【某木材会社  昨対比25%アップ  コンサル支援(事例)  】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
【昨対比25%アップ  】



「古川さんのコンサル(色々な言葉)は
      冷酒と一緒だ!後で効いてくる!」
  


と、この会社の最も熱き営業担当こういわれました。

これは
競争し、戦うことの意味合い、
仲間で利益を作る意味合い、
マーケティングの妙を知ったということ
利益につながったということ
弊社の岩井(アシスタント)の活躍への御礼


など色い色な意味合いですが、、
その初めての表現に私自身も色々学びと反省と嬉しさがありました。


プロジェクト支援に入り1年。

クライアントの決算が発表されました。


「古川さん、
 数字全部でました、
 昨対比25%増、
 売上○億、粗利○千万円のアップでした!」


昨年の4月からのご支援

私たちのおかげかというと、
絶対にそうではなく、
これぞクライアント社長と社員の実力そのものであります。


期末になる数か月前から予想はされていましたが、
やはり数字がキチっとでると、社長、社員もみな満面の笑みとなり、
私たちも「直接的な」結果にどれくらい役に立っていたかは
定量化できませんし、大したものではありません。

ただ
その空気を一緒に据えることが一番の嬉しさです。

だってね
もしかしたら、
私たちがいなかったら
3~4割売上アップだったところ2割5分だけになった
ってこともあり得るかもしれませんからね笑。


色々なドライブ(スイッチ)が入ったのでしょう。


内容は、

・トップヒアリング、社員ヒアリング
・外部環境調査
(木材・建材・住宅動向、ライバル企業、モデル企業)
・内部環境調査
(売上分析、財務分析、営業対応分析)
・顧客分析
(上位顧客アンケート、ヒアリング)


戦略策定・中間報告

・ビジョン策定
・営業戦略、販促戦略、商品戦略、エリア戦略
・ロゴマーク、ロゴタイプ制作
・コーポレートメッセージ作成
・アプローチブック制作
・HP制作
・Q&A小冊子制作
・情報誌第一号発行
・名刺、各ツール制作

ツール制作完了

・社名変更(DM告知)
・オフィス・倉庫のショールーム化
・営業、情報発信レクチャー
・工務店見学会支援実施
・工務店向けセミナー開催
・アフターフォロー戦略の実施

新営業体制確立へ向けた定着支援へ
・営業研修
・産地とメーカーとの連携
・現場調達力と配達力の改善
・クレーム、感謝、提案の見える化


などなどを行ったわけですが、

「これからの国産材の新流通モデルを作る!」

ということで
きっちり会社として強く、ブランディングしていくのは
まさに2年目のこれからです。


本日の支援では、
決算数字に基づき

「数字の振り返りと来期の数字」についてレクチャー


クイズ形式にしたり、
来期の数字の作り方のヒントを提示したりと、
PPM分析の説明をしながら、戦略を練ってみての全体会議。


「いや~、(数字をそう見ると)面白いっすね!」


と、
今後の計画策定と実行力(PDCA)の向上についても
一定のゴールが見えてきそうである。


この日、
クライアントがカウンター材やフローリング材を納材した
居酒屋の開店日で、こちらで懇親会。


新しい納材事例の情報アップのためにと余念がない。


改めて
経営ってのは
目標設計に対して、うまくいったかいかぬかで
改善を繰り返すものであり、たまたま利益が出ても喜んだり
赤字が出たからといって悲しむものではない。

狙った利益以上出たら喜び
狙った利益以下だったら反省して、改善する。

そんな中で、
クライアントの伴奏パートナーとして、
しっかり数字を追いつつ、新しいビジョンの実現をしていくということ。

ビジョンの深堀をしつつも
ゲーム性高き数字遊びというマーケティング計画とその実施を強化し、
強い経営個体を作るご支援ができればと、
またよろしくお願い申し上げます。

木材事業者としての
初期営業、商談、受注、仕入、運送配達、請求関係の
オペレーションについて
業績向上にかかる色々なルール化ができてました。

そのあたりはまた。


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編集 / 2013.05.29 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【その柱を使う100の理由  】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
【その柱を使う100の理由  】


柱なんてどこでもいっしょ。

本当にそうだろうか。それでも数あるたくさんの構造部材の中
で、あなたの地域(製材所)の柱を使いたいという風に言われ
るためには何が必要なのか。


「柱がない家にあなたは住みますか?」


そんなタコやイカみたいな住まいは存在しないわけで、
とても重要な部分を担っている。

にもかかわらず、部材としてはゾンザイな扱いをされている。


オール電化という世界観が増え、
ガス会社が窮地に立たされたとき、考えたこと。

「ガスを利用する100の理由」

徹底的に考え抜き、伝え貫くようにと。
某コンサルティング会社の先輩が、その姿勢とその表現を
支援された。


工務店やビルダーに行く。

トイレは、イナックス、TOTOのどのタイプがいいか?
外観のサイディングは、どれがいいか?
内装クロスはどんなデザインがいいか?


部材、部材を選び、それを組み立てる。

組立産業ともいえる「住宅産業」
において、上記部材は、「選ぶ」対象物。


私が目指しているのが、
 日本全国の柱(杉・桧)、焼酎化計画。


芋焼酎と麦焼酎の米焼酎違いは分かるが、
目をつむって飲んだらそんなに違いが判らないが、
ストーリー、パッケージ、イメージ(マーケティング)の
異なる焼酎は、選ばれる対象商材。


杉と桧とケヤキの違いは分かるが、
産地、メーカー(作る人、売る人、使う人)の違い、
等は正直判らない。

それでもわかる!違いがある!

徹底的に
この柱を使う100の理由を本気で洗い出すこと。


今日のクライアントとは、
社員3名と弊社2名との5人で、
洗い出した。

・素材、加工、サービス
・必要性、欲求性、物語性、
・住宅10ニーズ
・定性と定量

いくつかのフレームを提供しながらの洗い出し。
なるほど、そうか!というのは一人ではできない。
ブレストをしつつ・・・。

100近く上がってきた。

内容は割愛するが、あとはどう料理(調理)して表現するか。

誰に向けての表現をつくるか。
ユニーク?笑い?シリアス?ブラックジョーク?

どこでも一緒!?なんてない。

しっかりと違いを語り、違いを表現することから
違いを生み出していくという圧倒的本質的商品サービス力を磨く。

まだまだ林業界、やることはたくさんなんです。
こうご期待。




編集 / 2013.05.22 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【だから新しい組織が生まれ、だから新しい人材が来た。  】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)
【だから新しい組織が生まれ、だから新しい人材が来た。  】


高知県長岡郡本山町。


「ばうむ合同会社」
「吉野川リビング協同組合」
「有限会社藤川工務店」3組織、このすべての代表を務める藤川氏。


大工業から工務店業へと会社を組織化してきた先代の稼業、
藤川工務店。

若いころ、東京へ出て、横浜郊外の開発事業などに関わられ、建
設の現場に多く携わった。

修行して実家の藤川工務店にはすぐ帰るという約束はしたものの、
延期、延期、また延期。結局のところ地域へ戻ったのも10年以上
経ったときだった。


「帰った当初、そのころも、まだ地元が好きじゃなかった」


いわゆる「田舎」のしがらみというものに関しては、人一倍
その「無駄さ」「難しさ」「無意味さ」を感じてきたと
いいながらも、地元に戻ってきて、稼業を継がれていった。


「地元が好きだ、地域資源を活かしていこう
 そう思ったのは、ここ10年くらいのことだ」

という。

となり町で全国の設計士とネットワークを作っていく
製材所の社長に刺激を受けたこと。

また人数が少なくなった
地元の商工会の青年部の集まりで鼓舞しあってきたこと。

その若手の中で、
新たな寄婚連携がひつようだということで、
木部会が始まり、新しい組織の立上がった。


それが「ばうむ合同会社」

いままでの事業会社だけでは新しいことが出きない。


モクレースといったデザイン性の高い木製品が好調だ。

そこに新しいワカモノが入ってきた。

今期は、地元高知県の杉材でつくった木製品の開発と販売だけ
ではなく、コンテストで日本一になった「天空の郷」という米
から焼酎を作る。

事業として
その可能性を広げるには、
木製品だけを売るのではなく、
焼酎だけを売るのではなく、

またコンセプト&ストーリー(物語性)で売る。
地域全体を商品化していく。

ストーリーだけでは大きな需要創造にならないため、
まずは欲求性、必要性を拾い上げ、
ちいきのサービスをつなげ、加工する。

「既存の藤川工務店だけだったらできなかった」


1)地域資源に着目

2)活動的な仲間を集め

3)新組織の立上げ

4)事業が動き、ソトモノ(ワカモノ)も来る



様々な補助事業を活用しながらの発展でもあるが、
いまその焼酎事業に、元京都でソムリエをしていた
ワカモノHくんがIターンしてきた。

奥さんがこの場所を気に入ったというのが最初の動機
といい、子供と共に家族で移住してきた。


H君、彼と二人、ある事業プロジェクトのために、
色々と打ち合わせを行った。

彼の悩みがとても悩ましくもあり、羨ましくもあった。


・地域に溶け込み信頼を得て、
・自分の強み(長所)を活かし
・でも、地域に溶け込み過ぎず
・自社の利益を生み出す活動を!

ということのバランスに悩まれていた。


「(好きなように)やっちゃえよ!」


何かモヤモヤが取れたようだった。
それには大切な根拠と安心がある。


「(見守ってくれる)藤川さんがいるから」


地域の実情を知り、地元の大先輩であり、外との
パイプもある、そんなアニキ的存在がいるから
暖かく見守ってくれているから、
だいぶに失敗してもいい。


いまの環境に甘えず、
でも
いまの環境に感謝し、

やれるだけやってしまえる。

その背景、いい若者がどんどん育っていくことで、
また新しい循環が生まれてくる。

素晴らしい地域リーダーです藤川さん!

編集 / 2013.05.21 / コメント: 1 / トラックバック: - / PageTop↑
【ゾンビのような会社を活かすのか。  】
カテゴリ: マネジメント/自己成長
【ゾンビのような会社   】


「これだけ!SWOT分析(著:伊藤達夫)」

高校、大学時代の友人である
著者から、弊社のオフィスに直接届いたのがこの金曜の5月17日。


「これだけ!PDCA(著書 川原慎也)」
というのがビジネス書としては驚きの9万部
(村上春樹は90万部の世界だがその10分の1ってのでも
いかにすごいか、)を販売しているということで、その続きで、

これだけ!4P が 先行して出ているらしいが、
これだけ!SWOT という内容で、友人は著し、出版した。

著者とは、今でも地元に帰ると一緒に
地元の温泉にいっていろいろ語り合う。


アミタ時代、カオス座でゲストで遊びに来てたりもした


SWOT分析とは、ということは割愛し、

この本において、SWOTの目的は、


「自分の会社が儲けること」

に設定しなさいという言い切りが、気持ちがいいのですね。


ロジカル病というところで、
論理的な思考やフレームワークの
使い方に満足しているだけでは意味がなく、
実際には実現性の高さ、
結果(儲け)への執着があってこそのSWOTという。


この本は、
大企業とは違い、
中小企業に目線が合わされている中で、
気持ちのいいストーリー展開。

著者のことをよく知っている
だけに気持ちがよく読める。いや知っていなくても、その
人柄が伝わってくる。

本っていうのは改めて、
読み終わってみて、その具体的内容というより
裏に隠れたもっとも言いたいテーマってのが
内在しているものであり、
それを読み取り、汲み取り、
思想(著者)と近づくひとつの手段なんだなと。


ちなみに
彼と電話で話したが、
この本の後半部分は、自分が言いたいことが書けずで
殆ど出版社の思い通りになってしまったと。

なるほど、


とはいえ、
この本の、このあたりが気持ちがいい。

外部環境とは何かというときに
自社の資源を活かしてどう利益を上げるのか。

その時の文章を紹介。

~~~

政治家はなかなか「企業をつぶせ」とはいいにくいですから、
今の政府は「お金を刷れ」とか「財政出動をしろ」という方向へ向かう。

(略)

でね、私はどちらかというと

「ゾンビみたいな企業が生き伸びているから、
 景気が悪くなっているのではないか」

と思っている派です。

(JAL再生についても一石を投じながら)

残酷ですが、腐ったものをよみがえらせるよりも
生きている企業の養分になってもらうことのほうが
いみがあるんじゃないかなと。

デフレのせいで景気が悪いといったところで
その条件はどこでもいっしょですから。

~~~~

このシーンが一番、印象的でした。

林業界でもいえますね。

牧さんが

ゆでガエルvs挑戦者

という構図でフェイスブックでの話題がありました。
地域でゆでガエル状態のところと、
新たにチャレンジしていく人たちとの構図。


地域での新しい組織の必要性についても、
例えば、林業再生や地域再生でいうと、
「西粟倉森の学校」や「ばうむ合同会社」等から
その設立の理由とその目的が見えてきます。

やはり、
ゾンビにお金が回る仕組みではなく、
資源の再配分、その競争原理に基づき、自由マーケットの活かし方。

私はこの本を読み、
経営戦略っていうものは、
勝ち方のシナリオってのは、
もっとストレートであれと思い、
改めて「戦い方」をセイルするきっかけを頂きました。

ぜひ!
これだけ!SWOT分析
編集 / 2013.05.17 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【まちづくりビジョンの前に自分の人生ビジョンでしょ? ~まちづくりビジョン作成の手法~ 】
カテゴリ: マネジメント/自己成長
【まちづくりビジョンの前に自分の人生ビジョンを   】

この日は
京都市北区山間地域まちづくりビジョン策定の支援。


各学区(小野郷、中川、雲ケ畑)と
各地区の代表的メンバーが集まり、その進捗をシェアし、ワークショップを行った。


ビジョン=自分たちが主体的に作るまちの将来像(まちづくり憲法)


であるという認識のもと

デザイン、地図、行動指針、スローガン、等の「憲法冊子」
の事例を私たちから提供し、それらを事例にして、
自らの疑問やこうしていきたいという整理を行いました。

その中で
私たちはビジョンなんてもういらない!
方向性も重点項目も決まっているから
あとは具体的な活動の対策についてアドバイスが欲しい!

という積極的な地域もあれば、

まだまだ地域の宝を探すところ始めるという地域もある。

前者は

1)それでも共通言語化(デザイン化)があるか

2)それらをどう合意形成してきたか

3)それらを浸透させているかどうか


という点が大事になります。



後者だと、

1)夢や将来像やワクワクを出せるか

2)諸活動を生み出すための背中を押せるか

3)優先項目が何になるか


ということで
実働たる支援方法は異なります。


協業と体験→理念と利益→事業と雇用


という3つのフェーズを順番に経ながら、
改めてビジョンというものを何かということが
腑に落ちるまで自分たちで討議し、私たちも説明します。


でね、
ある程度いくとビジョンなんて要らないと思います。


それでも今日私たちが述べたのは

実は以下でした。


「ところで、
 人生において、自分のビジョンがありますか?」


→あはは、おれなんてその日暮らしだ・・!?

→俺はもう若くない、夢がない。

本当にそうでしょうか?


「自分のビジョンがないのに 
 まちづくりビジョンなんて作ってもチンプンカンプンでしょう!?」


「でも、自分がどう生きたい、どう死にたい
 ってあって、この地域のビジョンを考えるべきではないでしょうか?」



ほとんどの大人が、
小学校6年生のときの将来の夢という作文以外に、
自分のビジョンなんて書いたことがない。

(自分にも言い聞かしている)

それなのに、
地域のビジョンだ企業のビジョンだ
というのは腑に落ちるわけがないのです。

石川遼選手、イチロー選手、本田選手の
小学校6年生の時のビジョン(夢)の作文を見せ、
改めて、その将来像を文字にし、
具体的な目標を数字として出していくところで

夢を見て、動いている自分の生き方が自身を持てればいいと思います。

ビジョンを描くなったらそれを老いるというといってたな。
ある地域の80歳のじいちゃん。

ドラマあまちゃん
「ウニが好きだからだ!
 オラがやりたいからだ!」

人のためでもなく
素直に自分のために、自分が楽しむことから始まる。


またこのあたりまとめてみたいと思います。
みなさまも人生ビジョンから始めましょう。
編集 / 2013.05.16 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【朝ドラ「あまちゃん」 と 地域活性化の本質  】
カテゴリ: 地域ビジネス(地域資源、観光、農業)
【あまちゃん  】


録画した「あまちゃん」
一週間近くまとめて観てみました。


視聴率20%越えのNHK朝ドラ「あまちゃん」
小泉今日子と能年玲奈演じる母子の愛と
三陸沖の地域活性化の物語。

戦後、一般に
利益(マネー)と理念(ビジョン)のバランスなんて概念はなく
経済大国を目指そうと!
池田内閣の所得倍増計画ではないが、
日本人の価値観は一つのベクトルに集約されてきました。

それは
地方を出て、
都市への労働力の集中によって成り立ってきましたが
別に捨てたくて捨ててきた地方ではないんですね。

いつでも心のよりどころとして
地方(田舎・故郷・実家)があったからこそ、
走ってこれた世代がいたのです。

私(昭和51年生まれ)の父の世代です。

そして
高度成長期を経て、平成時代に入り四半世紀。

故郷がないワカモノ達があふれている。
価値観のベクトルが定めれられない。


そんな彼らに
一つの方向が見つられました。
彼らは、全国各地に「地域の魅力」を
ストレートに、素直に、素晴らしい!と思う人たちです。

それは、
とっても彼らにとっては普通の感覚。

全国で新しい「夢」「一つの価値観ベクトル」を提示していた
「ドラマあまちゃん」象徴的なシーンがでした。


そこは、
地元の人たち集まるスナック
リアス(梨明日)でのシーン。


東京から娘を連れて帰ってきた春子(小泉今日子)
その自分の娘のアキ(能年玲奈)が、
週末、地元アイドルとしてウニ丼の売り娘としての活躍し
観光客が増えていること、について話題がひろがった。

見せ物にされた娘を前に
母親の心境としても微妙な心持ち。

ちょっと気を荒げてこういった。


「まちおこし、まちおこしっていうけどさぁ、」
 そんなに観光客よぶことってって大事?」(春子)




「そりゃ大事だべ、
 この北三陸は
 これといった産業がない
 観光収入でもっているまちだもの、
 寂れている場合じゃないんだ!」(大吉)




すると冷静になった
春子(小泉今日子)




「・・・・(小泉今日子)
 変わっっちゃったねぇ、大吉さん。」


「え!?」


「私がね、田舎がイヤなのはね、
 寂れていることがイヤなんじゃないの
 寂れていることを気にしてるからなの!」


(観光協会会長菅原さん、
 北三陸駅長大吉さん、を指して)



これはグッと来た人が多いいのではないでしょうか。

さらに続きます。


「まぁ、二人はね、仕事だから
 なんとかしなきゃって思っていると思う
 そんなに卑屈にならなくてもよくない!?

 海女や鉄道以外にも
 いいとこあるじゃない?

 白樺とかさ、まめぶとか、辰巳公園からみえる景色とかさぁ、
 琥珀・・・とかさ、 そういうつまんないもんでも
 地元の人が愛すれば、
 外から来た人間にもよくみえるものよ。

 そういう根本的なことを忘れないでもらいたいね!」



というシーン。


1)もちろん春子(小泉今日子)が
  一度、田舎を出て東京(TOKYO)を
  経験しているからこそ得られた「気づき(価値)」であること


2)地域のない物ねだりから、ある物探しになる瞬間は
  その相対的な絶対的価値が得られてからであること


3)大切なのは「二人は仕事だからね」
  と事業や雇用についてもしっかり触れていて
  利益と理念のバランス(ベクトル)がよいこと



全国の地域を盛り上げようと頑張っている人たち。

いつも私は書いているが、
いろいろ見てきた「相対的価値基準による絶対基準」がある。

これです。


今回も
やはりこういったドラマのストーリーだから刺さるんですね。


ちいきで活躍する「ソトモノ」「Iターン」「Uターン」

みんなそれぞれの
春子の「気づき」という 出会いがあるんです。

そして、
もともと東京に出たことのない、
中心である「地元の人たち」の変革もまた新しい「気づき」が生まれる。
大吉さんの「気づき」


学生時代の六本木や新宿での遊び も
吉野の川上村との出逢いにより 出逢えた「両極端の価値」


あそこって廃れてるじゃんって
周りから思われるほど嬉しいんですよ。
実は、自分だけが気づいてる価値っていう幸せ。


もちろん外部との
交換、交信、交流があって「経済」「社会」「生活」の
基盤があるものでありますが、
幸せってなんだろう。
自分の軸ってなんだろう。
時間の軸ってどこをみればいいんだろう。


いま全国各地で
春子(小泉今日子)の「気づき」現象がある。


北山三学区の「まちづくり」、
私の最初の仕事はこうでした。

東京のビルの写真と奈良県吉野の山林の写真を見せました。

どっちに行きたいですか?
どっちに住みたいですか?

自分たちの地域と似ている吉野でしょうか?
それとも、輝かしいTOKYOでしょうか?


まちづくりの成功は
地域住民が相対的価値基準に気づいていることが
大前提であり、それさえあれば、課題の多くはクリアなんです。

限界集落とか過疎とかって、
相対的価値基準が地域住民にあるかないか、
あったら、行動してるもの。

マーケティングや商流づくりなんておまけ。
地域根ざした技術、文化を活かすことなんてのも
みえてくるんです。


地域活性化の諸々の補助金があれば
できるだけ、地域の人に東京に出てもらって遊んでもらうこと。
も必要なんじゃないかなって。


外資系証券会社を卒業し、
大工見習いをしている方が

「他人からどう思われようなんてどうでもいいじゃないか」

といったが、
彼も、ある絶対的価値を得て、
一方向だけの価値競争を卒業したからね、言える言葉。


反発から生まれて得られた春子の気づき現象は
意図的に生まれるものじゃぁないけれど。

だから人生面白い。

あと50年また100年後はまた
戻ってたりもするけれどね。

なんて、

渡辺徹、榊原郁恵の息子、渡辺裕太が限界集落へ!
       限界集落 新潟県佐渡市北田野浦

ってテレビ番組やってて思ったんですが、
地域再生って、
芸能人の頑張りツールじゃないんですって反論あるでしょう。


でもね、
ひとつ「チャレンジするぜ」っていう気持ちが伝わったし、
佐渡島の漁師のカッコいいアニキが映ってましたね。

私が、地域づくりインターン(今でいえば
お金の出ない地域おこし協力隊)を終えても、
川上村に何度も言った理由。

1)自分だけの体験がある
2)自分だけの言葉がある
3)独特の明るいキャラクターがある

というおっちゃん、おかあぁちゃんとの出逢いそのもの。

そこから「かっこいい!」の衝撃を改めていただいた。



自分だけのカッコいい!

世界のカッコいいにしよう!

それには自分の中の「誇り」と「愛」


外モノとか内モノとかではなく、
いま見ている「場所」の「価値」に誇りを思って動くかどうか。


「じぇじぇ!」

またいい出会いを求めて。
新たな仕事、一つ一つ積み重ねていきたいものです。

みなさんはドラマあまちゃん、どう見てますか?

編集 / 2013.05.05 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
twitter 古川大輔
プロフィール

古川大輔

Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

ご感想ご意見などは、ブログ内の返信ではなく、
こちらEメールにてよろしくお願い申し上げます。

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