れたというのに近いのか。

「年齢じゃなく、心や行動がワカモノ
で、私も森林・林業の活動がんばります!」

という方がいらっしゃったがこれもひとつのマーケティング効果か。

ボランティア、NPO、学生インターン、事業者(ビジネス)
様々な人が様々なかかわり方でいい。

7人のパネリストの顔ぶれは色々でしたが、
私にとって、印象的だったのがこの3人。


■諸戸林友/速水林業
 川端康樹さん

「若い従業員を定期的に雇用させて頂いて、
 教育をさせて頂きながら林業の現場に従事させて頂いておりますが、
 世界の林業と日本の林業を同等のレベルで物事を考えることができないと
 もう日本の林業は成り立たなくなる、そう思ったんです。

ただ20年以上林業をやってきた私の履歴は、
これからの林業については、あまり役に立たないんじゃないかな。
いま僕の履歴をみると、こうやってきちゃいけない、
そういうことしか若い人に伝えるしかできない。
だからこそ、若い人にこれからの林業っていうのが待っているんじゃないかな。」


■語らいの里噺野/NPO法人みやがわ森選組
 伊藤康司さん

「3年やらないで途中で辞めちゃう人がいるが
 3年間はやり続けてほしいんです。

 林業が、すがすがしいというのは本当にすがすがしいです。
 ただ、仕事をしている最中は、全然すがすがしい騒ぎでなく、 
 これが人のする作業なのかというくらい、ベタベタドロドロでね。
 自分の数センチ手前では、いまだにツーサイクルのチェーンソーを使い、
 オイルを自分も吸うし、重機の排気ガスも吸うんですからね。
 しかし、休憩に入ってね、一服してお茶を飲んでいる瞬間は、
 鳥のさえずりも聞こえますし、お昼になれば、外で弁当を食べて、
 お昼寝をチョットして、まさにこれぞ人間らしい仕事なんだなと感じることは多くあります。」

 ただ、そのすがすがしさ以上に、
 林業の現場は 普通に考えても、非常に体にかかる負荷は大きくて、
 最初の一年二年は、家に帰っても、疲れてビール一杯でも飲んだらすぐ寝ちゃう。
 いまは、そういうリズムも慣れてきました。 
 1年2年であきらめる人もいますが、それって体のリズムが慣れていないだけであっ
 て。3年目くらいから慣れてくるもので、時間があるかたはここまで頑張ってほしいですね!」


■おわせカンパニー/三重大学生物物資源学部
 羽田知弘氏

「インターンで尾鷲にゆき、
 尾鷲材の商品のECサイトを作り、事業を始めました。
 尾鷲でずっと生きていこうと思ったが、しかし、私は東京へ就職します。

 それは、食い扶持というよりも、やはり1円でも高く売れること、
 1円でも稼げることって考えてきたわけですが、やはりやってみるものの
 学生がやるということでメディアは注目してくれましたが、結局は、スキルがない。
 学生がくるとか若者が来るということでの
 地元からの期待感や
 いやいやいるだけでいいんだって言われることの矛盾を経験しながら、
 結局、どれくらい利益を出したのか、応えきれなかった。
 
 数字としてインパクトが出せるような働き方ができるように
 なりたい!ということで東京の会社を選びました。」



という3者の答えには、

・実際に日々ビジネスだ戦っている人たちから
ボランティアで森林との接点を求める人たちへと

どちらの視点でも染み入る発言であったと思います。


理念なき利益は犯罪
利益なき理念は寝言


ということでしょうが、色々な方々の現場のチャレンジが、
ハード面もソフト面もどっちも、
作り手も売り手もどっちも実際はドロドロした部分、
それぞれの人間ドラマがあって
その新たな林業が生まれるようにも思うし、
現場からしか生まれてこないんですね。


私も素敵な出逢いがあり
また次のステージが見えてきました。

また今後ともよろしくお願い申し上げます。




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編集 / 2013.06.29 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【国産材 林業マーケティング (産地のプライドとして) 】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
平成25年 6月度

経営実践研究会(国産材ビジネススクール)。


今日は、2名のゲストアドバイザー

1)法務関係アドバイザー
2)展示営業アドバイザー


をゲストにお越し頂きました。


「厳しい空気感、だけど、楽しい!」

そういっていただいた広島県からの新規の研究会の参加者様。
2週間前に東京国産材ビジネスセミナーにお越しいただき、
さらに連続して大阪の経営実践研究会も参加したいと、参加された。


このようなパターンは初めてだが、
最近、私たちの研究会には、熱き地域リーダーが多数に集まってくる。

林業界も

・発言権獲得ゲーム
・求心力獲得ゲーム

なんだなって。


広島は、新大阪まで1時間20分ほど、意外と近い。

午前中に業務を行ってから、
午後14時からの研究会に来られたという。


今日も遠くは
奈良大阪のみならず、
滋賀県、静岡県、島根県、広島県、長野県といらっしゃった。



今日は、
二人のアドバイザーに

「完全なる第三者だから言えること」

というアドバイスをして頂きながら、メンバーを鼓舞してくださった。


確かに厳しい現実もある。
その厳しさを、やる気に変え、リスクを背負って前に
動く意味を参加メンバーは噛みしめたことでしょう。


「心強い!」

あっという間に24時を回ってしまった。


久しぶりに参加されたアドバイザーから、
「メンバーの(ビジネス)レベルが上がっている!」

とおっしゃっていただき、
私も成長しなきゃっ!って思うとともに、
このメンバーたちを中心に「憧れる林業、憧れる木材業」ってのを
もっともっと創造していきたい、そう思ったのです。


いや昨日ほど、メンバーの変化を実感したことはないです。

まちがいなく
OBメンバーも含めて10~15社(地域)の方々は、

地域再生、林業再生において、
森林の公益的機能とかそういった高邁な理念だけでなく、
現実、実直たるビジネスとして結果を出されております。

新規の雇用も増えているメンバーもいて、
みないつも刺激し合っております。


「我々は、普通の林業・製材業者と違うんだ!」
と叫びというかプライド。


もっともっと
自分が「楽しさ」を提供し
自分自身が「心強く」なり、
この環境を「有難く」想い、感謝していきたい。


経営実践研究会は、オープン系です。

業界の方、ぜひ、参加してみてください。
業界以外の方、ぜひとも応援ください。

今年は一つのチャレンジを行います。

http://chiikino.jp/blog/?page_id=42






編集 / 2013.06.28 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【 分刻み日記。 】
カテゴリ: 未分類
【 分刻み日記。 】

今日はただの日記です。

この日
朝からまた分刻み。


高知県の某宿で起床から仕事。

9時から10時30分まで、時間のある限り
「地域商社のコンセプト」打合せ。

実はその間に、
偶然、株式会社C社(弊社オフィスの5階に大阪事務所がある)
のMさんと出逢い、諸々の新しいビジネスの打合せができたりもでき、ラッキーだ。

で、
森の恵みである「○○ビジネス」のサンプル品も(私も一緒に制作し)完成し、
大杉駅から乗車、岡山で乗り換えて新大阪へ。


その間、
電話とメールで5~10件くらいの案件に対応。

いつもちょっと酔う笑。

で、
新大阪駅に14時ごろ到着。

遅めのお昼を済ませ、
会社にゆきシェアオフィスメンバーとクライアント看板の打合せ。

京都市内の申請事務のアドバイスを受けつつ、
見積もりや仕様を決定。

そしてシェアオフィスのもう一社メンバーとは、
森の恵みの「ノベルティビジネス」の打合せ。

完成したサンプルの売りカタについてディスカション。

で、
そのあと予約していた回生病院にいって、
諸々の健康管理のため。


16時過ぎ。

で、その後、京都の出版社へとの打合せのためすぐ移動。

そこで社員と合流。
その後40分の打合せで、いいビジョンがお互い見えてきた。

で、また移動。

インターンのTさんを四条大宮駅で拾って北山三学区のうち
のひとつ中川学区へ。


自動車内での打合せで、
手順をギリギリに変更したりと慌ただしく。


19時30分から。
「まちづくり部会」が始まった。


京都北山まちづくりビジョン策定事業も「まちづくり部会」も
去年から数えると5回目。


未来を語ろう
言葉を作ろう

ワークショップもだんだんと地域の方々に慣れてきた。


・自然環境や景観風景のこと。
・昔からの「方言」のこと。
・北山杉のこと。
・人とのつながりのこと。


今日は大学4回生の学生も来られた。

就職は決まっているという

「○○系の営業職で就職が決まりましたが、
 本当は古川さんの会社のような会社に就職したかった。
 自分の住んでいる地域のことですし、
 まちづくりには興味があるんです。
 今後もまた参加します!」


と嬉しい声。

ここに彼の母も参加している。
素晴らしい「まちづくり部会」である。


今回の「まちづくり部会」。

終わってもみな机を離れない。
あぁだこぉだとディスカションをしている。

私たちも終わったといえど、終わらず、参加。

22時くらいまで現地にいました。

そのあと1件だけ、某展示会にかかる
相談の電話を15分程。


ようやく
京都の烏丸駅へ。

移動の電車で、インターン生と打合せしながら。
23時30分。

自宅へ到着、夕飯。

明日の準備を・・・。

あっという間。いい一日でした。

さぁ今日も24時まで頑張るぞ!!!


ということで、年間250日近い出張をしていますが、
いつもこんな感じで仕事をしています。


編集 / 2013.06.28 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【ウォーキングミーティング のススメ 】
カテゴリ: マネジメント/自己成長
【ウォーキングミーティング  】


1日1日を振り返り
そして気持ちのいい明日を迎える。

寝る前に
1日を思い出し何を学んだか考え、
明日の24時間どう動くかを考えながら寝る。

目覚めの時には
もう一度昨日の学びを思い出し、
起きたらすぐパソコンに向かい、
今日1日何をするかを書き出し日報を書く。


また新聞記事や雑誌や広告などに対して、
アンテナを張り、気になる記事を取って(撮って)おき、
学びとして次に生かすストックをする。

自分なりの「基礎練習」


で、
これは一人だけでやってい居ても続かないから
見てもらう人、議論する人、返信いただく人がいて続くこと。
それが社員、それがビジネスパートナー。

さて土曜日、
林業大学校の講義が終わり、
スタッフと反省会。


この日、
地下鉄で京都駅まであと1駅分のところまで
たまたま送っていただきまして、で、
電車に乗るなら、まぁ1駅分、歩きながら、
1日の反省会と今後のやるべきことを打合せでもしますか。

っと、15分くらい。

これが意外と気持ちが良いミーティングとなった。


1) 目的地に着いたら終わりなので時間が明確
   (でもゆったり歩くのでそこまで厳密ではない)

2) メモを取れないので頭で覚えようと反芻する
   (→繰り返しが必要)

3) 普段と違う景色、普段と違うので、
   アイディアがもいつもと違うものがでやすい


4) 歩く、ので、建物・看板・店舗などからの
   別の発見(やや寄り道)がある

5) 心地よい汗(おそらく頭だけでなく体も動いているから)
   幾分かの心地よさが残り、意見も活発、それが
   脳みその活性化にもなる!? 
 

等様々な効果が。


でも、結局、駅についてその次の移動の時間までに
思い出してメモを取りましたが笑


ウォーキングミーティング
うぉーきんみーてぃん 
いいやすいな、

って思ってたら
なんだ、既に色々言ってる人いるんですね
ウォーキングミーティング。

・ http://www.gnavi.co.jp/company/column/nikkei/110224.html
・ http://ameblo.jp/g1033572/entry-11548270071.html
・ http://www.ted.com/talks/lang/ja/nilofer_merchant_got_a_meeting_take_a_walk.html
  
 
田舎でも都市でも
関係なく、これはお勧めです。

(後日、古川さん、そんなの知らないの?フェイスブックで広がったんだよ?
 と言われましたがすみません。自分で発見した嬉しさを噛みしめさせてください涙)
編集 / 2013.06.22 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【 料理の世界と大工の世界の 共通点 】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
【 料理の世界と大工の世界の 共通点 】


ちょっと最初専門用語ですがお付き合いください。


いまから3つの質問をします。



1)木材のいう乾燥材って何ですか?
 
  これは業界の人は答えられる。
 

では、


2)どうやって乾燥材ってつくるんですか?

これも業界の人は答えられるが
でも、これ実はいま人によってばらばら。


次に

3)
なぜ木材は乾燥材が必要なんですか?

これは意外とキッチリ答えられない。

その中で

A)木材(流通)において、
 乾燥材の比率はいまどうで、どう推移していますか?
 どうして普及してきたのですか。

B)逆に、なぜ今までは
 木材は乾燥材ではなくても、売れたのですか?

となるとこれも
意外と難しい。。。


この質問。
上から整理すると、



WHAT

HOW

WHY



です。



WHAT 知識
↓ 
HOW  経験

WHY  分析


専門的なことを深堀することを曖昧にしてしまうのは
一般的な思考プロセスで深堀することを逃げてしまうからです。


業界用語ですみませんが、
似たようなことはたくさん異業界でもあります。

鯛のカルパッチョってなんですか?
どうやってカルパッチョつくるんですか?
例えば、なぜカルパッチョが売れていて
鯛の刺身が売れないんですか?など。


木材についての
内容は割愛しますが、こういうことです。

もともと

大工・工務店側が新たにやるべくことをする中で、
仕入れ先である材木屋にしわ寄せが来たこと
という事実もあるんですね。

在庫管理・納期対応・品質担保・・・等絡む要素はいっぱいですが、

(流通を飛ばせというただただナンセンスな話はもうしません)

でね、住宅業界がいま、
サイゼリアみたいになってるんです。

有名な話ですが
サイゼリアの厨房には、包丁はありません。

料理人不在で、
パックされたものを専用カッターで切って
組み合わせて、ちゃちゃっと暖める的なこと。

ただ、
そのパックされたモノの品質基準が高いので、
まぁまぁおいしいし、で
サイゼリアは意外と原価率が高いというのはありますが、
回転数でもってるわけです。


ホテルや温泉旅館のコンサルティングをしていたころ
を思い出しましたが、料理の技っていろいろありますよね。

食材を選ぶところから始まって・・・。


材木に戻ります、

「乾燥加工をキッチリやって、
  すぐ組み立てられる状況の木材製品をもってこい!!」

ってハウスメーカー、ビルダー、工務店(大工)側がいうのはね、


「おい、あそこの鯛は、全部うろこをとってからもってこい!」

って仕入れ先に言う料理長といっしょです。

えぇ、実際います。
料理長も大工(現場監督)も。


発言権の強さは、どこにあるか。
そういうことにもなります。



異業界の物流の動きも、木材業界も一緒。


だったらどうする?

なんですけれどね、
それは僕にようやく、
明確な仮説(答え)がでてきたので、ここでは述べませんが、
確かに言えることは、


「うろことってもってこい!」
「切り身でもってこい!」

というのは、
素材の質感を活かす料理人の家ではないわけですが、
それでは、どうやったら
質感の高い住まいに、住みたくなるようになるか。
ということで、

確かに
色々な料理人がいて、色々な料理がある。
色々な大工がいて、色々な住宅がある。

それでいいんです!

・安くて早くいのか
・高くて本物系なのか

私は日々、
コンサルティング業務を通して、

実直な顧客

怠慢な顧客というものに向かい合っていかねばと思っています。

どれも正解であるなかで
改めて、作り手の視点から考えていきたい。
マーケットインでもプロダクトアウトでもなく。

編集 / 2013.06.19 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【過疎地域に必要なちょっとした競争原理 】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)
【過疎地域に必要なちょっとした競争原理 】


「だいたいね、 のうのうと生きてきて、
 努力せず、動かず、だから過疎になったんだ!」


そう都市地域の時間の中で暮している人から
見るとそういう部分もありましょう。

都市の論理っていうか
経済強者の論理っていうか、
私はこういう考えが嫌いですが、
でも確かにそうだなって思う部分もあります。

それは、しかたなくも「ちょっとした競争」がなくなってしまったからです。
そんな話です。

で、
まちづくりっていっても色々ありますが、
今日はとある方から
「韓国のまちづくり(地域再生)」についての現状を教えて頂き、
日本の手法を輸出しながらビジネスをされている方と会いました。

韓国人にとっても「海士町」はひとつの成功モデルというもので、
農山漁村地域の活性化とは何か、「地域(自治)」のあり
カタ、合意形成の方法などは、色々と共通テーマ、世界各国そ
れぞれの政治経済課題とは無関係に、存在するということ。

ここには、
理念構築のみならず、その手法にスピードも求められています。

そうスピード。
(競合と)競争していく。


公共の福祉を目的とする用地買収等にかかる合意形成の遅延により、
結果、さまざまな機会損失や、コスト増大ということもさることながら、
具体的に以下のようなこともありましょう。

それが
「過疎地域にいま必要な地域間競争」という
スピードの必要性です。


今日は、京都市北区まちづくり部会。


「この村に未来はない!俺に夢はない!もう死ぬだけだ」

そういう60代が多いのが実際の過疎地域の現状。

それでも年齢にかかわらず、夢を見て、いきたい!

活かされた命を大切に、前を向いていこうよという人がこの地域はとても多いんです。

今回、ここに、
初めて、30代前半のIターン者が参加されました。

今回ようやく参加。彼がこの「まちづくり部会」の空気を変えました。


空家の利活用の話題のとき。


「なぜこの村に住んだのか」

「どうやって今の住まい(元空家)に出会えたか」

というのをみなさん(まちづくり部会)のまえで話していただいた。
どんどんと彼は話す。すてきなお人柄です。


地域住民が「不便」というこの「村」がいかに、
「便利」で「快適」であるかも熱弁されました。

自然環境の良さがずっと維持されているのみならず京都中心部
まで車で30~40分という「近さ」であることを強調。


「こんなすばらしいところはない!」


と、先ほど自分たちの村に未来はないと思っていた方々も
目が覚めてきました。


結局、彼は色々な地域を探して、ようやくであった素晴らしい
住まい(空家)、ここに木工の工房を開き、この地域に
暮らして3年以上。


初めて地域の方々と「未来」を語り、話し合った。

彼は人づてに苦労されて、ようやく見つけたこの地域、苦労した。


「私の友人、知人も、こういう空家を探している」

確かにそうなのです。

増えているのです、しかし情報がない。少ない。

私が申し上げたのは
こういう話をしました。

「よくまちづくりに危機感が必要かという議論がありますが、
 危機感がなくても動く、危機感あってからでは遅い」

など。

いまそのIターンの彼がたまたま来ているということもあって
今後もこういう見込みIターン客は全国にはたくさんいる。

そんな若者に対して、
いま地域がまとまって情報発信をしていかないと、
本当はこの村のほうが素晴らしい村であるのに、
ここに出会えず、他の村にいってしまうんです!!


Iターン者によって、いささか信じられないわが村のよさ、
という、相対的価値基準を得て、そして自分たちの村がいい
という誇りや自信が生まれることが第一で、それがてきてき中
で、次は、スピード(動くこと)。


変に危機感あおるより、


「みなさんが動かないと
  (よいワカモノが)他の村にいっちゃうよ!」


仮想敵を想定し、競争原理をちょっともっていただき、
スピードを高める。


今回はIターン者の彼の存在が大きく、まずその1人を作るこ
とが大変なのですが、

1)自分たちの地域を誇りに思い
2)ある物探しをし
3)もっと伝えたい、来てほしいと動く

さぁあとはどんどん「協業と体験」していくことで、
ビジョンもより明確になっていくことでしょう。

楽しみです。


まちづくり、過疎地域、
いまこそ、ちょっとした競争原理があって
見込み顧客のシェア拡大からいい意味での
引っ張り合い、さあぁ、がんばろう!
編集 / 2013.06.13 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【京都府立林業大学校 経営高度化コース 開講! 】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅

【京都府立林業大学校 経営高度化コース開始。 】


そういえば、このころ
DJポリスとかAKB総選挙とかみて、

「ほんとこの国は平和すぎるなっ・・・。」

って抜けたセリフを言ってたら

「そう?震災は? 自分の(林業界の)ビジネスは?」

そういわれてしまい、身が引き締まりました。
自分が一番、平和ボケしてるんだなって。



さて



「木村祐一」

きむにぃこと京都府立林業大学校の、副校長。

名刺を頂戴してびっくりしました。

あの芸能人と同姓同名ではないですか。

「えぇ、よく言われます」っと。



6月8日、林業大学校の経営高度化コースが開講。

全5回に渡っての講義を担当することになったのですが、
キムニイこと木村祐一副校長の開講のご挨拶がとても印象的でした。


・自然と共に生きる
・夢、情熱、そして行動

この2つがこの林業大学校のテーマでもあるとし、
社会人向けのこのコースにおいて、
経営力を高め、利益を上げ、新たな若い人材を採用して欲しい。

と。

いや、
もしかしたら、

新たに若い(イケテル)人材を採用し、
利益を上げて、結果、経営力を高めていって、
本質的成り業の解決へともえいる、のでしょう。


それを願っている部分もありました。

経営高度化コースは、社会人コース。
木村副校長は「こういう研修に来て、彼らが若手(林業大学校の卒業生)を採用してほしい、と。

その使命、全うしたいと思います。

で、今回は、
約20名の社会人受講者です。
森林組合、民間の素材業者、製材加工、木材流通会社がいます。


私としても
もうだいぶ慣れてきましたこの「講師業」としては、
確実に、利益を上げるための講義として5回シリーズに分けて
計算して、提供することもできるようになりました。


第一回の本日すごみなさん「熱心」でした。

逆に、私の笑いがウケず苦労しましたが笑。。。

ある方いわく自己紹介。


「(私の今回の受講の理由は)
先代の社長(自分のおやじ)が亡くなっても、
     自分が経営できるように学びに来ました!」


って、
会場の笑いを誘った若き30代の林業マン。
すごくユーモアもあり、必死でもある。

私は、
「先生」と呼ばれるのは好きではないので、
あくまでも事業利益を上げる都市の若い熱い人という近しい立ち位置でいるつもりでしたが
ある意味、彼らにしたら、もう「若く」もないし「コンサル業」を揶揄される理由もなく、
自信を持って、この林業大学校の理念、いや、日本の林業界への理念を全うするためにも、
自らにもプレッシャーをかけて、この講師業を全うさせて頂きたく存じます。

よろしくお願い申し上げます。
編集 / 2013.06.08 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【飛騨の匠はなぜ有名なのか  】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
【なぜ飛騨の匠が有名なのか 】



その名を八野忠次郎(はちのちゅうじろう)という。

飛騨の匠の中でも巨匠中の巨匠。


とある工務店の会長(80)の妻の父。
この一族(役員兄弟)の祖父になる。
みな飛騨の匠の血が流れている。


この工務店の20代の若手の社員が、
九州に出張に行ってこういわれたという、

「お、君の所は、飛騨の匠だね」といわれ嬉しかったと。


今日のプロジェクトで同席した
とある若手は、この入社1年、
自社の製材部門を経験し、現場(監督)に着いた。


「現場のレベルの高さがあって
   営業につながっていくものである!」

と指導を受け、
一生懸命頑張っている。

彼とは岐阜県の研修セミナーで出逢った。

その技術の高さが誇りとなっているのが飛騨の匠である。

9か月ぶりに出会い成長していたが、
やはりその前提の技術力に、製材を知る、木材を知る。

その訓練があって、飛騨の匠となれる。



実は、この工務店は、
「旅する大工」集団がいるのだ。


木材(原木)を自ら選び、製材し、墨付けをし、
すべての部材を輸送し、福岡、札幌まで自社の大工集団が出張し、
2~3か月現地に住みながら、建築を行う。


有名な「かに道楽」の店舗をはじめ、
社寺仏閣も諸々の施工事例がある。


そう、八野忠次郎は、

戦後当時から全国に飛騨の匠を4~50人連れ添って
施工をした、当初の第一チャレンジャー。

当時は建築ブーム、
別に地域の中だけでも十分に仕事があっ
た。
充分に儲かる市場があったにもかかわらず
全国に出て回った。



「俺たちの技術を全国で試したかった!」


という。


八野忠次郎の飛騨一日一話(1979)という著書がある。
その一話一話に色々な地域のエピソードもある。


飛騨の匠がなぜ有名か、

それは、
かの彫刻で有名な左甚五郎(日光東照宮)も飛騨の匠。

著名な方を輩出され
高い技術力がずっと永続しているのは事実であるが、
それは別の書物等に譲りたい。

実は、それだけではない。

そう、それは、
旅する大工たちの熱い情熱、営業力、
血のつながり、のゆえんなのである。


<追伸>
高野聖(こうやひじり)が
真言を唱え、全国に飛び回ったのと似ている。



編集 / 2013.06.05 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【初めて、法人税等を支払って感じたこと。 】
カテゴリ: 理念と利益
【初めて、法人税等を支払って感じたこと。 】


1年を終えて弊社の決算が終わり、
5月末には法人税等の支払いをしました。


企業のCSRなどといい、社会貢献とは色々な形があるのでしょうが、
やはり税金を支払うことそのものが社会貢献であり、
その税金(社会保険等含む)の用途は
正当に選挙された人たちに託すというもの
なのですが・・・、

やっぱり、
庶民経営者には、
「取られる」っていう感覚は確かにあるものですから、
できるだけ税金って支払いたくないもので、
経費をどう使うか、どう見積もるか、ということがあるわけですね。


でも本当は、
税金払って、
そこからの恩恵(受益)がはっきり体感し見えてればいいもので、
本来、もろもろの
生活基盤も社会基盤もほとんど税金のおかげではありますよね。

だからこそ
しっかりと受益と負担の精査ができる目を持つ。

(だからこそ補助金使いたくなるのもわかるが・・・)


で、松下幸之助はこういったそうです。


・法人税等を支払うことこそ企業の最大の社会貢献。

・赤字で税金を支払っていない事業部は、
   (税金で作った)道路を歩くな!!
              といった。


国家への信頼があってこそだとは思いますが、

で、
法人税等の「等」というものは、今回初めて知ったのですが、
以下の4つでした。


・法人税
・法人市民税
・地方法人特別税
・復興特別法人税

の4つ。

こちらを4つそれぞれの支払帳票を頂いて、
郵便局で支払ってまいりましたが、

お?復興特別法人税?

お、という文字を見て、お、これかと。

初めて、あぁこのお金が、あれやこれやの目的外で使われているという
奴ですかね、
林野行政も批判され、ゆるキャラにも使われって、
メディアは「流用」って言葉使って煽ってますが、
あれは、国の定義づけが問題であって、
地方地方や事業事業は流用してないんですが、

んでも、やっぱり、
こうやって帳票もらって
あなたの復興特別法人税はいくらですっていわれるとね、
複雑な気持ちとなったのです。

そうかこのお金があそこに行ってるのかって。

確かに、
税金は払いたくないとか、
その用途がどうとかいうにはありますが、
まず、
やっぱり会社として顧客の信頼を得て
しっかり利益を上げて、税金という貢献をする。

それでからこそ、
補助金がどうとか
政治がどうとかの話が会社としてできるのではないかと思ったのです。

でも
森林税のような都道府県ごとの特別目的税などもありますから
いろいろと税金の種類の話をするときりがないので
ひとまとめしておきますが、

寄付、ファンド、税金、

お金は天下の周りモノでありますが、
入るお金と出るお金しかない中で、
やっぱり自分の意思あるお金で、意思あることをしたいものです。
人間は。


結果的に「賢明な労働」ということが
形を変えて「社会の貢献」になることが目に見えていくように。


やはり法人税を支払うよりや

・経費を通して、ソーシャル(社会)貢献は、事業そのもので貢献するべきだし
・事業の間接的補助事業というCSR活動をすることもできるし、
それで社会が全体最適になることもあるのでしょう。

また、
税制上、
接待交際費減税とか、
福利厚生減税や給与減税などとを利用するとかで、
経営として使えるなかで、顧客や社員、
近い人から廻る仕組みも大切なのでしょう。


社会貢献

1) 会社の事業を通して
2) 会社のCSR事業(補助事業)を通して
3) 税金等を通して

等とあるかもしれませんが、

お世話になっている会計&労務事務所さんが、経費や社会保
険、そして税金等についてもろもろとアドバイスを頂いて、
今まで見えていなかったものが、はっきりと見えた1年。


自分でしっかりやらなきゃって。


自分でできること。
自分でやるべきこと。

それがいいたかったのです。


で、
社会の公的幸せのための税金と
ひとりひとりの顧客と社員との利益と
その頑張りを無駄にせず、会社貢献、社会貢献をしていかねばと。

使われる税金ということの意味合いを感じ
まだまだ勉強しなくちゃいけないし
利益を出さねばならないし、
よって、
しっかりお客さんと向き合わなければならないと
強く感じた一日でした。
編集 / 2013.06.03 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

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株式会社 古川ちいきの総合研究所 
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