【第一回 経営実践研究会 ~国産材 無垢材 クレーム対応~】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
【無垢材の品質基準、設計変更
           その返品とクレーム対応 】

本日
昨年、マーケティング経営研究会として創めた
林材業[国産材]ビジネススクールは、
今年度、「経営実践研究会」という立てつけで
少数精鋭メンバーで個別アドバイザリーも含め、
第一回を開始しました。


RIMG2706.jpg
「あ~こんなこと、あるある!という実例ケースで、実践的なサポートとディスカッション」


そこで(多少、色々と加筆を加え)
国産材、無垢材、の 
クレーム対応についての、まとめをしてみたいと思います。




~~~~~


そう、
恥ずかしくて言えなかった。
誰に言ったらよいかすらわからなかった。
泣き寝入りしてた。


実は、この無垢の木材業界(製材・加工メーカー側)は「痛い
目あって、集金できず、放置せざるをえない」という事がかな
り多いようです。

何故でしょうか?

もともと、部材提供という「下請け」という存在であるために
自らが最終顧客を開拓できないからというのも理由の一つかも
しれませんが、違います。情報収集ができておらず、与信管理
が弱い。それも一つの理由かもしれませんが、違うのです。

林業、製材をされてきたの人たちは、30代の私が申し上げるの
も失礼で、かなり僭越なことかもしれませんが、


    「人が良く、エゴが少なく、競争へた」
                と感じてならないのです。

    「商売下手やねん、情かんでな」という人たちが多いのです。

     理念は分かるが
        でもそれでは会社がつぶれてしまう。 
           持続可能じゃなくなってしまう。
            私も悔しくてしょうがない(時がある)のです。


本日、実践研究会のメンバーが、実際に最近に受けたクレーム
対応について、その対応をトビムシ国際弁護士・行政書士の小
林さんと共にアドバイザリーし、その結果をある程度一般化し
て、研究会メンバーとスクール形式で実践的な対応について、
シェアしました。


天然の無垢の木材というモノは1つ1つとして同じものがない
のは業界の中では常識です。しかし、最近は



(いい意味で既存流通ではないところからの
       受注は増えていることから)


1木の事を勉強しているお施主さんが増えていること、
2木の事を全く知らない大工・工務店が増えていること


この矛盾(逆転現象)が
実はクレームを呼んでいます。


また別に、最初から、ハナから、製材側(山林側)を、人間
的に舐めてる人もいて、このくらいは全然大丈夫なのにとい
う製品も、「こんなんダメだ」と返品をしてきます。


例えば

・構造にまったく影響がないが、ヒビがあること。
・木材の色合いが色々と多様で幅があること。
・節があるが、その大きさ、数、場所が様々であること。
・夏の時期に限れば、現場で青カビも出ること。
・含水率は、計り方によったら変わり、場所によって変わる事。


など、品質の一定基準が作りにくく、バラつきがあるなかで、
建築物としての影響が全くないにしろ、現場で「ヒビがある!」
といって返品されるケースがある訳です。


もちろん大前提は「そんな品質はあかん!」というところまで
最低の品質基準を出していなければなりません。

もちろんそのために、それらをある程度基準を明確にした、
JAS規格の工場になる等の必要もありますが、そこまでの資
格者・資金準備まで手が回らない現場も多いのです。逆に言うと、
JASだからクレームがないとも限りません。

では、どうしますか?


今回は、契約書などなく「口頭で、何百万円の納材の契約して
いた」。そして口では、無垢の木材はヒビはありますよ、夏は
青カビが少し生えますが現場では影響ないなど、と説明して、
それでOKという納材であったのですが、返品がドンドンと増
えているのです。当初、少しの割れや節は良いと言ってたので
すが、段々厳しくなってきて、今では少しの割れや××特有の
青かびが少しでもあれば撥ねられてしまう。

今まででは、一度もこのレベルでの返品はなかったそうです。


しかし、理解されていないといいます。


「木材も
 料理と一緒なんです。

 だけど、
 平気で加工したあとに
 いらん!といってくることがあります。
 
 その大きさに寸法・製材して
 乾燥して、加工して、オーダー対応でひとつひとつ
 作っていくものということを分かっていない。

 一度加工したら
 元には戻せないってこと
 分かっているのかと思う時があります。

 ここまで作ってしまってから
 やっぱやめた、返品しろって、

 マグロ解体して、大きさに切って、焼いてしまったら、
 もう生の寿司用にはならないのが常識なくらい・・

 なんで・・・
 
 理解してくれないんだ。」 


確かに、流通側や工務店ビルダー側からしますと、製材側(山
林側)の品質レベルが低いというのもありますが、実は、それ
は品質の問題ではありません。お互いの問題であり、それは実
は、「約束」の「レベル」が低いということなのです。


ただし今回の事例は、ホームページを見ての施主からの直接指定で
あったため、特に厳しくなっていた模様で、大工(工務店)、
施主直接の場合では、大いに対応方法が異なるのですが、返品が
ドンドンと増え、これ以上もう「返品」されるのであれば、お金
は要らないから、納材も辞めたい。しかし、大工とはよい関係で
いたい。施主さんにも説明をせねばならない、心は痛い。どうし
ようと、寝られない。


そこでトビムシのコンサルティングにおいては、


1品質基準書の作成 + 2コミュニケーション方法


の両方を提示し、研究会メンバーに実行して頂きました。

もしかすれば、「債務不履行による損害賠償請求」する
ことが端的なゴールのひとつかもしれません。

しかし、それは、本来の目的ではありません。


当然、いままでハンコを押したことない関係のところに、急に
ハンコを押せなど厚かましくてできないのです。なぜならば、
我々は「地域」で「仕事」をしているからです。


1地域で円滑にビジネスをすることは「人」を大切にする

2しかし、当然に、
 自分たちの品質レベルを高めるのみならず
 自分たちの契約レベルを高め、伝えるレベルを上げること

3交渉をするために
 毅然とした準備をし、
 知らないから知っている
 知っているから動ける  に変化すること

よって
無垢材においても、定量的な指標を「自社基準」で作成する
必要がありますし、将来的には、分厚い「仕様書」がいるか
もしれません。

業界の常識をしっかりと見える化し、顧客とのコミュニケー
ションの中で作り上げていくものです。

「紙は紙」「人は人」とこの両輪で、よい解決に向かう方法を
心掛け、泣き寝入りを減らしていかなければなりません。


(私は、現在の無垢材メーカー側は、当然に乾燥レベルを高め
品質基準を高める必要があると思います。が、何も、工務店ビ
ルダーの求めるレベルにすべて合わせる必要ありません。自
らが顧客開拓をし、自らの基準を提示する事で、コミュニケ
ーションが生まれ、ひび割れも(さすがに)○mm以上の場合
は返品するという約束の基準を作ればよいだけです。むろん
ヒビのない商品開発に力を入れるのが第一ですが・・・)


実は、研究会では話が出なかったのですが、懇親会で、ある
メンバーからの話が出ました。


「私も実は
 1000万ほど泣き寝入りしたんですよ。

 もう加工までして、
 納材したのに、半分は要らない!!って平気で返された。
 そんな建築屋
 最終的にその会社はつぶれましたけどね。
 でも、何もこっちとしては攻めることができませんでした。」


え!?!?と、また人の良さが出てきてしまう。お酒の場で
ないと言えないくらいの経験をしていたというのだから。
 
業界にはなかった、
新しい常識を作っていく。二次会では商標登録の利用方法に
ついての事例を紹介しましたが、そんなビジネス上のステッ
プアップがあって、需要の広がりという機運が生まれています。

相手のせいにしない
品質のせいにしない
約束のせいにしよう。     

今回
思ったのは、写真を含めた「自社基準(仕様書)」の作成と、
契約時における対応方法、コミュニケーションの提案という、
これだけしっかり身につければ、この業界の市場規模も利益
率も1割ほどは、復活するのではないかと思えてならなかっ
たのです。

詳しく知りたい方はトビムシにお問い合わせ
あるいは、実践研究会にご参加ください。
     

■ちなみにマーケティングの方では

 ・イベント展示会における顧客導線と受注率アップの方法
 ・ブログの検索からの導線づくりとSEO対策
 ・ツアーと商標登録(刷り板)との相互効果とファン客の創造

についてお話ししました。各メンバーに個別アドバイザリー
を致しましたが、今回は、他社さんから他社さんへ「こんなこと
してみてはどうですか?」とアドバイスをするといういい関係性
が生まれてきています。


遠くの同業種。
近くの異業種。              ですね。



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次回

◆8/27(金) 大阪:アミタ西日本営業所 
林材業ビジネススクール(経営実践研究会)
14:00~18:00 懇親会 18:30~
テーマ:個別の経営課題をシェアし実践アドバイザリー
    ホームページ、ブログ、展示会による顧客づくり

*募集はあと限定2社様とさせて頂いております。
 ご希望の方はトビムシ古川までご連絡ください。
      E-mail: dfurukawa@tobimushi.co.jp

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編集 / 2010.07.30 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【議事録 に、使われるな。】
カテゴリ: マネジメント/自己成長
【議事録 に、使われるな。<コンサル業としてのコラム>】

     
   
議事録は、第一目的はなんでしょうか。


言った言わないの記録という監査的な役割も確かにあります。

それはプロセスの共有。しかし、私はあえて思うのですが、
そんなためなら要らないし、時間がもったいないと思います。


会議の非参加者にその空気感を伝えるというので、音声記録の
ようなものであればそれはまだよいでしょうが、それは別モノ
です。

(私はよくやるが、それも本来は要らないし、それは議事録
というよりも読み物、また自分が一番勉強になります)。

さて、
会議。

A「そろそろWEBの更新もやってはどうですか?」
B「それついては既に進行中です。」
C「で、どうしますか?」
B「まぁ、進行中なので、なんとかします」 

というような

会して議せず
議して決せず
決して行わず


的な事に対して、一生懸命ノートパソコンでカチカチやってい
るのはまったくもって無意味でしょう。

やはり、第一目的としては、あくまでもTodoリストを明確にし、
責任のレベルを高め、忘れぬよう、事業を推進していくための
ツールです。


まず、本日はようするにこうだという、共通コンセプトや
メッセージを10~40文字まとめて、そして、経緯やプロ
セスは概要として簡単にし、TODOリストをまとめて、1いつ
までに、2だれが、3なにをするか。だけでいいのではない
でしょうか。

議事録作成を業務とするならば、これにもプロがあります。

それが、ノートパソコンでワード、パワーポイントを同時
並行で操り、その会議が終わった時点で完成していること
です。(私は前職のチラシDM倶楽部で鍛えられました)

最低でも、次の日の早朝に(電子ファイル)で提出し、
かつ、メールで送った!だけでなく、電話のフォロー確実
にするということ。

1.本日のまとめ的コンセプトを書く
2.経緯やプロセスは完結に
3.ToDoリストの確認
4.翌朝一に送付(即時処理)
5.電話(対面)フォロー

これは別に、コンサル的な仕事だけというもんでもないようです。


                    以上。
編集 / 2010.07.26 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【父の三回忌を経て・・・・】
カテゴリ: ポエム(詩)
【父の三回忌を経て・・・・】



RIMG2584.jpg



父の三回忌へと新潟の長岡の了明寺へとゆく。もうあれから
丸2年。2008年7月27日の日曜日。丸の内のオフィスにいた
自分に、突然知らされました。

父は自分の死を通して、最後に最大の教育を施してくれた。
それが必要必然。それに自分は応えてきたのかこの2年間
思います。

今日は、住職の息子さんに法要をして頂きました。婿養子
であり、全くもともとお寺とご縁がなかったらしいのです
が、名古屋からの長岡の了明寺へこられました。

実は、400年になるこのお寺は、かつては真言宗でした
が、いつのときかに、親鸞聖人と出逢い、浄土真宗になら
れたという話を初めて聞きました。

よって、本堂には、真言密教特有の尊厳である明王の一尊で
ある不動明王像が、一番右側に飾られていました。そして、
そのまま、本堂の奥の左からすべての画像、仏像の説明をし
て下さったのです。

七高僧
蓮如聖人
阿弥陀如来(仏像)→真ん中
親鸞聖人
聖徳太子
不動明王(真言宗)


七高僧とは、お釈迦様から法然上人までの中で親鸞上人が出逢
われた7人の高祖のこと。高野山でいえば、根本大塔の立体曼
陀羅を囲んだ内壁に、空海、恵果、一行、不空、金剛智、龍智、
龍猛の、真言八祖(伝持の八祖)が描かれています。

そして今日、
父のために、
お経を共に読みました。

解説もまた詳しく頂きました。


たまに、
こう言われます。

「高齢多死社会」「坊主まるもうけ」「お寺は、人が死ん
だら、突然現れて、お金だけ持っていく」「いやいや、葬儀
屋の下請け化している」など・・・。

何故、そもそもそう言われるようになったのか。日本人が
悪いのか?廃仏毀釈が悪いのか?お寺が悪いのか?近代化
が悪いのか?

これに対して、こんなお答えを聞いたように思います。

これからのお寺さんは、「地域」の人たちに「身近」で「
生きる」意味をもっと「伝えて」いかねばならないんです。

そうおっしゃっていました。

こんなお寺さんが日本にたくさんあれば、細木数子や嶋田秀
平(手相芸能人)は要らないのかもしれない。そもそも、お
寺とはそういうこところを目指すものですということを、高
野山のとあるお坊様からも教わりました。

そして、
この、新潟のお寺の御堂の縁側に大きな穴があり、
それを見て、お年を召された住職の奥様がこういいました。

「伸一さん(私の父)はよくね、
 この境内の穴に入れる、ビー玉遊びをされてましたってぇ~」


そういう話が嬉しいのです。

 地域のお寺は生涯学習の学校なのである。
 と書くと陳腐でしょうか。

いま、高野山で仕事をしながら、真言宗と出逢い、金剛峯寺
の方から真言密教の教えを頂き、古川家が浄土真宗でありな
がらも、その了明寺は、もともとが真言宗だったということ
の偶然。必要必然ですね。

新潟には、子供と仲良く戯れながら教えを伝えた笑顔のお坊
様の象徴である「良寛(りょうかん)」さんがいました。

長岡駅を降りれば銅像に出逢えますが、父の父である私の祖
父の名も「古川良寛(よしひろ)」でした。

父の姉も先月亡くなった。しかし、その旦那様(私の叔父
さん)は京都の三条川原近くの瑞泉寺の現住職の弟様でした。
瑞泉寺には、豊臣秀次公の首、光臺院(高野山)には胴体が
納められています。この繋がりも不思議でした。

        浄土真宗は「ご縁」を大切にするんです。

そうおっしゃっていました。

私は全く素人で
真言宗だとか浄土真宗だとか
仏教がどうだとかよくわからないのですが、
何か忘れているものを伝えてくれる、遠いけど近しい存在だと。
そう思えてなりませんでした。


ありがとうございます。


<追伸>
前代未聞の衝撃的なお寺のCM

  http://www.youtube.com/watch?v=J6wp2Gr0XKI

  「お寺って何?」
  「お寺と神社の違いって何?」
  「そんなこと気にしなくていいよ」
  「だって、ウィキペディアに書いてあるから!」

  「自分の中のありがとうとごめんなさいが見つかり
   楽しくなっちゃった!」
  「心を洗う場所!!!」
  「お寺は公園みたいになればいい。」
  「お寺は笑顔になれる場所」

→まさに伝え方というより伝えたい中心にあるも。
檀家が減っているという中で、
葬儀業とお寺の関係性についてかつて書いたが、
寺にマーケティングが必要とか
ソーシャルメディアに進出すべきとかいう話ではなく、
存在としての「お寺」というところに、
あらためて大切なことを気づかされました。
編集 / 2010.07.25 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【清らかな欲望】
カテゴリ: マネジメント/自己成長
【清らかな欲望】


欲がないとか、あるとか、人に役立ちたいとか別に思わないと
か、自分の最大の欲は何だろうか。ふっと自分のエゴが消えて
しまうことがあります。


その中で、いま、たまたま、この本を読んでいます。


「理趣経に聞く (著:高野山真言宗管長 松長有慶)」

ここで、
こう書いてあります。

~~~
仏教では、精神的な垢や汚れを、むさぼり(貪)、怒り(瞋)、
愚かさ(痴)を代表として「三毒煩悩」という。一般的にこの
煩悩は、断ち切ることが真っ先に要請されるが、密教は逆だ。

人間が生きているかぎり欲を徹底的には排除する事は不可能で
ある。よって欲をとことん排除するよりも、より現実的にそれ
を生かそうと努める。

悪に向かう可能性を秘めた人間の欲望のエネルギーを利用して、
それをよりよい方向に導いていくこと。それこそが清浄である。
~~~


なるほど
確かに、綺麗にするとは3通りあるようです。


清潔・・・手足を洗い、見た目を綺麗にする
清浄・・・葬儀から帰って玄関で塩をまく、禊で沐浴する等
浄化・・・精神的な垢や汚れを落とすこと


そこでこう続いています。

~~~
人間の欲望には、オレがオレがの自己中心的な意識がその根底
に潜んでいる。だから欲はいつもギラギラして毒々しい。この
自己にだけ向いている意識を百八十度転換させ、他者に向かわ
せる。瞋(じん)も痴(ち)も同様である。(略)・・・。
~~~~
    
             理趣経に聞く(松長有慶)
       高野山真言宗管長 金剛峯寺座主就任記念


なにか、すごく安心しました。

ロハスもエコロジストもヒルズ族も二―トにも
通じる利益と理念以外の根底にある「ルール」。


かつて私が、使われるから嬉しい に書いたよう、利己とか
利他とか似たような表現がありますが、エゴになるなとか、逆
に、社会のため、顧客のためとなれともいいますが、実際は、
この自己の「三毒」から始まり、そのエネルギーを利用して
いいのは、仏教だとか真言宗(密教)がどうとかは別として、
すごく、今の世の中、すんなりくる処世術のようにみえます。



「おれ、お金はいらない。
  だけど、有名になりたいんだ。
    だからこの町の再生の仕事を成功させたいんだ。」


最近、知人に言われてギクっとしたのです。なんだか、こんな
清らかな欲望があるものかという笑顔を見ました。

そんなことが、高野山真言宗座主である松長有慶管長様が書か
れた「清らかな欲望」。私がおもう「情熱=好き×憤り」と
いうなかで、この三毒煩悩の矛先を「私憤」から「公憤」にし
て、突き進む。

ちょっと力強い「欲」を掘り下げて、出してみようかなと思う。
理念(方向性)は変わらぬので、皆さまと一緒に頑張っていき
たいと思います。

編集 / 2010.07.20 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【お施主様の笑顔と商標登録 天龍 】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
【お施主様の笑顔と商標登録 天龍 】

川崎市内(敷坪18坪の3階建)、新築完成披露会。

RIMG2421.jpg


お施主様、設計士、大工棟梁、天竜材生産メーカーと
ホームパーティーに同行いたしました。

天竜の山林まで来て下さったご夫婦。

お施主様&設計士が是非にと
化粧柱に「刷り板」で、記念すべき「商標登録」の「天龍」の文字を刻印しました。

新婚夫婦で、墨を刷るその共同作業、
その笑顔がホントに素敵でした・・・。

詳細(人の賑わいが見える写真)は、
近々、クライアントブログへアップ(予定)。


RIMG2459.jpg
日本三大人工美林 の 天竜檜
(吉野・尾鷲・天竜)

編集 / 2010.07.19 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【行政と民間 その事業支援とは 】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)
【行政と民間 事業支援 トビムシ会議で】


行政が仕事をする、民間が仕事する、立ち位置がよくわからな
くなることがあります。観光は民間がやるべきだという人もい
ます。多くの熱い役場職員は辞めて、民間化し、事業をすべき
だという脱藩職員になろうという声もあります。

今日は某自治体で「水源地活性化プロジェクト」でしたが、
そんなときに、首長次第という逃げではなく、何かヒントは
ないかと、(現段階での)まとめを書いてみました。


まず、
行政は3つの仕事あります。

 ・規制行政。
 ・補助行政。
 ・運営行政。

です。欲望が前提とされた社会構造にストップをかける規制行政。
それから、民間に対しての税金の再配分(投入)や事業の補助を
行う。最後に、公的部門の運営。


そして
利益には3つあります。

私益、共益、公益。


公益とは、公共の利益、国民・市民・住民の利益である。その
次に「共益」という、業界団体や組合など、特定数の者(組織)
の利益、そして、特定の個人や特定企業の「私益」。

地域全体の経済活性化のためには、行政も民間も一体となって
進まねばならいときのルール化について、考えてみました。


行政は、その存在自体が、形式上「公益」そのものであるため、
形式上「公益」を追求した枠組みを創り、それを説明するのが
最も容易であり、次に「共益」という順になり、ゆえに「みん
なでやろう」とする傾向にあります。

逆に、民間は、その存在自体が、「私益」を軸とするため、
事実上「私益」を追求し、表現上「共益」や「公益」という
理念を、表象化する傾向にあります。

行政主導とか
民間主導とかいいますが、


御幣あるかもしれませんが私はいつもこの言葉を使います。


今井幸彦(日本の過疎地域より)~~~~~~~~~~~~~
過疎という難問に答えを出そうという不遜な考えはツユとない。
しかし、成功しているヒトがいる。
その人たちを通じていえること、それは、
独裁のそしりを多少受けようとも、
きわめてエネルギッシュで確信にみちた
民間人のリーダーがいることだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さて、そのうえでも、
行政から働き掛けたほうが良い場合があります。

その場合は、まず、動き方(仮説)としては、


1行政から民間に公益たるメッセージを投げかける。

2公益にかかる、その業界の「共益」を目指し、委員会を策定

3民間側のリスク(情熱)を計り、メインプレーヤーを選定

4数社に絞り「私益」の得られる構図(事業スキーム)を描き
 「共益」の絵柄をまとめる。

5補助と自助を整理し、民間の独立「数カ年計画」を策定。
 実行する。


そこに、コンサル&事業プロデュース業務があるとすれば、

構図を描き
行政→民間への引き渡しを牽引するが、 
最終的にはステークホルダーのある
特定部分の「キー」を支援するというのが最適ではないか。


いうのが、現時点の仮説です。

これは地域によって色々と異なります。
だから、同じ答え(方法あるいは仮説)はありません。


ただし
「一点突破全面展開」という言葉があります。

一点突破の「鍵」を抑え、ポジショニングを明確にする。
これはどこでもいっしょのようです。

本日のトビムシ会議では、ある個々個別の社員の視点からする
と4~5までは見えていたのですが、最終のディスカッション
&リフレッシュ化による仮説設計の精度を高めることにより、
その事業の明確化が見えました。

何か、ヒントになればと・・・・。




行政支援と民間支援

ニワトリと卵かもしれません、。
しかし、どちらがどうなんだ!というような悩まれる時の
ヒントになればと、幸いです。




編集 / 2010.07.15 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【日刊木材新聞社創業65年 セミナー】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅

【経営の原点はモノづくり、それは、数字を楽しく創る】


日刊木材新聞創刊65周年記念セミナー どう生かす国産材 
日本の木材産業の将来像を探る (木材会館@新木場)に
足を運びました。


RIMG2079.jpg



第一部


・「日本の林業と国産材の将来展望」
 住友林業フォレストサービス㈱代表取締役 倉光二朗

・「変化に対応する中国木材」
 中国木材㈱代表取締役社長 堀川保幸

・「都市(まち)」に森をつくろう」
 ㈱シェルター代表取締役社長 木村一義


第二部
 パネルディスカッション
  司会 日刊木材新聞 代表取締役社長 岡田直次





個人的には、パネルディスカッションも学びが多く得ら
れましたし、木村社長の「マーケットイン」の需要喚起
への具体的アクションの必要性や、倉光社長の中間土場
の必要性など具体的な施業の話も大変良かったですが、
私が一番記憶に残ったのは、業界トップリーダー、中国
木材の堀川代表の講演でした。


 生産販売の実績など「数字」つきの資料提供もありました。


「製材業は物流業」と言い切られていた、コスト削減の数字も
オープンでしたし、また、バイオマス発電についても、数字を
全部オープンにされており、投下資金、蒸発量、熱効率、含め
てオープンで、発電だけでは非効率という結論に、新たなバイ
オマス発電の戦略提案も示唆されました。


自社商品の宣伝ももちろんありましたが、


「なんかよくわからんけど、ワクワクする。」


それは「数字」がビシビシでているからでしょう。

モノづくりの原点として、パっと林業関係で、製材関係で、
木材流通関係で、浮かんでくる特有の数字について、どれだ
け頭に入っていて、いや、実践でリアルに数字と戦っている
のか。まさにこのフェーズこそ面白いのですね。



RIMG2063.jpg


~おまけ~

これからの国産材は

1国際競争の規模
2国内競争の規模
3近山地域の規模 

の3つに類型化(有馬先生が原案)されますが、
すべての基本はやはり木材の価値を高め「需要」の喚起です。


理念なき数字は犯罪
数字なき理念は寝言

ということで、この私自身も、細かい「数字」を出すというこ
とで森林再生から地域再生の「モノづくり」「コトづくり」に
積極的に関与し、皆さまにも報告できれば幸いです。

編集 / 2010.07.09 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【悪口(愚痴)から 学ぶ 】
カテゴリ: マネジメント/自己成長
いったりいわれたり
それでも気分がよくないものは
「悪口」「愚痴」といいますが、
いたって、本人だけは「違う」と認識し
「私は(言っていない、言われてない)」と思っています。


そんなときの
学びを整理してみました。




【悪口(愚痴)から学ぶ1】
 「人の悪口をあなたに言う人は、あなたの悪口も人に言う」

 →これは私が大好きな桜井市のお寿し屋さんのトイレに書いてあり
  ギクっとしたのを覚えています。だったら、その場で、
  同調するのでなく、一歩、引いて考えなさいと。



【悪口(愚痴)から学ぶ2】
 「悪口を言っていいのは2人だけです。
    当の本人か、自分の嫁だけにしなさい」


 →これは人生の大先輩から教わりました。
   当の本人にいえば悪口ではなくアドバイスになる。
   そして、何でも話せる、愚痴を聞いてくれる
   そこでちゃんと応えてくれる、
   そういう優しい「妻」に出逢えるかどうかが人生のポイントだよ、
   若い時教わりましたが、最近すごくしみじみ納得しています。



【悪口(愚痴)から学ぶ3】

「あの人、君のこと、こういってたぜっ」
と、悪口をいったん教えてくれて、
「そして(だから)改善していこうぜ」
といってくれる人は本当にありがたい存在です。

      悪口の伝達から、友人の助言へ。


 →確かに直接に聞くのはつらいことです。
  ただ間接的は嬉しい。だから進んで行う。
  (でも直接伝えたらより仲が悪化しますが) 
  そこを上手に伝え、伝えられた側も素直に改善していくことで、
  どんどんまたアドバイスを頂けるのです。

   持つべきものは「お互い」「素直」な「フレンド」です。



【悪口(愚痴)から学ぶ4】
地域での仕事は、既に関係が近しい人が多く、
それゆえに言えない悪口(愚痴)を聞くシーンがとても多いものです。
しかし、それこそが「チャンス」なんですね。


・情理ギャップ
・情報ギャップ
・状況ギャップ

そこに、再生や再興、
ビジネスチャンスがあるのでしょう。
 

いずれにしろ、
「素直」「勉強好き」「プラス発想」
という土台が大事なんですね。

(もちろん、
この内容すべて自分に言い聞かせています。
御指導御鞭撻よろしくお願い申し上げます。)



編集 / 2010.07.08 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【フューネラルビジネスフェア 卒塔婆と国産材 】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
【フューネラルビジネスフェア 葬儀業界 卒塔婆と国産材】


「高齢・多死社会」今、求められる「葬祭サービス」のあり方
を探る ~フューネラルビジネスフェア2010~ に参加。


実は、東京の日の出町は、塔婆の産地であるのですが、その
中で先進的な活動をされている、その下野材木店が、国
産材(東京・多摩産材)塔婆について、今後、新たに
設備投資を行い、生産を拡大する。機械査定、補助金関係、
ブランディングデザイン、コーポレートステートメント作
成、フェアの参加、ブース提案、パネル・パンフ作成、
ホームページ作成、森と仏を繋ぐツアー企画と展開され
ています。


その下野材木店が、
7月8日9日の 主催 綜合ユニコム株式会社

     フューネラルビジネスフェア に 初めて参画。



私は、
この「高齢・多死社会」というストレートな表現における葬儀
業界の時流を掴む事や、高野山真言宗の繋がりとしても、高野
山の高野霊木の販路拡大のヒントになり得ることを探るためで
もあり、また下野さんご自身の営業支援としても、もちろん、
意味ある時間が過ごせました。


RIMG2011_20100725032017.jpg

RIMG2002.jpg

RIMG2001.jpg


やはり「欧米材」や「中国産材」や「国産材」の違いについて
1本1本並べながら丁寧に説明をしたり、やはり森と仏のご縁
を繋ぐ「木」の存在について、そして塔婆を通して、宗派問わ
ず伝えたい様々な「いのち」の大切さについて、話をすると、
多くの方々が、興味を持って頂いておりました。



RIMG1994.jpg




過去から未来へつなぐ、木のご縁
          ~下野材木店~

ここに強く、下野氏の想いが込められています。

http://www.shimonozaimokuten.jp/
(ホームページ ご覧ください。 未完成ですが、都職員様の支援・助成に感謝です。)

まだまだこれからの活動ですので、
皆様のアドバイスご助言をお待ち申し上げますが、
全国のご寺院様で、環境に配慮した国産の卒塔婆
をご利用してみたいと言う方は、是非とも、
この下野材木店様にご連絡下さい。

http://www.shimonozaimokuten.jp/


当日
他社の動向についての報告は、またにして、明らかに言える事
は、葬儀業界において「圧倒的な技術」が商品になるのは、
事故で亡くなった方も美しい顔にするというための化粧技術
を除いてほとんどなく、あとは、

1)デザイン化、
2)モノからコトへ、コトからココロへ
3)It関係のシステム構築 明朗サービス化

というのがポイントだったが、これはい
地域再生、森林再生、木材業界にも言えること。


ただし、このフェア、
私は、最近、亡くなった人たちを想い出し
あまり長居はできませんでした。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
♪3♪『本日の学び』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ipad ケントピア株式会社
 
  葬儀なんでも打合せきっと
  オリジナルソフト込みで、
  ・見積もり作成
  ・各種書類
  ・写真スライド
  ・3D、2D説明   20のアプリケーション
  
    ipadとセットで販売致します!

実演して頂いたが、なるほど!さすが!です。

編集 / 2010.07.08 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【五島列島、小値賀島(おぢかじま)の地域再生。】
カテゴリ: 地域ビジネス(地域資源、観光、農業)
【五島列島、小値賀島(おぢかじま)の地域再生。】


夢の扉 TBS 先週は東大の安藤教授が国産材についての話題。

今日はたまたまテレビをつけた。

何もない島に観光客が殺到!大人気!
小値賀島(おぢかじま)
五島列島 最北端部 人口3000人


高砂氏44歳
「NPOおぢかアイランドツーリズム」代表


主役は、おっちゃん、おばちゃん、住民というスタイル。
その場所に、なんと年間1万人にも観光客が来るようになった
その小値賀島。

3月、とある団体客が来た。
小学生たちだ。

民泊し、島の暮らしを体験する。

JTB 人づくり
(テレビでは触れていなかったがこういうバックも応援)


「学校の勉強ができたというより、
魚1匹さばけてお父さんお母さんに
食べさせてスゴイ喜ばれた方が
100倍も1000倍も自信いなる。」 

高砂さんはいう。

その子供たちは、福岡県の英進塾という、大手進学塾。

1泊2日6300円
年間1万人、1億円になった。


高砂さんは、5年前、実は大阪からきたIターン、妻と3人の娘
と5人ぐらしである。

ここ五島列島の小値賀島は、

昭和30年は、人口1万人を超えていた
クジラ&アワビ漁で五島列島で最も栄えていた。

究極に進む、高齢化率も長崎県でトップ。だったが
この未来の見えない島に危機を感じましたという

毎年100人近い人が島を出ていくという。


「食い止めるには島に新たに仕事を創るしかない。」


そこから
まず、既存に、子どもたちのホームステイがあったが、
それを民泊という事業へと変えていきNPOを創った。


島民の方々に、民泊の事業のお願いを話をすると、
最初はマイナスイメージの声が多かった。

「お金を頂いて満足してもらえるかという事が一番の不安でした」
「プレッシャーになります。」
「子どもたちに持病やケガが心配でした。」


そういったオッチャンおばちゃんがテレビに映る。

満を持してというより、満身創痍d、えNPOの立ち上げ。
そして、一軒一軒お伺いし、ある定義以上の条件をもたれ
た方に「民泊之家」と認定し、東京、大阪へ自らと営業に
廻った。

最大の狙いは修学旅行の誘致からだった。
営業経験ゼロ、手作りのパンフで行った。

しかし、五島列島と行っても
関西の人、関東の人も、どこにもしらない。
特に、その北端、小値賀島(おぢかじま)。
ますます知らない。

ある年、
4つの高校が修学旅行へ来てくれた。

そのひとつ、上宮太子高校。
修学旅行は、それから、ドイツとの選択制になった。
「第二の故郷になれば」と学校長がいう。

ここで高砂さんが素敵な話をする

「僕が感動してるんだから
 僕が子供連れて妻連れてきているんだから
 東京の人、大阪の人、感動しないわけがない。」


しかし、
民泊だけでは、新たな雇用は生まれずという問題が
また次の壁で押し寄せてきた。


そして新たなプロジェクトに。
それが築100年以上の古い民家の再生。
ここには素敵な古民家がある。

東京のシェフを誘致。

そこは、鮑集(ほうしゅう)と名付け、
定員5名し、古民家運営を若いスタッフに託した。


「こういうところで暮らしたいと言う人は多い
でもできないのは、やっぱり仕事がないから
親の仕事がないからというのが大きいんです。」


そこから
この素敵な島を次世代に残せるのではないかな。


そしてこの番組の最後に
必ず出る、2015年までの目標。

「2015年までに
   島に雇用を50人創りたい。」

高砂さんの強い手書きのメッセージで番組が閉じられた。

いま、今日も横浜の高校から
修学旅行の下見にやってきています・・・。


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♪3♪『本日の学び』
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地域の資源(ひと・もの・ぶんか)を愛しても
そこに住めない理由、住まない理由。

それは仕事がないというリアル。

だから、仕事を創るんだと、
堂々と割り切って力強く動く。

そして、いま
一つ一つの「商品開発」「顧客開拓」を
迅速にかつ丁寧に行う。

それに尽きる。

しくみ、しかけ、手法は問わずと。
自分に言い聞かして・・・。

編集 / 2010.07.04 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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プロフィール

古川大輔

Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

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