【エチカの鏡】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
NHKプロフェッショナル、テレビ東京カンブリア宮殿、そして、
今日は、フジテレビ、タモリの「エチカの鏡」とまぁ「林業」
が最近よくよくテレビに出る。

先々週の雑誌SPAにも森林崩壊など、企業の森がらみも
含め森林・林業が極めて注目されているのがよくわかる。

注目のされ方は多様で
 1地球環境の視点
 2雇用の確保の点
 3新しい生き方(Iターン)の視点

その他、二酸化炭素の視点、木材そのものの産業として視点
(ここはまだまだ弱いかな)など色々とあるが、注目される
ことはありがたいことです。

何年か前には、「この仕事が、注目される業界でありたい」
と僕のクライアントのとある社員がいっていましたが、家庭
の事情で転職されたもの「おぉい、もう少し踏ん張れば、今
こそ踏ん張れば・・・」と呼び戻したいです。(いつでも、戻っ
てきてください、Kさん笑。)

今日はエチカの鏡。シングルマザーという「生き方」という
視点からの「林業」を取りあげられていた。

林業という仕事
「その1みちづくり」
「その2木を倒す(間引く)」
「その3倒した木を丸太にする」

などとわかりやすい説明を加えながら、登場した川越幸美
さん(43)という二児の母の生き方(エチカ)が紹介されて
いた。


「筋肉がつきました、半袖はきれません笑」

詳細は省きますが、家庭での苦しみ、そして子どもへの
愛や、自分の仕事、そして林業との出会い、その生き方。

「自分がやったというのがわかる仕事ですから」
とか
「出来高制だから、力がつけば月80万円もありえる」
とか
「子どもを育てるのと木を育てるのは似てるんです」
とか、

何よりも映像からイキイキしている姿がわかるのが
こちらにも嬉しく、エチカのテーマである「いつもブルー
マンデーのあなたへ、明日から一週間頑張ろうという
気持ちにさせてくれる番組」というのが、林業を通して
よく伝わったことだろう。

もちろん、国内林業が全てそのような出来高制がある
わけではないが、あくまでも素晴らしい前向きな地域
から、こうやって情報を発信し、そして彼女が管理され
た森の木を使ってみたいという人も増えていくことで、
循環型の美しい日本を「宮崎(都城)」から発信できる
といいですね。

今までは森林林業の「周り」に着眼してくれたが、入口は、
なんでも、とにかく中身は、そろそろ「直球」で林業を伝
えてもよいという時期なったのでしょうか。

現実も理想も見せたところに次のステージがあるように思
います。なによりも、娘さんが母を尊敬するその姿に家族
愛が垣間見られ、本当に素敵な番組でありました。


スポンサーサイト
編集 / 2009.03.29 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【高野町「森林セラピー」】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
まだ諸事整理できておらず正式な発表はできてないのですが、
株式会社トビムシに、高野山事務所を設立し、高野町森林・
林業に関する支援を行うことになりました。(こちらには、私
が入ることになりますが、他2名程、人員募集中です。)

お大師さま(弘法大師空海)が嵯峨天皇から高野山を賜り、
ここ真言宗の総本山として開かれて、もうすぐ1200年になりま
す。2016年にその1200年の開創法会という大行事に向けて
高野山も千年、二千年の時代を超えたコンセプトを構築中。

高野山の「尊厳護持」というテーマに、環境と宗教の融合。大
いなるテーマのその理論と現実に向き合い、いま文化教養面の
みならず、精神面でも高らかな領域を創造すべくことも必要と
されています。

これは、全てが必要必然。その意味を紐解きながら、この紀伊
半島における、世界遺産の霊場での仕事を全うしていきたいも
のです。真言宗の教えから仏教を知り、精神世界をしり、ただ
いま勉強中ですが、自殺が多くなった世の中へ、何らかの仮
説もここで得られればと「いかせ命」という真言宗の標語にも、
僕らに意味を語られているように思っています。色々な視点
からも、高野町の森林が、何かお役に足ればと考えています。


そしてここは真言密教の道場としてのみでなく、私が着目して
いる視点も多々あります。その一つ、今日は「多様な自然」。


本日、高野町森林セラピーがあり、和歌山県のマチの方々が
参加された。高野山を歴史的側面しか知らぬ方々が、高野山
の森を詳しくする現場のインストラクターの話に魅了されていま
した。


「高野山にこんなところがあったんだ!」

と参加者も喜ぶ。新しき「共利群生」の世界を後世に。それは、
人々の営みの結果が、この高野山を守る人々の残してきた賜物。

090324B
◆フキノトウ

090324C
◆クロッカス

090324A
◆ヤマネコヤナギ

090324D
◆セラピーで深呼吸


このセラピーコースは、他にも素敵な魅力がありますが、
新緑芽生えるころや紅葉のころが最も魅力的となるでしょう。
今度は高野山独特の植物も伝えていけたらと思います。詳しくは、随時、
情報開示が出来次第、徐々にまたお伝えしていきます。


  高野山千年の森
こちらもご覧ください。


編集 / 2009.03.24 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【カンブリア宮殿 速水林業】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
「カンブリア宮殿 速水林業」について。

相変わらずの速水さんであった。株式会社トビムシは、株式会
社森林再生システム(速水氏代表)と業務提携を結んだので、
今後トビムシ自体ができるパフォーマンスも様々多く提供でき
るだろう。

その速水さん、16日のカンブリア宮殿に出演。最高級の檜を育
てる悠久の森の番人として紹介。流石の名ゼリフが連発だった。


「木を育てるというのは、自分の作品をつくるようなもの」

「素晴らしい檜は、日本刀のように艶かしい美しさがある」

「アラスカの原生林を守るため、  
    だから、私たちの山を育てていくことに意味がある」
 (日本商社が原生林を買いあさるから、
           日本人にこちらに意識を向けさせていく)

(古川の解釈)

どれも素敵な速水節であったが、私がもっと記憶に残ったのは
このシーン。

「どうして速水さんのようなところが他にないんですか?」
                             村上龍

というところである。



「彼らは、できない理由を探すんです。」


と。


ここまではよくわかる。できる、できない、ではなく、やる、
やらない、でやらないひとが多いのは、何も林業業界に限
ったことではない。それを、速水さんは速水さんの独自の
経験から、少々小さな憤りと共に業界に応援をしてくれた。


「たとえば私がね、
高性能林業機械に関しての講演で、
僕はお金を頂いて講演をしているのに、講演後、
僕に話しかけて 
(何か、学んで帰ろうというのではなく)
「私の地域は、これこれで、できない」
といちいち話してくるんです。
つい、日本的な(悪いほうに)逃げ込む。」

「(林業が盛んな)北欧だって負のところはある、
実際マイナス20度の場所で作業しているとか、
木の成長速度が遅いとか、
いろいろいったらきりがないんです。」

スカっとした。


こういうところから、江戸時代から続いている
速水林業の「尾鷲檜」の美が継承されていくのだろう。

また、この番組でよかったのは、リアルな数字を出してい
くことをしながら、林業の夢と現実を提示してくれたこと。
何よりも「いい杉檜」をつくり、それを「世に送り出す」ん
だという強い情熱を忘れないこと。

村上龍も小池栄子も「ホンモノ」の「林業」に触れたことだろう。
芸能界にもこういった世界が大きく口込みで広がると嬉しい。
第二の速水さんをサポートしていくことも僕らの仕事であろう。

速水さん、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

編集 / 2009.03.22 / コメント: 1 / トラックバック: - / PageTop↑
【天竜美林で植林deダイエット】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
天竜美林(日本三大人工美林)にて、フジイチ主催の植林ツア
ーが行われた。天候にも恵まれて、鶯(うぐいす)が「ほ~、
ほけきょ」と鳴くこの山にて、林業という生業の真実を伝え、
みなで汗を流した。

素晴らしい晴天、私は新幹線からみえた今日の富士に感動。
富士は日本一というところで、「富士一」から「フジイチ」とい
う社名。国内でも珍しい、植林から製材まで「林材業」を請け
負う民間企業であり、志の高い人が多い。

090321a
◆本日の富士山@新幹線内、新富士駅付近。


どうも地球が病いになったのか、温暖化ということが理由なの
か、ここ浜松市の今年は、梅と桜がほぼ同時期に咲いている。

090321o
◆浜松市天竜区で、私にとって
今年初の「桜」


今回の植林ツアーは、私が多々お付き合いのある方々もおよび
し、工務店、大工、製材所の方も遠く他県から、フジイチへと
集まって頂いた。

スタッフを含め総勢50名ほどで、天竜の美林「熊(くんま)」
へ。天竜は、「柴」「月」など漢字一文字の地名が多い。ちなみ
に浜松市天竜区月という地名だが、青看板で県道360号には「月
まで3km」という看板があり話題になっている、これは余談。

tsukimade
◆月まで3km



では、いざツアースタート!



090321m
1.天竜の歴史を説明
 (昭和30年代の「映画」を見て植林や林業の凄さ・深みを知る。
 これを見れば、日本の杉檜を安く買おうという気はなくなりますw)
  

2.自動車にて山林へ



3.鍬と苗を背負って、徒歩で植林現場へ
  (20分くらいは歩く)


090321j
4.山主(山林所有者)の挨拶
  連綿たる想いをつむぐ、僕らの植林も
  未来の美しい森づくり、美しい檜をつくるために

5.フジイチによる「檜」「杉」林業の説明

6.植林の実演とその説明


090321k

7 いざ植林!
090321p
檜の「表」面を谷側にして植えます。


090321n
 ~休憩~絶景でお弁当を(ホント絶景です)~



090321i
8. 時々、植物や鳥の説明


shuugou
9.2~3時間汗を流して、山で集合写真
  かなりの急斜面、お疲れ様でした。


090321e

10.下山し、製材工場のご案内(希望者)
  ここで、今日は偶然のゲスト、
  遠く三重県の大工さんのご説明がとても刺さる。
  「こんないい木を使って家を建てたいなぁ」なんていって頂ける。
  やはり、いい家には、いい山、いい木、そして、いい大工(設計士×工務店)
  消費者視点で教えてくれました。 
  私も案内のサポートをします。 

090321g
11.集合写真(個人的に・・・)


さて今日は、少しマニアックな写真をご提供しましょう。
帰りの話です。フジイチのIさんがどうしても
見てもらいたいという山を通りました。


090321c
見上げている先はの森に何があるのか?

090321b
現在、特別に意識してつくった施業中の山林です。
ココには多くの狙いがあるのです。
何が普通と違うのでしょうか。

少々見難いのですが、
木の一本、一本が見えるところと、見えないところがあると思います。
見えるところが、比較的、強引に手を入れた「多間伐」の山です。

美しく手の入った山は、日の光が地面に届き、下草も生え、生物も多様になり、
根が張るため土壌流出も防げるというのは一般的な話ですが、やはり、いい
木材(美しい杉檜)をつくるという視点をもってして、それから、なるべく長期的に
コストをかけない山づくりをつくるためにも、「戦略的な施業(管理)」として、この
ような意図的に多めの間伐をしています。
10年、20年、50年100年単位で山林の管理を戦略的に行う地域は少なく、
その長期的な戦略にのりながら時流適応をしそれぞれの時代にあった
付加価値を提供する。


天竜の方々は
本当に「木」が好きな山主が多く、
こうやって育てればよい「森」になるぞとか
こうやって育てればいい「柱」になるぞぉとか
こうやって育て続ければいい「木目」がでるぞぉとか、
また、色々な植物の知識や鳥の知識に詳しい人も多い。
素晴らしいバランスが取れている。

日本の森をあきらめない。
それが天竜(フジイチ)にはあります。

そして、「発信する」ということを忘れずにいて、
私は、常にこういう素晴らしい山林、素晴らしい人達を
応援しながら、よい情報を徹底的に伝えていきたい。

本日もありがとうございました。


追伸

「帰宅して体重を量ったら一キロ減っていました。
ちなみに、夕飯をガッツリ食べた後に量りました。
◎女性参加者にも好評 「植林 de ダイエット」

090321h
◆筆者、帰りの新幹線にて。








編集 / 2009.03.21 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【川上村へ】
カテゴリ: 地域ビジネス(地域資源、観光、農業)
川上村へ。

本日は、わが第二の故郷「川上村」へ、ご挨拶&情報収集に。
私は川上村の観光PR大使「かみせ大使」でもあるから、現況
が気になる。

役場には、偶然にも、僕と同い年が3人もいるから、学生時代
からお世話になっている中で、公私混合というか、なんという
かほんっとに仲良しで、いつもお世話になっている。感謝。
昨日も、泊めてくれてありがとう♪子どもが大きくなりすぎて
ビックリ、いつもT家にいくと子どもが欲しくなる笑。


今朝、副村長、企画財政課長、産業振興課長、他職員にご挨拶
をし、新会社の説明や「共有の森ファンド」の説明、その他地
域の現状などをお伝えして、川上さぷり、ホテル杉の湯なども
尋ねた。

ちょっと嬉しかった話を。

企画課のMさんの席をお借りして、ちょっと作業をしていたと
ころ、

「いや~、大輔、この案件、この雑誌に載ってから、
             毎日のように役場に問合せあるんよ。」

と教えてくれたIくん。

田舎暮らしの本(宝島社)」に、川上村の空家紹介(住まい
るネット)について掲載された。立ち上げ当初プロジェクト
にかかわり、当時担当だったNさんと共に形にしていった。

いまや、担当が替わり、そして改善を重ね今に至っている。
もちろん問題はまだまだあるが、都会から川上村へ住まわ
れた人たちの人数を思えば、極めて嬉しいこと。

「お~い、Iさん、
いま、雑誌を持って、
住まいるネットについて、直接、役場に尋ねてきたよ。」

と住民福祉課から声がかけられた。

「ほらな」

いや、何がすごいって「田舎暮らしの本」の威力ですな。という
のもそうだが、僕の学生時代、小学生だったSくんが役場職員
になり、しっかり対応されていたことが嬉しい。また色々教え
てくださいな、Sくん、Iくん。


今日も、桜井市の大好きな「いこい寿し」に寄って東京へ帰る。
いつもありがとうございます。

~川上村写真~

090318c
◆川上さぷり「展示場」
構造スケルトンが魅力の展示場兼事務所です。
その構造スケルトンは、是非、現地にいってご見学くださいね。
大きな吉野杉の「梁」「桁」が魅力です。

090318a
◆おしゃれな煙突口
いわゆる無節といわれる
節のない吉野杉の白い肌でデザイン。
これをとって冬は薪ストーブ?!


090318b
◆「土倉翁造林頌徳記念」
吉野林業を全国へ台湾へ広め、
吉野林業全書を残た川上村の偉人
「土倉庄三郎」の記念碑。
ちなみに、昨年の夏に、彫りなおしと文字の追加が行われました。

http://blog.livedoor.jp/kawakamimura/archives/51367271.html

http://blog.livedoor.jp/kawakamimura/archives/51368456.html






編集 / 2009.03.18 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【いいものを挽き、いいものを使ってもらう】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
本日はアミタ西日本営業所にて、国産檜の製材所のコンサルテ
ィング。含水率やヤング率について、知識強化をするとともに、
それをどう営業に生かすかをギチギチと社長と詰めあった。


「わかったつもりでも、わかってないんですね。」
「知識量ってのは、つまるところ、営業力の強化なんですね」

という、すごく勉強好きな素敵な社長。家族経営という規模で
ありながら、有名な社寺仏閣から、一般住宅まで「無垢」の
「檜」を収める製材&製品販売会社。最近は工務店サポートも
工夫している。

本当に「木」が大好きなこの社長がこういった。


「古川さん、
 建築業界が不況の中、
昨今は、製材所がドンドンと潰れていますが、
イイモノを在庫管理しながら、
お客さんにきちんと対処していくという商売をしていない。
やはり、
大工さん、工務店さんに、
最後は「あそこはイイものがある」かどうかをみられているし、
あの人なら信頼できるという
担当者の人間性しだいなんだなと
改めて認識しています。」


素材仕入力、目利き力、在庫管理、大工工務店支援、納期、
山林、木、家の知識力、とにかく顧客発想で経営力を高めて
いかなければならない。

「なにもしてないでまだ潰れてないんだからこの業界は
恵まれているとも捕らえられますから」と。

せっかくのこの出会いを、形にし、日本の杜、日本の檜の文化
を質実剛健に伝えていきたいと、大阪にて。

本日は、カンブリア宮殿(テレビ東京)にて、速水さんが出演。
感想は別の日に。
編集 / 2009.03.16 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【耳学という地域のコト】
カテゴリ: 地域ビジネス(地域資源、観光、農業)
(本日の一枚)
白い車のボンネットに飛んできたテントウムシ。
春が来た。
090312



本日は、西粟倉村へ。トビムシメンバーと合流し、村のおばあ
ちゃんが切り盛りするお好み焼き屋さんで昼を過ごした。晴れ
やかな天気の中、清流のせせらぎが聞こえる。



僕たちトビムシ3人のために鉄板に両腕を広げながら、特選のお好み
焼きを焼いてくれた。同時に、何度かなる電話の注文にも答えつ
つ、忙しく腕を振われた。

素敵なおばあちゃんだ。ここには書けないことを含め、村民な
らではの視点、女性ならではの視点、鉄板を挟んだ向こう側か
ら、気さくに僕たちとお話をしてくださった。


口から耳へと、
人と人の信頼から生まれる実情を聞くことを「耳学」という。

本に書かれた実学よりも、ブログには10倍くらいの最新情
報があるだろうし、ブログに書かれたその10倍くらい、ブ
ログには書けない「耳学」の裏事情、本事情があるのだろう。


孫が、東京から3人やってきた。そんな風にみえるのだろう。

「おいっしぃ!」
「またきます!」

「待ってますよ・・・」ほんっとに素敵な方である。ちなみに
600円でこんなにたくさん!ってほどの量と美味しさがある



ついに木薫のWEBページが刷新されオープンした。今後もっ
ともっと顧客接点を創造し、無垢の木に触れ、西粟倉の森を感
じていただく人が増えていければと願うばかり。最速の製作と
迅速なご対応、Aさん、本当にありがとうございました。

http://www.mokkun.co.jp/

最後に、聞いて驚いた。あのおばあちゃん、70歳くらいかなと
思ったら、なになに、もう90歳になるくらいのお歳だったとい
うことに!




編集 / 2009.03.12 / コメント: 1 / トラックバック: - / PageTop↑
【植樹にみるその持続可能な未来】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
本日は、ご支援先にて「植樹祭」が行われた。田植えをした先の
未来は秋に米になることがすぐに想像できるが、木を植えた先に
は、どんな未来があるのだろうか。何があるのだろうか。

それは、美しい山となる。

美しい山とは何か。

 
 ・木の根が張って土砂流出の防止機能をもつ
 ・生態系が豊かになる
 ・美しき山林としての景観構成をなす
 ・人が精神的かつ文化的な恩恵を受けられる
 ・二酸化炭素の吸収をしてくれる
 ・樹種によっては伐採し加工されて人々の暮らしに役立つ


など様々な意味合いを持つわけだが、これも「植えっぱなし」
ではまったく持ってして効果がないのである。

もう何度も何度も昔から私は言っているが「イオン木を植えて
います」というプロモーションに対して、私たちは、とっくの
とおの昔から地域の山林を愛し、木を植えてきてますよという
現場の山林関係の職人には光が当たらない現実に矛盾を感じつ
つ、今のこの仕事をしている。

例えば、ローマ帝国時代の貴族らのように「食うために吐く、
吐くために食う」という贅沢の象徴としていわれた揶揄を、勘
違いしたのか、昨今の植林ブームは「植えるために斬る、斬る
ために植える」とも言われかねないと。

「植えさえすれば、美しい」という世相にも乗った植樹でなく
「山づくり」という長期的な施業の中での一部として、この新
しい「いのち」の始球式である植樹祭であった本日。


私も一緒にお手伝いを共にした。



090311a

今回、植えたモミジは、専門的に言えば、針広混合林という山
づくりの方法で、高く背伸びをした杉と杉の間に、等間隔に植
えられた。

杉が植えられていた場所に、杉を間伐して、その間に、2種類
の「もみじ」を植えていった。

030911b
 1イロハモミジ

090311c
 2オオモミジ(ノムラ)

きっと将来、根がしっかりと張り、杉の木に囲まれながら四季
折々に色合いを放ちち、人々の心の癒しに貢献するような山とな
るだろう。

植えた先の未来を想像しつつ、美しい山々を創造してこそ意味
をなす植樹。ここに植えた後に、ずっと管理し守り続けるプロ
たちがいるのです。

本日もありがとうございました。


090311b

編集 / 2009.03.11 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【経営力をつけること】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
<法人・業界のかた向け>


林業、製材業、木材販売業、経営上大切なことは、中長期のビジョ
ンや戦略を立てた上で、以下のフレームにおいて事業を進めていく
ことである。

1マーケティング(売モノ+売カタ など)
2マネジメント(数値管理+組織管理 など)
3オペレーション(日々の実働の、動き方、廻し方 など)


コンサルタントによって違う言い方はあるため、詳しい説明は割
愛するが、基本、この枠組みは、全てのビジネスにおいて一緒で
ある。もちろん、業界によって違うとか、会社によって違うとか
あるが、違うのは「力を入れる」ところが違うのみである。

最近、天下伺朗(著)の「非常識経営の夜明け」にあるような非マ
ネジメント経営のススメ的な本が売れているが、それはあまりに、
インターネットのためのインターネット、ITのためのIT、調
査のための調査、が横行しすぎたゆえの新時代到来の知らせとい
う視点であるだけであり、もともと「数字」が得意な方が少ない
森林・林業・木材の世界においては、一度、そろばん勘定をしっ
かりと頭脳に溶け込ませるべきである。

私も共にご支援先の数字を頭に共有化できるよう、「数字」の作
業を忘れぬよう心がけている。

特に、具体的な業務の繰り返しのみでカオス状態になっており、
利益が得られず苦しい経営状況が続くことの中でこそ、その数
字の見える化「表とグラフ」に意味がある。

そこで、重要なポイントをあげておく。

1 数字は社員全員が共有する
2 業務(事業)ごとに担当をつける
3 毎月、担当が報告し、空欄に「手書き」で数字を手書きで書く
3 すぐにグラフ化し「分析」と「考察」を行い
4 次月に活かす

これを理想として、組織力(経営力)の強化をしていく。

勘と経験の世界に「数字」を投入することは、日本の森に対する
文化への冒涜かもしれぬが、健全な利益あってこそ、持続可能な
暮らし、地域の山林が保全されていく。


理念なき利益は犯罪
利益なき理念は寝言


理念(想い)と利益(そろばん)の両輪をつねに心がけて。
編集 / 2009.03.10 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【経験則と日常】
カテゴリ: マネジメント/自己成長
先週の金曜日、トビムシ社員に「古川くん、最近会社にいるけど、
大丈夫?」と冗談で言われた。「会社に出社している方が仕事をし
ていないんじゃないかと不安に思う」と仲間がいう笑。

今日から、6泊7日です。


(東京)⇒和歌山⇒和歌山⇒大阪⇒岡山⇒静岡⇒静岡・・・の予定。


船井総研時代、上司が全国を渡り歩きコンサルティングしている
のに対して憧れていたが、いざほぼ出張が当たり前に自分もなる
と、気付いたことがある。

「僕は、出張に憧れていたのではなく、
               非日常に憧れていたんだと」


たまに出社すると気分転換になり嬉しかったりしたのである。

それは、ひとつひとつの具体的な経験の積み重ねから、ふと、
ある一般化(本質)という事象に繰り上がった経験でもある。

これが経験からのルール化。

一つの価値観に到達するとは、経験しかわからない。すべてが
帰納的。かつて出会った外資系不動産会社のSさんにも「古川
さんって、全部、帰納的だね、演繹的でない。だからこそ、な
んかス~っと入るというか」

もっとも「昨日の演劇って何?」みたいに意味がわからなくな
っている自分も、事実の積み重ねしか理解(本質)はないんだ
といつも思っている。

っと現場にいって、クライアントに「甘い!」と怒られる経験も
しながら、一緒に動いていく、そんな感覚が毎日を奮い立たせる。
本日もありがとうございました。
編集 / 2009.03.09 / コメント: 1 / トラックバック: - / PageTop↑
【町田を応援する地域再生コンサルタントの理想(夢)に向けて】
カテゴリ: 地域ビジネス(地域資源、観光、農業)
私が、この仕事で、評価を頂く2つの言葉を紹介したい。


1「大輔!この地域に住んでくれよ!」
2「古川さん、この地域を好きにならんでくださいな」


この仕事をしている以上、クライアント(顧客)との関係性は、
基本的にはビジネス(利益)が根底ではないのである。

理念ベースである。そのベースの中で、地域の人に溶け込ん
でこそ結果(利益)が出るし、ソト者ワカ者バカ者である私を受
け入れてくれてこそ、地域再生に結果が伴う(可能性が高まる)。

だから僕はお酒が好きであるし、飲んで、地域の人達からの
お智恵などを拝借する笑。

これは地域に関わらず、会社・企業でも一緒である。
前職時代、当時の沖縄のコンサルティング先に挨拶したところ
「え?古川さん、転職って、うちの会社ですよね」なんて言われ
恥ずかしながらも幸せなことと思っている。

ただし、この関係性の次にあるのが、実は「2」の「この地域
(会社)をそこまで好きにならんないでください」という、あ
くまでもコンサルティングのプロとして外側の視座を持って、
われらを改革し続けてくださいというメッセージ評価。


永く付き合うほど結果も出るかも知れぬが、こういったコンサ
ルティングのジレンマも生じるのだが、0から始まれば、1を
経由して、2になるのが理想的なのだろう。

その中で、1でもあり2でもあるのが私の地元「町田市」で
もある。一度ソト(大阪)に出て、今は都内で働くも、町田
によって育てられた自分は、町田が好きもあり、少し客観的
にも見ることができる(と町田の経営者にご指摘いただいた)。


FC町田ゼルビアがJリーグ準会員になり、今日はその関係
者との情報交換やスポンサー集めの提案を、町田で飲み語
りあった。素敵な経営者2名は、いつだって僕の応援したい
人達。


さて、町田駅を歩くと2011年Jリーグ構想とあるが、
今年、JFL4位以内に入ると、2010年で、J2に昇格してしまう!
さぁ応援しよう。

ゼルビアに
あの会社がスポンサーが決まったとは嬉しい。

企業スポーツが低迷している今こそ、
企業スポンサー主体ではない、
県庁所在地ではない「地域」チームとして、ゼルビア町田は、
Jリーグに新しい挑戦をしていく。
編集 / 2009.03.07 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【マーケティングとUSB】
カテゴリ: マーケティング/営業
                <法人・業界のかた向け>

私がよく伝えている経営のフレームに「売り物」と「売り方」
というのがある。船井総研時代の大先輩に教わった、あまり
にも脳みそがスカっとする切り口だが、商品力がいいからと
いって営業(利益)に繋がるとは限らない、世の現状を想い
知らされた瞬間でもある。

ところで、「浜崎あゆみ」が何故、売れているのかということも、
マックス松浦氏のプロデュースというのもあるが、競合として
考えられた場合、鈴木あみ、安室奈美恵、の商品力が落ち
たことによるタイミングのよさも含まれていると考察されている。


そして消費の3原則「必要性」「欲求性」「物語性」というの
もあるが、とりあえずは割愛して話を進める。

いまマーケティング発想は林業・木材の世界でいま極めて
大切。今日も異業界の情報交換をHくんと1時間だけの夕飯
にて丸ノ内にて行った。

ちなみに、いつもの3つのフレームで伝えてみたい。

・USB(HACOA)
 http://www.hacoa.com/contents/products/index.html  
記憶媒体(必要性)+デザイン性(欲求性)+木のこだわり(物語性)


・浜崎あゆみの新しいCD(NEXT LEVEL)もUSB

・ロイドフットウェア(靴屋)のこだわり
  履物(必要性)+デザイン(欲求性)+職人こだわり(物語性)


HACOAのUSBは、極めて有名だが、最初に買った時点で
こだわりや使い方のFLASHデータが内臓されている。なお、
無垢の木であるから、呼吸をしており、湿度によってはキャップ
がしまりにくくなることもあるなど、手入れの仕方まで丁寧に
説明している。それが必要性あるパソコンの記憶媒体であり、
あとは4P(商品、価格、販路、広告)的な思考で戦略を構築
すれば、確実に、理念と利益が融合した素晴らしい商材となる。

最近出した浜崎あゆみのCDといっても音楽もいまやデータの時代。
USB付きなのである。あゆの曲付きUSBなのか、USB付きの
あゆの曲なのかわからなくなるが、必要性とのマッチングは、
消費機会を増加させる。


さらに、最後に。ロイドフットウェア(靴屋)の接客は極めて
優しくないと評判がよくないという。「あ、うちはね、履き心地
を求めたらよくないよ、デザインにこだわってるから」だなんて
いうらしいが、そもそも絶対に履くという必要性消費である靴だ
からこそ、こだわり訴求にポイントを絞っても顧客は逃げない。


なんて、酒を飲みながら、語る。
仲間は色々なところにいる、いつもマーケティングは
脱業界発想、色々な事実を知る、ちょっとしたフレームワークをいれてみる。
いやいや、友人と語ることから。

遠くの同業種
近くの異業種   そんな友をもとう。
 
編集 / 2009.03.06 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【おおきなきがほしい】
カテゴリ: 本・映画・ニュース・メディア
本日は、船井総研のデザイナーと食事。お互いに鼓舞しあった。
Yさん今後ともよろしく。こちらの話題は割愛。

さて、昨日のことだが、ツリーハウスクリエーションの方と出会った。

株式会社ツリーハウスクリエーションはツリーハウスクリエイタ
ー小林 崇を中心にオレゴンで培った知識と感性、国内外における
制作実績をもとに、ツリーハウスのオンリーワンブランドとして
活動するプロ集団。アートとしてのツリーハウス制作と関連事業
を通して『自由と非日常へのあこがれ』を自ら体現し、『遊びの
価値』を提案し続けています。

http://www.treehouse.jp/news/ より)

原宿には「ヒマラヤスギ」を囲んで、実際にツリーハウスモデル
体験ができるカフェがある。木の上の家にて、唐沢敏明さんが、
木の上の家を造られたこの代表と出演されたCMは記憶に新しい。


事業の内容などは割愛するとして

「うわぁ!欲しい!!自分が!」と叫んでしまったが、実は、
まだまだそれほどの広がりがない部分の実際に、何故だろう
とずっと考えていた。

私が欲しいと思った大きな理由に、「おおきなきがほしい」という
絵本を、読んだからであり、少し特殊なのかもしれない。みな、
この本を読んでいたら、違っただろう。

またここにて出会うとは思わなかった。こんな木の上での暮らしが
できたらいいなと少年時代に想い描いていたこと。

「絵本」の「力」

ツリーハウスさんのほかの活動の素晴らしさはもとより、もう
一度「子供」「教育」「自然」というものの原点をみたように
思う。楽しいんだ。


090304b
「おおきなきがほしい」
グリとグラについで好きだった。

編集 / 2009.03.05 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【都庁から明治神宮の森を眺める川上村の山守さん】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅

本日は、吉野郡川上村の視察団の方々を、都内の木材関係イベント
に案内し、コーディネートをしたが、最後に東京都庁に足を運んだ。

「東京ってやっぱすごいなぁと、森林組合の方や山守の方が言う」

確かに、聳え立つツインタワーの都庁は素晴らしい。


私はこういった。

「Sさんね、
 ずっと東京にいて、こういうところで育っている人は、
 これが当たり前で、
 吉野の山を体験すると、皆さんがこの都庁ビルがすごい
 と思うのと同様に、感動するんです。
 それが8年前の僕(インターンで川上村に行ったとき)なんです。」


と町田市小山町の田舎育ちだけど東京っ子ぶってみた笑が、
まさに「日常」と「非日常」の違いでの「すごい」という単語なのである。


さて、都庁に昇ると「明治神宮」や「赤坂御所」「皇居」などの
緑が見える。そこでも、川上村の山の方々はこういう


「この森(明治神宮)は何町歩(ちょうぶ)くらいかね?」
「どのくらい石(コク)数になるかい?」
「立米(りゅうべい)でいくらかな」

おいおい笑。
この都会的景観が素晴らしいとかじゃなくて、やっぱりそこを軸に
見てしまう彼らは、職業病だなとお互いに大笑い。

明治神宮の森は、すべて人の手で植えられて作られたものであり、
造園学上にも極めて有用な資源(資産)であるのだが、あくまで
林業視点になっちゃうから面白い。



090304
花粉の少ない森づくり募金
(都庁の展望階で)


編集 / 2009.03.04 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【いつもプラス発想で。】
カテゴリ: マネジメント/自己成長
本日、竹村真一先生と弊社代表の竹本とディスカッションを行った。3時間に
渡る打合せの後にこういわれた。


「古川さん、仕事ほんっと楽しんでるね!」


多分、日本にはこんなすごい林業関係の方々いるんですよ!っと楽しげ
に話していただけだと思うが、こういわれると恥ずかしながらすごく嬉しい。

実は比べるのはおこがましいがちょっと影響された最近のテレビドラマ「
RESCUE 特別救助隊」があった。こちらを、ふと見たときだった。


ある青年救助隊員が、とても自信なさそうに、そして、つらい顔をし
て救助に当たっているときだった。上司にあたる役者さんが、こう
叫んだ。炎が飛び交うなかで、瓦礫の中に入っていくシーンだった
か、



「ばか!おまえなんて顔してんだ!
               救助されている人が不安になるだろ!」



この言葉は、ドラマの前後を見てない方には陳腐かもしれぬが、
すごく仕事上でも関係するものだと、自分のココロに刺さった。

前職の船井総研で「素直・勉強好き・プラス発想」を叩き込まされた。
プラス発想、明るい、元気というのは常々、仕事の源泉になる。

たまに、ある素材・木材商の経営者様から「ふるかわクン、景気
悪ぅなったけどどやね?」と聞かれる。

こういうときに待っているのは冷静な経済分析ではなくて、僕の
周りで明るい結果、楽しい世界を伝えていくことなんだと知るま
でに時間がかかった。経営コンサルタントとは、経営者の心の
背中を押すこと。話がずれた。

本日はビジュアルの重要性と日本文化の重要性とがマッチして
いく、そんな未来を楽しみにしてみたい。

習いは古きに
創意は新しきを   (三澤千代治 200年住宅 HABITA 理念より)


竹村真一
http://watashinomori.jp/go/image_itv_02.html
編集 / 2009.03.02 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
twitter 古川大輔
プロフィール

古川大輔

Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

ご感想ご意見などは、ブログ内の返信ではなく、
こちらEメールにてよろしくお願い申し上げます。

ブログ内検索
最近のトラックバック
ブロとも申請フォーム
月別アーカイブ