【東京の遊び方(3つのイベント巡り)】
カテゴリ: マネジメント/自己成長

「刹那的ポジティブライフ」

これは生き方の提唱。

人の命は儚く、人は死に向かって生きている、極論いえば死ぬ
ために生きている。大学の講義で「何のために生きているか」
と尋ねられ「死ぬためである」と力説したあの助教授の伝えた
かったことが今分かる。3年前にはサッカー部の先輩、後輩、
4年前は大学の同級生、最近は父が亡くなった。みな突然だ。

明日はわが身。
だから刹那的になる。


しかし、明るく楽しく生きる。つらいことも、すべてが必然必
要、そしてプラス発想。前向きに捉えるとすべて人生が心地よ
くなる。明日とは明るい日。すなわち、未来は明るい。

だからポジティブライフ。

それらあわせて「刹那的ポジティブライフ」って名付けてみた。

orではなくてand。orの不快、andの快感。とにかく、あっちか
こっちかじゃなくて、あっちもこっちも。迷ったら両方やる。
両方いく。二兎追うものは一兎も得ずということわざのせいに
して逃げないこと。これは明らかに両方選択すると「義にそむ
く」ことだけに使おう。とにかくand。刹那的ポジティブ。


今日は3つのイベントへ。


1.JAPAN DIY 
  HOMECENTER SHOW 2008
      幕張メッセ(千葉)


2.『デザイン物産展ニッポン』
            銀座松屋
     http://designcommittee.jp/bussan/index.html
主 催 日本デザインコミッティー
コミッショナー ナガオカケンメイ
会場構成 隈 研吾        
その他協力デザイナー 深澤直人、佐藤卓、原研哉ほか

3.「川ガキのいるところ」
  村山嘉昭 屋外写真展
  東京ミッドタウン「ミッドタウン・ガーデン」



まず

1.
幕張メッセはDIY&生活関連企業が終結する日本最大の展示会。
大工道具から建材、ペット用品まであらゆる分野での展示だ。
全木連もブースを出していて、今までお会いしたことがある人
や、また新たに出会った人と縁を広げた。東大の某研究室も出
展していて、DIYと材木の新しい接点を勉強できた。ちなみに、
DIYは、Do it Youself。自前手前でやりましょうってこと。


2.
銀座松屋は47都道府県の代表的なデザイン性&芸術性高き
物産や雑誌などの紹介イベントであった。

各都道府県から5つの出展があり、
それぞれに

1)その土地らしい伝統工芸。
2)その土地に昔からあるもので
  デザインが加わったもの 
3)その地で生産される食品・昔から有る食べ物、飲み物に
  デザインが加わったもの
4)その地ならではの有形、無形の産物(建造物、祭り、人物など)
  その土地にもともとなかった
  新しいデザインや新世代に向けられた新しいその土地の動き。
5)各地のタウン誌・その土地のためのメディア 


ということで
奈良県は、


1)吉野杉箸 (吉井商事)
2)豆水玉がま口 (中川政七商店)
  奈良晒の老舗で(遊・中川)というブランドを展開。
3)かさねの色目飴缶 (中川政七商店)
4)匠の聚 (川上村) パンフレット
5)naranto(ナラント 地域雑誌)


川上村の芸術家村、匠の聚(たくみのむら)が出展された。前
もって川上の職員さんより「行ってきてぇ」って教えてくださ
って足を運んだ。感謝!47都道府県のすべての1)~5)が
魅力的であったし、デザインの深みをまた学べた。しかも、こ
れら物品は後に購買できる仕組みにもなっていたし、会場では
セミナーもあった。私は物品すべてが乗った本を買ったが、銀
座松屋の展示場で、全国の埋もれている地方の宝たちが、各所
で輝いていた。


詳しくはこちらへ
匠の聚のブログ
   http://www.takuminomura.gr.jp/modules/takumiblog



3.
その後は、東京ミッドタウンへ。その横の小川ストリートにて、
「川ガキのいるところ」野外展示を見てきた。縦横2m×1.5m
ほどの大きなシート写真が展示されていた。六本木の街中で
「川ガキ(川で遊ぶ子ども)」の減少を嘆き、環境や子どもへ
想いを訴える。



080830a
■写真展の趣旨など


080830b
■意外と溶け込む


080830c
■徳島の子ども。海部川


「今夏、そんな川ガキたちが、
東京ミッドタウンへ遊びにきました。
彼、彼女たちの笑い声に耳を澄ませ、
あなたが大切にしている川への想いを馳せていただけたら
こんなに嬉しいことはありません」


そんなとき、一人で鑑賞していると、かわいい若い女の子が私に
「写真とってください。」って。こんな女の子も川ガキに興味が
あるのか?と思ったら、やっぱりミッドタウンのほうをバックに
撮ってくれって、そりゃそうか。悔しかったので「これね、知り
合いの写真家で、こっちもどうですか?」って「なんじゃそりゃ
笑」一度しか会ってないんですが、村山さんの写真をバックに写
真を撮ってあげました笑。


「どこからきたんですか?」
「広島」
「君は?」
「私はこっちにいて、
 彼女を東京案内してあげてるの」

そのあと僕とも一緒にどうですかなんていえずに町田へと。
ううん、充実した午後だった。午前中は仕事をしたし!
素晴らしい土曜日。


そういえば急に大雨が降って昨日タクシーに乗ったら「東京
はね、住むとこじゃないね、稼ぐとこ、そして遊ぶとこ」と
いう。確かに東京にいたらいわゆる遊びもいい。

でも僕は今日は満足。入場料や交通費も含めて全部で三千円
くらい。すごい楽しい遊びである。3つのイベントとも、ま
さに「~習いは古きに、創意は新しきを~」という言葉を、思い
起こした。
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編集 / 2008.08.30 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【リトルスミス】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅


本日は弊社専務より紹介いただいた長崎県の行政関係者と、
電話にて意気投合。私と五島列島の話も専務がしてくださってい
たおかげで、話がしやすかった。(ありがとうございます)。
長崎の地域振興の話に絡めていけたら、父も喜ぶだろう。

さて、21時まで仕事。企画書作成をようやく終えて、来週か
らの出張支援準備を終えたのち、同期と食事。場所は神田。転
職した岬君が熊本からやってきてちょいと懐かしいメンバーで
語る。


「変わった?」

「変わってない?」

「お互いの未来はどこへ」


相変わらずの岬君でよかった。「熊本いぃよ~」心から伝わった。


その後は銀座へ。桜製作所の企画室長とリトルスミスへと足を運ぶ。
以前も書いたが、あの地下の洞窟バーは、隠れ家的でありかつ、素
晴らしい空間がそこにある。O君とも行きたかったが、O君は今日
は沖縄。(会えずに残念だといってたよ。)



「ここは、時間を買いに来ていますからね」


接客いただくバーテンダーも非常に紳士で優しく気遣いが抜け
めなく、お話し上手でもある。ふと店長がこの雑誌を見せて
くれた。

「アメリカの某飲食雑誌に載ってですね、 
    これをみて、アメリカからお客様が来たんです。」



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■bon appetit(September 2008)
アメリカの有名なやや富裕層向けの
アメリカでしかない「食道楽、旅のグルメ雑誌」
左のページの洞窟のような店舗が「リトルスミス」です。
最近掲載されたばかり。

http://www.fujisan.co.jp/Product/1281682183/
bon appetit


080829a
■桜製作所(高松)の机、
 ジョージナカシマのイスが並ぶ
 バーテンダーも若い。
 料理もおいしくパスタが人気。



素敵な空間、素敵な仲間、素敵な時間。

人生で一番幸せなこと。
同期とも会い、また実感した。


そして小さな背伸びだけれども、日本の技術とか文化とか、西
洋のブランドとか本物志向の自分磨きをまた繰り返したい。
あの人に追いつきたいなぁそんなことをふとまた思った。


リトルスミス。A社のTさんも連れてってといってましたので、
ぜひいきいましょう。あぁなんで男性ばかりか涙。ダンディな
男性と綺麗な女性が多いですが、男性だけでも楽しめます。
店長は「mimi」さんといいます笑。とてもフレンドリーです。


銀座とかバーとかの世界が
それが森林と木材と技術と繋がっていく。

それが森林と××。


桜製作所はメイン、ブラックウォールナットですが、
日本の森林、国産の木材とも繋がって欲しいかななんて。
本日もありがとうございました。



【LITTLE SMITH】
 東京都中央区銀座6-4-12
 KNビル地下2階 
 03-5568-1993

編集 / 2008.08.29 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【矢場とん☆名古屋の老舗】
カテゴリ: 本・映画・ニュース・メディア


名古屋の「食」といえば、ひつまぶし、エビフライ、味噌煮込
みうどん、みそかつ。

そして、みそかつといえば「矢場とん」
そして、「矢場とん」といえばみそかつ。

最近、韓国の某飲食店が豚ちゃんのキャラクターを物まねして
ニュースになって若干、有名になった。

とんかつでビルが建った。創業50年からの急転換。10年で
6店舗、年商17億円に急成長。隣の席は明らかに大阪からの
若いお客さん、僕とTくんは二人で「わらじとんかつ」をガッ
ツリ頼み、2枚のロースを一枚ずつ味噌とソースとで堪能。地
元にも観光客にも愛される。


080824z
■わらじとんかつ

11時30分なのに、ビルの周りに人の列。ビルの壁には、こ
こまでで待ち時間10分、ここまでで待ち時間15分と書いて
ある。ついつい店舗においてあった



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■脱・家族経営の心得
 名古屋名物みそかつ矢場とん 素人女将に学ぶ
 (藤沢久美 幻冬舎)」


を買って読んだ。2代目社長の奥様が、経営革新をしていって
家族経営から企業経営へと変革していった50のショートスト
ーリーで経営の視点よりまとめられた書。脱家族経営といい
つつも、会社への哲学、商品のこだわり、社員へのまごころ、
そういったものに「愛」がみえる。


ただこの本は、脱家族経営というよりも、外から来たヒトが改
革にどうやって漕ぎついて、どう実施してきたのかという点が
多く、外様の女将さんの生き様集という趣が強いが、すごく、
ストンとくる内容だ。

50の中で私が記憶に残り、7ほど軽く紹介。



16.新人賞をもらった子にはモンブランの万年筆
   新居を建てたばかりのMVPの子にはテレビ。
→お金ではなくその人にあったモノをプレゼント
⇒会社の儲けをどのように社員に還元するか。


22「矢場とん」だけじゃダメなんです。
 あそこに行けばおいしいものが揃っているよっていうことが
 大事だと思うんです。

→名古屋駅への出店のときに、うちだけではダメ。
 ひつまぶし、味噌煮込みうどん、などあってみんな束ねて
 名古屋めしっていぃ!っていう場所に出店した。
⇒カリスマ的なお店が一店舗あっても
 商業施設は繁栄しない。
 それぞれの店舗の総合力で、「名古屋のめし」の魅力を出す。
 (筆者)


28.みそかつと私たちがいれば、そこは「矢場とん」なのです。

→串かつの矢場とんからとんかつの矢場とん
 とんかつの矢場とんからみそかつの矢場とん
 と変革してきた
⇒「名物」「老舗」とは、変わらないことを意味するのではありません。
 常に時代に受け入れられる存在であることを意味するのです(筆者)


29.いい意味で一流をめざしていくというスタイルは崩せない
→うちのすスタンスをもち、ワガママ客は排除する。
⇒商売人とは、相手の懐に入るのが上手な人でありながら、
 決して人に流されない人(筆者)

38.独身の子たちには、早く結婚するなって言ってます。
(この章の内容は深いです。)
⇒会社を支えているのは従業員だけではありません。
 従業員を支える家族もまた、会社を支える存在です。
 

43.あなたたちを生活させるために
   串かつを何本うらなきゃいけないと思うの。
⇒教育とは、格闘による、信念の伝承です(筆者)


45.観光客ばかりではダメ。地元に愛されなかったら
  そんなのは「矢場とん」じゃない。


などなど
  
あとは気になるところが、いっぱい、最初に一読すると
40分くらいで読めるのだが、す~っと入っていく。


理念、商品、接客、人材、組織、財務、すべての視点で、
具体的に分かりやすくポイントが抑えられていて、また、
当たり前なんだけど、当たり前がギクっとする素晴らしい
矢場とんのストーリーに触れられた。日報制度のススメ
もあるし、脱マニュアルの話もあるし、経理の話もあるし
儲けのコツもあるし、とにかくわかりやすくて面白い。

女将さんばかりで2代目社長へもっと光を当てて欲しいな
という個人的な感想はあるにしろ、

ぜひ、小さな経営者、脱家族経営を目指すトップ、大企
業の部署のリーダー、飲食経営関係者にお勧め。
8月に出版されたばかり。

                おぉ45分たった。
                  このあたりで。
                    
矢場とん
・1947年創業
・名古屋市矢場町の老舗味噌カツや
・ナゴヤ球場で「串かつ」を販売して以来急速に周知
・とんかつでビル
・ナゴヤ駅エスカ店の出店
・04年東京銀座に進出
・08年中部国際空港に出店
・カンボジアに学校
・本店店舗に中日の選手のユニフォーム
・店舗に白黒の歴史写真、「豚」のキャラクターで統一

          http://www.yabaton.com/

編集 / 2008.08.24 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【夏祭り=生命保険×地場工務店】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅


本日はご支援先の話。

夏祭りイベント、一部だけ披露(笑)。ブログを見れば、そ
れが伝わるでしょう。とにかく素晴らしい「夏祭り」。


*素晴らしさその1
~社員みんなで準備、社員みんなで集客~

集客・・・OB客、見込み客の両方を集客
手法・・・WEB、ブログ、DM、前回見学会からの導線
       電話フォロー、直接訪問など

親近感、安心感で、顔と信頼を売ることから。みんなで楽しもう
というコンセプトで広がった。以外にたくさんいらっしゃった。



*素晴らしさその2
 ライフプラン将来設計を見せる。

午前中は、某生命保険会社のファイナンシャルプランナーによ
る、ライフプラン設計についてのセミナー企画。

 ◆賃貸とマイホームどっちがいい?
 ◆そもそも住宅ローンって何だ?
 ◆ローンだけじゃない、教育費、生活費、老後の資金の計画は?
 ◆生命保険と今後の暮らし。
 ◆100年住宅と100年家計について。

生保の営業はしませんという「但し書きつき」で個別の相談や、
今後のライフプランの立て方のご提案をし、もしよければ生命
保険の見直しやよい商品の紹介をするという内容であったが、
計算ソフトを使ってプロジェクタやホワイトボードを使って非
常に分かりやすい講演であったし、工務店との協業としての営
業ご支援。


お客様の声としては

「いや~、老後が心配だったんで、これが聞けてよかった」

「賃貸とマイホームの違いが
 保険の面で考えたら、早く買ったほうがいいってよくわかった」

「住宅ローンだけじゃなくて、
  教育費や生活費を考えた設計が必要だってわかった」

「知らない保険屋さんだと騙されるとか心配だけど、
      (工務店さん)の紹介だから、安心できるかな」


と声もよかった。

家を買う中でいつも申し上げている住宅10のニーズポイント
の一つである「資金計画」とは、住宅ローンだけでなく、今後
どんな必要な経費がかかるか、それからどんな暮らしに夢を、
もっていくかがポイントだ。

そこがわかり、生涯アフターフォローをするという地域密着性
親近感というのがポイントとなる。私もライフプランについて
は、かなり勉強になった。


*素晴らしさ3

湿度を調整したり、シロアリ対策、シックハウス対策としても
快適性を担保する土台下の会社オリジナル製造の、地域の里山
から贈る「敷炭」が商品力の一つとして魅力がある工務店であ
るが、その墨を使ったなんとオリジナル「炭カレー」と、無添
加パンの焼き体験などバーベキューでおいしさ満点。

従業員さんが汗を流しながら、机もイスも、従業員さんや大工
さんたちの手作り。丸太と材木が並ぶ工場のスペースに、頼も
しいイベント会場でワクワクした。



*素晴らしさ4

やっぱり遊びだ。

子どもや大人も本気になって工具を使い、竹とんぼや笛をつ
くったり、滋賀県の檜で作ったスノコづくりをしたりと、参画
型のイベント。見込み客とOB客がまざって、この親近感、に
ぎやかさ、今後ずっとお付き合いという、大手工務店にはなか
なか出来ない接点をしっかりと築けただろう。


終わりにヒグラシの鳴き声。
名残惜しかった。


「今度はいつどんなのありますか?」


お客さんのほうから聞かれて、戸惑うほど笑。暮らしに夢を、
会社との関係性にも夢と喜びとワクワクを。長いお付き合いが
あってこその「家づくり」。保険会社さんの協力もあって、そ
して社員や地域の人の協力もあって素晴らしい夏祭りが出来た。


商品力強化に余念なく。
その上で、
イベントの企画(しかけ)
そして集客(販促)(しくみ)を。
キッチリと楽しんだ、いい夏だ。


詳細はこちら
          http://maruto.shiga-saku.net/
編集 / 2008.08.23 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【桜と菊と私@高松】
カテゴリ: 地域ビジネス(地域資源、観光、農業)


本日、大阪での予定が延期になり、愛媛から大阪への途中とい
うことで、香川高松に寄ってみた。

高松市内の菊池寛通りに、菊池寛の生家がある。
そのすぐ横に、桜ショプ(桜製作所)がある。

菊池寛といえば「父帰る」が私の記憶にある。家庭を捨てて出
て行った父と家族の再会の戯曲。家族とは何か。怒りと憎しみ
と愛情の物語。たった数ページの小説だったが、つい先日、父
の本の片づけをしているとき発見して読み返し父の深みをまた
味わったが(10分で読める)、こんなところで菊池寛と再会
するとは思わなかった。

桜製作所。20世紀を代表する家具デザイナー、ジョージナカシ
マの日本で唯一のパートナー工房。最近、公私ともども仲良く
させていただいている桜のKさんに、高松のショップ、そして
本社の製作所を案内いただいた。ショップには会長のコレクシ
ョンらしき菊池寛直筆の「われ事に於いて後悔をせず 菊池寛」
という色紙があった。

その憧れの永見会長とも出会い、84歳とは思えぬ元気さと、設
計デザインをしているそのお姿と、本物への嗅覚とセンス、そし
て世界観の広さ、骨董品などのコレクションたちに感銘した。

永見会長は、無知蒙昧な私にもやさしく接してくださった。


以前も書いたが、あの銀座のリトルスミスの空間は、ここから
生まれている。木の世界の深みはここに来ないとわからない。
一脚20万円以上するブラックウォールナッツのコノイドチェ
アなどナカシマの不朽の名作は、何度座っても心地いい。私は、
アームがメープルで出来たラウンジアームが一番好き。

今年の11月14日

本社に、ジョージナカシマ記念館(設計は永見会長)が開館する。
まだ建築中であったが、完成を楽しみにまた足を運んでみたい。
香川には、イサム・ノグチ庭園美術館、地中美術館(ベネッセ・
安藤忠雄)、そしてジョージ・ナカシマ記念館(桜製作所)あり。


香川といったら「うどん」と答える人ばかりであるが、
まず
香川といったら「桜製作所」であると伝えていきたい。

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20080806000105
【四国新聞社】
編集 / 2008.08.20 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【夏の川遊び】
カテゴリ: 本・映画・ニュース・メディア


川は泳ぐのではない、飛び込むのである。

ダムができる前の奈良県吉野郡川上村。
2000年夏、ギリギリの体験を私は楽しんだ。

さて今日、日テレのDASH村で、大自然の飛び込みポイント
を紹介していた。ワクワクドキドキと田舎のよさ、その醍醐味
を伝えてくれた。山口くんは愛媛県の海や徳島の吉野川水系で、
城島リーダーは静岡で、日本の田舎の清流に、飛び込んだ。


・愛媛県今治市・瀬戸内海燧灘(ひうちなだ)にある芸予諸島の無人島
・静岡県賀茂郡河津町を流れる河津川
・吉野川に355本ある支流の一つである赤根川。
・吉野川本流の大歩危(おおぽけ)・小歩危(こぽけ)
・静岡県浮島海岸
・富士川にある天然の飛び込み台「鷲岩」。


http://www.ntv.co.jp/dash/tetsuwan_new/past/2008/0817/02/01.html

↑ここに紹介されているが、
ここでは、全然、臨場感&緊張感&恐怖感は感じられない。
ただテレビでもかなりのものだったし、現場はもっともっといわ
んやおやだろう。

ふと思い出した。

京都のアミタ持続可能経済研究所で、たまたまお互いに
出会ったのだが、村山さんという写真家のこと。

川ガキを撮り続けている。川で遊ぶガキんちょをターゲットに
写真を撮り続けているが、一度出会っただけで十分忘れられ
ない存在となり、ファンになった。



http://www.kawagaki.net/
「川がき」



私の修士論文も「子どもの川遊び」を徹底的に追ったのだが、
このテレビ、この写真家、忘れてしまった何かを思い出させて
くれる。

しかし、これに対して負の想いもある。奈良県吉野川の宮滝とい
う某有名なポイントは、毎年1人ほどは溺れて死者が出る。私も
よく近くを通るが、一度も飛び込んだことはない。死者がいると
聴いているからだ、にもかかわらず、連日夏は大賑わい。


地域で育ち、小さいころから水を知らされ体験してきている子ど
もは違う。しかし、たいがいソトから来た人が無謀なチャレンジ
をして命を落としている。そのため地元で遊泳禁止になった地区
もある。

テレビでは、田舎は素晴らしい、外で遊ぼう!飛び込もう!とい
うことを伝えたいのだろうが、これ自体は大賛成。ただし、事故
にならないためのレッスンや、地域の人がいないなかでは飛び込ま
ないようになどテロップはなかった。

実は、なぜこの川遊びが減ったのかというと、ダムや河川の環境
の変遷というよりも、実際は、社会的要因も意外と大きいのだ。

昔は、小さいころから、地域地区のおっちゃん、おばちゃん、お
にいちゃんが子どもを「実は」見ていた。そして、子どもの名前
が書かれた札をもっていき、見守りのおばちゃんに渡してから遊
ぶという、川ゆき札という制度など、その地域それぞれの子ども
を守る文化があった。

この川ゆき札という地区活動で、札ではなく縄であったにしろ、
実は遠くはなれた十津川村にもあった。私は、かつて一戸一戸
尋ねて聞き取りに回ったのだが、実は、平成に入ると夫婦共働き
になったり、地区のお兄ちゃんも子どもを見なくなり、その制度
が崩壊していった。

環境と社会の構造変化における
川ガキの減少はきわめて問題である。

そこにも、この川遊びの魅力をしる。

だからこそ、清流を残そうという動きと、もうひとつ、地区地域
の人たちが大切に子どもを守りながら(当の子どもたちは守られ
ているという認識はなく、自発的に遊んでいるというバランスが
必要)、社会的な基盤も大事だということに気づきかれたい。


今年川上村役場に就職した杉田くん!
7年前。
僕が学生のとき、
君が6年生のとき
「おら~、みんな飛び込め~」って
同級生10人くらいと僕で
吉野川の支流の上多古川で飛び込んで遊んだの楽しかったなぁ。



★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
「川ガキのいるところ」
村山嘉昭 屋外写真展

期間:2008年8月11日(月)~31日(日)
場所:東京ミッドタウン「ミッドタウン・ガーデン」
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
編集 / 2008.08.17 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【虫の目、鳥の目、私の目、友の目】
カテゴリ: マネジメント/自己成長


よく云う。細かいところを見る力の「虫の目」。全体を見る力
「蝶の目」。しかし、何をもってミクロかマクロか。詳細か
全体かという線引きとは意外としっくりこなかったりする。


そんなときこそ「友の目」だ。


今日は、大学サッカー部時代の京大の友人・戦友と神楽坂で軽
く飲んだが、彼とは最近久しぶりに、ある相談に乗ってもらっ
てから再び仲良くなった。感謝している。

最近は、彼からこんなメールをもらった。

>フルに再会できてめっちゃ感謝しています。

>この数カ月で私の考え方、行動が大分変りました。
>正確に言うと、今まで半分本能のままに楽しみながら
>研究やビジネスをしていたのですが、社会的な事を
>次世代のことを常に考えるようになりました。

>利益と理念の共存が必要。これは刷り込まれました。

>このようなポジティブな影響を受けている人は、
>山のようにいると思います。


こんなメールをもらい、死にかけた僕の目を元気にさせてく
れた。ありがとう。またそれよりも、どう考えても彼の研究
内容、探究心、ビジネス意欲が高く、僕のほうが刺激を受け
ている。土壌汚染関連の専門家で日本有数の研究者だ。でも、
農業やりたいっていうヤツで、農業土木学会に所属していた
だけに同じ視点を持っている。

また、アドバイス上手なやつで「フルにもうちょっとマクロな
視点があるといいね」とアドバイスも頂けた。ソトからの人、
色々いってくれる人。

彼らがいてこそ「虫の目」「鳥の目」となる。


虫の目×鳥の目
友の目×僕の目


ぎちぎちにならずに、楽しく、ゆるりと生きていこうかなと、
少しだけ思った。その後は、Rの嫁さんの紹介。幸せになって
欲しい。心から思う。ピアノやらなきゃ・・・涙。


編集 / 2008.08.14 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【関が原】
カテゴリ: 本・映画・ニュース・メディア


通勤の電車では本。これが鉄則。
久しぶりにまたスピードを上げて関が原を読んだ。

本や映画というのは、あまりに宣伝が多いと先入観が入るし、
あまりに内容がわからないまま入ると、持ちが乗り切るまで
時間がかかったりする。

乗りかかったら止まらなくなった。
「関ヶ原(司馬遼太郎)」

徳川家康と石田三成という主役を
家康側の本多正信と三成側の島左近という二人の側近参謀にし
っかりと光を当てることで、関ヶ原合戦の歴史的事実の陰なる
部分を掘り出してくれている。

それが関ヶ原(司馬遼太郎)。

これは、この4人を中心とした人間ドラマであり、関ヶ原の戦
いが、戦争(戦術)というより、政治であり、その政治の裏側
にある、人の心を動かすということがいかなることかという、
「竜馬がゆく」や「峠」のような男とはこうあるべき!という
すがすがしさではなく、別の、ドロドロ劇を感じる。


(第一巻の時点で・・・)

また人を動かすというテーマでは「項羽と劉邦」も面白いが、
こちらは人徳か威厳かという相反した性格を対比的に描くこと
で、トップのあり方とは何かを問うべく物語でもあったが、こ
ちらの趣向はやや異なる。

理念と利益。
正義と勝利。
表 と 裏。

家康と三成。
正信と左近。

本の全体の所感は読破後にまた書くとして、とりあえず、なん
だかもやもや感があるままにサクっと全部読んで、(私個人的
には)経営支援に落としこめるようにしていきます。



『本日の学び』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
関が原より

■「世の中の律義者には、ふたつの種類がある。
 (ひとつは)本物の律儀者、これは魅力はない。
 いま一つの魅力のある律義者とは、
 その内容は奸佞(かんねい)の心を抱き、
 虎狼の心をもち、
 しかも仮面をかぶって律儀を売り物にしている者だ。
 家康だな。」(島左近)

■智弁勇+もう一つの徳
 島左近×石田三成
家康に笑顔で挨拶しない三成に左近がいう。

「英雄とは、智弁勇の三徳そなわった者をいう」
「智弁勇だけでは、世を動かせませぬな。
 時には、世間がそっぽをむいてしまう。
 そっぽをむくだけでなく、激しく攻撃してくるかもしれませんな。
 真に大事をなすには、もう一徳が必要です。」
「つまり?」
「幼児にさえ好き慕われる、という徳でござるな」

■「男の最大の快楽といっていい、
  自分が興るかほろびるかという大博打をやることは」
編集 / 2008.08.13 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【上五島(3)】
カテゴリ: ポエム(詩)
080810
■蛤浜(美しい遠浅の海)

今日はこの五島でのとある地区の子供。

ここは家の目の前が海であり、
深さ5mくらいもある防波堤があるところ。

そこに「ナイスばでぃ」はある。

父が公私ともどもにお世話になっていた。
最後、長崎空港まで見送ってもいただいたので御礼をしにいった。

http://www.nice-buddy.com/

080810b
■なおき号 海上の浮かぶ子どもの城


その近くに、上の写真である「なおき号」がある。

近所のおじさんが地域の子供のためにと作った。
地区には同年代の子供さんが、結構いる。

それにしても防波堤の目の前にその「なおき号」があるにしろ、
海に浮かぶ遊具の城。

深さなんと5mほどと。
子供に危険がないだろうかと不安になる。

しかしそこの若い奥様はこういった。

「いえいえ、もうね、
        小さいころから海にほおり投げるんですよ」

そこで、泳ぐというよりも、
飛び込んでも、浮き上がるという、
必須な能力を身につけさせる。

もちろん、海は怖い。
それも教えもしながら、
本当に小さいうちから海を体験させる。


「おかあさん、ゲームが欲しい。」

「え~、いつやるのさ?
       海に行けんとよ・・・」


「そうだよね・・・(あきらめる)」


それほど、子供が海で遊ぶのが大好きになっている。

子供3人の若い夫婦。
ダイビングサービスで経営。

子どもとゲームと海。

海を友達にすることを教えながら、海と過ごす。

海と遊ぶことの幸せを教える。

夏休みもずっと海に潜って遊ぶから、
地区の子供は遠浅の美しい海はつまらないっと、
そういう海には行かないらしい。

たくましい。
たくましくなるだろう。


編集 / 2008.08.10 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【上五島(2)】
カテゴリ: ポエム(詩)

小さな小さな私事です。

本日は五島に着くや否や単身赴任先の父のアパートを片付けた。
仕事道具、衣類、家電製品、各種書類などなど見ていたら切りが
ない思い出の品々もあれば、こんなのもあったの!?と驚きモノ
も出てきた。

ひとつ「これが古川良寛だ S51.3.25」
ひとつ「2冊のメモ手帳 2007 2008」


まずひとつ。
父の父である私の祖父が学校教員を退職したときの、生徒から
のメッセージ記録があった。こんなものを取っていたのかと思
うと父がいかに、自分の父を尊敬していたのかが改めて知った
し、また、学校の先生になりたかったとも言っていった世話好
き父の原点を垣間見たのである。それにしてもジイちゃんもま
た熱血教師だったんだなぁと今更ながらに知る笑。


それからもうひとつ。
2冊のメモ手帳。この日報メールは父にも送っていたのだが、
ほぼ毎日にわたって僕の文章のメモを取り、手帳に記録してい
た。こんなもの発見してしまったら見た瞬間にこみ上げるもの
があった。いつもダメ息子だと怒られてばかりであったが、そ
の嬉しい現実を知った。

地方・地域のこそ「美しい日本」の宝あり

会して議せず
議して決せず
決して行わず

やらずに悔やむよりやって悔やむ(岬太郎の父)

消費の基本要素
必要性、欲求性、物語性

などイッパイ書いてあった。一度たりとも父に褒められたこと
がないが、岬太郎の父とまでメモる父に、父自身の勉強好きと
いう姿まで知ることができたが、もういない。

でもなんだか右斜め45度後ろにいつもいるような感じがする。
もう少し、もう少し、父と話をしたかった。

夜は、父の五島の会社の社員さんと、
行きつけのすし屋さん「真寿美」で食事をした。

前日まで元気だっただけに、
ちょっと前までのその思い出話に花が咲き、そして酒が進んだ。


編集 / 2008.08.09 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【上五島(1)】
カテゴリ: ポエム(詩)

地域活性化というテーマを一本入れて書けるかどうか。

無理かな。今日から4日間、単身赴任先の父のアパート片付け
や会社への挨拶や各種片付けに回る。

羽田空港、スカイマーク、最終便。

お盆前の帰省で飛行機も満席、
そして博多港から五島へと向かう船、太古も満席。

太古においては、
普段イスがありゆっくりと景色が眺められる場所もイスを外に出して、
雑魚寝させるほどの込み具合。


キャンセル待ちでなんとか寝台に乗れた。

雑魚寝の場所は、
船に弱いひとはやはり酔う。
堂々とゲロ用の洗面器がいたるところにおいてあるのは笑える。

「五島列島知ってる?」

と聞いたら誰かがこういった。「それって、国後、択捉?」と。
おいおい、それは北方領土だろというんだ!

下五島(福江島、久賀島、奈留島) 五島市(人口4万4千)
上五島(若松島、中通島)     上五島町(人口2万6千) 

を中心とした長崎県西部地域であり、ちなみに五島列島といい
ながら、中通島のさらに北部にある小値賀島、野崎島、宇久島
や、上記5つの島の周辺の小さな島々約150を含めて五島列
島といい、そのほとんどが西海国立公園に指定されている。

美しき海
美味しい魚
キリスト教会
遣唐使と空海
五島牛
五島椿
五島うどん
石油備蓄

さて、私は太古号が博多港を出てしばらくはデッキに出て福岡の
明りを見て潮風に吹かれつつ携帯電話でも知人にかけたりする。
色々な人と話せること、ありがたい。

           明朝6:00「新上五島町の青方港」に着く。
編集 / 2008.08.08 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【マチムラの住職さん。】
カテゴリ: 地域ビジネス(地域資源、観光、農業)
080806
■了明寺(長岡市滝谷町)
美しき荘厳たる庭に、
滝谷町の由来である「滝」「谷」が借景としてみえる。


今日は広島の日。曇り空でなければB29は、新潟に落ちてい
たといわれていた原爆の日に、父の故郷である新潟県長岡も、
若い稲穂の香りが漂う、暑い夏だった。

今日は新潟県長岡へ。88歳の父の母(私の祖母)への挨拶、
戸籍謄本やらなんやらで長岡市役所、そして「了明寺」へとい
った。

実は、父の葬儀で、父の実家のお寺さんの住職さんが来てくだ
さったのである。そこは、新潟の長岡市滝谷町。ちいさな田舎
町。ついこないだの5月に、父の父(私の祖父)の13回忌が
あって、父はそのお寺さんに法要で長岡へ帰っていた。

そこの住職さんとは仲がよく、そして父も小さい頃は寺子屋の
ような存在であった地域のお寺によく遊びに行ったりしていた
という。

いい距離感があったのだ。


通夜の日程が2日前に決まったその夜、私は、「私たちが紹介
する住職さんは一般にかかるお布施は20万円くらいですが、
○○万円で呼べます」という葬儀の業者さんの安さ感演出をさ
れているとき、ふと私は、東京のその業者さんに、


「あの~、
    新潟の長岡から住職さんを呼んでもいいですか?」



といい、その業者にも事情を話したところ「ぜひそのほうが
いいです!!」といって頂き、私はすぐ電話をした。



「いつもお世話になっています。
    滝谷の古川伸一の長男の大輔です。実は・・・」


と父の急死を伝え、是非とも町田まで来ていただきたいと伝え
たら、無言になった。しかし、すぐにこういっていただいた。



「ぜひ、いきます。
     いかせてください。」


知らないお坊さんにお経を上げられるより、そうやって新潟の
田舎から東京へ出てきた父に対して、田舎のお寺の住職さんに
お経を読んで頂いたということは、父も安心して浄土に帰られ
たと思う。何よりも、聞きなれていたその住職さんのお経は、
私や母や妹にも、とても心地よかった。


今日は、そのお礼と49日の法要について話をした。住職の奥
様に「町田での葬儀」の写真をお見せしたわけだが、私にとっ
て「いなか」に行くと、よくこのお寺にいって、住職さんのお
話を聞いたり、お墓参りをしていただけに、安心感がある。

最近は、ホームページも開設されたそうだが、そのお人柄や
お寺の理念を知り、ちょっと遠くの町の方もやってくるそうだ。


「それでは、また。9月13日に。」
「住職さんこそお体に気をつけて」



教育の崩壊とか地域の崩壊とか言うが、さすが「良寛(りょう
かん)さん」の長岡である。お寺とか、子供とか、仏教とか。

また、自分が忘れてしまっていたことに出会えた。父、そして
了明寺(浄土真宗本願寺派)の住職さんへ感謝である。

ちなみに、13年前に亡くなった私の祖父(父の父)は、古川
良寛(よしひろ)といいます。

編集 / 2008.08.06 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【神代(かみよ)@心斎橋】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
080805
■10m級のヒノキの無垢一枚板。
なんと厚さもすごいことながら、両面が節なしの「無地」です。

どこに住まいがあっても、少しでも会おうか、という気持ちで、
会っていただける人たちがいる。うれしい。最近は、仕事仲間
でかつ男性でかつ理念通じ合える30代というのが多い。

今日、夕食をともにしたのは、心斎橋の神代(かみよ)という
お寿司屋であり、ここの女将さんが弊社の後輩でTさんの親
戚で、意気投合したのが2年前。

もともと、黒滝村の徳田社長と出会ったのもとある会合であり、
ここの場所なのであり、縁がある。ちなみにここの一枚板の檜
のカウンターは日本には10とて数がないであろし、この後ろ
の屏風も一枚の和紙である。


「話題がこれだけで30分はもつ」

お寿司(商品)はもとより、その空間的演出において、もちろ
ん美的空間であることのみならず、接客においても「この和紙
はですね、とか、このカウンターはね」と大将が私たちと語っ
ていただいて会話が広がり、口コミが広がるのはうれしい。

桜製作所とリトルスミスなどの関係も以前日報で書いたが、い
ずれにしろ「木」だけ売っていても、利益が衰退するのみでは
なく、文化も衰退する。店舗を持つなら美しい森と美しい木を。

お互いが
通じ合えばもっといいのに。
森林木材における
究極のBtoBtoCのカタチである。

もったいないなといつも思う。
本日も、ありがとうございました。
編集 / 2008.08.05 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【高野町・副町長とお会いして】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)
080804.jpg
■高野山の奥の院の森で
手前は看板、
後ろは本物の森です。
「生かせいのち」は真言宗 総本山の登録言語です。

その人は64歳。

父より2つ上。父と同じくらいの年齢の人を見ると、私は父を
思い浮かべてしまう。今後もきっとそうだろう。その人は、地
域活性化において行政マンとして数々の前例なき成功事例を、
長野県飯田市で叩き出してきた方・・・・。再開発、着地型観
光、農業体験、インターン、UIJターン。

現在、高野副町長の高橋さん。

いまの高野町町長からの抜擢で、長野県飯田市の元カリスマ行
政職員として退職していたが、いま高野町の副町長になった。
「高橋寛治氏」である。今日初めて出会った。

>(ふるかわ日報6月15日 引用 朝日新聞より転記)
和歌山県高野町は、人口約4千人の町。「日本のバチカン」と
いわれ、世界遺産に登録され日本仏教の聖地のひとつ真言宗総
本山である高野山がある。最近は観光客と人口減少に悩むが、
その町の再生を託されたのが、長野県飯田市の元職員で、まち
おこしに先駆的な実績を残された「高橋寛治氏」が副町長とし
て登用。「全山禁煙」構想をうちだすなど、文化財保護のため
の動きなどが動き始めている。


その人である。

飯田市の再開発や観光行政としての革新的な試みのそれぞれに
ついては割愛するが、高野町に対する街づくりへの熱い思いや
その理論と現実についても色々とお話をいただいた。

「予算と権限をとって、市民に渡す これが仕事」

そうおっしゃっていた。行政スタンスと民間スタンスの最適な
バランスを過去の経験と自分の持論のなかにあった。その方法
は、その地域自治区や歴史・文化、住まいと暮らしがあってこ
そであり、すべてが特殊解なのである。

飯田で通用したことが高野で通用するわけではないなかで、
そうはいってもその特殊解と特殊解の根底にある「普遍」を探
す。「地方自治、地方活性化」の一般解を模索しているという。


実は39歳までタダのフツウの公務員だったというが、ある事業
の中で、地域の現場をいろいろ歩いたときがあった。

そこで、とある筋からの紹介で出会ったのが、湯布院、玉の湯
温泉「溝口薫平」氏であった。


「民間の人で、こんなにまで熱く、地域のことを思い、
   街づくりをしている人はいるのか、
  (行政マンとして私は何をしているのだろうか・・・・)」


そこから高橋氏のスーパー行政マンとしての活動は割愛させて
いただいたが、前述のとおり。

ここに書きたくても書けないほどの行政改革の話をして頂き、
「上司と部下との判子戦争」などはw、とにかく情熱と行動力
があり、飯田のまちを多く変えてきた実績に繋がっている。


「私はねぇ、某社の理念とか、Mさんが好きなんだな。」

30代の我々に対して、ご指導とご鞭撻もして頂き、なおもま
た、私たちへの期待もしてくださって、いくつかのアドバイス
もしていただいた。感謝。

真言宗総本山 高野山金剛峯寺のお坊さんの世界と、一般町民
の普通の世界とこれらが融合する世界のバチカン高野町。これ
からが楽しみであるとともに、高橋氏の鞄持ちでもよいから、
真下でその思想と行政スキルをお教えいただきたいなと思い、
私たちは、大阪の難波という「下界」へと帰った。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
http://www.sekaiisan-koyasan.com/ (←ムービー見てください)
http://www.nankaikoya.jp/
http://www.shukubo.jp/
http://www.koyasan.or.jp/

http://www.town.koya.wakayama.jp/
編集 / 2008.08.04 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【一週感(父との別れ)】
カテゴリ: ポエム(詩)
みなさま へ

            (時期が来ましたら削除します)


7月27日に父が海で亡くなり、
31日には無事に告別式を終え、
なにぶん急なことで、意味がわかぬまま一週間が過ぎました。

この度は、
会ったこともない私の父に関して、
たくさんのお香典や弔電やお手紙や当日のサポートをいただき、
まことにありがとうございました。

多くの方に参列いただき、
そして、お手伝いいただきまして、感謝しています。
ありがとうございます。
特に船井総研のチームのメンバー
総務の皆様に置かれましては本当にありがとうございました。

最初に電話で、
父が海で亡くなったという訃報を聞いたときは、
最後まで別人であってくれと願いながら
急遽、父の単身赴任先である五島列島(長崎)に母と飛びました。

五島につくやいなや、
既に棺の中にいた父を見て
現実を知り、ただただ呆然といたしました。

当日、
東京の前職(日本郵船)時代の先輩を五島に案内し、
仲間と父はダイビングをするところでしたが、
父はレベルが高いコースだということで安全のために遠慮し
沖合まで仲間といったものの、自分はもぐらず、
みんなに魚の写真を撮ってあげようと
1人で近くの浅い沿岸を泳いでいたところ帰らぬ人となりました。

62歳でした。

直接の死因は溺死と死亡届にありましたが、
何せもと船長、海の男、泳ぎも達者で、健康ですし、
今年も五島の地元主催のマラソン大会に出場するほどでしたし、
また穏やかな海岸だったというだけに
なんらかの原因があっての溺死ではなかったと思っています。

朝日新聞や長崎新聞や産経新聞では、
1人で泳いでおぼれて漁船が発見したとありましたが
アレは内容が異なります。
新聞や警察の報告とはいい加減なものですね。

しかし
なによりも父はとても幸せそうな顔でした。

その後、
長崎空港まで小さな船をチャーターして頂き、
空輸にて一緒に町田に連れて帰りました。

五島を小さな船で出るとき、
会社の方々が湾岸より、一同敬礼し、消火船の警笛で
送られる姿はまるで映画のワンシーンのようでした。

母と二人で、
「ありがとうございました」
と湾岸に並んでいた社員さん
にむけて叫びましたが涙が止まりませんでした。

本当に尊敬していた父でした。
超えられたくても超えられない感じでした。
子どもが好きだったので
孫の顔を見せてあげられなかったのは残念です。

父の単身赴任は2000年の夏から、五島列島にいきました。
日本郵船の船長を引退し、
2000年より上五島総合サービス㈱で働いていました。
それは、私がインターンで川上村に行った年と同じでした。

仕事はもちろんのこと、
五島の「島おこし」にも尽力していたそうで、
島から若者が出て行かぬようにと、
新上五島町に呼びかけ、
練習船「銀河丸」を島に呼び。
船のよさを伝え、子どもに体験させたり、
その魅力を伝えていたと
社長の弔辞、町長の弔電より知りました。

今度の10月に
またその船が入るのですが、
私も父のその功績と五島の子どもたちを
見にいきたいなと思っています。

もっともっと
父とそういう話をしたかったと残念です。

先日は
私の第二の故郷、川上村で

「あと2ヶ月で父が退職するので、
 この秋に、川上村に父を連れてきます」

といったばかりに、残念でした。

ただ、還暦のお祝いに
家族みんなで台湾旅行したのは
本当に悔いなき親孝行ができたなと思っています。

すべてが必要必然ですね。
その意味を理解するには時間がかかりますが、
父は最大の教育を自分の死を通して
私に教えたかったのだと解釈しています。

何歳になっても
肉体は停止しても父は父です。
私の心の中にいる限り
ずっと生き続けていることと思います。

さて、再度、みなさまへ。

いつもふるかわ日報を
ご笑読いただいている皆様におかれましては、

もしご家族がいらっしゃるのであれば
そのご家族を今以上に大切にして欲しいなと思いますし、

そして
ご自身におかれましては
突然の死の可能性があるということを
いつでもポジティブに受け入れて
明日に悔いなき人生を送っていただきたいなと思います。

もちろんこれは
自分へのメッセージでもあります。

まだまだ未熟な私と共に
みなさまとお互いに、
頑張って楽しく強く生きていければと思います。

今後ともよろしくお願いします。
いつもありがとうございます。


<追伸>

http://www.eneos.co.jp/company/csr/topics/kamigoto/e71_cocstoka_070630.html
左の写真
 一番右側の青い短パンピンクシャツで帽子をかぶっているのが
 私の父です。

五島は本当に素晴らしいです。



【上五島のダイビング】
   http://www.nice-buddy.com/
   

是非、ダイビングが好きな方、
五島にいったら、ここにお世話になってください。
父が仲良くさせていただいておりました。

ダイビングとは別で泳いでいたにもかかわらず、
父のために一生懸命救助に当たっていただき、
また長崎空港まで船を出していただきました。

地元のイケメン&美人夫婦が経営しています。
彼は「てっちゃん」といいます。

素晴らしい五島の海
を体験してみてください。

編集 / 2008.08.03 / コメント: 1 / トラックバック: - / PageTop↑
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プロフィール

古川大輔

Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

ご感想ご意見などは、ブログ内の返信ではなく、
こちらEメールにてよろしくお願い申し上げます。

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