【高野霊木之家 完成】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
【高野霊木之家 ついに完成】


約半年に渡る高野山での施工が、今日ようやく完成し、
引き渡し式が、12月21日(月)に行われました。


高野霊木(高野杉)の構造材で創る

高野霊木之家
      国土交通省 地域住宅モデル普及推進事業

この6月ごろ、設計図面があがってきました。

しかし、すんなり施工へとはいかなかったのです。

実は、町の環境整備課から高野町の景観条例第1号にあたる物件
として、ギリギリで、設計内容の変更が求められました。山林部
と施工工務店と役場との何度もの打ち合わせが行われ、何度も設
計図が変更されました。


木拾いも当然に変更され、山林部の課員はタイトなスケジュール
のなか安全第一、高野山の尊厳護持を理念に育林をしてきたこの
5つの森にゾーニングされた1200年の高野山の森から、伐採
・搬出を行われました。

あの材が足りない、これも足りない。

原木入札、森林セラピー、林業教室、施業保育、各種通常の行事
などを行いつつ、いままでの約1200年の歴史のなかで、堂々、
これぞ地産地消としての住宅モデルを本山で建てたという経験は
なかったのです。

すべて初めて。

また、木材としては無垢材の品質の担保を優先し、信頼と実績の
ある他地域の工務店により、製材・乾燥・2次加工を行い、高野
町の地元の建設会社、大工が施工しました。この間に、山林部
の課員は、主任を中心に、材を提供し、全員一丸となって本プロ
ジェクトに参画、関与されておりました。

流通が不明確と言われ、あの山の木がどこにいったかわからない
というのが常識とされた業界において、このプロジェクトの意味
はトレサビリティの確立だけではありません。

目的を整理すると、


・共利群生の森を目指し、その尊厳護持の理念のもと、
 弘法大師空海が守られてきた森林資源の活用し循環させること

・気候風土などの地域特性に配慮した五感に訴える木の暮らしが体感できること

・二酸化炭素の吸収、固定、ウッドマイレージによいこと

・地元の生産される木材で地域健材や地場の大工が活性化すること

・景観条例の先進モデルとしての象徴的なモデルであること

・住民、観光客、信者との新たなコミュニティの場になること


などなどの目的があります。

宗派問わずに、様々な人々を救い、豊臣家や上杉謙信、織田信長など
名だたる戦国武将をはじめとする40万基といわれる墓石が眠る奥の院
には、300年級の樹齢になる高野霊木が立ち並んでおります。

これも実は、いわゆる人工林であり、1200年の歴史からすれば、4回目
の周期と考えてもよいスパン。台風などのよる倒木以外では基本利用
されないが、次の300年、次の400年をどうするか、そんな森づくりを
目指すなか、このような高樹齢の木材利用と、いわゆる50年~80年ク
ラスの利用間伐した材も納材し、このモデル住宅のプレゼンスは、
世界遺産高野山のその尊厳護持にあるのです。

とにかく、いろんな経緯があり、いろんな人がかかわり、いろんなド
ラマが有り、高野霊木之家は出来上がりました。

場所は、高野山真言宗の総本山金剛峯寺の目の前に立地しており、
誰にも目がつく場所にあり、夕暮れ時がとくに美しいのです。

ミシュラン3つ星になってから、フランス人観光客が後を絶たな
くなった世界遺産、高野山。最近は、このモデル住宅をみると


「NEW TEMPLE?」 

と驚きをもってしてのぞきに来るといいます。

いまだに

「木を切るのは悪だ」

「寺が家を売るとは何事だ」

という様々なところからの声に対しし、一つ一つ、広報や観光関係
のメディアに対し、山林部の活動とその意義を説明してきました。

森林保全、植林、育林、間伐、伐採、循環型社会の構築のみならず、
高野山の様々な魅力や、空海の教えも一部に伝えたいのです。


高野山真言宗のキーメッセージはいま

「生かせ いのち」

そこにはただの一宗教法人としての教えのみではなく、弘法大師空海
(お大師さま)の壮大なる世界観、環境観、自然との共生としての
曼陀羅の世界をも表現され、宗教環境都市という名をうつ「高野町」
として、日本中へ、世界へ、発信していかなければならない「地域」
の価値がここにあります。


一千年。二千年。
    変わらぬ価値がある。


このプロダクトメッセージを山林部の課員とともに、ロゴマーク
も、想い込めて創りました。ちなみに、あの「高野霊木」という
文字(ロゴタイプ)は、弘法大師筆の誤りといわれるほど達筆で
あった、その弘法大師空海のまさに文字であり、国宝、聾瞽指帰
(ろうこしいき)という、空海が20代のころ、仏教、儒教、道教
の違いについて書かれた書からとって、デジタル加工しました。

またそれ以外にも様々なメッセージが込められている。
これら意味もこれからしっかりと内外に伝えていかなければ
ならないでしょう。

禽獣草木皆是法音
  (きんうじゅうそうもくこれみなほっとん) 

生きとし生けるものはみな仏の教えであり、曼陀羅である。
生物多様性の理念は、すでに、仏教界では遠く昔から言われ
ていたのです。


そんな共利群生(きょうりぐんじょう)の賜物である山林資源
の「木」で創られた高野霊木の家。感慨深いという一人間の感
情を超えたディープエコロジーの表現系がここにあります。


見どころはこちらか。


・高野町 景観条例第一号
・入った瞬間、木の薫りがする家
・玄関にある白い大きな「遥拝壇」 
・オール5寸角の高野霊木(杉)の色がきれいな柱
・見上げて感じる、高野霊木(杉)の表しの太鼓梁
・割れの少ない梁桁(平角材)も、もちろん高野霊木(高野杉)
・左右対称、8寸角の大黒柱(東濃檜)と7寸角の恵比寿柱(高野霊木)
・それぞれ違う用途がある「4つ」のウッドデッキ(高野霊木)
・銅板の屋根
・笹目、虎目が美しい400年級奥の院の高野霊木の床柱(四方柾)
・階段にある高野霊木の支柱(二面柾)と芯持ち材
・香り豊かな「高野槇」のお風呂と脱衣所
・地元建具屋による木製キッチンと家具と建具
・畳下の根太と野地板も高野霊木(杉)

もちろん
100%国産材の。
 made in JAPAN である。



弘法大師空海(お大師さま)のご加護のもと、
僧侶でいらっしゃる山林部長と課長による、
高野山の尊厳護持に対するメッセージとともに、
また山林部主任をはじめ、自然をこよなく愛し、
森林セラピーや林業教室を展開するこの山林部課員の想いの結晶体なのです。

091221高野霊木之家
日本人の多くの方々の頭の中で、
このモデル建築と高野山の森が繋がって欲しいものです。
それが持続可能な1200年の森になると・・・。

ぜひとも、
世界遺産・高野山の森を体感し、
この地域モデル住宅に、お立ち寄り頂ければ幸甚です。


グランドオープンは
平成22年4月を予定しております。
伝え方も、新たに・・・。

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編集 / 2009.12.28 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【相模原市の森林資源調査の現場から 】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
相模原市 森林資源の調査へ。


相模原市は、
藤野町、津久井町、相模湖町と
合併し人口が70万を超え、
平成22年4月より政令指定都市になる。

そこで、
森林面積も4.7%から52.8%へ増えた。

そのために市は
森林ビジョンの策定を急ぎ、
その基礎調査、縁あっての地元のお仕事、大変光栄である。

久しぶりの山林調査。


家族で、大学時代の友人で
ハイキング、バーベキュー、山中湖や中央道への通り道として、
旧津久井郡相模湖町、藤野町、津久井町と接点があった私。


AMITA持続研(客員研究員)として
いまお手伝いをさせていただいている。


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バーテックス、クリノメーター、GPS
直径巻尺、スコップ、ナタ、包丁 などなど

山林に入りプロット地を設定し
樹種、胴回り、樹高、枝高、曲がり、傾斜、GPS(緯度経度)等を測定する。

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胴回りを測る。

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樹高を図る私(スウェーデン製のバーテックスという機具)

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曲がりを確認する。

(優良な建築材になるかならぬかは、この時点でも判断がつくが、
 実際は、伐採してみて地面で曲がりを見るとまた違うし、
 また、製材をして挽いてみないと、わからない。
 ここぞ1本、1本違う、自然のモノと対峙する人間のプロの目が必要です。

 森林資源とは、やはり、建築部材で優良材と考えられるかどうかが、
 そこが、山林(管理・保全)への利潤還元にまず第一の視点ですね。)


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これでも植えてから10年は過ぎている杉。

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間伐を繰り返すとこのような光の入る森になる。
杉の木の間に「南天(なんてん)」が栽培されていた。
南天の房は、この時期に赤がきれいだといこともあるし、
「難を転じて福となす」というところから、縁起ものとして冬の花飾りになる。
しかし、
間伐(果物でいう間引き)をしないと、やはり暗い山になり、植生も乏しい。




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間伐した木の根元から
新しい生命(宇宙が)・・・・。

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これ、なんだろう?


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これも、なんだろう??
よく幼稚園のときに拾ったなぁ。


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美しい、綺麗だ。

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近くに「ゆず」の森が・・・。
旧:藤野町(相模原市)のゆずは有名。

ゆずシャーベット(200円)で、
藤野駅前のセンスある地場ものショップ店で売っていた。

見上げると
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富士山が美しい。

新・相模原市(平成22年4月から政令指定都市)
から見える富士山の銘POINT発見か!?

別のところで
神奈川県の水源林でみたこれは、
ハッと心を奪われた。


◆◇◆◇◆◇◆◇「自然と氷の芸術品」◆◇◆◇◆◇◆◇



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これはなんていう現象なんですか?


森林資源とは
「材」としての価値のみならず、
水源林、生き物、景観、癒しなど多様な価値を提供してくれる。
直接的、間接的含め、経済と環境の両立を目指すことが
いまの日本の「森林」に求められています。


ここ相模原市も、
小田急沿線沿いや横浜線沿線沿いのひとが
相模湖・津久井・藤野の森林に目を向けて頂ければ嬉しい。


今日も
神馬山への登山客とすれ違いました。
 クリスマスイヴでしたが・・・。

そのぶん「南天の実」は輝いていました。
郡上八幡が日本一の生産量らしいですね。






















編集 / 2009.12.24 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【奇跡の集落 やねだん TBSをみて】
カテゴリ: 地域ビジネス(地域資源、観光、農業)
【コラム(所感)】


鹿児島の民放が追った13年間のある集落の記録。それをTBSが、
放送した。なんとなくこの集落のことを知っていたが、なるほ
どこういうことだったのかと、じっくりとその13年間を追っ
た内容は、途中ほろりと涙も出るシーンがありながら、とても
大切なキーワードをそこにみた。

「やねだん」

鹿児島県鹿屋市の柳谷集落、愛称「やねだん」は、人口300人
、うち65歳以上が4割。さびれゆく過疎高齢化の集落から、
10年ほどで“地域再生のお手本”として、全国から注目される
集落に変貌した。

奇跡の集落「やねだん」

集落、柳谷(やなぎだに)を地元の方言で「やねだん」という。

1996年のこと、「このままではまずい」その危機感をもとに、
地域再生を決意、集落のリーダーをかえ、当時55歳だった、
豊重哲郎氏が、自治公民館長になる。

当時は、まったくお金がなかったが、それでも、行政に頼らない
自分たちによる集落再生を目標に、当時あった、地区の余剰金は
たった1万円というなか、集落のみながボランティアで、工場跡
地、公園をつくった。大工、左官、のみならず地域のあらゆる方
々が参画。そこから、お金をもらう仕事はやらぬが、お金のない
仕事はみんなやる。そんな一体感があったという。

しかし、お金がまったくなしではずっと続かないのは承知のこと。

じつは、なんとか職を作らねばと、でんぷん、焼酎用の「さつま
いも」栽培を開始。翌年97年、余剰金は27万円、2000年には、
オリジナル焼酎を開発し、40万円にもなった。そのお金で、高齢
者用の緊急連絡装置、そして子供のための「寺子屋」を作った。

老人、子供のため、
そのミッションの小さな集落の小さな実現に
むろん、行政には頼らない。

また、もともと地域にあった宝でもあるもので、地元の方たちが商
品開発に従事され、「土着菌」を開発。それを家畜のえさに混ぜると、
家畜の悪臭が消えるということでそれが内外問わず、その商品に魅力
があり、多くの方々が求めてきた。


リーダーである自治公民館長はこういった。
いや、いい切った。

「地域再生の基本は、人海戦術です!」


その後、余剰金は05年で275万円、06年には498万円にもなった。
そこで、全世帯にボーナスが出る集落として、一躍有名になり、
鹿児島だけでなく、全国区へとなった。全員に1万円ずつ。

あくまでも、自主財源を、国や県、地方行政に頼らずに、取得し
たという、面で着目されているのではなく、ここにおける地域の
「文化的」な「発展」なるものがあることに着目したい。

空き家問題にも真正面に立ち向かい、アーティストを呼んだ。
その画家が描く、おばあちゃんの絵に笑顔が増え、また、その
陶芸家と一緒に、集落の人たちが作る日常雑貨の「陶芸品」、
そのコミュニティーの場として、またその集落に「暖かさ」を
呼び寄せた。

そのときに80代くらいのおばあちゃんだろうか。テレビの取材
に応じ、とっても明るい笑顔で、地域再生にかかわってきた。

ボーナスを提供したときも、館長から「地域のための、知恵と
笑顔に感謝です!」そういって手渡された手作りのボーナス袋を
大切にしていたおばあちゃん。


「何を作ってるんですか?」

「お墓にねぇ、お供えしようかしらね!」

「(亡くなった)旦那さんにですか?」

「いや、私のお墓のために!」

「はは!!」

テレビを囲んだ、その多くの集落のおばちゃんたちが、陶芸を
しているシーンに笑いが絶えなかった。

実は、そのおばあちゃん、最近亡くなられたという。50代くらいの息子
さんが、そのお墓の前でこういった。


「母は幸せだったろうに。
こんな集落の人たちに囲まれてね・・・・」


当然にそのお墓の前には、自分で創られた「花瓶」があった。


そういえば、ほかのおばあちゃんだったが

「ボーナスどう使うんですか?」と地元テレビ局のアナウンサー
がきくと

「先祖のために、お墓のお花代に使おうかね。」


という笑顔に、私は、日本のこころのよりどころを見たような気
がした。


むろん、リーダーの豊重さんの情熱や行動力に支えられたところ
は大きい。毎朝、6時に起きて、集落の人たちに無線放送をする。
年に3回「父の日」「母の日」「敬老の日」には、子や孫からの
お手紙を、地元の高校生が朗読するという。

「おかあさん、福岡でがんばってるよ。
尊敬する人は誰って、こないだきかれて、
やっぱり「母」って、いったよ」

その集落放送を聞いている母の姿と、地元の高校生が手にした
手書きの手紙をみていると、「切れたつながり」を「つなぐ」
ことの大切さを、身をもって示されたが、それも、この館長が、
余命5年と言われた大腸がんになった経験も大きい。


地域再生はね「文化向上」にあるんです。

5年間いなかった赤ちゃんが、この集落に今年初めて生まれた。
Uターン者も増えているという。2007年には、韓国に「やねだん」
というお店ができた。ここは素敵な落ち着く空間だと、人気だ。

最後に館長はこういった

「過疎だからとか、
高齢者だからとかいって、
地域を捨てるってのは「ヤボ」だねぇ・・・」




第一フェーズは、一体感と協業の創出
第二フェーズは、商品化と利益への誘導
第三フェーズは、外部との交流と広がり


大前提に「地域愛」そんなところにあるのだろう。
資本主義がどうなろうと、日本がつぶれようとも、
この地域は生きている。

そんなところをひとつひとつ創っていく。


参照
http://www.mbc.co.jp/tokusen/yanedan/index.html


~最後に~

こういうテレビ(雑誌)をみて
ベンチマーク(優良事例)をみて、どうおもうか。


1.あれは鹿児島だからねぇ、
  寒いうちの地域ではできないね・・・。
    たまたまいいリーダーがいたんだね。


2.素敵!全部は無理だが
    あの部分はマネしよう!


1になっているひとは人間(思考)を変えることからです。
そんな地域との違い(特殊性)を発見して、動きが止まるの
ではいみない。何においてもそうである。いいものを見たら、
まずできるところを、やってみる。

「よく、やねだんだから出来たんだと言われます。
でも、こんな地域、こんな私たち、
 こんな、なんにもない、やねだん でも、できるんですよ。」

アナウンサーが、
館長から直接聞いた、その言葉で結ばれていたのが印象的だった。
http://www.mbc.co.jp/tokusen/yanedan/index.html
編集 / 2009.12.23 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【伊賀 上野 名張 そこに杉と檜と伝統工法】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
【伊賀上野名張 そこに杉と檜と伝統工法】


あいかわらず
「もったいない」と思うのです。
気楽に、気さくに、もっと伝えていけたらなぁと。

それが、日本の大切な文化を守ってきた
地場の大工・工務店・製材所・左官屋
そこにちょっとセンスフルな設計士。


もっと
「知ってもらいたい。」


この私が自信を持って紹介したい。

今日は、ちょっと2時間ほど案内してくださった。


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まずは、(1)著名な神社仏閣に檜を収めてきた
「丸栄製材所」さんが、最近、納材された名張市内のお寺さん
檜への素材へのこだわりが違う。

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「あさだ建築」工務店×大工×設計士×製材所×左官屋
とのチームワークが素敵
春先にオープンする(2)「イタリア料理教室」


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自然素材の土壁


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左官屋さんKさんの道具。とても明るい楽しい職人さん。
いつも私に、塗りの難しさ等色々と教えてくださる。


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もう一軒。60坪ほどの住宅。
「あさだ建築」×「丸栄製材所」
(3)一般住宅(新築物件) 紀伊半島産地の「国産檜」の柱が目立つ。

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50年以上大切に育てられた
その檜の木組みが美しい。

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玄関の軒下を見上げると
それは美しい杉の板目が見える。



大手ハウスメーカー(不動産系ビルダー)
=地場ブランド(工務店×設計士×製材所×左官屋×・・・)
 1対1対応の顔が見える関係。


技術という信頼は素人にわからぬが
こうやって、たった2時間でも、3物件をすっと案内していただいた。
それだけで、是非、この地場ブランドにお願いしたいと思うものです。

司馬遼太郎のこの国のかたち2巻の
「スギとヒノキ」にあるように、日本の建築美学は杉と檜から始まる。


伊賀上野名張にお住まいの方、
是非、リフォーム、リノベーション、新築物件は、
あさだ建築」or「丸栄製材所」へ。


これだけじゃ伝わらないかな。
いつももったいないと思う。

伝え方で大手に負けてしまうが、
作り方では絶対に負けない。

すてきな
A社長、M社長、設計士Fさん、大工Kさん、左官屋Kさん、そのコンビがいい。

ぜひ訪ねてみてください。


あさだ建築
丸栄製材所

編集 / 2009.12.22 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【支離滅裂の中に首尾一貫】
カテゴリ: マネジメント/自己成長


直観や感性で「おかしい」と思ったことは、確かにおかしいも
のです。しかし、それを「おかしい」と言えない空気感が、ど
この世界でも存在します。それでも自分の感性に素直に、そし
て真実を自分の目で見ることを忘れずにやり続けること。

「支離滅裂の中に首尾一貫」

私の座右の銘です。大学院生時代に使っていたんですが、しば
らく忘れていました。先日、ある友人と久しぶりに出会い「大
ちゃんのいってた、この言葉を大切にしてるんだ」と言ってく
れましたが、いたって本人が忘れていたりします。

しかし、思い出しました。感謝です。

支離滅裂な行動の中に、理念(情熱)軸は首尾一貫していると
いうことです。人は、思春期(苦悩)と青春期(快楽)を繰り
返すと教わりましたが、自分の支離滅裂とは何か、自分の首尾
一貫とは何か。

するとお客さまに対する姿勢や距離感がしっかりと見えてきた
りします。本日は「感謝」されました。でも「苦悩」もありま
す。上手な距離感をとることの大切さを、支離滅裂かもしれま
せんがそれが首尾一貫につながるんだな、そんな一日でした。

本日もお疲れ様です。
編集 / 2009.12.21 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【高野山事務所リノベーション】まとめ
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
【高野山事務所リノベーション】


12月になって
高野山事務所に、暖房器具も入り、
零下の毎日でも働ける環境になりました。

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高野霊木のデスク開発のためにも
吉野杉工房(川上村)のご提供もあり。




091012オフィス
2009年10月12日 仮アパート2部屋の壁をぶちぬき広げました。

091012オフィスB
2009年10月12日 高野霊木を展示的に飾る予定。

091016オフィスA
2009年10月16日 LANも設備され、内装の壁ができました。

091016オフィスB
2009年10月16日 大工さん電気屋さんオーナーさんと一緒にちょっとだけ手伝いました。


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2009年10月20日 完成!!

R0013380.jpg
2009年11月 に新たな仲間が
(写真クリック大きくなります)

こういう
吉野杉の机がほしい方、お気軽にご連絡ください。
(高野霊木の場合は、開発・販路開拓中です)





編集 / 2009.12.18 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【高野山deフットサル】
カテゴリ: 地域ビジネス(地域資源、観光、農業)
高野山事務所の上にあるアパートで


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独りで仕事にふける夜が多い。


「古川さん、サッカーやるんやって?
  来週の水曜日、フットサルしない?」


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そんな中、
今回の高野町民とフットサル。
(未来の僧侶も多い・・・)

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高野山中学校の体育館を開放。
子供も可愛くボール遊び・・・
もちろん無料。東京ではフットサルをするのに一人2000円くらいかかる。


高野山大学の学生、
高野町役場の職員、
ごまとうふ屋の若旦那、などなど色々な人が集まる。

かなりアグレッシブ。

地域資源の活用に
こういった任意の地元のクラブが
フットサル、ソフトバレーなど4つくらいあるという。


地域での仕事。
中学校の先輩がクライアントの部下だったり、
小学校の後輩がクライアントの上司だったり、
そういう中で仕事をする。

ビジネスライクだけでは
「仕事」というものが成り立たない。

TOYKOのビルの中では、
小学校のころから地元の友達と切れた世界でビジネスがある。
もし、あなたのお客さんの上司に、中学校の後輩がいたら?

「気持ち」のつながりとその「バランス」


地域の人たちの
幼いころからのつながりを大切にできなければ、
楽しくない。

それでも、甘えず、厳しく、楽しく・・・・。
だから、地域の役場職員から、このフットサルに誘ってくれたことは嬉しい。

集落支援のプロジェクトでご一緒させていただいた、
某町民のかたは、サッカーブラジル留学経験とか!?


「またきてな」


RIMG8255_20091220160620.jpg

ありがとうございます。






編集 / 2009.12.16 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【負けない技術  を読んで。】
カテゴリ: 本・映画・ニュース・メディア
【負けない技術  を読んで。】


レミオロメンの【STNAD BY ME】という曲が気にいっている。
だから、ふと【STNAD BY ME】をみたくなった。
ベン・E・キングのあの歌【STNAD BY ME】が主題歌。

4人の少年の青春物語であるが、自分に「負けない」生き方っ
てこういう冒険心や野望があるころに「友情」と共に創られる。

そんなんことを再認識。


そして、

負けない技術 
~20年間無敗、伝説の雀鬼の「逆境突破力」桜井章一

読み終えた。

41AfYHpFyeL__SL160_.jpg
負けない技術──20年間無敗、伝説の雀鬼の「逆境突破力」 (講談社プラスアルファ新書)
著者:桜井 章一
販売元:講談社
発売日:2009-09-18



是非、若手社員におススメだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[名言集・・・]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・勝ちたいは「欲望」、負けないは「本能」

・人間は本来「答え」のない世界に生きている
この世に生きているかぎり、確証などどこにも存在しない。
「負けない」人間になるには、タフでなければならない。
そのタフさを手に入れるためにも、まずは「答えを求めない」
「確証などない」という気持ちを持つところから初めてみる

・本当の勝負所とは、ピンチの中のピンチ、圧倒的な不利な
状況のときにこそ訪れる。

・ミスを犯した後に勝者と敗者の分かれ道がある。
「ごめん、悪かった。もう一度やらせて」という感覚で
ミスを受け止めればいい。


・見切るには二つある。
 もうダメだと勝負を早めに見切ってしまう人
 逆に、優勢になると もう「勝ったな」と見切ってしまう人、
 どちらも一緒だ。
 これでいいと思ったら新化は望めない。

・型にこだわるな、変化に対応する人間になれ

・毎日、自分磨きゲームをせよ

・約束は自分にしなさい。
約束は他人とするものだという感覚を持っていると
 自分より年上(上司)なら約束を守る
 年下(部下)なら約束を平気で破る という差別がおこる。
だから自分との約束が重要だ。
自分が一番自分のことをわかっている。
自分への約束を守れたら、「よし、ちゃんと守ったぞ」
「ありがとう」といってやればいい。

編集 / 2009.12.14 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【映像トークセッション「未来の設計者たち」】
カテゴリ: 理念と利益
~ 映像トークセッション「未来の設計者たち」 ~

東京は、デジタルハリウッド大学 秋葉原メイン
キャンパスで、京都は、アミタ持続可能経済研究所 
京都オフィス(町家)で、同時並行で行われ、
トークセッションは、試験的な試みとして、ネット
中継をしながら、ツイッターに同時掲載され、
WEB参加もあった。

東京、京都あわせて100名以上が集まった。

RIMG8183.jpg


AMITA製作の「映像上映」をみて
「未来設計」ゲストがトークセッションを行うイベント



メインミッションは

Disconected World
繋がりを再び・・・


そして、テーマは、3つだ。

1 守るべき未来の象徴としての、「森林」
2自分たちの手で未来をつくる、「社会起業」
3それらの活動を支える、「市民金融」

私もゲストとして「森林のセッション」に参加。
クライアントの「天竜の杉檜と生きるフジイチ」の
Nさんをサポートしつつ、全国の森林地域への夢や
若者に対するメッセージを発信した。


AMITA製作の映像はこちら

森林
1. http://www.youtube.com/watch?v=oL3wWF9ZZUQ 
2. http://www.youtube.com/watch?v=39riHu4kyfk

社会起業
1.http://www.youtube.com/watch?v=i1sJLuEeDFw
2.http://www.youtube.com/watch?v=IvUcrF6OhFk

市民金融
1.  http://www.youtube.com/watch?v=hH9rfXf76M8
2. http://www.youtube.com/watch?v=9Nmn7PnyHe4


これをテーマごとに会場でみて、そしてゲストと
トークディスカッション。松本(剛)さんの絶妙な
ファシリテートで、会場の雰囲気の創造のみならず、
しっかりと共通のゴールが見えた。

ゲストの言葉で印象的だったのを私なりにまとめてみたい。

・人間は、自分で金融機関を創れるだけ「自由」だ。

・しかし衣食住足りても、自殺者が多い昨今、
この国はどこへ向かうのか。

・別に社会起業家になろうとしてやっているわけでもない。
「社会起業家」という言葉はキライ。

・あくまでも「美味しい」モノ(商品サービス)を提供する。
それがたまたま「地球に優しい」「健康にいい」「持続可能だ」。
あくまでもビジネスである。

・社会起業家でなくては
会社そのものが社会に存在しちゃいけないというのは間違い

・みんなが言うことは案外正しい。

・過去の延長上にはない未来設計を。

・ファイナンシャルリターンとコミュニティリターン

・私は私の原体験がある。
インターネットの掲示板で
私が敬愛していたデザイナーからじきじきに返信があった。
その嬉しさが、いまのビジネスに繋がってる。


RIMG8172.jpg
ミュージックセッキュリティーズの猪尾さん
(トビムシとの共有の森ファンドについて説明)


そんな中、交流会(懇親会)で、ひとりの学生が執拗に、色々なゲスト
に質問をしていた。眼に力があった。



「私、どうしても、地球を守りたいんです。」


「お!すげぇ~」

ゲストはみなそういった。

地球防衛軍。お客様は「お金」だの正反対。お客様は「地球」ですタイプ。

地球防衛軍VSカネカネマンの話はいつも私のオハコだが、
あえて、私は、傍観者になり、聞いてみた。


私の周りのゲストの何名かは口をそろえてこういった。


「すごい気持ちが素敵だ、しかし、それで何をしたい?」

と厳しい。

「君の理念、想いは本当に素敵だ。
森林林業も、社会起業も応援してくれて嬉しい。

いまの現場の人に、そういう想いが足りないから、
とくにそれはずっと大切にして欲しい」

しかし、全然具体的でない。

80年間、一度もリアル(森林・林業)を
知らずに死ぬ人が多い。

現場にいって、自分の目でみて、人と繋がったらいい。

その想いを発信し、人に質問してくる行動力があれば、
実際に、どんどんと外に出て行って
自分の身にしみる原体験を通して、

役割、場所を見つけてきなよ。

そしたら地球を守りたいの前に大切なことも見つかるし
具体的な役割も見えてくる。」


「今日、
出逢ったゲストや知人の輪を広げるために、
自分で明日から旅をしてみてください」


「はい!」

どうもしっくりしていない様子、もあった。
理念や理屈やロジックや、テレビやメディアでいう地球環境の問題。


リアル感がない。


素直(動く)かどうかがキーなのかもしれない。


親が裕福で幸せな地球防衛軍は、ちょっとしたところで心が
折れる人が多い。繋がりをもう一度。そのエコだか環境だか
持続可能だかの理念(ミッション)が「後」ではなく「先」
の人への応援トークセッションのような位置づけに見えた。

いつもいうが

理念なき利益は犯罪
利益なき理念は寝言


そのプロセスやベクトルは皆違う。
それを理解して、

だから利益です。
だから理念です。

と言い切れる関係性で、すぐに仲間になれるかなれないか
人生がたのしくなるかならぬかの判断基準になる。

そんな場を提供されたAMITAのカンパニーデザイン室の
チャレンジに感謝し、今後も、がっつりと泥臭く、でも
美しくしっかりと「社会」と「事業」を伝えていければと、
この毎日、ひとつひとつ、自分が上司への約束、顧客への
約束を守ることを通じて、AMITAのブランドになって
いく。そう感じた。感謝。


RIMG8145.jpg
ハレ箱弁当

RIMG8143.jpg
4日間寝かせた熟成玄米「結わえる」のお弁当がゲストに配られた。




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『森林のセッションを抜粋)』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【コーディネータ】
さて、次は「森林」に関するトークセッションです。

東京のこのセッションのゲストは次の4名です。
静岡県で天竜杉や檜を扱う「株式会社フジイチ」の野村様。
FSC森林認証の日本導入に携わった「富村環境事務所」の富村様。
奈良県吉野郡上川村かみせ大使 の古川様。
アミタ株式会社環境認証研究所所長、佐久間


ゲストの方にお聞きするのはこのクエスチョン。

『世界では森が消滅しています。日本では森が劣化しています。
この社会を、誰が望んでいるのでしょうか?』


【富村】
実は、誰も望んでいないですよね。
でもそれは、みんなの責任であると思います。

なにが問題かというと、生活の場に森がない、
意識の中に森がないということ。
自分の生業の中に、使用する場をのぞいて森の存在がない。

日本は戦後、拡大農林で杉・檜を入れてきた。
しかし森は病んでいる。
花粉症、ちょっとした雨でも泥が出る。
雑木林は薪にしかならない。
われわれはこの現状を見過ごしてきたんです。

【アミタ佐久間】
私たちが見過ごしてきたところという話があったが、
自分はなにをしたらいいのかわからない人も多いと思う。
FSC森林認証はそんな人のための手段のひとつです。


【かみせ大使古川】
私は全国各地の森林地域の支援をしています。
いまは、高野山の千二百年の森を守る仕事をしています。
学生時代林業の世界に入っていたことがきっかけです。
地域づくりインターンというのがあって、
名も無き30ほどの自治体が「わが地域でインターンしませんか?」
そこで鉛筆を転がして行ったのが川上村。
吉野郡川上村にいって、吉野林業のリアルに触れた。
そこで「誰が」「何を」「問題にしているのか」ということがはっきりと見えた。


【フジイチ野村】
tenkomori =天竜これからの森を考える会。

ボランティアではなく、学校教育のためにサービス業としてやっています。
浜松にも人が植えた人工林の森が多いんです。

木を切るのは悪いことだ、と考えている人が多いが、
人が使うために植えた木を切って使う、
ということを教育として伝えている。

【コーディネータ】
伝えていくことということであれば、
森林林業は、
現場から伝えるのか、
古川さんの外モノのような人が伝えるのか。

【かみせ大使 古川】
次に話す、結わえるの「荻野」の机は、
実は、かみせ大使として川上村をPRした結果。
一度だけ連れて行けばいいんです。
「わ~すげ~」って

そのとき、
まさか彼がこんな店舗を作るなんて思ってませんでして
結果、偶然(必然)に、川上村の吉野杉、吉野檜をつかってくれた。

来てもらう、体験させる、
そのフェーズにさせることが慣用で。
それは、私だろうが、現場だろうがいい。

フジイチの野村さんのように
話が上手な森林関係の人は少ない。
だからこそ、映像や画像、文章化、など僕らのような役割支援もあるんです。

近い将来に、
浜松駅の新幹線のコンコースに、
いまはYAMAHAやSUZUKIのブースがありますが、
天竜材ブースをおきたい。


【富村環境事務所富村氏 】
林業従事者はかつてたくさん300万人いたが、
いまは高齢化した5万人が従事している。
世代交代の時代、林業の未来を語るためには
教育として来世に伝え、ライフスタイルに取り入れていくことが重要

地方都市が疲弊している。地産地消もなくなっている。
山村社会が元気になれば、同じ間違いを続けなくてもよくなるのではないか

【コーディネータ】
そういういみでFSC認証というのは、
実際の現場から見てどうでしょうか?


【フジイチ野村氏 】
木材を売る立場からいえば、
FSCで木材が売れる、高価に売れる、とは思っていない。
「適正に管理された森」ということを示すもの。
実際にというと・・

【古川】
あの、いま緊張されてるのは、
明日からフジイチのある、浜松市天竜の森林を審査する
富村さんが横にいるからですが笑、
富村さんどうでしょう?


【富村環境事務所富村氏 】
FSCは消費者にとって切実なニーズではない。
だけど、まずは木を使いましょう、
そして木を使うなら国産材にしましょう。
どうせならFSCにしましょう。として価値があがっていくものです。


【会場より】
さて、 国の政策でどのようなものがあればよいと思いますか?


【富村】
地方都市を元気にするような政治。
あまりにも東京一極集中はこれからのライフスタイルに似合わない。
それを実施できるような仕組みをつくる政治

【かみせ大使古川】
森が守られないひとつの理由に「経営者不在」があります。
これからどんどん機械をいれて生産性をあげていくことも大切だが、
経営意識、位業界からの情報、現場の人材を元気にする
そんなソフトに力を入れてほしい。

【会場より】

「実家で小規模だが山を持っている。
祖父が亡くなったら、
どう管理していったらよいかわからないという問題がある。

【かみせ大使古川】
まずは、近くの森林組合、そして地方行政にご相談です。
そこでよい案がでてこなければ、
富村さん、大使、AMITAにご相談ください。(笑)

実際は、小さな所有者だけでは、世界のフィールドには認められない。
共有化、長期施業を管理委託するなど、
隣の山林とまとまっていくことが必要
価値をつける施策は様々にあります。富村さんどうでしょう?

【富村環境事務所富村氏】
まず、
あなたのような方が
「どうしたらいいですか?」という問いは大歓迎。

関心のない森林所有者が多いのです。

山主ですら関心がない。関心をもつ、そこがスタートです。



【フジイチ野村】
おじいさんは、ご健在ですか?

それはよかったです。

まずはおじいさんと一緒に山に入ってください。
山の様子をご自分でみて感じることが大切です。




~~~~~~
(私の最後のコメントより伝えたかったこと)


実は、
私が御支援させていただいている
「フジイチ」とは富士山の富士、一番ということです。

日本で一番の杉と檜を世に送り出そうというミッションです。

その結果、持続可能な地域(森林)が守られていく
低エネルギーで森林資源が活用されていく。

とにかく先ほどのどなたかがいっておりましたが
「原体験」が必要です。


情熱=好き×憤り

カネとは無縁で、好きなことをやり続けている
田舎のおばあちゃん、林業家さんもいる。
数字しか結果にならない、憤りをぶつけている
ビジネス世界のひともいる。

信頼だ、地球だ、環境だなんていってるけど、
まずは本当に信頼を得られるには「裏切られたり」したほう
がいいんですよ笑。

さて、荻野くんの言葉を借ります。
私が彼を川上村に案内したあとの言葉です。


「人生80年間、
一度も、知らない(農林漁業、地域)で死ぬ人が多い。

たった一日であれだけのことを体験できるのに、
80年間ああいった世界を知らずに死んでいく人の方が
この世の中は多いんだよね。

日本にはそんな場所がまだまだたくさんあるし、
ほんとに美味しいものもたくさんある。
こんな極東の島国ですらそうだ。
いわんや世界においてをや。

これを知らずに死ぬのはあまりにもったいないし、
可哀相だと思う。俺はもっともっと知りたい。

最近思うのは、如何に現状のだめさ、べき論を唱えるより、
如何に1回体験させるかに尽きると思う。
まあ、その際にその感動体験の裏側を伝える必要はあるけどね。

あとは、一度それを知ってしまった人間は勝手に
それを求めるようになり、金も時間もかけるようになる。

「如何に1回体験させるか」だね。」
編集 / 2009.12.13 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【「森林と木材」出張マーケティング講座!大阪のマチ東京のマチ】
カテゴリ: マーケティング/営業
古川大輔の、出張マーケティング講座(笑)!


都市にも「森林」があります。

ついつい森林資源を活用するというミッションが重くなればなるほど
マーケットの声を見失ってしまう。

よって、都市のセンスに触れる機会があるとき、
かならずアンテナを張ることが大切です。


さて、

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このような電線のある風景と



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カットした風景と


どちらがお好きですか?

これも「見方」のレッスンです。


RIMG8102.jpg
木は木で売れません。
木の「まわり」が大切です。
とある大阪市内の100円均一のショップです。
全部、商品は自店のものですが、こうやって空間デザインの提案をしています。
100円均一ですら、いわんやおや、森好き・木好きの皆様は?


RIMG8225.jpg
お箸も


RIMG8079.jpg
スプーンも。


RIMG8080.jpg
木に触れる、森を感じる

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確かに、きのこのパスタは、美味しい。


RIMG8097.jpg
ほら、ハンガー掛けだって。



RIMG8229.jpg
ほら、私の親しい友人のアイポッドだって。

RIMG8230.jpg

こういわれた。
「だいちゃん、俺、吉野杉とか高野霊木だったら絶対買うよ!」

これちなみに、ハードカバーだけで2万円。
粗利率も、立米単価も、跳ね上がる。
デザインと販路次第で、森に還る割合が高まる。


RIMG8133.jpg
お気に入りのJAZZ BAR
ここにも木がある。



そしてギネスのおともに・・・・


RIMG8134.jpg
淡路島産のたまねぎ&ブルーチーズ

地産地消も組み合わせ。
理念だけは売れません。
「美味しさ(調理方法)」と「空間デザイン」と「大人の時間」
だから、
地産地消の木材も
「美味しさ(設計方法)」と「空間デザイン」そして、
こんな暮らしがいいなという「ライフスタイル」


酒好きな私は、
きょう、吉野の某山村地域で働くO君と二人で熱く語る、歌う。

最後に、ここには「木」も「森」もないが、

「組み合わせ」のマーケティング講座の最終章を飾るには
相応しい夜のお店で・・・。


RIMG8136.jpg
ビールに

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テキーラを

RIMG8138.jpg
しゅわ~っと、かなりキツイがウマイ!



アンテナのはり方。
マーケティングとは何か。
少しはヒントになったでしょうか。


もっと詳しく知りたい
がっつり鍛えたい業界の方へ
1月29日(金)の
マーケティング経営研究会 
~林材業ビジネススクール~ へ遊びに来てください。



ほら、世間はクリスマス。
RIMG8215a.jpg
あ、こんなところに、
 Touch Wood
   Feel Forest
編集 / 2009.12.12 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【高野山ハイブリッドバス】
カテゴリ: 地域ビジネス(地域資源、観光、農業)
こんな高野山の一日 PHOTO

高野山は南海電鉄で。

RIMG7800.jpg

極楽橋駅から高野山駅へとケーブルカーに乗る際は、前よりも後ろで、
高野山駅でケーブルカーを降りたら「エレベーター」を利用する。

上がった先のコンコースは「うわぁ素敵!」と観光客が声をうならす。
香りもデザインも眺望もいい。

なぜなら


RIMG7802.jpg
高野霊木(高野杉)を利用しているから。


RIMG7957.jpg
霧深い一日での金剛峯寺


RIMG7959.jpg
霊験あらたかな気持ちになれる


RIMG7963.jpg
山林部の課員さんのお気に入りの、高野霊木(檜と槇)の輪切り「枝」
これをどうやって、付加価値をつけてご提供するかただいま思案中。
エコ利用。


エコといえば、

さすが、環境宗教都市。
高野山タクシーには、プリウスが5台も。
最近では、高野山バス(南海電鉄)には、ハイブリッドバス1台、導入された。

RIMG7855.jpg
もっと、自治体として、本山として、南海電鉄として、高野山タクシーとして、
PRしてもいいのにと思う。バスはとくに、この1台に乗れるとうれしい。


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ハイブリッドこうやくんバス。本日、運よく乗れた。


驚いた。

RIMG7976.jpg
電光掲示板

RIMG7973.jpg
ここの高野山の四季折々の案内もセンスがある。



RIMG7994.jpg
難波に降りれば、難波駅(南海電鉄)も高野山のPRに力を入れている。
この柱は、かなり超大作のPR。

徐々に環境意識、デザインセンスが高まる中、
我々も高野山の新しい世界観を伝えてゆきたい。


編集 / 2009.12.11 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【巨大な欅(けやき)風呂】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
高野山事務所の隣にある地場の建築請負業者さんがあります。

いつも、そのOさんには、
仲良くさせてもらっていますが、


「ちょ~でかい欅(けやき)のお風呂みにくる?」

と言われて、見に行きました。


近畿地域にお住まいになられる方からのご依頼だそうです。

腐朽される前に
木は伐採され、次の命となり、人に触れていく・・・。
次の森づくりをイメージしてお風呂に入る。


500年級の欅ですが、こんなお風呂に入っていると、
先代のアイディアや教えがふっと、
暖かく、心にも体に染みいってきそうです。


欅風呂




編集 / 2009.12.10 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【現地視察会を行いました!】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
12月6日、7日と1泊2日でマーケティング経営研究会メンバーで
~林材業ビジネススクール 現地視察会!」を行ってきました。

6日は、恵那峡グランドホテルで、スクール形式の勉強会。
夜は、懇親会から、新たな情報と強い熱意がまたまた湧き出ました。

7日は、以前から親しくさせていただいるお二方に、
年末のお忙しい中、アポイントを取り調整に苦慮しましたが、

一人目
東濃桧ブランドを確立する一方、たった35リットルの灯油で冬が越せる土壁
蓄熱の家も開発されるとともに、東大博士過程にて木造建築を学ばれている
傍ら、国内外を飛び回るまさにスーパー理事長、金子さん。

二人目
グッドデザイン賞を受賞された、愛知県春日井市にて先進的なデザインオフ
ィスを構える、もと大工の棟梁であり、研ぎ澄まされた経営哲学と洗練され
たセンスのある輝節の羽田野社長。

と出遭うことができました。

経営哲学、最新の情報、メンバーへのメッセージなどを頂きました。

本業がお忙しい中、このように丁寧にご対応を頂きまして、
お二方、本当に、ありがとうございました。

http://tobimushi.weblogs.jp/hkobayashi/2009/12/post-c9ef.html
(小林ブログ)もご覧ください。

私からの内容は別途、研究会スクールで
まとめますが、雰囲気をこちら写真よりどうぞ・・・。

RIMG7567.jpg
恵那峡 (恵那峡グランドホテル)

RIMG7580.jpg
土壁蓄熱の家 (長期優良住宅先導的モデル事業)
(土塗壁木造住宅の高断熱化普及促進事業)

RIMG7609.jpg
集合写真

RIMG7630.jpg
恵那山

RIMG7634.jpg
木Point 協同組合東濃地域木材流通センター
 
RIMG7645.jpg
東濃檜の流通point センター長からご案内

RIMG7673.jpg
恵那市内 自然薯のランチ
http://shop-mitoya.jp/seisan/index.html

RIMG7680.jpg
KISETSU Factory ギャラリーにて羽田野代表のご説明
http://kisetsu-j.jp/

RIMG7683.jpg
グッドデザイン賞の賞状など

RIMG7689.jpg
こだわりの珈琲

RIMG7708.jpg
ギャラリー前で



2010年1月29日(金)14時~
新年 第一発! マーケティング経営研究会(ビジネススクール)@大阪

新メンバー大募集!
1回目は無料体験(先着5名様まで)
是非お越しください。
http://www.tobimushi.co.jp/consultation/marketing.php
編集 / 2009.12.07 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【大月市森林資源活用セミナー コーディネータを終えて】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)
【大月市森林資源活用セミナー コーディネータを終えて】


◆12月5日(土) 大月市元気回復・森沢山プロジェクト
 森林資源活用セミナー  10時~12時@大月市民会館

 大月市森林資源活用セミナー

            
          ・大月市長 基調講演
          ・パネルディスカッション (コーディネーター)
                     
           ご案内はこちらから!  
                    
           大月市役所

         10時~12時@大月市民会館
         

年末の忙しいなか、また土曜日の午前中に、上記セミナーに、
100名を超える大月市民、周辺事業体の方々が集まりました。

行政の方も、事業の協議会の方も、林業関係者の方も、口を
そろえて。

「こんなニッチなセミナーに、
100名以上もくるなんてスゴイことだ。」

それだけ、いま、森に関心があるのでしょう。

企業の森、世界遺産の森、水源地の森、林業地域の森、
に対して
堂々とこうだと、いいきれない、いわゆる一般的な地域の「田舎の森」。

そんな地域の森に誇りを!
そこからスタートした。

大月市の市長の基調講演で、環境問題に注目されている世間の
動きから、森林の多面的機能についてご説明され、大月市とし
てのその機能の発揮に向けた動き、山梨県の環境税の導入にも
触れながら、山梨県神奈川県との流域との連携も視野に入れ、
森林資源の活用についての方向性を示唆されました。

私は、パネルディスカッションではコーディネーターを務めさ
せて頂きました。

パネラー 
 <行政の視点から>石井 由己雄(事業管理者)
 <消費者の視点から>白川 恵子(生活協同組合コープやまなし 理事長)
 <木材流通の視点から>長田 助成(甲斐東部材産地形成事業協同組合 理事長)
 <森林林業の視点から>相馬 保政(大月市地区林業団体協議会 理事長)


石井市長からは、
旧500円札の裏側にある、大月の森林(雁ケ原摺山)から見た富
士山を代表に、美しい富士山が見えるこの大月で育った森林資
源には物語があると、「PR力」と「経営力」を高めるご提言を頂き、

白川さんからは、「顔」の見える関係性の構築をと流域での連携や、
具体的な経験の中や全国の事例を織り交ぜつつ、森と川と海の繋が
りをご提案を頂き、

長田さんからは、木材価値という視点にギュっと絞られたお話を展開
されながら、日本の杉と檜、伝統的な木造住宅がいかに素晴らしいか
をお話されながら、銘木産地にも負けない大月の檜や大月の杉のよさ
をPRされ、

相馬さんからは、恩師林という歴史ある森を守ってきた文化や時間の
長さに触れながら、林材業界の不透明な部分をよりクリアにしていか
なければならぬというお話を頂きました。


相模川・桂川流域の源流に当たる、その笹子地区で幼少時代をすごさ
れた市長と、本事業の協議会の会長の二方が中心となって進んでいる
事業に、それぞれ関係するあらゆる人々が、大月の森林資源に注目し、

観光地として、
水源地として、
林産地としてのゾーニング(選択と集中)をしっかりしていきながら、

相模川水系には130万人の方が住まわれているわけで、
しっかり地域に目を向けて、そとに発信し、
関係性を外と構築しながら、
大月ならではの「森林」づくりを展開していければとまとめました。

個人的には
「恩師林」を知っている人は、会場の9割以上おりましたが、
山梨県有林(恩師林)が取得しているFSC認証については会場の
1割ほどしか知られてない。


「組織力とPR力」

まさに市長の力強いメッセージから、森を媒体に、色々と人の
つながりも増えていければと応援していきたいと思います。

本日は、ありがとうございました。




編集 / 2009.12.05 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
twitter 古川大輔
プロフィール

古川大輔

Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

ご感想ご意見などは、ブログ内の返信ではなく、
こちらEメールにてよろしくお願い申し上げます。

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