【国産材ビジネスセミナー&実践経営研究会 (2011年12月)】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
【顧客とともに、歩み、成長する  】


昨年は顧客2名から始まった、
東京の国産材ビジネスセミナー。


今回は12名の顧客 + 
日刊木材新聞の記者。

懇親会では、参加者の友人知人も参加し15名ほどの大所帯でした。


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「いや~、最初はどうなるかと思ったけど!?」

という、当初から参加していOさん、
Tさんも、顧客2名というときがあったもんで、
こうやって、顧客が増えていることをともに喜んでくれて、
感謝申し上げます。


実感としては、
本業実業で、林業、製材業にかかわる方のみならず、
旅行会社勤務が「林業」「観光」に興味を持つ、
会計士が「林業会社」を立ち上げる、
税理士が相続対策をプラスした「林業サービス会社」を構想する、
もちろん森の学校トビムシ然り、その得意分野と、立ち居地が、
異なるもののある意味、この業機会への「新規参入」のために、
私たちのセミナーに学びに来ています。


情熱と冷静さと両方でもって経験的にも失敗も含めて、
私たちがアドバイスをしたものの、私たち自身にとってみても、
ある意味の競合的存在でもありうるのですが、

適正なる競争にさらされてこそ、
顧客満足があがってゆく、この業界。

それは、いいことなのでしょうし、
また、本業と異業が交わることで、
あたらしい価値が生まれてくること、
セミナー内でも実感しております。


翌日の17(土)、
大阪の実践経営研究会でした。


いつもは
大阪のアミタ西日本営業所にておせわになっていますが、
今回は、
13代続いている吉野の五大林業家、
築150年以上の邸宅にて実施。




ふすまや金屏風は、江戸時代のもの。
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圧巻の国産のツガやマツでつくられた巨大な構造材に支えられ、
随所に、数奇屋、和建築における、ディテールを感じる。
奥には茶室もあるし、庭園もまた、魅力的。
2011年の最後を飾るに相応しい空間で、実施。

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今回は、新潟の研修を振り返るのみならず、
顧客のメンバー自身の活動発表とそのディスカション。
集約すれば、「情報とスピード」そのレベル。

そのことについて改めて確認できたが、明らかにこの会も、
3年前はただの座学であったがみなかなり実践。


見えない効果とすれば、

「東京では、もうこんなこと動いてますよ!」

「××では、会計士が林業会社作ろうと動いてますよ!」


ライフサイクルプロモーターとしての触媒としての、
刺激を与える存在。


ある顧客さまが、こういわれました。



「私は、ダメ生徒ですみません。 みんなと比べて、行動も遅くて・・・。

 でも、確実に、無意識かわかりませんが、

 誰かが動いている、

 見えないライバルが次の動きをしている その情報が、私を動かしているのは間違いありません。

 トビムシ勉強会のおかげで、 いい意味で、憤りが出て、

 たんに間伐材が環境にどうこうだけじゃなくて やるべきことも見えています。

 で、実はですね、

 今年は、数字が悪いかなと思って 集計してみたら、すみません、 

 売り上げ上がってました!」


って、参加者みんなが大爆笑でした。

ある顧客は、
「過去最高売上と最高益が出ました」と報告も頂き、
また、熱き仲間と、二次会、三次会と、
大阪に移動してまでも、またお酒を交わしました。

地域の林材業、
中小企業が力をつけて、
ファンを増やし、利益を上げ、
人材が育成され、森が豊かになるということ。
具体的で地道な鍛錬の繰り返しですね。

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皆様と共に。

2011年、ありがとうございました。



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編集 / 2011.12.17 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【れいほく×れいぼく 高野霊木と高知県の工務店(藤川工務店)】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
【高野霊木inれいほく】


前日は高野山にて、現場のツアーを。

この日は、
高知県の嶺北地域にある工務店
藤川工務店様のモデルハウスリニューアルに
高野霊木をお使い頂き、私は、高野山側から、高野山の森づくりについて
お話をさせていただきました。


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高野霊木(床の間 toconoma)

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ご説明中。

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過去のツアーの紹介

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高野山のこんな森、この場所から間伐材が届きます!


http://koya-reiboku.jp/blog/?p=822
詳細はこちら、高野霊木ブログ。

このたびのご縁を生かし、
また、弘法大師空海の生まれ故郷、
そして、お遍路の四国という特別な場所で、
新たに高野山の森との繋がりができてゆければと存じます。

藤川工務店
http://www.fujikawa3.com/

編集 / 2011.12.11 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【高野山 初冬 ツアー 】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
今日は、高野山 初冬ツアー。  



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ツアー前日、氷点下な高野山。
16時頃の高野山、大門付近にて、雲上の森から、雲(霧)が
太陽に吸い込まれるように立ち昇っていく様子。神秘的でもあった。


2012年12月10日(土)

「壇上伽藍、奥の院、仏法僧の森、森林施業、高野霊木之家、
伽藍中門再建作業館、精進料理、ウッドバーニング」

真言密教の道場、世界遺産・高野山の歴史に触れ、樹齢500年の巨木に囲まれ、多くの戦国武将の供養塔が立ち並ぶ静謐な空間の中で、空海の御廟へと続く参道を歩き、時の流れを感じる。奥の院の奥、仏法僧の森(広葉樹が広がる森)、森林セラピーロードにて心身を癒す。場所を移し、別の森で、高野霊木(高野杉・高野桧)が育成される現場で、旬の伐採をみて施業をみる。また、平成27年の高野山開創法会1200年(空海が嵯峨天皇から高野山を下賜され、高野山を開いたのが816年)に向け、高野山周辺から算出された300年クラスの桧を使い、再建している「中門」。その作業館で、伝統的な大工の技を観る。その文化財に利用される300年クラスの木々を生み出すために高野山の森から産出される50年から80年の高野霊木(間伐材)を利用した高野霊木之家(モデルハウス)にて、ぬくもりとやさしさを体感。最後に、高野霊木(端材)で、あなただけのオリジナルストラップを!!




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境内案内人として(写真:参加者、宮原元美 様 フェイスブックより)


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 300年生桧の伐採現場(中門再建、文化財用)

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30~60年生桧の伐採現場(間伐)


http://koya-reiboku.jp/blog/?p=808
当日の様子はこちら(高野霊木 オフィシャルブログから)


ちなみに、
その日のうちに高知へ移動。

夜空を見上げました。


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皆既月食(チョット前)

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皆既月食


私の仕事道具、
NIKON COOLPIX S8200(デジカメ)
光学ズーム14倍って凄い。


編集 / 2011.12.10 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【天竜FSC森林認証の家 構造見学会&パートナー募集セミナー】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅

本日、天竜FSC森林認証の家の 構造見学会&セミナー説明会
を行いました。行政関係者も含めて来場者は100名ほど。


================

日本初、業界初
FSC森林認証材100%利用
「天竜FSC森林認証の家」 発表会。

もっと差別化したい
浜松市内の工務店・設計士様へ

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ゲスト

□速水亨
 FSCジャパン副理事
  FSC(世界基準の森林認証)の背景と意義

□金原利幸(金原明善 玄孫)
  金原財団 これからのチャレンジ天竜林業

セミナー説明会
■ご挨拶と本プロジェクトの概要
 天竜国産材事業協同組合 野村洋一

■天竜美林とFSC国際森林認証について
 天竜林業研究会 鈴木将之

■FSCを活用した天竜ブランド材とは?
 天竜国産材事業協同組合 守屋秀則

■「天竜FSC森林認証の家」の事例
   三立木材株式会社(工務店) 河島由典

(個別相談会)
  天竜FSC森林認証の家を建てたい方へ

========================


というプログラム。

私が、天竜と出会ってから約5年。

色々と紆余曲折ありましたが、
この度、天竜地域(天竜国産材事業協同組合)において、
アドバイザーとしてのコンサルティング&プロデュースという
裏方、仕掛け役をし始め、ようやく一つの形が出来てきました。


今回は、数々の
地域リーダーの活躍とその連携があってこそ。



ちなみに、
天竜国産材事業協同組合は

製 材 7社
㈱フジイチ、双竜木材㈱、㈱梅林製材所、(資)山東製材所、
(有)丸百、山西製材所、黒川材木店

素材生産 7社
天竜森林組合 龍山森林組合 春野森林組合
(有)天竜フォレスター (有)氏原林業  (協)ホクエンフォレスト
静岡県森林組合連合会


というメンバーです。


大型工場、大型機械への、行政主導の流通の流れではなく、
あくまでも既存組織による、新システム(改革)でもあり、
これが、実際に、林業の現場側から渇望すべく、仕組みで、

1)力相応一番主義
2)時流適応
3)長所伸展

という経営の基本を押させたなかでの
天竜型の「水平&垂直連携事業」であります。

個々には、
素敵な地域リーダーが何人もいるのです。

さて、あくまでも、
このプロジェクトの特徴は、以下に整理できます。


■1■

製品となるべく「新商品」の発表として
3つの魅力があるということ。


 1)老舗林業地域(日本三大人工美林)としての素材力

 2)水平連携事業(新施設導入)としての製品の品質力

  3)FSC国際森林認証材
    (1)世界基準(第三者認証)
    (2)環境配慮
    (3)産地認証(トレサビリティー)


そのなかで、


■2■ FSC森林認証の家 の 初定義!

アミタ認証機関(ソイルアソシエーション)&FSC認証本部
と協業し、70%以上がFSC森林認証材(残りは管理木材指定)
という条件良クリア。また、マーケティングデザインを新たに
投入した初めての「FSC森林認証の家」というモノを発表した
ということ。

この2点がポイントです。


もし、3点目のポイントがあるとしましたら、


■3■

 老舗の林業地域として眠っていた「天竜」が動いた。

   ということかもしれません。


意見交換会の参加者様から、こんなことを言われました。


「山側から一貫してとは10年前からよくいわれているが、
 いままで実際に、口頭だけで、実質的に繋がらなかった。
 これからが期待が持てる。」


と、いわれたことは嬉しいことでもありますが、
実は、まだまだ課題が沢山です。




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FSC森林認証の家 (デザイン)

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信頼の証

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土台(天竜桧もすべてFSC森林認証)

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三立木材(工務店)

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構造見学会

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工場見学会

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セミナー説明会



今回ゲスト講演で速水氏のお話で


「 FSCは、あくまでも、ツールである。

  それを活かすも生かさぬも実力次第。

  ぜひ、上手に使って、

  天竜の知名度を上げ、利益を上げて頂きたい。」

と応援頂きました。

その後、
速水氏、
認証機関(アミタ)、
行政(浜松市役所)、
山林側、製材側、
工務店、設計士側、
との意見交換をコーディネートさせて頂きましたが、
色々な課題(仮説)も浮き彫りにされました。


今後も、

水平連携事業としての補助事業の書類作成支援のみならず


・地域の全体戦略の策定(修正)
・マーケティング支援
・デザイン統一
・具体的にはプレゼンテーション方法やスキルの伝授
・物語(ストーリー)シナリオ作成
・製品基準と商品化
・アフターフォローやインターネット
・流通(小売店)、工務店との協業体制の確立
・一般市民への露出と金融的な支援
・FSCの家の次フェーズの商品化
 (FSCは手段であり目的ではない)


などなどありますが、

これからは、
広報(販促)のできる人材育成も必要です。

そして、流通との連携も含め、
どんどんと地域の主体から情報の発信がされていきます。

課題は、それも1歩1歩クリアしていくことでしょう。


天竜!動きはじめました。

やはり天竜には、
地域に素晴らしいプレーヤー(リーダーたち)が
たくさんいらっしゃるからですね!


もちろん、「FSC取得」のみでは、売れません。

付加価値の定義と実動を
もっとしていかなければなりませんから、
林材業界のみならず、工務店、設計業界へ着目して頂き、
一般市民、施主に対して、「わぁ、おもしろい!」
と思って頂けるよう、変革のご支援をしてまいります。


天竜の地域プレーヤーたちと共に、
ますますに、よろしくお願い申し上げます。


編集 / 2011.12.08 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
twitter 古川大輔
プロフィール

古川大輔

Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

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こちらEメールにてよろしくお願い申し上げます。

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