【静かな倒産を目の前にして】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅


日本の森林のために。日本の文化のために。そんな理念でもっ
て仕事をしている自分が、なぜ外材工場にいくのだろう。私は
うまれて初めて外材工場を見た。大変ひいき目にみてもである。
やっぱり外材は品質面で確かにイイ。


下地材ですらここまでこだわるのかと思うほどの品質だった。

(防腐剤が入っているので、匂いはどうも好きになれませんが・・・)


今日出会った2社。社内の他のどの人に紹介できるかも伺いな
がら、今日は話を聞き現場を見ることだけであったが、またま
たすごい経営者。

数日前の日報流にいえば、「すごい!!」だけでいいだろう笑。
ここにもいた!という強烈なフィーリング。

やはり経営者とは別の種族なんだとまた思う。責任の背負い方
が違う、生き様が違う、生き方が違う。発言のひとつひとつが
違う。「宇宙人、地球人、経営者」「日本人、アメリカ人、経
営者」そんな分類にしてもよいのだろう。


やっぱりごめんなさい、伝えます。その方、30代の若社長。


(略・・・・)


そのときだ。小さなおんぼろのオフィスに電話がかかってきた。
ヒアリングをしている際、ちょうど、外材の仕入先の数社につ
いて聞いていたときだ。


「え!!そうですか。はい、はい。」


それはある程度予想ができていた。これだけの外材価格の高騰。
とくにロシア材は戦略カードとしてロシア政府が日本を攻めて
きている。輸出関税率が現状6~7%の間であるが、7月からは、
20%にも引き上げになる。再来年からは80%にともうわさ。

欧州材は全般的に高騰。さらに、このユーロ高である。
もちろん業界全体の衰退もあり、その電話の向こうからわかっ
たがその社長はこういった。



「外材の丸太問屋、今、倒産がきまりました」


いま思い出して日報を書いているが、他人の会社のことで涙が
出そうになったのも生まれて初めてである。別に国産材を応援
しようとしていてもである。なんどもその社長に速報が入る「
負債額」「リスク分散」「戦略・戦術の変更」「自己破産」聞
きたくないコトばかり。日本通運や日本郵船が絡む外材の世界。

その2社が潰れることはないが、実際は実際であった。方や、
緑資源機構と某大臣の自殺、なんたることか。


「ねぇ、古川さん、セミナーで製材工場が日本で8500に
なったっておっしゃってましたよね?調べましたが、確か、
毎年500くらい減ってるんです。」


「一日一軒以上なんですよね。」


「でもね、いつだって倒産って静かなもんです」


そういった。

業界で慣れてしまったという意味でもある。おそらく今日明日
にも業界紙には出るだろう。それでも、その社長(2つの会社)
は攻めている。その内容はかけないが、私が感じたこと。やは
り、潰れるのは外部環境ではない。やはり内部環境にあり。涙
を不幸、ちがう、涙を拭こう。情緒で食えるものではない。


「この業界、利益に飢えているんです。」


この日お付き合い先のホテルから今後の打ち合わせについて、
何度も電話がかかってきた。人情だけで仕事はできない。で
も、自分の理念はずっと崩さない。アドボカシーの論理。誰
のために生きるのか。

「社長!外材が高騰したからという理由だけで国産材をやる
という安直な経営だけは絶対に失敗します。国産材をやるな
ら①②③を必ず取り入れててください」

そして午前様まで語った。さて、淡路島を渡りきりました。
今日もがんばりましょう!
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編集 / 2007.05.30 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【電話の枕詞にメッセージ 岡山視察】
カテゴリ: マーケティング/営業

本日、3件の工場視察&ヒアリング。

もっと若いころ、中学校、高校時代にこれを見て学んでいたら違
った人生があっただろうと。パン工場と日産座間工場しか記憶
にはないが、もっとものづくり日本というならば、工場(工房)
への接触回数が少なすぎるなおと実感。

さてそれは余談。工場を見ればわかるようになった経営力。

丸太の仕入れ先別に色分けをしている某製材会社の原価管理。
外材利用の集成材工場では、強度別に5段階の色分けを木材に
施し、その順番で外側から強く内側に弱くを繰り返しで重ねて
集成材とするなど、工場を歩くことでさまざまな会社の工夫が
一瞬で見て取れる。工夫といっても


①商品力(品質)の強化と
②原価管理(数字)の強化


である。


工場ラインにおいて、製材業で大切なのは、ひとつ歩止まり(
ぶどまり)という専門用語があるが、歩止まり(丸太から製品
になる体積の割合)を上げる工夫というのも、経営者の数字意
識の差も工場を見て、ヒアリングするとすぐわかる。

さらに、バイオマス発電については、銘建工業株式会社さんの
先進的な取り組みはもう日経新聞にも何度かとりあげられるほ
どである。アポなしで伺ったのにもかかわらず、さっと工場案
内をしてくださったのも会社に感謝である。


「こんにちは!たまたま通りまして」
「御社のことは木材利用の先進会社として、
 いろいろと存じ上げておりまして
 大変申し訳ございませんが、工場を少しみたいと思いまして」
「船井総合研究所の古川と申します」

「あ、はい、存じ上げておりますよ。どうぞ」

「え?僕は有名人?」なわけがない!!

「船井さん」のチカラである。

案内なんてしていただけるわけがないと思っていただけに、う
れしかった。木材業界以外では工場を見るなんて技術漏洩にな
ろうが、見せ放題である(ほんとか?)10分ほど案内してく
ださったが視察対応に慣れていらっしゃった。「本来なら社長
の中島が案内するべきですが今日は出ておりましてすみません」
といわれあまりに恐縮。何百億円企業なのにである・・・。


ご対応いただけた後、私の小冊子とセミナーの案内と名詞
とを渡した。名刺に関しては、「二つ下さい、社長にお渡
ししますので」といわれたのにも、一流さを感じた。(→
私もお客様に会い、名詞をもう一枚ください。上司○○に
お伝えしますのでという行動をしてもよいのだなと大いな
る学びだ、まぁ私が社長に名詞をなんてことはないが)


さて今日、実は一番お伝えしたかったのは、まったく別の話だ。
準備不足もたたってか、岡山駅には24時間のレンタカーがほ
とんどなく労を要した。レンタカー屋の看板はたくさんあり、
24時間営業はすぐ見つかると思ったがなく、無駄足を運んだ。

今日の予定では、どう考えても岡山駅には21時を過ぎるので、
なんとしてでも23時までやっているところをと歩いた。親切に
もトヨタレンタカーさんが「○○さんは24時間ですので」と
場所を教えてくださった。むかし中学校時代に「マクドナルド
の店員に、ロッテアはどこですか?」と聞く×ゲームを思い出
した。目の前にあるのに・・・。これは無駄話。


さて、そのレンタカー屋さんで受付しているときだ。



「お電話ありがとうございます。
 24時間営業の○○レンタカー、岡山店△△でございます」


と対応していた。へぇっと。○○レンタカーだけでよいではな
いか、いや違う。他社との違いを明確に電話の枕詞につけてい
たその対応。24時間営業を探し回った私としてはこれまたそ
の対応に、なるほどな~と感心した。(振り返るとあの会社も
あの会社もそうだな~って)

結局、一日色々と工場を見て回ったが、一番記憶に残った学びは
実はこの接客力(電話対応)であったのだ。みなさんの会社、電
話の頭に身近なメッセージをつけるとしたらどんな言葉ですか?


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
岡山県真庭市は進んでる!
 工場見学を踏まえた
 バイオマスエコツアーという観光企画もあるほど。
編集 / 2007.05.29 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【追い風と実際・・・。】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅

ついに「林業界も明るい」というしめで新聞もかかれる時代に
なってきた。時流は、二酸化炭素問題、自然派、本物主義。「
追い風」だという。森林管理・林業に大いに光が当たっている。
それも、舞台にたった主役に当たるスポットライトのように。


緑資源機構の癒着問題をみるに暗い影もスポットがあたってき
たのはその注目度が別に意味でもわかる。世間の着眼点とは、
自分の着眼点ではなく、誰か張本人ではない人が記事に仕立て、
その人が掲げたこと。やはり他人事なのだろうか。

いや。

よい点があれば悪い点も出てくる。それは外部環境としては、
追い風であるも、内部で腐っていればすでに遅しとなろう。
確かにチャンスである。


「資産が隠せるから山はいい」
「組織で動くのが面倒だから林材業やっている」
「どんぶり勘定でいけた」


追い風も内部の実際には、きつい風。この風がピタっと止ん
だ時、たいした強い風ではなかったのにバタバタと倒れてし
まうことも考えうる。いまこそ理念設計、販促設計、原価設
計をしなくてはとチャンスであるいまこそ、キチリと厳しく
実際のひとつひとつを大切にしたい。


追い風のひとつ
お教え頂き、ありがとうございます。

>新幹線の機内誌「ひととき」の6月号に
古川さんが関わっていらっしゃる川上村の記事がありました。
土倉庄三郎 と林業について4pほど解説されています。
美しい森林が表紙トビラにあるのでついつい読んでしまいました。
たまたま昨日東京へ向かうときに目にしたので
ご報告です。(よかったらお送りします)

編集 / 2007.05.28 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【詳細説明は体験を阻害する(うまい!でいいんです。)】
カテゴリ: マネジメント/自己成長



眠い。寝ようかなと思ったときニュースを見たかったのだが、
「東国原知事」と「ビートたけし」がテレビに映っていた。

魑魅魍魎な巨匠と弟子がなんたることを言うかと期待をしてみ
ていたが、さすがたけし様である。ちなみに、その変な漢字。
ちみもうりょうって打ってみたら出た。かけませんね、こんな
漢字。

しかしそんな化け物のような低俗の権化のような世界にも、や
はり筋の通った理論や理屈や人間味があるから、やはり著名人。
さすがである。今日も学びあり、ほっとした一言に出会えた。


それは、新しい自作映画の評論についてであった。


「詳しく評論しちゃいかんのだよ」

「なぜですか?」と外人顔の美人女子アナが聞く。



「ラーメンでもさ、うまい!っていったら百人が反応するんだ。

だけどね、

そこで麺が細くて、とか、とんこつでと言った瞬間に、
わぁ私の好みと違う!と何人かが拒絶する。

詳しく、自分の価値を詳しく説明すればするほど、
いいやって思う。

そうすると、最初うまい!っていって
ついてきた人も、最後はわずかになっちゃうんだ。」



(そんなようなことを話していた)


ずいぶん不快、ちがう、深いなと思った。


まず、うまいならうまい!と感嘆詞を大げさに表現し、後はご
自身で体感してごらん?といいたいばかりであるが、これは確
かに、体験体感の前に論評が口に立ち、拒絶反応を起こすモノ
は多いという指摘でもある。船井総研で「素直」とは、まず受
け入れて行動(実践)すること。


そうだ、そんなに詳しく説明せんでえぇやんか!!
編集 / 2007.05.27 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【50年ヒットも顧客接点を大切に。】
カテゴリ: マーケティング/営業


某テレビ番組で、日本のメーカーの50年ヒット商品について
特集があった。

1)日産スカイライン
2)コカコーラ
3)ポッカレモン
4)ロッテ グリーンガム 

長い間ヒットし続けるポイントとは何だろうかというテーマに
当然「技術」→「商品化」の絶え間ない努力にある。しかし、
それが一度の商品化で50年売れ続けるだろうか。

当たり前だが、常に「顧客接点は変化し」「顧客の飽くなき欲
望の変化に対応し」「購買動機を創出」し続けてきたのだ。

たとえば、ロッテのグリーンガム。50年分の販売量は、ガム
の長さで、地球と月を6往復するほど販売してきたそうだ。長
年のひっとんポイントは、消費の嗜好変化へあわせてきた。す
なわち「甘さの調整」だったという。

 70年代までは甘い
 80年代~90年代はいかに甘くしないか
 2000年からはまた甘くした

消費者アンケートを繰り返し、微妙に味の変化を変えてきた。
知らなかった。学生時代に渋谷の街中でガムを食べてアンケー
ト調査をしたことがあるが、これがそうだったかと。

さらに、ポッカのレモン。ポッカのホームページにはトップ
ページから「50th」おかげさまで50周年とある。

http://www.pokka.co.jp/
(会社)
http://www.pokka.co.jp/lemon/products/index.html
(商品)


実は、50年以上のヒットのポイントに、このレモン汁の使い方
を時代に応じて伝え続けてきたことにある。テレビに映ったシー
ンでは、工場のスタッフが白板を使って会議をし、あれやこれや
と使い方を考えていた。やはりレシピがあってこそ、使い方あっ
てこそである。担当スタッフは「日本の醤油のようにずっと食卓
に愛されて置かれていたい。次の50年も、ずっと「レシピ」の
提供は続けていきたい」という。


・変えるべきは変え、残すべきは残し、改良していきたい(ガム)
・利用方法の提示は時代に合わせて提供し続ける(ポッカレモン)


企業の目的とは永続にあり。

それを実践するためにも、常に、顧客に支持されるために「顧客
接点を大切に」して、変化してきている。当たり前といえば、当た
り前であるが自社に置き換えて考えてみたい。


1)私たちの変えたくないところはなんだろう。
2)私たちの変えるべきところはなんだろう。
3)最終顧客接点の変化に耳を傾けて、小さなところから
  変えていこう。

編集 / 2007.05.24 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【仲間(社員)のお客様を知る~電話対応~】
カテゴリ: マネジメント/自己成長


本日は先日の参加者様にお礼のお電話をし、アンケートに書か
れた内容について、足りない点はフォローしようと、12件お電
話をさせていただいた(あと半分は明日)。参加者はたいてい経
営者であり、出張に行っておられたり、ちょっと席はずされてい
たりが多く、じっくり話をしたりもしたので半日以上の時間がか
かった。B社に電話している間に、先ほど電話したA社から連絡
が入り、失礼させてしまったりとドタバタだった。


さて各社電話をかけると、
最初の一声です。



1)はい。 
  →はいってなんやねん!どこの誰か言っていただきたい。


2)はい、○○会社です。
  →ぶっきらぼうに言うなら、もっとやさしく語りかけて欲しい。
  

3)お電話ありがとうございます。○○会社 △△でございます。
 →心地よく、こちらもうれしくなる。
 (伝達をお願いするとき、最初から名乗られていると
         ぜんぜん違う)



実は本日電話した12件のうち3)は1社だけ。業界が電話対応
を軽視しているのか、たまたまなのかわからないがやはり、①明
るくさわやか ②ありがとうございます。 ③自社の名前&自分
の名前 は欠かせない。

しかし、2)であっても、うれしい!という電話に出会えた。私
が、



「あ、おせわになっております。船井総合研究所の古川と申しま
す。」



とお伝えした瞬間である。「あ、先日はお世話になりました。
社長の○○ですね、少々お待ちください」と先に言われたのであ
る。確実にマニュアルどおり対応されるよりも心に残ったし、実
際その方との電話はその先も長話にもなるほどコミュニケーショ
ンも多く取れたのである。



たとえば弊社であれば、先輩や同期などメンバーのお客様の名前
を知っており、誰が誰への電話か理解しているだけでも会社とし
ての徹底さが伝わるし、またかっこよさがまったく違う。


「はい、いつも○○がお世話になっております。」と相手が弊社
の誰に電話をかけるか、名乗られた時点ですぐに答えられるよう
になっているとお客様も記憶に残ってくださる。

フロア半分が同じ電話番号であるが、そば耳立てて、もっと周り
に興味を持とう。「我関せず」ではいけませんね。


ちなみに、返信より


ある自動車ディーラー。
車を売るのは最初に電話を出た人の権利。
営業マインドを高めるためにも、
電話対応への会社意識と行動を変革せねばなりませんね。


電話対応はとっても大事だよね。
それだけで会社の雰囲気がわかる。

あと、訪問した時思うのは、整理整頓、
掃除を徹底しているかどうか。
個人デスクの上も然りですな。
その人のレベルがわかる。

一事が万事とはよくいったものだね。





編集 / 2007.05.23 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【放送もプラス発送で】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)



5月6日の日報にも書いたが、奈良県川上村の空家利活用で、
Iターン者への賃貸が始まった。その企画は「住まいるネット」
というもので、空き家を貸したい人は役場に登録して物件情報
を公開していただける。また、空き家に暮らしたいという村外
の人は、役場に住まいるネットに登録して、物件の詳細情報や
地域サークル活動の情報などを入手するしくみ。その後は、役
場の方が案内し、物件を紹介(仲介ではない)して、気に入れ
ば居住が始まる。家賃は基本交渉できまるが、固定資産税程度
に設定しており、いなか好きにはお得である。


移住世帯 2世帯
空家登録軒数 12軒
住まいるネット登録者数 9名



で先進自治体には小さな動きであるが、奈良県内では特徴的で
やや先進的であることもあり着目されるようになった。そして
5月19日(土)の奈良テレビで特集もされ、役場職員のNさ
んが取材され、入居を新たに始めた世帯へのインタビューも放
送された。


「やろう、やろう、と思っていたが
 なかなか一歩を踏み出せなかったが やってよかった。
         こんなに着目されるとは思わなかった。」


企画財政課のMさんと握手。これは感慨深いし、役場のサービ
スで新たな、ヒトモノ情報が動くのは、地域の実際にかかわる
ことで、日本の各地域が変わるいったんに出会えて私も嬉しい。


しかし。テレビはテレビである。編集者の意図がたぶんにある。
確かに、移住に当たって負の側面は多いにある。病院が遠い、
村には独特の習慣がある、買い物も不便。最後のアナウンサー
も「大変ですのでいろいろ問題もあり難しいでしょう」で閉め
て次の話題へと移行された。



「え?この終わり方?」


テレビに出るぞ!雑誌に出るぞ!と喜んでも最終的なメッセー
ジがずれていたら寂しい。受け手(視聴者)の判断であるとは
いうものの情報提示に「マイナス発送」であれば、未来はちょ
っと暗くなる。確かに負の側面は大切で、いきなり賃貸から売
買にあっても「やっぱりイヤだったから出たい」という可能性
もあるため、受け入れにも慎重になっているのは受けても入り
手も事実である。負の部分の情報提示は必須だが、

テレビに出さえすればよい、雑誌に乗ればいいというのではな
く、我らが意図を伝えられる情報発信(たとえばブログ、たと
え、その本人)が強い真実を伝えていきながら、楽しい未来を
語って生きたい。終わり方が悪かったとしても。せっかくテレ
ビに出たのである。上昇気流をどんどん作っていきたい。


とにかく「10年探してたけどようやく出会えました!」とい
った若い世帯の居住者のあの笑顔に、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いしますとご挨拶したいです。


編集 / 2007.05.21 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【第二回地域材ブランド化セミナー】
カテゴリ: マネジメント/自己成長
【第二回地域材ブランド化セミナー(林材業サミット)】

070519a
■大阪セミナールームAB
四十数名+(日刊木材新聞記者様)がいらっしゃいました。

070519b
■参考文献やパンフレットなどの展示。
広すぎるセミナールームのスペースを埋めるためにと考えていた
ら、なかなかこれが評判でした。休憩時間に私が話しかけて「こ
れは、○○なんですよ」と親近感も創出できました。

070519c
■プロジェクタ
後ろからはほとんど見えませんでした涙。
申し訳ございません。





まず、感謝です。
本当にサポートしてくださった方々ありがとうございました。


情熱経営フェスタのビデオを最初に案内してからセミナーに入
ったがこのギャップ(大型セミナー案内と今目の前の緊張とそ
の実際)にちょいと、説明が消化不良になった。すみません。
IさんMさん。


林材業サミット
(第二回地域材ブランド化セミナー)


まずは、自己紹介と会社紹介と、そして理念と利益の話を皮切
りに、第一講座の脱業界の話は、ホテルでの支援を事例に、ク
イズも出して、マーケティングとマネジメントの話を行い、第
二講座では林野庁のデータを加工して紹介したり、行脚の結果
と現在の支援の流れの中で、事例紹介をさせていただいた。

第三講座はさすが要点をビシっと絞ってお客様のハートをつかん
でいたIさんのまとめ講座。


親しいクライアントからのご意見を書くと、

~~
・会場の作り込み
 →林材業のセミナーという雰囲気が会場から伝わってきていた。
  ポイントはポスターと展示物だと感じました


・古川さんの林業に対する想いが語られていた
 →やはりなぜ林業に対する取り組みをされているのか、そこ
  に対する自分の想い、情熱を伝えられているのが良かった
  と思います。

・考え方や発想のパラダイムシフト
 →今までの林材業界の出来ていないところ(タイトルにもあ
  るように木だけを売っているなど)を突いて、そのパラダ
  イムをシフトしないということが、他業界やクイズなどを
  使って分かりやすく訴求されていた。

・全体のボリュームとストーリーの作り方
 →全体的なマーケティングの話や他業種からの参考になる点、
  発想トレーニング、業界のマクロの話、業界のミクロの話、
  数字の話、事例の話など盛りだくさんの内容でしかもスト
  ーリーが流れるようにつながっていたので分かり易かった。

・データの豊富さ
 →大枠でのデータの豊富さが初心者の私にはかなり分かりや
 すいものでした。また、参加者の方にしてもあいまいなとこ
 ろが数字で見える化されていたのかな、と感じました。
~~~


しかし、
アンケート結果は以下。


セミナーの満足度はいかがでしたか?

 a大変満足した     6名
 b満足した      23名
 cふつう        8名     
 dあまり満足しなかった 0名


「大変満足した<ふつう」である。これは、お客様に申し訳な
いし、本当にふがいない情けない。失敗も多くあった(割愛)。

また同じ林材業といっても、いろいろなお客様がいる中で、的
を絞ることは難しいにしろ、反省である。


そうはいっても何よりもうれしいのは「セミナーアンケートの
ひとつひとつのお客様の声(宝物です)」と、その後、急遽設
定した交流会(飲み会)に「業界の有名人」がいらっしゃった
ことによる会の盛り上がり、そして、もちろん皆様のサポート
である。


そして2年目のMさん、一年目のKさん、同じチームのKさん
からも、今後の課題として僕にたくさんの指摘をしてくれた。
ありがとうございました。



  → Read more...
編集 / 2007.05.19 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【5分で探すよ】
カテゴリ: マネジメント/自己成長


できる人シリーズ第○弾。今日はセミナーテキスト作成時に、
とある住宅着工に関するデータがないかと探していたのだが、
東京のYさんがもっているだろうと内線電話(といっても東京
大阪のホットライン笑)をした。



「悪いけど、○○のデータないかな?」

「あるよ~。すぐデータわたそうか?」

「おう・・・ありがとう。
 ってかエクセルデータでないかな?
 注文が多い料理店ですまん・・・。」

「ん!?どこいったかなぁ!?」


 そのときである。
 即座にこういった。



「OK!5分探すよ。なかったらごめん。」


という返答にサスガと感じたのである。


たいしたことない話と
いえばソレまでだが「あとで送っとくよ」とか「明日までには
送るよ」でないのだ。さらに「なんとかしてでも探し出すよ」
といわないところも僕にはピッタリカンカンだった。


・相手の時間を使っているから私は申し訳ないと思っている
・人が精魂かけて取得したデータをすぐにもらうので恐れ多い
・その程度のことで大いなる時間を費やしてもらいたくもない
・そうはいってもお互いの仕事の状況を理解している
・そのデータの重要度(非重要度も含む)も相互でわかっている



そんなことで「5分」と期限を自ら宣言することのカッコよさ
に仕事の出来る感を感じた。ようするに、「今日中に送るよ」
とかでないところが僕はビビっときたし「その程度で一生懸命
に探してもらっても困る」わけで、更に言えば、その即時処理
の真髄も、相手の仕事と自分の仕事の時間を大切にしてくれて
いる感を得られると非常に嬉しいという気づきだった。


1)相手の仕事の重要度を理解する
2)こちらの誠意を出す
3)お互いの状況を把握しながら
4)みずから即時処理(その背景に整理力か)
5)それも「期限宣言」

さすが。

最後に。


そして、3分もしないで、再び内線が「あったよ!ちょっと
これだと多すぎるから、この3つを送るよ」といっても予想
以上のデータも送っていただけた。常に学びあり。そしてあ
りがとう。
編集 / 2007.05.16 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【20年前の構造材の化石!?】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅


支援で浜松へ。赤い電車遠州鉄道の西鹿島駅を降りる。「今日
は、葉枯らし材市だよ」と迎えに来てくださったNさんにいわ
れ、「だったら見てみたいから寄ってもいいですか?」と寄っ
てくださった。

静岡県森林組合連合会 天竜営業所。時期的には遅い。一般的
には、季節の動きにあわせて、11月の旬の時期に伐採し、3
ヶ月間ほど葉をつけたまま、山で寝かして乾燥する。木とは、
伐採されていても生きているわけで、葉が付いていれば、まだ
生きようと光合成をしようと、材に残った水分を吸い上げやす
くなるのである。特に杉は水分が多いので、この葉がついたま
ま山で約3ヶ月じっくり乾燥してから出荷する。これを葉枯ら
し乾燥といい、より美しい色合いが出やすくなったり、狂いの
ない材ができやすくなる。

対して、短納期対応のため、すぐに出荷し、製材し、石油燃料
による釜での乾燥方法も最近は増えているが、どちらにもメリ
ット、デメリットはある。ただし、老舗の林業地域で「こだわ
り」があるところはいまでも葉枯らし、天然乾燥は欠かせない。


今回5月に市場があるのは、2月ころに伐採してから葉枯らし
乾燥をして出たもので、一般的な時期よりずれているらしいが
所有面積の大きな大山主(山林所有者)が動いたことによるも
のが多いと聞いた。


さて、1万坪くらいの敷地に山積みにされているたくさんの丸
太。丸太を見ただけでは、まだ葉枯らしをした材とそうでない
材の区別は私にはできぬが、その土場の木を一本一本みて歩き
、Nさんに色々教えて頂き案内をしていただいた。その後、会
館(建物)の中にも入った。

さすが、地元の木材をふんだんに利用した2階建ての大きな木
造施設は、構造部をはっきりと見せた造りに、じっくりと見入
ってしまった。


「あ!」


と発見である。Nさんが、2階から見上げる5m先の天井へ
のつなぎの構造材(柱)で、と逆さまに自社の会社の名前が
刷ってあるのを発見したのである。築20年くらいのこの建
造物であるそうだが、自社の名前が入っている材を発見した
ことに2人でこのサプライズを堪能した。


確かに、林業製材業は。部材屋、請負屋というイメージが否
めない。せっかく出荷時には社名やロゴマーク(エコマーク)
が入っていても、木材製品は建築物として施工されるときに、
たいてい(ほぼ100%)削られて、見えなくなる。これで
は一切消費者ブランドにはなり得ない。


これは、たまたま残してくれたのか、忘れたのか、施工を楽
にしたのか。あえて残せといったのかわからぬが、ありがた
さを感じた。


屋根裏の構造材に大工さんが名前と日時を書いたりすること
があるが、今回の発見は、嬉しかった。それは、特にNさん
はまだ31歳。自分が小学生のころに建った建物に、いま働
いている自社が、当時に山から直接仕入れて、製材して、販
売していったゴールとしての建築物(それも静岡県森連の営
業所)に「社名マーク」の存在を今しったのは嬉しいことだ
ろう。もちろん私も時の流れの重みとまた木造文化の味わい
を感じた。


当然、その構造材ができるまでには、植林の背景を考えるに、
施工時の20年前ではなく、製品になるまでに、5~70年
の育林の時間もかかっている。建築の構造材にも無垢の材の
よさ。ちょっとした存在感。二酸化炭素を吸収して、育ち、
そこに固定されて、建築物として生きている。


そこに、生き続けている。  そして今がある。
編集 / 2007.05.09 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【メール×対人 としての情報力】
カテゴリ: マネジメント/自己成長

私が一番嬉しいのはこの日報(メール)に返信をいただけることである。
そこで私の間違いが指摘されたり、更なる情報が付加され、とても勉
強になっている。


http://cookpad.com/
クックパドには数名の返信があり、私もやってます!とか、私
も登録していて掲載しています!という声があった。さらに、
これは自分で掲載した料理レシピが誰かに紹介されると自分に
メールが来るという仕組みで、マズロー欲求的にも高いレベル
で満足度ありなのだと知る。ありがとうございます。

さて、
メールのやりとりというのは、「メール内容の質」もあるが、
相当な強い「情熱(意志)」と尋常ならぬほどの「与え好き」
でないと難しいし、続かない。

大学時代の博士課程の先輩Sさんがよく返信を下さり僕に
モチベーションを与えてくださっているのは感謝、基本的には
レス下さいと更にメールで書いていても返信は少ないもの。

しかし、不思議なことに対人で出会うと「ふるかわ日報のアレ
に書いてあった話しさぁ・・・」って話してくださる。なんだ
読んでくれてるんだ、嬉しいな、と思うと共に、やっぱり顔を
あわせたら色々と話しをして下さるのである。どう考えてもメ
ールでちょっと返信するほうが時間的にも短くても、顔をあわ
せると、色々と時間をかけてでも話しをしてくれる。まぁ一般
的には話すほうが楽なのだろうが、素直に嬉しいのだ。

特に今日は東京事務所の全体会議の日であったが、「魚太郎」
の話し、「クックパド」の話、「新幹線エコ」の話し、それか
ら「木材利用」の話、日報の延長沿いで本を紹介してくれたり
、「最近の写真、料理関係多くない?」とか、ちょっとだけ顔
をあわせただけで、色々と僕に話しをしてくれるのである。

(本部ログには掲載していない内容もあります)


日報書いててよかった。書き続けてよかったと思う瞬間だった。
こちらからも歩んで接するようにしないと、トヨタ式の本にも
あったが、最大の待ち方は自分から歩むこと。と。

とにもかくにも皆様ありがとうございます。
私は幸せ者です。

もちろん、最初に対人ありき、そしてメール、そして最終的
に対人であるのだろうが、Mさん、Cさん、Yさん、Oさん、
Iさん、Tさん、色々とありがとうございました。


~本日のルール化~

1に対人
2に頻繁なメール
3、4に対人
5に自ら動き歩むこと

編集 / 2007.05.08 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【20年前のサンマの化石】
カテゴリ: マネジメント/自己成長

全体会議。

「198×年、4月
 船井総研に入社し、自分を高め、一生懸命仕事に邁進いたし
ます。(略)そして、S専務のような素晴らしいコンサルタン
トになりたいです。」

と若干恥ずかしそうに赤面しそうになった大先輩のOさん。実は、
Xさんが読み上げたのは、それはOさんの20年前の入社時の作
文であった。


「整理って何ですか?捨てることですね。いや~、GWに色々
と整理していましたらOさんの昔の作文が出てきまして、読み
んでみました笑」


ふと「20年前のサンマの化石」という児童文学を思い出す。

確か小学校の教科書に載っていたが、化石が好きな子どもだっ
たかがサンマを自分の庭に埋めて化石になるのをずっと楽しみ
に待つといった内容だったか。

子どもながらにサンマが化石になるもんかという想いもあった
だろうが、何か、忘れたくないもの、忘れられない想い、そんな
ものが自分の脳裏に漂って残っている。

(誰か、私も読んだ!詳しく覚える!って方いませんか?)


2000年に向けてタイムカプセルというものが流行ったが、
過去の掘り起こしというのは面白い。20年前のOさんの作文。

会社に入り20年後なんて殆どの方が想起していないだろうし、
目の前の仕事、せめて3年後くらいしか考えていない人が多い
中、Xさんの笑いを誘いながらかつウィットに富み、含蓄
ある過去と将来とこの会社についてのお話に感謝。Oさんは多
いに船井総研へ結果を残され、書籍も多く出版し、20年前の
想いを達成されていてカッコよくも羨ましくも思う。


私も自分の3年前の入社時の作文でも読んでみたくなった。


部署会議で2年目になるある社員の相談事に、Iさんはこう応
えていた。


「みんな入社時(入社前)にはね、○×さんのようになりたい!
   とか ○×さんを抜く!とか
   日本の△■を一番にしたい!!とか、豪語するんだけどね、
     入社して1~2年くらいでおとなしくなっちゃう。
何もホラ吹けとか、でしゃばれという意味じゃないけど、
     若いんだから、無茶というか、まだまだ大きくでないと。」



確かに入社前、入社時にはなんだか夢も一杯でホラも吹いた経
験もあろう。もっとある意味エゴイスティックに、オレが一番
になる!オレがこの世界を変える!あの上司を抜く!とか若い
がゆえの突っ走りをもっともっと。

さて、みなさんの入社時の作文(その頃の想い)はいかようだ
ったか。なんかおとなしくなっちゃってませんか?自分に対し
てもいえることですが、感謝。OさんOさんIさんありがとう
ございました。        


20年後、思い出の
サンマの化石か、腐ったか。

編集 / 2007.05.07 / コメント: 2 / トラックバック: - / PageTop↑
【嵐 二宮和也】
カテゴリ: 本・映画・ニュース・メディア


情熱大陸をチラっと見た。ジャニーズ嵐のメンバーで二宮和也
の特集だった。単なるアイドル。そんな構図を僕のなかで打ち
破ってくれた。情熱大陸的な過剰演出も認めた中でも、無欲さ
と貪欲さの矛盾するものの同居さに、すごい努力、頑張りを知
ることができた。

従姉が勝手に応募し、母から渡された5000円で仕方なく、
オーディションにいき合格。「ジャニーズってアイドル王国
じゃないですか」といいながらも「アイドルって何ですかね」
と違う自分を模索しながら、仕事に邁進する姿があった。


We can make it!のプロモーションビデオでは、他のメンバー
が必死に撮影画面に釘付けに監督の話しを聴くが、その仕事中
ゲーム(任天堂DS)をしている。話を聞いていないそぶりで
あるが、



「ちゃんと聞いてますよ。次のテイクで訂正してるでしょ?
 聞き入っちゃうと自分の意見もっちゃうから。
       それ殺さないとやってけないでしょ?」


いかにもまったく自分がないかのような発言にも見えるが、嵐
としての自分の位置づけ、ジャニーズの中での嵐の位置づけも
彼の持論があるようだ。

 
クリントイーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」では、ベ
ルリン国際映画祭でドイツ女性に黄色い声を浴びるも、演技力
のよさには監督も、いや周囲も驚きを隠せなかったという。

過密スケジュールのなか、嵐初のドーム公演も行い、かつ、自
閉症の少年でマラソンにチャレンジする新たなドラマの主役を
演じる。瀬古さんに指導されるも今まで走ったことがないとい
うその経験ギャップを夜中の2時3時に走ることで補っている。


「すべて本気です。」

嵐の二宮くんの頑張りに刺激を受けた日曜の夜であった。常に
変化と成長を求め、努力する23歳アイドル。ありがとう。
編集 / 2007.05.06 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【空家利活用、祝、契約成立。】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)


~~~~
Nさんへ。
おめでとうございます。
そしてありがとうございます。
~~~~~~~~~~~~


私達の仕事は、調査⇒提案までだった。そしてそれが実行され、
実態となり地域に変化があればこれほど嬉しいことはない。そ
して自分も仕事をしてよかったと、1年半後にひとつの結果が
出たのである。Nさん、感謝です。


空家を利用したい都会の人、空家を手放したい田舎の人。この
ニーズのマッチングにいま役所・役場が一役買っているところ
が増えている。私のところへ仕事の依頼があり、ベンチマーク
先の自治体へ担当職員と足を運び、一歩一歩自分達の地域の特
性に合わせて、進めていった奈良県川上村。最初は地区集落の
部会説明から始まり、現在は地区のみではなく、村全体での動
きとなっている。

http://www.vill.kawakami.nara.jp/n/smile_net/index.html


不動産売買(仲介)という視座ではなく、あくまでも地域に暮
らす人たちがハッピーになるように、もともと暮らしている地
区の人々にもハッピーで、新たに家を借りる人にもハッピーに
なるようにも「慣例(習慣)」への約束事も守りながら、地域
(山村)に暮らす楽しさをお互いに共有していく場を提供する。


詳細な内容は割愛するが(かつて日報に書いた)、決まりごと
(文書化、非文書化の峻別)に気を使い、行政としてできる整
備を、あらゆる角度から担当のNさんと共に作成した。

その後(船井総研としての契約はそこまで)は、Nさんが、啓
蒙活動、拡大化の動きを一年間続けてきた。所有者向けには「
貸与希望」を募り、村外の方で空家に住みたい希望者向けには
「村内情報の提供希望」を募り、着々と事業を進めていった。
実績はまだないが、取り組みとしての特徴を他地域から取材さ
れたり、またある程度登録数が増えたとき、雑誌に掲載されて
問い合わせが増えたなどのお知らせを頂いていた。

最近、Nさんからのメールがあった。

~~
現在、空家登録数  10軒
空家希望者登録数  7名

その内、2軒が契約できそうです。

先ず1軒、U地区の物件で希望者(東京の女性41歳)は先日、
村に来て課長、副村長(助役)にも出会っております。この方
が、持主(横浜市)の方と既に横浜市で出会われて、持主も感
じのいい人だったと言われて、賃貸の了承はもらっております。
今は契約書を送り押印をお願いしています。

それともう一軒、I地区の物件で、希望者は物件を確認済み。
近いうちに役場に来て課長に出会いその後、持主に出会う予定
(大阪から)。 この方も早ければ、5月連休くらいから移住し
たいとの事です。
~~~

そしてついにこのGWにNさんから嬉しいメールが来た。2軒、
契約が成立したのである。先輩自治体にとってみればカワイイ
動きかもしれないが、心躍りまくるほど嬉しかった。

何よりも嬉しかったのはベンチマーク先のK町の役場職員に当
然感謝するとともに、私を通じて知り合った担当のNさんがス
グに感謝の連絡を送っているところである。ガンバル行政が繋
がり、地域地方が独自でできることが増えている。だから、こ
の契約の1軒目、2軒目、足掛け約2年になるが実質、過疎の
村に、新しい動きが実態となったときの嬉しさは、ひとしおで
ある。

振り返ると僕は何もしていない。Nさんのキャラクターそして
情熱&実行力と、課、村のサポートがまたよかったのだと思う。

これから事例が増えるだろうし、問題もまた出てくるだろう。
その都度、修正しカイゼンし、よりお客様(村内住民、そして
村外住民も含めて)によりよいサービスを提供していけたらた
思っている。改善については、村内のあらゆる施設の方がまた
いいアドバイスを出してくださっている。(あれはああした方
がいいんじゃないかな?と)

ある施設から村を知った人、あるグループからその村を知った
人。みなが情報を共有し、ネットでの情報提供を増やすなど、
できることは多々あるだろう。よりよきサービスを展開する名
もなき市町村、川上村(山村)の行政の動き。これからが楽し
みである。

ありがとうございます。Nさん、そしてK町のHさん。
編集 / 2007.05.04 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【ランドプロモーションから購買(近鉄)】
カテゴリ: マーケティング/営業


~2004年10月20日の日報よりコピペ ~

近鉄の広告をみた。

 大阪~名古屋 【2時間あるからちょうどいい】
  ・車内は、まるでリビングです
  ・車窓は、まるで絵画です。

概説する。

電車の中で、気品のある、美しい女性が、本を手にしている。そし
て、車窓からは、田んぼや山々の秋の風景が、絵画バージョンで、
写っている。女性は、モデルさんを起用している。その絵の部分の
下に、大きな文字で、「大阪~名古屋 2時間あるからちょうどい
い」と横文字で書いてあり、また、日本の田舎の秋の風情の絵画の
部分に、縦文字で、「車内は、まるでリビングです」
         「車窓は、まるで絵画です」 とある。

ようするに、打倒新幹線なのである。新大阪~名古屋は約1時間。


世の中の進化とは、機械化であり、それは「時間短縮」のためだ
けの利便性手段を目的として崇拝している現在。そろそろ、そん
なこだわらなくていいんじゃない?という提案である。スローラ
イフの流れを掴み、そして自らの欠点である新幹線より時間がか
かるということに、景色+デラックスという付加価値を提供した。

価格は、もちろん新幹線より安い。新幹線5400円に対して、
近鉄3200円+230円(新大阪⇒難波)である。

~~
このルール化としては、


1)スローライフは、軽蔑されうる方向性ではなく、
  消費者(国民)の欲である。もちろん新幹線より価格が
  安いという価格力もあるが、
     結果、心が動く、人が動く、お金が動く。

もっと供給者側から需要を喚起するような、感性を刺激する
広告をつくっていけたらと思う。


2)日常と非日常

こういう広告に敏感になり、ワクワクして、大事な知識だと思っ
て集約しようとするのも、仕事ばかりで、会社にいては、見つか
らない。気づかない。たまには、やはり外に出て勉強になる知識、
モノに出会う必要がある。何も仕事をしないで、発見しようとい
うことではないのだが、たくさん仕事尽くめになって、仕事に圧
縮された毎日を送るから、そういったものに目が行き、嗅覚が鋭
くなるのだろう。

その嗅覚維持のために、仕事に集中する。外にばかり目をやろう
として、仕事という日常業務から離れすぎると、今度は、嗅覚は
鈍ぶる・・・。

~~~~~~~~~~~~~

さて今、
今日は近鉄で、ゆっくりと名古屋へと向かった。確かに景観は
美しかった。新緑の芽吹きと杉檜の濃い緑のコントラスト、田んぼ
は田植えを始めたばかりか、これからか。

時折見せる田んぼの上にある企業の看板もまた地域性があって
多少の景観美を損なうもまた妙な楽しさをも頂いた。


美しき景色と列車(イスもかなり快適です)にありがとう。


当時の日報の返信に「近鉄のブランドイメージもこうやってい
くことで上がっていくのでしょう。即時集客の販促のみではな
く、ブランディング販促のプロモーションもとても大切です。」


とあったが、今実際に、そのブランドイメージが私に浸透し、
実際に名古屋へと新幹線でいかず、大いに大阪⇒奈良⇒
三重⇒愛知の景色を楽しみ、そして読書をしながら(なぜか
日経ビジネスだったが笑)、近鉄さんにお金を落としたのである。


最後に、日報で私はこう書いていた。


3)景観形成は誰のもの?

近鉄が価値あるよと提供するその風景、その景観は誰のもの?近鉄
は、集客効果があった場合、その景色の維持管理をしている、沿線
の市町村や、地元の農家自治地域にその「利益」を還元する必要は
ないのか?!「俺の田んぼが、近鉄に貢献している?」なんて、気
づいたら、利益をもらうことのアピールする権利はあるのだろうか。
林業も衰退し、山を崩壊させ、田んぼも農家が脱農し、休耕田のま
ま荒れた土地になっている場所はいくらでもある。景観形成に寄与
している、沿線の農家や林業家に対して、金を払う仕組みというの
は、無理な話かな。


一般に電鉄会社は、一部の里山を壊しニュータウンを作ってきた。

線路を引き土地を押さえれば、街が生まれ、誰でも儲かる仕組み
を作ってきた。いま、沿線の景観形成、里山保全、森林保全、農地
保全というところに電鉄会社が目を向けたらもっと面白いだろう。



編集 / 2007.05.03 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【もったいない。】
カテゴリ: マネジメント/自己成長


「もったいない」とは大きく2つに分けられる。ひとつは、そ
の価値が十分に発揮されていないというもったいない。「社長!
もったいないっす。もっと上目指しましょう」。もうひとつは、
リユース、リデュース、リサイクルにある、使ったもの、廃棄
物など捨てたらもったいないという概念。

ケニアのノーベル平和賞受賞のワンガリ・マータイさん、この
方のおかげで日本も捨てたものではない。いや、文字通り、捨
ててはならぬ「もったいない国」になっている(と思う)。

さて、もうひとつのもったいない。その存在が一度も認められ
ず利用すらされず、価値が十分に発揮されていないという前者
の意味で、もったいないがたくさんあるのが日本の地域・地方
である。基本的にはどちらの「もったいない」も、同じ意味合
いであるが、どうも使ってもないのに、その価値を高めた結果
もないのに、廃棄物同然としてしまっているのが悔しい。


中国産、国産、地域産     農産物・林産物・水産物   


中国産がいけない、国産・地元産さんがいいという根拠なんて
ない。中国産の安さを求めてくるお客様がいても、それは感謝
すべくお客様である。しかし、大切なのは自分達の地域の価値
は地元で取れたモノであると思う、いや思うだけでなく、そう
決めるのであれば、その価値を最大限に高めて、当然求めてく
るだろう顧客層に向けて売り方を変えていかなければならない。


「中国産辞めます」

経営者の意志であり、それが経営体としての理念であれば突
き通すしかない。しかし、お客様がいてすべてである。販売
店に「そうですか、辞めますか、じゃぁ、他からの仕入れを
増やします」といわれたとあれば、寂しい。今までは何だっ
たんだろうかと。

葉わさび、あずきな、姫竹、飛騨の山奥ならではの山菜にも
っと魂を込めて、自分達の地域のホコリ、自分達が築き上げ
る商品を世に出そうという動きを見たい。お客様は全国にい
るのである。

パッケージ変更は手段であり目的ではない。「もったいない」
現在、その価値とはひとつオカネである。商品力を高め購買
量を増やし、ファンを増やすこと。事業としても運動として
も、両方から攻めて行く。鶏が先か卵が先かどちらでもよい
から、今しかない。これからしっかりと

①業務の具体化、
②枠割分担、
③期限 を徹底したい。

本当に美味しいです!もっと自信を持ってください。もった
いないです。今後とも共に宜しくお願いします。
編集 / 2007.05.02 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【トヨタ式カイゼン入門】
カテゴリ: マネジメント/自己成長

「トヨタ式カイゼン入門」を読み終えた。

なるほどそうだったのか!なんて帯が付いているが、中身の
内容よりも、ひとつひとつの格言的な文章を拾うと非常に心
に残るものが多かった。

(本日の学びに掲載)

私にとってもっともな学びとしては、常に成長するために大切
なコトのひとつに、製造業として「原価意識の徹底」たる部分
のところ。


原価意識の徹底、トヨタは聞くところ下請け会社を大いに苦し
めており、業者をパートナーとは言うものの実態は違うという
声も聞いたことがある。しかし、この本で真逆のパートナー的
実態が書かれている。結局のところ、苦しめているかパートナ
ーであるかはどちらでもよいが、結局、トヨタとトヨタパート
ナー全体が「原価管理」を共有し徹底しているところがスゴイ。


1)最小単位の職場・商品・工程の原価費目の構成
2)一般管費も職場・商品・工程単位で配布するルールあり
3)職場あたりの時間当たり付加価値、労務費を出す
4)ライバル企業の数字を把握し
 ⇒今後どのように動くかをカイゼンし実行する


かつてこの日報にも書いたが、トヨタに座席シートを納品する
ある会社に努めていたことがある知人が「トヨタの検品に通れ
ば、他社は必ず通る」というほどあらゆる基準がきつかったと
いう。トヨタとコマツの話しも日報に書いたが、これもまた、
「トヨタは、(運搬納期)に5分前でも5分後でもない」とい
う名言が懐かしい。


一流であることは「自他ともに厳しい」というそんな当たり前
の真髄をまた気づかせてくれた。さて、以下はは本日の学びに
この著書にある格言(私にとって)を乗せておきます。

どれか気にいったものありますか?メールにて返信おまちして
おります。


本日も学び
_________________________

・一番よい待ち方は、こちらから近づくこと

・仕事は言われてやるのではなく、自分から取りに行くことが基本

・知恵を出すのがうまい人は、知恵を借りるのがうまい人

・作ったものを売るのではなく、売れたものを作れ

・変わらないことは悪である

・損をしてから得をとる

・時間を無駄にすることと人の心を無駄にすることを
 絶対に許してはいけない

・成功者は正攻法をもカイゼンする

・知恵は貯金と逆であり、引き出し続けて増えていく

・成功を出発点にするのが自信、
 成功を到着点にするのが過信

・熟考しても見えないならば、断行すれば見えてくる

・できることからやる人が、できないことをやれる人

・誰かがやると思った瞬間から、誰もがやらなくなっている

・お金がないというのはやる意志がないということである



編集 / 2007.05.01 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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プロフィール

古川大輔

Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

ご感想ご意見などは、ブログ内の返信ではなく、
こちらEメールにてよろしくお願い申し上げます。

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